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がんセンター長挨拶

 
大森病院 がんセンター長 島田英昭
大森病院 がんセンター長
島田英昭

当病院は948床を有する南東京・城南地区最大規模の3次救急・総合病院です。地域密着型の大学病院として高度ながん診療を地元の皆様のためにご提供してまいりました。2010年4月に東京都認定がん診療病院となり、2012年には地域がん診療連携病院の指定を受けています。外来化学療法センターの整備を経て、2014年に大森病院がんセンターとして設立されました。がん登録データでは2015年の新規のがん患者数は2509例となり過去最大数を更新しています。これに伴い、外来化学療法センターでの治療数は8831例、がん関連手術件数は1962件、放射線治療件数は10087件となっており地域中核施設として貢献しております。

がんセンターの重要業務は、診療科を横軸で繋ぐ横断的な医療でございます。「薬物治療」「放射線治療」「緩和医療」「栄養指導」「リハビリ」「社会復帰支援」「がんの知識の普及」など患者さんの生活の質向上に包括的に貢献するための組織です。東邦大学では、過去10年間にわたる「がんプロフェッショナル養成事業」を通じて、医師、看護師、薬剤師、栄養士、ケースワーカーなど多職種が密接に連携しながら最善のがん診療を提供するための組織の完成度を高めてまいりました。この間、大学院臨床腫瘍学講座を開設して地域医療に貢献できる専門家ならびに専門家を指導するための指導医を育成してまいりました。さらに平成29年度4月からは医学部にも「臨床腫瘍学講座」を開設して医学部学生教育の充実に努めております。

近年のがん治療は、分子標的薬剤の標準化、低侵襲手術の一般化、外来放射線治療の普及に伴い、がん治療は入院治療から外来治療へと徐々に移行しています。外来通院治療では、時として予期せぬ症状が急激に発症することもあります。当院は3次救急病院としてあらゆる「がん関連救急疾患」に対応可能な体制となっておりますので、ご安心いただけるものと確信いたしております。最新の知識と最先端の技術、そして東邦大学ならではの多職種連携による細やかなケアを融合した最善のがん診療をご提供するためにがんセンターのスタッフが一丸となって今後も努力を続けてまいります。

平成29年4月1日
東邦大学医療センター大森病院がんセンター長
一般・消化器外科学分野教授 島田英昭
(東邦大学大学院消化器外科学講座・臨床腫瘍学講座教授併任)