患者さんの前向きな気持と、それを支えるチーム医療
後期研修医募集
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【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
大森病院 リハビリテーション科

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)

診療の特色

 

1.リハビリテーションを必要とされる入院患者さん一人ひとりに、最適なリハビリテーションプランを立案

東邦大学医療センター大森病院リハビリテーション科は、当院に入院中で、リハビリテーションを必要とされる急性期(※1)の患者さんすべてを対象としています。病気によって損なわれた機能を一日も早く回復し、在宅および社会復帰できるよう、当科の診療スタッフが一丸となり、患者さんのサポートに努めています。

リハビリテーションを必要とされる患者さんが抱える障害は、運動器、脳血管、神経筋、呼吸器などあらゆる臓器や部位に及ぶうえ(※2)、その症状や状態もそれぞれ異なります。そこで当科では、日本リハビリテーション医学会認定の専門医である海老原 覚、大国生幸が中心となり、患者さん一人ひとりに最も適したリハビリテーションプランを立案しています。このプランを基に、機能訓練や治療などを、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士らと共に進めていきます。

またリハビリテーションプランでは、患者さんのできる範囲で目標を設定しています。その目標をひとつひとつ達成することで、機能訓練などへの取り組み方がより積極的になられる患者さんも多く見受けられます。

理学療法

作業療法

言語聴覚療法

なお、初めてリハビリテーションを受けられる患者さんやご家族の方々は、多くの不安や心配を抱えていらっしゃると理解しています。リハビリテーションを進めるうえで、ご要望やおわかりにならない点などがございましたら、遠慮なく当科の医師やスタッフにご相談ください。
※1 病気のなり始めや、手術をしたばかりで全身の管理が必要な時期
※2 主な疾患名は「対象疾患」をご参照ください

対象疾患

2.入院から退院まで患者さんが安心して治療を受けられるよう、チーム医療に尽力

入院患者さんにとって最善のリハビリテーションを施行するためには、リハビリテーション科内での患者さんの情報共有はもとより、患者さんが治療を受けている診療科の医師、病棟の看護師、医療ソーシャルワーカーとの連携が欠かせません。そこで当科では、リハビリテーション科内のカンファレンス(会議)や、症例ごとに病棟で行う症例カンファレンスなどを定期的に行い、多職種間の意見交換の場を設けています。

もうひとつ当科の大きな特色といえるのが、実際のリハビリテーションにおいても各診療科と連携して施行していることです。

とくに高齢者で肺機能が低下するなど呼吸器に障害が起きている場合などは、より慎重に治療を進める必要があります。そこでこのような呼吸器や消化器の疾患を抱える患者さんに対しては、呼吸器外科、消化器外科と連携し、手術前から手術後まで一貫してリハビリテーションを行っています。そうすることで治療を安全に進められるのはもちろん、術後の患者さんの回復もよりスムーズになることが期待できます。

肺高血圧症をはじめとする高度の心不全患者さんに対しても、診療科の医師との連携による徹底した管理の下、順調な在宅復帰に向けたリハビリテーションプランを実施しています。

さらに当院には、医師や看護師、栄養士や理学療法士などの専門スタッフで構成される診療支援チーム「摂食嚥下(えんげ)障害対策チーム」、「褥瘡(じょくそう)ケアチーム」、「呼吸ケアチーム」がそれぞれ設けられています。

リハビリテーション科もこの3つのチームの一員として定期的に回診を行い、適切な指導やサポートなどを行っています。

また、当院の緩和ケアセンターによる「緩和ケア支援チーム」のサポートメンバーとして、がん患者さんのケアにも携わっています。

摂食嚥下(えんげ)障害対策チーム

褥瘡(じょくそう)ケアチーム

呼吸ケアチーム

緩和ケアセンター

3.一部診療については外来患者さんにも対応。回復期・維持期の患者さんには近隣の医療機関を紹介

当科では、下記の診療についてのみ、外来患者さんにも対応しています。

身体障害者手帳申請に関する診療

光線療法

急性期の末梢性顔面神経痛麻痺のリハビリテーションとして行っています。
週に1度、専門外来を設け、装具や義肢、車椅子などの処方・適合を行っています。

ボツリヌストキシン療法

ボツリヌス菌が作り出すボツリヌストキシン(ボトックス®)を有効成分とする薬を筋肉内に注射する治療法で、筋肉の緊張をやわらげる効果などがあります。
ただし、適応ならびに治療後のリハビリテーションの内容が症状によって大きく異なるため、個別に慎重かつ専門的な判断が必要となります。そこで当科では外来を受診していただいたうえで、治療の方針を提案させていただいています。
<外来診療についての注意事項>
★いずれの外来診療も完全予約制です。
当日診療はお受けできませんので、あらかじめ当科受付までお電話をいただくか、直接お立ち寄りのうえ、ご予約をお願いいたします。
★理学療法、作業療法、言語聴覚療法については、入院患者さんのみの診療となっています。外来診療はお受けしていません。

なお、先にも述べましたように、当科は急性期の患者さんのリハビリテーションを主体としています。

回復期・維持期にある患者さんで、外来通院の必要がある場合には、原則的に近隣の医療機関にご紹介させていただいています。

当院の地域医療支援センターと連携して、地域の協定病院や診療所などとの医療連携推進にも努め、患者さんの日常生活における活動能力の改善、そしてスムースな社会復帰のサポートを目指しています。