認知機能障害とは

認知機能障害とは


認知機能障害とは言葉を記憶したり、物事に注意を向けたり、それに基づいて行動を組織したり、実際の作業を行うことに困難を来す状態です。つまり、知覚機能、記憶機能、注意機能、実行機能などの脳機能における障害と言えます。この認知機能障害は精神症状以上に生活機能レベルに大きく影響を与えることが知られています(Green et al, 1996)。また、認知機能障害は以下のようにまとめられています(Harvey et al, 2002)。
  • 症状の重症度とは関係がない
  • 定型抗精神病薬による影響を受けない。しかし新しい非定型抗精神病薬による改善の効果は期待される
  • やる気や意欲の低下とは関連がない
  • 知的機能の低下によるものではない
このように認知機能障害は精神疾患において独立した、かつ顕著な特徴として知られています。
東邦大学医学部精神神経医学講座
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