皮膚治療は心身の治療を心がけ・・・乳児からご高齢者まで真摯に対応致します!
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東邦大学医療センター大森病院 皮膚科 関連リンク

【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
大森病院 皮膚科

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)

診療の特色

1.難治性の皮膚疾患や手術の必要な症例などに適切に対応するため、各専門外来を設けています

当科は皮膚科全般の診療を行っています。一般外来のほか、下記の専門外来も設け、それぞれの症例に特化した診断や治療を行っています。

2.確実に治療を行うため、「正しい診断」をまず重視。独自の診断法などにも取り組んでいます

皮膚の病気は400種類以上に及びますが、それに対して治療法はそれほど多くありません。治療法を大きく分類するとわずか20種類しかないのです。「いろいろな病院で治療したが良くならない」という患者さんが最終的に当科を受診されることも多いのですが、治療法そのものに問題があるケースはほとんどありません。ではなぜ良くならないのか調べていくと、そもそも最初の診断に誤りがあったというケースが多くみられます。つまり、病気が治るかどうかというのは、診断が正しいかどうかにかかっているといえます。
そこで当科では診療において「正しい診断」を最も重視しています。具体的には主に下記の3つの方法に力を入れています。

皮膚病理検査

皮膚の一部を切除(生検)し、顕微鏡で観察して診断する「病理検査」を行っています。実際に自分たちで直接顕微鏡をのぞき、「この病気はどういう病理所見なのか」ということを全員で検討し、診断能力の向上に努めています。

成分別パッチテスト

パッチテストは接触性皮膚炎のアレルゲンを突き止めるために多くの皮膚科で行われている診断方法のひとつです。例えば何らかの化粧品でかぶれた患者さんがいた場合に、パッチテストの結果から「この化粧水が合わない」など、アレルギーの原因となっている製品を特定することは可能です。しかし、その化粧水のどの成分が原因であるのかまでは、通常のパッチテストでは追究できません。そのため、同じ成分が多くの化粧水に含まれていれば、「この化粧水が肌に合わないから別の化粧水に変えてみたけれど、やっぱりかぶれる」といったことが起きてしまうことになります。
そこで当科では成分別のパッチテストを行い、「どの成分がアレルギーを起こす原因なのか」ということまで調べています。これは全国的にもまだあまり行われていない方法ですが、アレルゲンを正確に見極めるうえで非常に役立っています。
接触性皮膚炎の診断については下記ページもご参照ください。

接触アレルギー外来

水疱症の診断

当科では遺伝による「先天性表皮水疱症」および、天疱瘡や類天疱瘡などの「自己免疫性水疱症」の診断・治療を専門とする「水疱症外来」を開設しています。
とくに難治性の「先天性表皮水疱症」については、将来的な病気の進行や経過を正しく予測することが重要であり、そのためには的確な診断が欠かせません。そこで当科では電子顕微鏡や蛍光抗体法による皮膚生検のほか、遺伝子解析などを行っています。
水疱症の診断については下記ページもご参照ください。

水疱症外来

3.皮膚の状態から他の病気が見つかった場合は、関連する診療科で速やかに診療を受けていただきます

「皮膚は内臓の鏡」という言葉もあるように、内臓の状態が皮膚表面に現れることも少なくありません。皮膚の病気だと思って受診された患者さんから、ご本人もまったく予想外の内臓の病気が見つかることもあります。
そういう場合はすぐにその病気に関連する診療科と連絡をとり、治療を受けていただいています。

4.地域の病院や診療所の先生方とのつながりを大切にし、患者さんにとってより良い診療に努めています

地域の病院や診療所から紹介された患者さんも当科を多く受診されます。その紹介状をいただいた地域の皮膚科の先生の顔は、ほぼ全員わかります。当科では毎週カンファレンス(症例検討会)を開催し、見学を希望される地域の先生方にもオープンにしています。地域の先生方にとっては、「自分の紹介した患者さんが、どういう議論のもとに診断が確定し、治療計画が立てられていくのか」ということを直接見ることができる機会にもなっています。
このように地域の先生方と「顔が見える連携」に日頃から努めることで、大学病院での診療が必要な患者さんに対しては当科で的確な診断・治療を行い、当科での治療を終えられた患者さんには再びかかりつけの先生を受診していただくという円滑な流れができています。また、当科を初診された症状の軽い患者さんを、地域の病院や診療所にこちらから紹介することも積極的に行っています。