患者さんへ

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診療の流れ

1.診察の前に・・・

受付
待合室での待ち時間の間に問診表に記入をしていただきます。
主な質問内容としては今回の受診目的、乳腺疾患・婦人科系疾患の病歴、現在治療中の病気、現在飲んでいるお薬の名前、最近の月経開始日、妊娠・出産回数、血縁者内での乳癌患者さまの有無などを伺います。
内服しているお薬が多い方はお薬手帳などをお持ちいただくと良いかと思います。

2.問診

診察室に入っていただき、先ほど記入していただきました問診表に沿って問診を行います。
自覚症状のある方は、いつから・どのような症状があるか等を伺います。
健康診断等の2次検診で受診される方は、健康診断の結果をお持ちください。過去の結果もあれば一緒にお持ちください。

3.診察

触診
外来診察台にて乳腺の診察を行います。担当医が男性医師の場合には女性看護師が立ち合います。
診察は乳房を中心にわきの下・首まわりまで行いますので、下着(ブラジャー)は外していただきます。また、大きめのネックレスなども外しておいてください。
触診は、座った状態と寝た状態で行います。

4.マンモグラフィー

診察終了後に検査室にてマンモグラフィーの撮影を行います。
左右の胸を挟み、それぞれ2方向づつ、全部で4回の撮影を行います。
病変が疑われる部位に対しては3Dマンモグラフィー(トモシンセシス)の追加撮影を行っております。
より良いマンモグラフィー画像を得るためには、乳房の十分な引き出しが必要でありそのため乳房を強く引っ張ることがあります。
マンモグラフィーは主に石灰化の病変を見つけるのに優れている検査です。

5.乳腺超音波

乳腺超音波検査
超音波室にて乳腺超音波検査を行います。(こちらの検査は予約制になっており、予約状況によっては後日検査を行っていただく場合があります。)
左右の乳房、脇のした、鎖骨周りを中心に検査を行います。
こちらの検査は、皮膚に直接ゼリーを塗って乳腺を観察するもので痛みは伴いません。
超音波検査では主に腫瘤性病変(しこり)を検出するのに優れた検査です。

6.結果説明

結果説明
診察・マンモグラフィー・乳腺超音波検査の結果を外来診察室にて説明いたします。
優位な所見がある場合には、追加検査(細胞診・組織診)を行います。

7.その他の検査

MRI検査室では2019年10月よりSIEMENS社製3テスラMRI装置を導入しています。
検査時間は30分弱で被爆の心配はありません。造影剤を用いた画像価値の高い検査を行っています。
拡散強調画像 ・ 両側水平断 拡散強調画像(左) , 両側水平断(右)
矢状断画像 矢状断(左) , 矢状断(右)
  • 造影超音波:通常の超音波検査では描出困難な病変に対しては超音波造影剤ソナゾイドを用いて病変を描出します。病変の存在診断や広がり診断、薬物療法の治療効果判定などに利用されます。
  • 組織生検:画像診断にて癌が疑われる病変に対しては組織診断が必要となります。当院ではステレオガイド下、エコーガイド下いづれの方法での生検が可能です。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 乳腺・内分泌外科

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)

【休診日】
第3土曜日、日曜日、祝日
年末年始(12月29日から1月3日)
創立記念日(6月10日)