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医療安全管理部
栄養治療センター
栄養部

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東邦大学医学部
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ご挨拶

 

渡邊正志

渡邊正志

医療管理部門の業務として「医療事故の対応」「医療事故を防ぐ組織づくり」が主なものでありましたが、厚労省より特定機能病院に課された要件(2016年6月10日)「医療安全の確保に資する診療状況の把握」及び「従業者の医療安全に関する意識向上の状況確認」が新たに加わりました。かなりの膨大な業務になってきています。

  • 「医療事故の対応」につきましては、M&Mカンファレンスを活性化して、現場ごとの調査・分析・改善を目指しています。
  • 「医療事故を防ぐ組織づくり」につきましては、東邦大学3医療センターにTeamSTEPPSを導入する取り組みをしてきました。TeamSTEPPSの実践は多職種チーム医療の実践に相通じるものがあります。TeamSTEPPSのツールと戦略を用いてチーム医療不全の改善や権威勾配の調整を図っていきたいと考えています。
  • 「医療安全の確保に資する診療状況の把握」つきましては、報告・監視・管理するシステムを作り、徐々にその範囲を拡げていきます。
  • 「従業者の医療安全に関する意識向上の状況確認」つきましては、医療安全に関する意識向上する活動が前提となります。

ハイリスク症例カンファレンス、M&Mカンファレンス、臨床倫理カンファレンスを奨励して、現場医療をチームで実践しやすくなるよう取り組んでいきます。

鷲澤尚宏

鷲澤尚宏

病院や診療所などの医療機関は個人の疾患に対する診療を行いながら、同時に社会のニーズにも対応しなければならない時代になりました。的確な診断と有効な治療にはエビデンスに基づいた論理的な医療の構築が欠かせませんが、一方では、患者の過去の経験や心理状態に配慮した心の医療も求められております。

人間が生まれてから毎日行っている食事は自然の営みですが、ひとたび疾患に陥るとその維持が脅かされることが分かります。医療現場における栄養管理は、長年、行われてきましたが、医師や看護師たちはこれを医療行為として認識できなかったため、担当する管理栄養士や栄養士、調理師等が診療方針の決定に意見したり、診療報酬の対象になったりすることは念頭にありませんでした。しかし、健康志向や民間療法、及んでは、昨今話題になってきた統合医療は医療現場に大きな影響を及ぼす存在になっています。

社会の多様性や個人の経験などによって選択肢が広がっていますが、医療の側も診療ガイドラインの外側にある健康に影響を与える因子を認識しなければなりません。一方で、患者の安全性の担保と医療に従事するものの心身の安全を確保しなければならないという現実問題があります。臨床支援室は新しい時代の医療に適応できる医療人の育成に取り組んでいきます。

講師:古橋龍彦

古橋龍彦

医療とは日進月歩なものでありますが、それは高度化複雑化が進んで来たことを意味しています。従って医療行為を個人で行うには多くの限界があり、チームで行うという発想が不可欠となります。医療従事者間そして患者間との情報共有と決定の下で医療行為が行われる姿勢が問われています。それが十分になしえないことは大きな事故と信用の失墜を招く危険が増加することを意味します。

医療安全に関わる各種報告制度はチームワークの促進と各種危険因子の発見と病院単位での情報共有をもたらす効果があると言えます。

また、我が国の医療の根幹を占めている医療保険制度ならびに公費医療、すなわち公的医療保障制度とは国民が義務的に納付している社会保険料と税金によって運営されています。従って行われる医療行為に関しては根拠と妥当性が強く求められます。

「診療報酬請求の根拠は診療録記載にあり」は保険診療の大原則であり、結果と考察と方針決定に関して各種記録を充実させる必要がありますが、これを習慣づけることは診療行為のまとめ、他者との情報共有による効率化と安全の向上、ならびに医療行為の証明として自らを守るものとしても活用できると言えます。

より良い明日の医療を達成するための一助になれるよう、多角的に医療現場を支援して行くことを目指しています。