患者さんへ

メニュー

検査・設備

主な検査、医療設備

糖負荷試験及び食事負荷試験

糖負荷試験は、糖尿病の精密診断に用いられる検査です。絶食の条件下で早朝に行います。空腹時に採血、採尿後、ブドウ糖75g (トレランG)を飲んで30分、60分、120分後の血糖、血中インスリン、尿糖を測定し、血糖値の変化により、糖尿病、正常または境界型(正常と糖尿病の間)であるかを診断します。

糖尿病教室

専属スタッフにより開催され2週間で糖尿病療養に必須の基礎知識を習得できるよう工夫しております。外部からの受講も随時受け付けております。

栄養指導

年齢、体格、身体活動、病態を考慮した適正な食事量(糖尿病治療に必須)および食事内容の栄養バランスについて解説し、実施上の注意、要領の個別指導を管理栄養士が行っております。また、必要に応じて再指導を随時行います。

インスリン自己注射実施指導

インスリンの自己注射開始時に、インスリン注入用ペン型注射器の使用の適正な手技、用法を指導します。また再指導を随時行います(糖尿病療養指導士)。

CSII (Continuous Subcutaneous Insulin Infusion)

プログラムを用いた持続皮下インスリン注入療法も積極的に用いています。

自己血糖測定実施指導

インスリン自己注射を行っている方には、簡易血糖測定器をお貸しし、正しい使用法を指導します(自己測定によって測定された血糖値をノートに記載していただき、治療の参考にさせていただきます)。また再指導を随時行います(糖尿病療養指導士)。

CGMS (Continuous Glucose Monitoring System)

持続血糖モニタリングシステムも入院および外来で積極的に取り入れて、一日の血糖変動を連続的継時的に把握し治療に役立てています。

各種ホルモン負荷試験

内分泌腺から分泌されるホルモンはいろいろな機構によって調節されています。ホルモン負荷試験は、内分泌腺を刺激する物質を注射して、ホルモンの分泌反応を、基礎値のみではわからない内分泌腺の潜在的な働きを調べる検査です。通常検査は、早朝空腹時に開始し、約2時間かけて3~4回の採血を行います。

副腎静脈サンプリング検査

放射線科医と共に、血管造影手技を用い、左右副腎の静脈より直接採血することにより、左右副腎それぞれのホルモン産生性を確認する目的で施行します。これにより、実際に左右どちら側の副腎にホルモン産生異常があるかを把握し、副腎摘出術の手術適応を決定します。

臨床生理機能検査

末梢神経機能検査、自律神経機能検査、頸動脈超音波検査、骨密度検査など糖尿病に関連した検査と甲状腺超音波検査は、中央検査部門で適宜行っております。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大橋病院 糖尿病・代謝・内分泌内科

〒153-8515
東京都目黒区大橋2-22-36
TEL:03-3468-1251(代表)