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性嫌悪・性交痛(女性専用メール無料相談)
泌尿器科
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【リプロダクションセンター電話予約受付時間】

月曜日から金曜日
14時~16時まで

【電話番号】

03-3762-4151(代表)
※リプロダクションセンター受付に転送
すべて予約制です。
予約時に症状や受診目的を伝えてください。

【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
大森病院 リプロダクションセンター(泌尿器科)

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)

女性性機能障害・性嫌悪(女性専用メール無料相談)

女性性機能障害ってなんですか?

「性行為への関心が減り興奮が困難になること」、「オルガズムの障害」、「性行為に関する痛み・挿入障害」などが当てはまります。
英語でFemale Sexual Dysfunction と書き、頭文字をとってFSDと呼ばれています。
どんな年齢でも性の問題は、精神的な落ち込みや自己卑下を生じさせ、生活の質までも悪化させる可能性があります。さらに、性の問題はパートナーとの関係をこじらせるため、ストレスのある関係となる傾向があります。

女性性機能障害にはどんなものがありますか?

性的関心/興奮障害、オルガズム障害、性器・骨盤痛/挿入障害、物質・薬剤誘発性性機能障害、その他の性機能障害に分類されます。
性嫌悪による性機能障害は、その他の性機能障害に含まれます。

女性性機能障害の発生頻度は?

多くの女性は、性行為に関して語ることを不快に感じ、性の問題についての調査に参加することを断る傾向があります。そのため、女性性機能障害の発生頻度を正確に調査することが困難となっています。
2005年に報告されたグローバル調査(対象40~80歳)では、性的関心/興奮障害は約30%、オルガズム障害は約15%、性行為に伴う疼痛は約15%と推定されています。

女性性機能障害はどのように診断されますか?

詳細な問診や診察、性機能についての質問紙、心理テスト、内分泌検査、神経系検査などが行われます。
当院では、性機能についての質問紙には、国際的によく用いられている①女性性機能指数(FSFI) (札幌医大日本語訳)、さらに②性嫌悪質問紙(東邦大式)を用いて評価を行っています。
女性性機能指数(FSFI)と性嫌悪質問紙は下記PDFをご覧下さい。

女性性機能指数(FSFI) (札幌医大日本語訳) pdf

性嫌悪質問紙(東邦大式) pdf

性嫌悪質問紙(東邦大式)短縮版 pdf

女性性機能障害の分類は?

DSM-Ⅳ-TRからDSM-Ⅴに分類が変更され
以下の6つに分類されました。
  1. 性的関心/興奮障害
    性的関心の低下、性的興奮の障害が一緒におこるので統合されました
  2. オルガズム障害
    十分な性的刺激があるのにも関わらず、オルガズム(絶頂期)が欠けている状態を意味しています。膣への挿入のみでオルガズムに達する女性もいますが、多くの女性は膣への挿入のみでオルガズムに達することは困難で、陰核刺激でオルガズムに達します。膣への挿入のみでオルガズムには達しないものの、陰核刺激でオルガズムに達する女性は、オルガズム障害ではありません。
  3. 性器・骨盤痛/挿入障害
    性器・骨盤の痛みと挿入障害が一緒におこるので統合されました
  4. 物質/薬剤誘発性機能障害
    嗜好品や薬剤が原因で起こる性機能障害です
  5. 特定の理由による性機能障害、例えば、性嫌悪による性機能障害
  6. 特定の理由のない性機能障害

女性性機能障害の原因はなんですか?

  1. 性的関心/興奮障害
    生活上のストレス要因、精神的苦悩、また世帯収入の減少が関与としていると言われています。さらに、ホルモン異常(テストステロンやエストロゲンなど)や薬の使用(抗うつ薬、経口避妊薬、ガンに対する化学療法など)は、女性の性欲を減少させる危険因子となります。虐待、精神的ストレス、また性交頻度のまれな場合は、性的に興奮した状態を困難にさせます。また、閉経やエストロゲン減少による膣の委縮も危険因子となります。
  2. オルガズム障害
    最もよくある原因は、女性の生殖器の解剖や正常な性的反応の誤解によるものです。非現実的な期待、技術不足、パートナーとのコミュニケーション不足などが関係しています。
    その他、精神的ストレスや薬の使用(抗うつ薬)も原因となることがあります。
  3. 性器・骨盤痛/挿入障害
    陰部前庭炎、子宮内膜症、尿道憩室、また骨盤や膣の手術歴などが関係しています。
    虐待の既往、精神的ストレスによる性交疼痛への影響も軽視できません。これらの因子は、疼痛の根本的原因となる可能性があります。
    挿入障害については、心理的問題や性への嫌悪、挿入などがしばしば主な原因となっています。
  4. 物質/薬剤誘発性機能障害
    嗜好品や薬剤が原因で起こる性機能障害です。嗜好品の減量や中止、薬剤の減量、変更、中止など。
  5. 特定の理由による性機能障害(例えば、性嫌悪による性機能障害)
    性嫌悪になった原因の究明や改善、それぞれの理由に対応する。

セックスには「二人の関係性」が非常に重要です。
暴力を振るったり暴言を吐く男性とはセックスができなくても当然です。

当メール相談は「二人の関係性」がセックス以外では良好で、「性嫌悪」と「性交痛」のどちらか、または両方に当てはまる方を対象にしています。

 

理由は下記の通りですので、ご了承ください。
一般的にセックスできる条件として、「相手に対する性欲(ときめき、発情)」と、「相手に対する共感(尊敬、親しみ)」の両方、あるいは、少なくともどちらか一つが必要です。その両方がない場合は、相手はあなたにとって「性的な対象」ではありません。義務感や申し訳なさからセックスに応えても、自分に無理をしているため、興奮できず、嫌悪感や痛みが生じます。
セックス以外でもパートナーとの関係性が良好ではない場合、セックスをしたいと思えないのは「病気」ではありません。特に、交際相手があなたに暴力を振るったり暴言を吐いたりする場合、または互いの理解や共感が不十分と思われる場合、そのような男性パートナーと我慢をしてセックスに応じれば、女性にとって嫌悪感が募るのは当然と言えます。むしろ、できることの方が不自然かもしれません。問題はセックスにあるのではなく、相手との関係性そのものだからです。
当相談で使用している、「性嫌悪自己評価票(東邦式)」においては、
下記の設問項目にチェックが付く方は、「パートナーとの仲が良くない」ものであると客観的に判断しています。
  1. パートナーとはセックス以外のコミュニケーションも良好とはいえない
  2. お互いの考え方や価値観に関する会話がかみ合わず、深く理解し合えていない
  3. パートナーは家事、育児、介護等に理解がなく非協力的である
  4. パートナーはすぐ怒ったり、暴言を吐いたりする
  5. パートナーとは頻繁に口論やケンカをする
  6. パートナーには自分勝手な言動が目立つ
  7. パートナーは嘘をついたり有言実行できなかったりすることが多い
  8. パートナーは知識や好奇心が乏しく、話題の引き出しが少ないと感じる
  9. パートナーの勤労態度や労働意欲に不安や疑問を覚える(失業・求職活動をしない・無断欠勤・資格試験に失敗・仕事にノイローゼ)
  10. 同じ空間にいてもパートナーは趣味(ゲームや漫画など)に没頭し、自分だけの世界に閉じこもっている
  11. パートナーは浮気したり女癖が悪い
  12. パートナーとの信頼が失われている
  13. パートナーへの尊敬が失われている
  14. 自分との将来(結婚・子作りなど)について、パートナーは真剣に考えているように思えず不安や苛立ちを感じさせる
  15. セックス以外の点においても相手選びが間違っていたかもしれないと感じる
  16. 大きな喧嘩や口論はしないが、夫婦またはパートナーとしての絆が持てず、諦めを感じたまま、相手に多くを求めすぎないように努めている
  17. (既婚者の場合)もし自分に経済力があれば離婚していたかもしれないと思う
  18. (既婚者の場合)もし子どもがいなかったら離婚していたかもしれないと思う
上記に該当するような状況にあっても、
  • セックスさえあれば、夫が文句を言わないのでセックスに応じられるようになりたい
  • 子どもがいるので離婚できない(いなければ離婚を考えるような状況である)
    と考える女性は少なくありません。
しかし、現在のところ、不本意なセックスを強いられる状況で、嫌悪感を消す薬はありません。まずはセックス以外の面で、パートナーとの関係を改善させるように、二人で現状に向き合っていただきたいと思います。
参考までに、今まで下記のような相談がありましたが、このような事例による「性嫌悪」は病気ではありません。医療機関に相談する前に、パートナーとの関係性を見直す必要があります。場合によっては、人生相談、法律相談の窓口に向かわれる方が適しているかもしれません。
  • パートナーが「セックスしないと離婚するぞ」「生活費を渡さない」と脅す
  • 男性パートナーはセックスがないことで、不機嫌になって物を叩く、壊す、あなたに暴言を吐く、ケガをさせる
  • パートナーは、あなたが寝ていてもたたき起こし、無理やりセックスに応じさせる
  • 性欲を発散できないイライラをあなたにぶつけたり、家事や育児について頭ごなしにダメ出しをしたり、人格を全否定したりするようなことを頻繁に言う
  • パソコンやゲームをしてばかりで一人の世界に閉じこもりコミュニケーションがなく、セックスの時だけ身体を求めてくる

女性性機能障害はどのように治療されますか?

性教育

多くの人々は性機能に対する正しい知識はありません。よって、性機能についての教育と性行為の様々な方法(前戯や性交の体位など)を試みることを勧めることで、劇的に改善することが期待できます。

女性の性機能に影響を与える病気の治療

排尿障害、婦人科的がん、脊髄損傷などの神経障害、糖尿病などの代謝性疾患、多嚢胞性卵巣症候群、甲状腺ホルモン異常、また鬱や不安などの精神障害などの病気は、女性の性交を困難にしています。これらの病気に対する治療は、女性が性交を楽しむ能力を改善するのに役立ちます。
また、鬱の女性に対しては、性機能に影響がより少ない薬へ変更することも検討する必要があります。

精神療法やカウンセリング

精神的あるいは情緒的ストレスが性機能障害の最初の原因になっているケースでは、性交治療やカウンセリングが治療の大黒柱となります。性交の治療は、それぞれの女性あるいはカップルの特有の状況に合わせて行われます。セクシャリティや性反応への誤解、パートナーとの対話の改善、女性が性交を十分楽しむことを妨げる潜在的な精神的問題を見つけることに焦点を当てます。

薬物治療

テストステロン、エストロゲン補充、バイアグラなどのPDE5阻害薬、漢方薬などの有効性が報告されています。

その他

商業的に入手可能な様々な潤滑剤も、女性性機能障害において利用されています。

女性性機能障害の治療において、パートナーはどのような役割が求められますか?

性機能障害は個人の問題というより、むしろカップルの問題です。最善の結果のためには、パートナーと共に治療を行うことがとても重要です。

セックスレスってなんですか?

「決まった性的パートナーがいて、単身赴任や入院などの特殊な事情が認められないにもかかわらず、カップルの合意した性交、あるいはセクシャル・コンタクト(性的な体の触れ合い)が1ヶ月以上なく、その後も同じ状態が長期にわたることが予想される場合」と定義されています。
セクシャル・コンタクトとは、具体的にはペッティングやオーラルセックス、裸で抱き合って寝るなど、当人同士がセックスと考えている性行為全般です。
セックスレス夫婦の割合は、3分の1以上であると報告されており(厚生労働省研究班、2006年調査)、決してめずらしくありません。

セックスレスの原因やきっかけはなんですか?

男性:勃起障害、性的回避

男性では、勃起障害、性的回避(性交渉の回避)などが原因となることがあります。
性的回避は20歳代から30歳代の若い男性に多くみられます。マスターベーションによる射精は可能で、オーガズムも感じることが可能です。しかし、妻との性行動には望むことができないのが特徴です。

女性:性嫌悪

女性では、性嫌悪が代表的な原因です。
性を秘すべきもの、恥ずべきものとする反性的な家庭環境に育った人に多くみられます。
また、夫の勃起障害、夫婦喧嘩、死産、人工妊娠中絶、夫の浮気、レイプ体験なども原因となっています。

セックスレスから抜け出したいと思うことはおかしいですか?

おかしくありません。
セックスは生きるためのエネルギーになると考えられています。また、セックスはカップルの生活の隅々にまで波紋を広げます。2人の関係をより良くするために、互いに歩み寄り、性生活を築くことは大切なことです。

女性専用メール無料相談

性嫌悪・性交痛(女性専用メール無料相談)
当メール相談は「二人の関係性」がセックス以外では良好で、
「性嫌悪」と「性交痛」のどちらか、または両方に当てはまる方を対象にしています。
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