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【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
大森病院 呼吸器内科

〒143-8541
東京都大田区
大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)
FAX:03-3766-3551
E-mail:resp-med@med.toho-u.ac.jp

対象疾患

当科においてとくに症例数が多く、また診療を得意としている代表的な疾患として「びまん性肺疾患」「肺がん」「睡眠時無呼吸症候群」の3つが挙げられます。

びまん性肺疾患

厚生労働省びまん性肺疾患研究班のコアメンバーとして特発性肺線維症の治療ガイドラインを策定し刊行するとともに、間質性肺炎の治療に関して多くの臨床研究に参加している。

びまん性肺疾患研究班の臨床研究

以下の臨床研究に参加している。
  • 国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)難治性疾患実用化研究事業「びまん性肺疾患に対するエビデンスを構築する新規戦略的研究」班、特発性肺線維症の進行防止におけるピルフェニドンおよびピルフェニドン+N-アセチルシステイン(NAC)吸入併用療法に関する前向き多施設共同治療研究
  • 特発性間質肺炎に対する多施設共同前向き観察研究 (JIPs registry)

IPFに対する薬剤の国際共同治験

  • INMARK (1199.227:IPFニンテタニブ臨床試験 IPFにおけるバイオマーカーの探索
  • INSTAGE (1199.36:IPFニンテタニブ臨床試験 進行期IPFに対するニンテダニブとシルデナフィル投与時の有効性および安全性の検討

IPFに対する新規薬剤の臨床試験

  • 特発性肺線維症の急性増悪に対するART-123の第3相臨床試験—ART-123の有効性および安全性を検討する多施設共同二重盲検比較試験
などの新規薬剤の臨床試験に参加している。

IPFに対する基礎的研究として

  • IPF急性増悪に対するリコンビナント・トロンボモジュリンの有用性を裏付ける基礎的研究として血中HMGB1やペリオスチン濃度と予後との関連性を検討している。

臨床研究として

  • VATSを施行し得た慢性線維型間質性肺炎の臨床病理学的検討
  • 非典型的IPF患者の臨床病理学的検討。
  • PPFEの臨床病理学的検討
などを行なっている。

間質性肺炎外来

難治性血管炎に関する調査研究班の班員としてANCA関連血管炎ガイドラインの策定、刊行とともに、寛解導入治療の現場とその有効性と安全性に関する観察研究にも参加している。

肺がん

肺がんとは?

肺の気管や気管支、肺胞の一部の細胞が何らかの要因によってがん化する病気です。脳やリンパ節、肝臓、副腎、肺などに転移しやすく悪性度の高い「小細胞がん」と、それ以外の「非小細胞がん」の2種類に大きく分けられます。

当科の特色

患者さん一人ひとりの病状に応じて、最適なテーラーメイド治療を行っています。とくに肺がんの化学療法について多くの実績があります。クリニカルパスを用いた短期入院や外来での化学療法も行っています。

主な診断方法

画像検査のほか、確定診断のために気管支鏡検査、EBUS(気管支腔内超音波断層法)やCT下肺生検を行い、適切な治療方針を決めています。

主な治療方法

肺がんの化学療法のほか、腺がんにおいてはEGRF遺伝子変異やALK融合遺伝子の有無による分子標的薬の選択、新規抗がん剤の導入にも取り組んでいます。

肺がん外来

睡眠時無呼吸症候群(SAS)

睡眠時無呼吸症候群とは?

眠っている間に呼吸が止まってしまう病気です。空気の通り道である上気道が物理的に狭くなることで起こる「閉塞性睡眠時無呼吸タイプ(OSA)と、呼吸中枢の異常による「中枢性睡眠時無呼吸タイプ(CSA)があります。

当科の特色

当科は日本睡眠学会の睡眠医療施設に認定されており、2014年6月からはより包括的な治療を行うため「睡眠時呼吸障害センター」も開設しています。メタボリックシンドロームなど生活習慣病の合併症も含め、最適な治療法を選択しています。

主な診断方法

終夜睡眠ポリグラフ検査、簡易無呼吸検査装置によるスクリーニングや経過観察

主な治療方法

重症患者に対する経鼻的CRAP療法

睡眠時呼吸障害センター

その他の主な対象疾患は、下記のとおりです。

COPD(慢性閉塞性肺疾患)

薬物療法や禁煙指導の他に、生活の質や呼吸困難の改善が期待できる呼吸リハビリテーションを、当院リハビリテーション科との連携のもとに積極的に導入しています。

急性憎悪時にはNPPV(非侵襲的陽圧換気)療法を導入、慢性期には薬物療法の他に在宅酸素療法も導入しています。在宅酸素療法の通院症例数は我が国でもトップクラスです。

COPD・呼吸リハビリテーション外来

気管支喘息

2013年より気管支喘息専門外来を設立し、モストグラフ、一酸化窒素(NO)測定などの特殊検査、吸入指導、重症例に対する新規治療導入を行っています。

気管支喘息外来

膠原病肺

SLE(全身性エリテマトーデス)、皮膚筋炎、多発筋炎、強皮症、シェーグレン症候群、慢性関節リウマチ、混合性結合組織病、抗アミノアシル合成酵素抗体症候群などの膠原病に付随する肺合併症(間質性肺炎、細気管支炎、気管支病変、胸膜炎、肺高血圧症、肺梗塞血栓症、びまん性肺胞出血、血管炎、リウマチ結節など)や、免疫力低下による日和見感染症や薬剤治療による薬剤性肺炎などの精査加療を行っています。

膠原病肺外来

呼吸器感染症

多種多様な市中肺炎に対して最新の診断方法に基づき最適な治療を行うとともに、微生物・感染症学講座との連携により、原因菌の特定にも積極的に取り組んでいます。

微生物・感染症学講座

  • アレルギー・免疫疾患
  • 気管支拡張症
  • びまん性汎細気管支炎
  • 肺リンパ脈管筋腫症(LAM)
  • 肺循環障害
  • 胸膜疾患
  • 縦隔疾患
  • 結核後遺症
  • 慢性呼吸不全
  • 慢性咳嗽