検査について

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核医学検査

PET・RI室について

アイソトープ室は、2015年2月23日よりPET/CT装置の新規導入にともない、新7号館地下に『PET・RI室』と名称を改めリニューアル致しました。PET/CT装置だけではなくSPECT装置や検査設備も更新され、より安全で質の高い患者様に優しい医療が提供できるようになりました。
今後も高まる検査需要に対して柔軟に対応していきたいと考えています。

新規導入された核医学検査装置の紹介

PET/CT装置

PET (Positron Emission Tomography:陽電子放出断層撮影)検査は、陽電子を放出する放射性同位元素を含む薬剤を投与し、薬剤体内分布を画像化して診断を行います。
現在、今最も広く使われているのは18F-FDGによるPET検査です。がん細胞は、正常細胞に比べ糖を多く取り込む性質があるので、糖に類似したFDGを放射性同位元素に標識した薬剤を投与し撮影を行います。FDG-PET検査は、非侵襲的に生体の糖代謝を観察することができ、がんの病期診断や転移診断等に有効です。
PET/CT装置 PET/CT装置

SPECT/CT装置

SPECT画像は、CTやMRIなどの画像診断と比べ形態的情報が不足するため、病変部位の確認が困難な場合があります。SPECT/CTは、SPECTとCTが一体化した装置で、両者の利点を併せ持っています。SPECTによる機能情報とCTによる形態情報の2種類の画像を重ね合わせて表示することで精度よく見やすい画像が作成できます。
SPECT/CT装置 SPECT/CT装置

3検出器型SPECT専用装置

3検出器型SPECT専用装置は、汎用2検出器型SPECT装置と比較して感度が1.5倍となることから、同等の検査時間でよりノイズの少ない高画質な画像を提供できるようになりました。心臓、脳など詳細な情報が必要とされる検査に用いています。
3検出器型SPECT専用装置 3検出器型SPECT専用装置

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 中央放射線部

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)