教育活動

教育活動

輸血部では医師、看護師や学生の輸血教育を担当しています。院内教育では研修医、新人看護師を主な対象として輸血の基礎的知識や使用指針、院内SOPなどについての講義を行っています。
研修医研修では血液型検査実習も行っています。多くの病院では臨床検査技師が輸血検査を行っていますが、医師が検査を行わなければいけない場合もあるため血液型検査の正しい知識と技術を習得する必要があります。
各病棟・外来看護師の輸血に関する勉強会にも積極的な支援を行っています。依頼部署の特色・専門性に沿った資料を準備して講義を行っています。

学生教育では本学医学部2年次の臨床検査実習、4年次の輸血学講義・輸血検査実習、5年次の臨床研修入門(輸血)を担当しています。学部生から卒後研修まで一貫して輸血部が担当することで、より効果的な輸血教育が行われています。
本学理学部には臨床検査技師課程が設けられており、4年次病院実習での採血・輸血実習を担当しています。優秀な臨床検査技師を輩出すべく、東邦大学の附属病院であることのメリットを最大限に生かし、充実した実習に取り組むことができます。
新人看護師輸血研修の様子 新人看護師輸血研修の様子

多職種連携緊急輸血シミュレーション訓練

当院では医師、看護師、臨床検査技師が協同して、危機的出血時の緊急輸血を想定したシミュレーション訓練を定期的に行っています。
現在は緊急輸血が必要になることが予想される手術室、産科病棟(分娩室)、救命センター(初療室)の3部署で実施しており、円滑な血液製剤の供給、患者取り違えによる輸血事故の防止など、安全かつ迅速な輸血医療を確立することができています。
また、多職種が主体的に協力し合うことで部署間のコミュニケーション能力が向上し、チーム医療の実践教育にも役立っています。
OPE室緊急輸血シミュレーション訓練の様子 OPE室緊急輸血シミュレーション訓練の様子
OPE室緊急輸血シミュレーション訓練の様子 OPE室緊急輸血シミュレーション訓練の様子
OPE室緊急輸血シミュレーション訓練の様子 OPE室緊急輸血シミュレーション訓練の様子

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 輸血部

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)