脊椎脊髄外科
脊椎脊髄の病気は自然経過で軽快する場合も数多くありますが、その反面、さまざまな治療に抵抗して進行する場合も少なくありません。症状が進めば進むほど、また、発症してからの時間が経過するほど、治療効果はあがらず、元に戻りにくい状態となる恐れがあります。早期診断、早期治療が重要です。
とくに下記のような症状のある方は、早めに整形外科を受診されることをおすすめします。
- 首筋から肩、背中、腰周りや手足など、身体の各所にしびれや痛みがある方
- しびれや痛み、脱力(麻痺)などによって、上肢の機能(お箸や書字、ボタンはめ・はずすなど手の細かい動作、関節の屈伸運動、筋力など)が 低下している方
- 下肢の機能(立ち上がり、座り動作、歩行能力など)が低下している方
手術療法は、最先端の顕微鏡下で確実性・安全性を重視しているのはもちろん、患者さんの身体にとって負担の少ない低侵襲の手技により、早期退院・早期社会復帰を促進しています。