皮膚治療は心身の治療を心がけ・・・乳児からご高齢者まで真摯に対応致します!

乾癬外来

乾癬は、白いかさぶたのような鱗屑(りんせつ)を伴う、境界のはっきりした紅斑(赤い発疹)を主な症状とする炎症性角化症のひとつです。
乾癬の患者さんの約9割がこの症状を発症し、「尋常性乾癬」と呼ばれています。
このほか爪の変形、関節炎を伴う「関節症性乾癬」、まれに発疹が全身に及ぶ「乾癬性紅皮症」、扁桃腺炎などの感染症後に雨滴状の小さな乾癬の発疹ができる「滴状乾癬」、重症の「汎発性膿疱性乾癬」があります。
当外来は、日本皮膚科学会の生物学的製剤使用認定施設として、難治性の尋常性乾癬や関節症性乾癬に対する生物学的製剤を用いた治療を行っております。使用している製剤は、インフリキシマブ(点滴注射、化学療法室にて投与)、アダリムマブ(皮下注射、自己注射可)、ウステキヌマブ(皮下注射、外来にて投与)、セクキヌマブ(皮下注射、自己注射可)、ブロダルマブ(皮下注射)、イキセキズマブ(皮下注射)の6剤となります。
生物学的製剤は乾癬の発症原因となる物質をピンポイントに抑えられることが大きな特長です。必ずしもすべての患者さんに使用できるとは限りませんが、高い有効性が得られており、多くの患者さんに対して速やかに発疹や関節炎を改善させることが可能となりました。ただし、本治療は重篤な副作用を生じる場合があり適切な管理が必要です。また高額な治療費がかかり患者さんの経済的負担が大きいため、当外来では生物学的製剤を用いた乾癬治療について経験豊富な医師が担当しております。乾癬の症状はもちろん、患者さんのライフスタイルなども熟考し、大きな副作用を起こさないよう慎重に治療の経過を見守りながら発疹や関節症状の改善とQOL(生活の質)の向上を目指して治療を行っております。
この他、生物学的製剤以外の全身療法として「シクロスポリン」「エトレチナート」「アプレミラスト」「メトトレキサート(保険適用外)」による内服療法、「光線外来(※)」での紫外線療法も行っております。

光線外来

診察日 火曜日 午後2時~5時
担当 橋本由起
宇山美樹
足立太起