産科、小児科と連携をとった質の高い小児医療の実践
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周産期人材育成推進室

【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
大森病院 総合周産期母子医療センター(新生児科)

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)

診療科のご案内

 

ご挨拶

診療部長 与田 仁志
診療部長 与田 仁志
東邦大学新生児学講座は前身が昭和56年の周産期センター、昭和60年の新生児学教室に始まり、平成3年より全国に先駆けて新生児学講座が開設されました。初代教授として多田裕先生が就任され、平成10年には総合周産期母子医療センターの認定をいち早く受けるなど日本の周産期医療を牽引してきました。その後、2代目教授として宇賀直樹先生が引き継がれ、平成22年度より3代目としてとして私が赴任し総合周産期医療センターの再構築と教室運営をすることになりました。
今後も東京都にとどまらず国内の周産期医療の発展の一役を担うことになりましたが、今般の周産期医療の現状は、周囲の期待や思惑とは裏腹に依然非常な人材不足に悩んでいます。そんな中、平成22年4月19日付の朝日新聞の社説で「医療の危機—人材を集め育てる策を—」というタイトルのもと「NICU」や「新生児科医」という言葉で周産期医療が紹介され、社会的認知をうけつつあります。
新生児学は従来、学問的には産科学の範疇と小児科学の範疇にまたがる分野でありましたが、この分野の専門家として独自性を保ち、従来にも増して教育の質と量を確保したいと考えています。周産期専門医の制度もスタートし、日本周産期新生児学会認定の基幹施設として、周産期(新生児)専門医の養成を軸とした教室運営にあたります。医員の臨床指導は勿論のこと、就労環境にも最大限の配慮をしたいと考えていますがそのためには現状のメンバーでは不足で、今後さらに教室員を学内外から募集し人的な充実を図る必要があります。
昨今、周産期医療の社会的認知と比例して、学生諸君の関心も高いと予想されますので社会的な追い風も味方につけ、より多くの学生に質の高い教育の場を提供したいと考えています。周産期という名のもと、小児科と産婦人科双方に興味を抱けるような授業と病院実習を実行します。
研究面では、院内の基礎医学教室や関連外部の基礎医学教育機関と幅広く連携して研究面でも選択の幅を広げたいと考えています.将来は、基礎的研究を実践するために必要な設備・機器を備え、臨床と並列または研究に専従して実践できる機会を設ようと思います。
診療面では新生児学教室として小児科だけでなく、産婦人科にも診療面で深い結びつきを確保します。今回、胎児心臓超音波検査外来を創設し院内外からの胎児病の疑いをもたれた妊婦の紹介を受けその診断治療に新生児科医としてかかわるようにしたのもその一環です。
これからは横の連携を重視し、新生児科のみならず小児科、産婦人科、小児外科、心臓外科、いろんな診療科と協力しつつ地域医療に貢献できることを最大の目標にします。

略歴

昭和58年 日本医科大学卒業
同年 日本赤十字社医療センター 小児科入局
昭和62年 大阪府立母子保健医療センター 小児循環器科
平成元年 日本赤十字社医療センター 新生児科
平成10年 同 副部長
平成21年 同 部長
平成22年 東邦大学医療センター大森病院 新生児科 教授

【専門医・資格】

  • 日本小児科学会認定 小児科専門医
  • 日本周産期新生児学会認定 周産期(新生児)専門医・指導医
  • 日本小児循環器学会認定 専門医・暫定指導医
  • 日本周産期新生児学会認定 新生児蘇生法「専門コース」インストラクター

【学会】

  • 日本小児科学会 関東地区東京都代議員
  • 日本小児放射線学会 代議員・理事
  • 日本未熟児新生児学会 評議員・理事
  • 日本周産期・新生児医学会 評議員
  • 日本周産期医学シンポジウム 運営委員
  • 日本小児循環器学会 評議員
  • 日本超音波医学会 代議員
  • 日本胎児心臓病研究会 幹事
  • 日本周産期循環管理研究会 幹事