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診療内容

ヘルスケアファイル(佐倉病院方式)
外来、病棟ともに診療にあたっている疾患は、肥満、糖尿病、高脂血症、高尿酸血症を中心にした代謝疾患および間脳下垂体、甲状腺、副腎を中心とした内分泌疾患です。診療体制は医師を中心に看護師、栄養士、薬剤師が加わるチーム医療を基本としています。肥満に対してはフォーミュラー食を用いた減量治療も積極的に取り入れています。
診療には当院オリジナルのヘルスケアファイルという治療媒体を用いています。データをグラフ化することで、患者さんが病態の把握をしやすいこと、その結果患者さんの動機付けの向上につながることが証明されました。A4サイズで少し大きめですが、なかなか好評です。また臨床治験の実施にも力を入れています。

高度肥満治療について

診療体制は医師を中心に、看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士などの専門スタッフが連携して行う「チーム医療」を基本としています。
とくに高度肥満症などの病気の背景には、患者さんご自身のメンタル面の問題や生活環境などさまざまな要因が隠れていることも多くあります。そこで難治性の肥満症の患者さんに対しては、当院メンタルヘルスクリニックのご協力のもと、パーソナリティの把握によるアプローチを行っているほか、臨床心理士による治療も行っています。
さらに2010年からは高度肥満症の患者さんを対象とする減量手術(肥満外科治療)も当院消化器外科で行われています。
このように、食事療法などの内科的治療をはじめ、「メンタル面のサポート」や「外科的治療」まで考慮した包括的な診療を推進しています。

詳細については下記リンク先をご参照ください。

内分泌疾患について

甲状腺疾患、視床下部・下垂体疾患、副腎疾患など、内分泌疾患全般の診療を行っています。
とくに、原発性アルドステロン症などの内分泌性高血圧や、先端肥大症、クッシング症候群、尿崩症など専門性の高い疾患に対し、高度な医療を提供できる千葉県有数の施設として広域から紹介患者さんを受け入れています。
さらにバセドウ病や橋本病などの甲状腺機能異常に対する精度の高い診断はもちろんのこと、甲状腺がんに対しては甲状腺超音波検査と穿刺吸引細胞診を組み合わせた診断を実施していることも当センターの大きな特徴です。
診断の結果、手術など外科的治療が必要となった場合には、外科や泌尿器科など関連各科と連携し、速やかに対応しています。
詳細については、下記リンク先をご参照ください。

入院プログラム

入院では、経過中に病状が悪化された方は勿論、合併症をおこされた方、初めてで正しい食事体験をしたい方、肥満で減量を必要とする方などを中心に診ています。低エネルギー食、フォーミュラー食を用いた超低エネルギー食療法を用いた加療も行っています。また、地域の医師の方々とも連携しあい、地域全体で糖尿病合併症(網膜症、腎症、下腿壊疽)、動脈硬化性疾患を減らすことを目標にしています。

入院診療のご案内

(適応、禁忌がございますので、詳細は当科担当医へ。)

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
佐倉病院 糖尿病・内分泌・代謝センター

〒285-8741
千葉県佐倉市下志津564-1
TEL:043-462-8811(代表)