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診療実績

手術(診療実績)

手術名 2016年 2017年 2018年 2019年
白内障 1,121 1,029 1,349 1,616
緑内障 47 39 39 55
網膜剥離 76 72 71 83
硝子体切除術 324 376 343 411
斜視 28 24 40 53
角膜移植 25 44 38 34
その他 878 1,000 937 791
当科では1日約120人、年間で約3万人の外来患者さんの診療を施行しております。

一般外来と疾患別に角膜、網膜、黄斑、涙道・眼瞼、ブドウ膜、緑内障専門外来があり、一般外来ではあらゆる眼疾患の診断・治療を行っています。より専門的な経過観察が必要な場合は専門外来にて診察を行います。

手術件数は年間約2,400件の手術を施行しており増加傾向です。白内障手術、緑内障手術、硝子体手術、眼瞼手術、涙道内視鏡手術を日帰り手術から入院手術、また大学病院という特性を活かして局所麻酔から必要に応じては全身麻酔に対応しております。

当院の特徴として年間約40件の角膜移植を行っています。角膜は層構造をしており、すべて層を移植する全層角膜移植術ならびに、角膜の表層のみを移植する層状角膜移植術や、内皮層のみを移植する角膜内皮移植術があり、患者さんの角膜の状態によって術式を考慮させていただき安全かつ安定した生着率を有しております。

生活習慣病である糖尿病の3大合併症の1つである糖尿病網膜症は、目の網膜にある血管は細いので障害を受けやすく血管がつまったり出血したりするようになります。さらに進行すると網膜剥離や緑内障といった病気を併発し失明に至ることもあります。入院手術か必要な方には糖尿病内科等での厳格な血糖コントロールが必要となります。密な連携を取り合い、視力および症状の早期回復を目的とし25G-27Gシステム硝子体手術を行い術後良好な手術成績を挙げております。

また網膜剥離等の緊急疾患に関しては網膜専門の医師が対応させていただき、可能な限り早期に緊急手術を施行できる体制を整えています。復位率も高く良好な手術成績を挙げております。

当院では入院していただく患者さんには入院の手続き、オリエンテーション、医療福祉相談を行う入院支援の窓口MYステーションに寄っていただき、安心して入院ができるよう看護師・ソーシャルワーカー・薬剤師・事務職員等が説明させていただき、何かわからないことがあれば相談にのっていただけます。また入院中は眼科専門病棟を設けており、経験、知識豊富な看護師、スタッフが専従しており安心した入院生活がおくっていただけます。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 眼科

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)