チーム医療の一員として医療・教育・研究に取り組む
東邦大学医療センター大森病院 薬剤部 関連リンク

【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
大森病院 薬剤部

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
TEL:03-3762-4151(代表)

業務内容

 
近年、医療の質の向上および医療安全の確保の点から、チーム医療において薬剤の専門家である薬剤師が主体的に薬物療法に参加することが求められています。薬剤部では医薬品の適正使用の観点よりさまざまな角度からこれを推進しています。

1. 薬剤管理指導業務(入院患者の服薬指導と薬歴管理)

全ての病棟(ICU、NICU含む)に薬剤師を配置し、入院患者の服薬指導、副作用の把握、有効性の確認、薬剤適正使用を確認するとともに、医療スタッフへの情報提供を行っています。

2. 注射薬の無菌調製と注射処方せんに基づく注射薬の個人セット

注射薬の無菌製剤は抗がん剤100%実施、その他IVH輸液などの無菌調整を実施しています。抗がん剤は、レジメンに基づいた処方内容・薬用量のチェックにより、安全で効果的な薬剤の提供を行っています。また、注射薬の個人別セットでは薬用量、配合変化、投与速度などのチェックも行っています。

3. 処方せん調剤と院外薬局からの問い合わせ

外来処方せんの約94%は院外処方であり、調剤の殆どは入院処方せん調剤となります。特にハイリスク薬の調剤にあたっては、必要に応じ電子カルテによる薬歴確認など最新の注意を払っています。また、院外処方せんに対する保険薬局からの疑義照会には夜間も対応しています。

4.医薬品情報の収集・評価・管理と情報の提供

医薬品に関する情報の収集、評価を行い、医療スタッフに最新の情報を提供しています。また、安全使用に際して更なる周知が必要と判断した場合は、担当医師に直接注意喚起を行っています。その他、院内外からの問い合わせに対応しています。

5. TDM(薬物血中濃度の測定・解析)と処方設計

薬物血中濃度および薬物中毒などの原因物質の分析を行い、その情報を医師や病棟薬剤師に還元することにより、より安全かつ最適な医薬品の適正使用に役立てています。

6. 手術室専任薬剤師による術後鎮痛薬の調製業務

薬剤師が手術室で術後鎮痛薬(硬膜外・経静脈)の調製を行うことにより、手術中における麻酔科医の業務軽減をはかっています。このような取り組みは全国でも数施設です。

7. チ-ム医療

医療安全対策、感染防止対策、緩和ケア、栄養サポート、外来化学療法などに専任薬剤師を配置し、チーム医療に積極的に取り組んでいます。外来化学療法ではレジメン管理、患者指導、副作用モニタリング等を行っています。

8. 薬学6年生教育における実務実習

平成22年度より開始した長期実務実習(1期11週)は、学生に知識、技能、態度とともに、高い倫理観とコミュニケーション能力を身につけて戴くものです。当院では年間100名弱の学生を受け入れ、薬学部教員とともに部員一丸となって本実習に取り組んでいます。