患者さんへ

メニュー

神経因性膀胱

大脳や脊髄、あるいは末梢神経の病気の影響で膀胱や尿道の働きに変調を来している状態を神経因性膀胱と呼びます。

診断について

尿流動態検査機器
治療方針を決定するために「尿流動態検査」が必要となる場合が少なくありません。教授の関戸はこの分野の専門家です(日本排尿機能学会認定医第0060号)。筑波大学では多数の尿流動態検査を実施し、その実績から排尿機能検査士対象の尿流動態検査の実習施設として学会の認定も受けておりました。大橋病院でも、この検査が実施できるように尿流動態検査機器(画像参照)を3年前に導入しましたが、2018年6月に新機種を導入しました。積極的に検査を実施しています。尿流動態検査の結果に従って、お薬による治療や間欠導尿の必要性を判断します。とくに脊髄や末梢神経の病気が原因の神経因性膀胱では尿流動態検査による膀胱や尿道の状態を尿流動態検査によって精密に調べた方が良い場合が多いと思います。これらの病気の患者様で診察をご希望の場合には、排尿機能外来を受診して下さい。
ご参考:二分脊椎による神経因性膀胱に関して
教授の関戸は筑波大学にて新生児期からレントゲン透視を併用した尿流動態検査を行い適切な排尿管理法を決定しておりました。もし、二分脊椎あるいは二分脊椎関連疾患(脊髄係留症候群など)の患者様で尿流動態検査をご希望の場合には、小児の患者様でも対応可能ですので、まず、排尿機能外来を受診して下さい。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大橋病院 泌尿器科

〒153-8515
東京都目黒区大橋2-22-36
TEL:03-3468-1251(代表)