東邦大学医療センター大森病院小児医療センター(小児外科) 関連リンク

【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
大森病院 小児医療センター(小児外科)

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)

診療の特色

1.小児や新生児に起こる幅広い疾患を対象に、外科的治療を行っています

小児外科は成人外科とは異なり、臓器別の診療体制は敷かれておりません。そのため、頸部から縦隔・肺、腹部臓器、泌尿器まで多岐にわたる疾患の外科的治療が行われているのが一般的です。

東邦大学医療センター大森病院 消化器外科においても、鼠径ヘルニアや急性虫垂炎などをはじめとする一般小児外科領域の疾患から固形腫瘍、肝臓・胆道・膵臓や消化器管の疾患、先天性食道閉鎖症・狭窄症などの新生児外科領域まで、幅広く対応しています。

参照:対象疾患

従来、「小児」の基準は“生まれたばかりの赤ちゃん(新生児)から15歳まで”とされてきました。しかし最近では画像診断の発展に伴い、出生前診断例も増加してきています。当院では、産科、新生児科、小児外科が緊密に連携し、“生まれる前の赤ちゃん”に対しても正確な診断および最適な治療に努めています。

また、当科で手術を受けた患者さんの外来診察や小児特有の疾患の経過観察など、16歳以上の患者さんに対する継続的なフォローも実践しています。

2.術後の傷跡が目立たない、身体にやさしい手術に積極的に取り組んでいます

当科では、ご本人ならびにご家族の希望を最大限に尊重しつつ、治療について十分な説明を行い、ご理解いただくことを診療の基本としています。術後も末永く良好なQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を維持し、ご本人に将来“手術を受けてよかった”と思っていただけるような治療を目指しています。

そこで重視しているのが「整容性も視野に入れた、身体への負担を極力抑えた手術」です。具体的には最小限の傷だけで治療を行うことができる、内視鏡手術を積極的に導入しています。

とくに小児外科疾患の中でも患者数が最も多い鼠径ヘルニアに対しては、2014年より「腹腔鏡下外鼠径ヘルニア根治術(LPEC)」を開始しています。

参照:腹腔鏡下外鼠径ヘルニア根治術(LPEC)

この他、小児の急性腹症の代表的疾患である急性虫垂炎や、胃食道逆流症(GERD)の治療にも下記のような新しい手技を積極的に取り入れています。

参照:小児の急性虫垂炎に対する単孔式経臍腹腔鏡補助下虫垂切除術(TULAA)

参照:小児の胃食道逆流症(GERD)に対する腹腔鏡下噴門形成術(Nissen法)

3.院内の関連各科と緊密に連携し、安全で質の高い医療を提供しています

当院の大きな特徴のひとつとして、「小児医療センター」という大きなチームの中に、小児医療に携わる各分野のエキスパートが集結していることが挙げられます。診療においては内科と連携し、当科での手術が必要な症例に対しては速やかに対応できる体制を整えています。

小児の疾患の中でも、固形腫瘍、とくに悪性腫瘍は抗がん剤や放射線への反応が成人に比べて良好というデータがあります。そこで小児内科(血液腫瘍科)や、必要に応じて放射線科とも緊密に連携して治療を行っています。抗がん剤などの化学療法にあたっては副作用や合併症などにも細心の注意を払う必要がありますが、内科との協力体制によってきめ細かな対応が可能となっています。

小児科・血液腫瘍外来

また、当院は東京都の総合周産期母子医療センターに指定されており、胎児異常を有する母体の搬送にも常時対応しています。リスクの高い母体や児の出産や治療は、産科・新生児科・小児外科の三科がひとつとなり、万全の体制のもとで行っています。

産科

新生児科(総合周産期母子医療センター)