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手術について

正確な術前診断

超音波検査・MRIなど画像診断および細胞診・針生検・マンモトーム生検などの手技の進歩に伴い、病理部・臨床検査部・放射線診断部との密な情報交換(診断結果に基づいた的確な治療方針決定と、その結果のフィードバック)を行い、より正確な術前診を実践しております。「乳がんセンター」には、超音波ガイドマンモトームも設置されております。

乳房温存手術

年間約100例程度の乳癌診断を行っておりますが、高齢化社会の現状を反映し、高齢者の方の乳癌症例の増加が見受けられます。特に乳房温存手術にも積極的に取り組み、温存率は全体の65%を占めるに至っております。さらに、術前薬物治療(抗がん剤・内分泌療法剤)によるさらなる温存率向上に取り組んでおります。そして、センチネルリンパ節生検(自費:45,000円)による腋窩郭清の省略も積極的に行っております。また、症例に応じて形成外科と協力し、乳房再建術も可能です。

術後補助療法

術前・術後薬物療法(抗癌がん剤化学療法・内分泌療法・ハーセプチンなどの分子標的治療薬)も日進月歩ですが、各腫ガイドラインに基づく標準療法に加え、新しく効果の高い治療法に常に注目し、適切な治療法の研究・実践に努めております。さらに、肝臓や肺や骨の転移に対しては、症例に応じ当科各専門領域グループ・放射線科および緩和ケアチームと協力し集学的に治療を行っています。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大橋病院 乳腺外科

〒153-8515
東京都目黒区大橋2-22-36
TEL:03-3468-1251(代表)