患者さまのための検査だから私達は、わかりやすい説明を心がけています
臨床検査技師をご存知ですか?

【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
大橋病院 
臨床生理機能検査部

〒153-8515
東京都目黒区大橋2-17-6
TEL:03-3468-1251(代表)

臨床検査技師をご存知ですか?

 

日本における医療従事者数と臨床検査技師数

日本における医療従事者の中で、一番多いのは看護婦で114万人、次いで医師が27万人となっています。それ以外の医療従事者を総称してコメディカルスタッフと呼ぶことがありますが、その中では薬剤師が24万人と一番多く、2番目が臨床検査技師で、16万人が登録されています。
資料:厚生統計協会「国民衛生の動向」平成18年度版

病院での臨床検査部の位置と役割

病院内部の組織はおよそ次の図のようになっており、それぞれの部署が他と関連し合い、 その機能を発揮できるようになっています。
(臨床検査部・病院病理部・臨床生理機能検査部・輸血部が臨床検査技師の所属部署)
病院内部の組織図

臨床検査技師の仕事・検査分野

病院に行くと、医師の診察のもとに血液や尿を採取します。これらの血液や尿の成分を 化学的に分析したり、細菌やウイルスがいないか、赤血球や白血球の数や種類を調べたり します。もちろん、患者さまそれぞれの病状にあった検査項目の依頼があり、その種類は1000項目以上になります。また患者さまの採血をしたり、心電図や脳波を記録するのも私たちの仕事です。この検査の結果をもとに、医師の的確な診断・治療、さらに予防の判断がなされるわけです。

主な検査分野

  • 細菌学、ウイルス学的検査
  • 免疫学的検査
  • 血液学的検査(貧血検査など)
  • 生化学的検査(肝臓、腎臓機能検査など)
  • 病理組織学的検査(腫瘍の良性、悪性の判別検査など)
  • 細胞学的検査(肺がん、子宮がん検診など)
  • 輸血学的検査
  • 尿一般、尿化学的検査
  • 寄生虫学的検査
  • 緊急検査(生命に危険に関わる項目、血液ガスなど)
  • 予防医学的検査(人間ドック、検診など)
  • 生理学的検査(心電図、脳波、筋電図、超音波検査など)

臨床検査技師になるためには

臨床検査技師になるためには、国家試験の受験が必要です。その受験資格を得るためには、 臨床検査技師を養成する学校(専門学校・養成所・大学)に入学し、3年間(大学は4年間)修学して 専門的な知識・技能を身につけなければなりません。また医学部、薬学部、理学部で所定の単位を履修した場合も国家試験受験資格が得られます。臨床検査技師学校では、教養科目5教科のほか、基礎専門科目10教科、臨床専門科目13教科を学び、3年次(大学は4年次)に病院での臨床実習を6ヶ月間行います。すべての単位を履修し、卒業(見込み)の段階で国家試験受験となります。国家試験の合格率は全国で70%前後です。
国家試験は年1回行われ、試験科目は次の通りです。
  1. 医用工学概論(情報科学概論及び検査機器総論を含む。)
  2. 公衆衛生学(関係法規を含む。)
  3. 臨床検査医学総論(臨床医学総論及び医学概論を含む。)
  4. 臨床検査総論(検査管理総論及び医動物学を含む。)
  5. 病理組織細胞学
  6. 臨床生理学
  7. 臨床化学(放射性同位元素検査技術学を含む。)
  8. 臨床血液学
  9. 臨床微生物学
  10. 臨床免疫学