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【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
大森病院 循環器センター(心臓血管外科)

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)

対象疾患

虚血性心疾患

心筋梗塞、狭心症、虚血性心筋症 など

<当科での主な治療法>

1997年より人工心肺を使用しない「心拍動下冠動脈バイパス術(オフポンプバイバス手術:OPCAB)を導入し、近年ではほぼ全症例に対して行っています。それまで主流だった人工心肺を使う手術も安全性は高いものの、心臓を一時的に止めて体温を下げた状態で行うため、患者さんの体に大きな負担がかかるという側面がありました。この手術は心臓を止めずに行うことができるため、患者さんの体への負担やストレスを最小限に抑えることができます。また、糖尿病や腎不全、がんなどを合併症している患者さんや、80歳以上の高齢の患者さんなども高い安全性のもとで手術を受けることが可能です。ただし、症状が進行した後だと手術が難しいケースもあるので、できるだけ早く治療を受けられることをおすすめします。

虚血性心筋症に対しては、冠動脈バイパス術、弁形成手術、左室縮小手術を組み合わせて対応しています。

心臓弁膜症

狭窄症(心臓にある弁の開きが悪くなり、血液の流れが妨げられる症状)

僧帽弁狭窄症、大動脈弁狭窄症 など

閉鎖不全(弁の閉じ方が不完全のため、血液が逆流を起こす症状)

僧帽弁閉鎖不全症、大動脈弁閉鎖不全症 など
<当科での主な治療法>

人工弁を温存した僧帽弁形成術や生体弁置換術を積極的に行っています。機械弁を用いる場合は血液を固まりにくくする内服薬(抗凝固薬)を半永久的に服用する必要がありますが、生体弁の場合は術後3ヵ月間服用するだけでOKです。患者さんが術後も日常生活の質を維持できるよう、安全で体にやさしい治療法に努めています。

合併する心房細動に対しては、最新デバイスを用いて不整脈治療を行うことにより、抗凝固療法の軽減に努めています。

なお、近年増加している大動脈弁狭窄症は、心不全症状がなくても突然死の原因になることがあります。早めに治療を受けられることをおすすめします。

血管疾患

動脈の病気

動脈硬化、大動脈瘤、大動脈解離、大動脈炎症候群、動静脈瘻、閉塞性動脈硬化症、閉塞性血栓血管炎、レイノー症 など

静脈の病気

下肢静脈瘤、血栓性静脈炎、上大静脈症候群、静脈血栓塞栓症、脂肪塞栓症 など
<当科での主な治療法>
人工血管置換術やステントグラフト内挿術(※)などの血管内治療を組み合わせ、患者さん一人ひとりに最適な治療を行っています。

※【参考:腹部大動脈瘤に対するステントグラフト内挿術】

先天性心疾患、成人先天性心疾患

心室中隔欠損症、心房中隔欠損症、単心室症、肺動脈狭窄症、動脈管開存症、ファロー四徴症など

<当科での主な治療法>

先天性心疾患に対する心臓手術では、「小児医療センター(小児心臓血管外科)」と連携し、できるだけ手術の創(きず)を小さくし、極力輸血を回避できるよう〝こどものからだにやさしい低侵襲手術“に取り組んでいます。創を小さくすることで出血量の低減や感染症の予防などにもつながっています。また、体重別に設定された「小児用分離型人工心肺装置」を2009年より導入しており、人工心肺を用いる手術の安全性も格段に向上しています。

大人になってから発見・診断された成人性先天性心疾患の治療も、循環器内科や小児心臓外科と協力しながら行っています。

小児医療センター(小児心臓血管外科)