確かな技術と経験に基づいた安全性の高い医療の提供

【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
大森病院 消化器センター外科

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
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学術活動

 

日本消化器外科学会賞

島田英昭教授が【JSGS Science of the Year 2016(学術部門)】を受賞

日本消化器外科学会は会員数2万人あまりの世界最大の消化器外科領域の学会です。JSGS Science of the Year (学術部門)は、消化器外科領域の医学の発展に寄与する研究など、国内外の学術分野で大きく貢献のあった学会会員1名へ授与される賞です。
この度、2016年の「JSGS Science of the Year(学術部門)」を大森病院消化器センター外科島田英昭教授が受賞されました。授賞に際し、2016年7月14~16日に開催された第71回日本消化器外科学会総会(徳島市)において授賞式が執り行われ、併せて受賞記念講演「p53を分子標的とした食道癌の抗体診断と遺伝子治療」を行いました。島田教授は、食道癌・胃癌の外科治療のエキスパートですが、同時に食道癌の診断と治療に関する基礎研究を幅広く進めています。特に受賞対象となった血液検査による早期食道癌診断法はすでに保険適応となった診断技術として全国に普及しています。また、「癌遺伝子治療」は食道癌以外の領域でも臨床研究が広がっており、この研究分野における先駆的研究として高く評価されています。

金子弘真教授 が日本消化器外科学会【JSGS Art of the Year 2014】を受賞

 一般社団法人日本消化器外科学会賞は、消化器外科の分野において、みるべき成果を上げた研究、独創的な手術術式の開発、また日本の消化器外科を広く国際的に紹介するなど貢献した日本消化器外科学会会員に対して授与し支援することを目的として設立された賞です。
 この度、長年にわたり消化器外科の分野において独創的な術式を開発するなど、手術分野で貢献のあった日本消化器外科学会会員に送られるJSGS Art of the Year 2014(手術部門)を、金子弘真教授 が受賞されました。受賞に際し、2014年7月16~18日に開催された第69回日本消化器外科学会総会(福島県郡山市)において受賞式が執り行われ、併せて受賞講演を行いました。

城南内視鏡外科研究会

 金子弘真教授と昭和大学村上雅彦教授が発起人となり、城南地区の医療機関の交流と内視鏡外科の発展のために平成23年に発足した当研究会も、毎年行われ本年で4回目となりました。技術認定取得に向けて、日常手術で遭遇する偶発症への対処、最新の手術手技など多彩なテーマで行われ、毎年盛況です。今や腹部手術の半数は内視鏡外科という時勢の中、今後も医局員一同本研究会を盛り上げていく所存です。


東京肝臓内視鏡外科フォーラム

 腹腔鏡下肝切除術は日本肝臓内視鏡外科研究会の積極的な働きかけもあり、平成22 年度より保険収載となりました。その安全な普及を目指し、全国に先駆け東京地区において初めての地方集会として、平成23 年3 月5 日に当科金子弘真教授の当番世話人のもと第1回東京肝臓内視鏡外科フォーラムが東京ステーションコンファレンスにて開催されました。海外からはYoo-Seok Yoon 教授(ソウル大学ブンダン病院、韓国)、国内からは若林剛教授(岩手医科大学)を招聘し、東京都内にとどまらず関東各地の大学病院、がんセンターなどからをはじめとする100 名を超える外科医師らが参加されました。講演では現時点における最先端の低侵襲性肝切除の手技の実際が詳細にわたり供覧され、とくに系統的肝切除術をトピックとして本術式のこれまでの発展と今後の展望について多くの議論がなされました。その中では近い将来に本術式が肝腫瘍に対する標準的治療の一端を担う可能性が大きく示されたフォーラムであったと実感しました。
事務局担当 大塚 由一郎


IRCAD

 IRCADとはストラスブール大学病院消化器外科部長のJacques Marescauxジャック・マレスコー教授が、癌対策基礎研究の応用と医療用の新しい情報技術の開発のために創立した機関です。その中で低侵襲手術の専門医を教育する施設としてフランス本部のほか、台湾とブラジルにも支部が開設されています。言うならば腹腔鏡下肝切除の海外版ハンズオンセミナーに当たりますが、そのセミナーに日本を代表して金子弘真教授と大塚由一郎講師が招聘され、海外の低侵襲外科医を目指すドクターに講義をしています。


肝臓内視鏡外科ハンズオンセミナー

 平成20年に金子弘真先生が代表世話人となり肝臓内視鏡外科研究会が発足しました。その後、腹腔鏡下肝切除の技術を普及させるため平成22年より年に2回、ハンズオンセミナーを行ってきました。セミナーの内容は1日目には腹腔鏡下肝切除の歴史から腹腔鏡下肝切除の技術やコツなどを講習で学び、2日目にはブタを使って腹腔鏡下肝切除の実技講習を行います。ブタの肝切は難しく、当初は小さな肝切除を行うにも時間がかかりましたが、最近では特に参加される先生方の技術が向上しているのを実感しています。今後も腹腔鏡下肝切除が安全に普及できるように日々精進していきたいと思います.


第1回南東京がん疼痛緩和研究会

『第1回 南東京がん疼痛緩和研究会』報告

日時:平成25年6月28日(金曜日)
場所:目黒雅叙園
当番世話人:島田英昭(文責)

 ここ南東京・城南地区での研究会会場として親しまれている目黒雅叙園にて、第1回の南東京がん疼痛緩和治療研究会が開催されました。本会は、平成14年以来10年以上にわたって城南地区のがん疼痛治療に関する勉強会として毎年開催されてきましたが、平成25年から共催企業が交代することを契機として新たに「南東京がん疼痛緩和研究会」として多職種を対象とする勉強会として再スタートすることとなりました。ちょうど、平成24年度から島田英昭が東邦大学の「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」の担当責任者として「大学院臨床腫瘍学講座」を兼任している関係で当番世話人と努めることとなりました。東邦大学の「がんプロ事業」においては、多職種連携による「疼痛緩和」「化学療法」などの体制整備を重要な目的としている関係で、薬剤師、看護師の方々にも積極的にPRしたこともあり、参加者の過半数が医師以外の医療職、という多彩な研究会となりました。
 セッション1では、東海大学東京病院の近藤泰理先生にご司会いただき、城南地区の各病院で最近経験した示唆に富む症例を報告していただきました。続いてセッション2では、私が司会を務めて、特別講演として、相模原中央病院副院長の戸倉夏木先生に「がん疼痛治療の進歩」と題して、最近10年間ほどの疼痛緩和学における急速な進歩をわかりやすくご講演いただきました。さらに、その後の情報交換会でも夜遅くまで熱心なディスカッションが続きました。

肝臓アドバンスセミナー

 腹腔鏡下肝切除が平成23年に保険収載され急激に各施設の症例数が増える中、部分切除や外側区域切除にとどまらず、系統切除や区域切除を行う施設も出てきています。その中で、腹腔鏡下肝切除の指導者たちにより、通常のハンズオンセミナーを越えたアドバンスセミナーが開催されました。当日はグリソン鞘を一括テーピングするための解剖の講義に始まり、腹腔鏡下肝部分切除術や腹腔鏡下系統切除術のコツから内視鏡外科技術認定に合格するためのポイントなど手術手技に関する有意義なアドバンスセミナーが行われました。


外科DICセミナー

 2013年10月21日、外科DIC講演会が、東邦大学医療センター大森病院 5号館地下1階 臨床講堂にて開催されました。一般演題として、救命センターの臨床経験を活かして、「穿孔性腹膜炎におけるDICに対して遺伝子組み換えトロンボモジュリンの使用経験」について発表しました。 
 特別講演として、北九州市立八幡病院 消化器・肝臓病センター センター長 岡本好司先生をお招きし、「外科領域DICの病態・診断・治療」を御講演して頂きました。
DICの病態、急性期DIC診断基準の有益性、症例提示での治療経験などDICに関する病態理解が深まり、今後の診療での経験に活かせる非常に為になる御講演をして頂きました。


第69回日本大腸肛門病学会学術集会

2014年11月7・8日 横浜

 来る11月7-8日の2日間にわたって第69回日本大腸肛門病学会総会が、松島病院院長の松島誠会長のもと横浜で開催されます。当科としては、前任の寺本龍生教授が会長を務められた第62回総会以後7年ぶりに、船橋公彦准教授が横浜市立大学医学部消化管・腫瘍外科 遠藤格教授とともにこの伝統ある学術集会の副会長としての大役を拝命したことは、教室員一同大変名誉な限りです。本学術集会が、専門領域、職種、経験、世代の垣根を越えて様々な人と情報を交換し、共に新たな知見を見出し広く医療現場や世界に発信するBa(場)となる事を願って、「Ba(場)~共創と発信 繋がる大腸肛門病学~」がテーマとなりました。登録演題数は900演題を超え、海外からも9名の著明な先生をお招きする予定です。参加される先生方には充実した2日間を過ごし頂けるよう、医局員一同会を盛り上げていきたいと思っております。