神経内科
第51回日本脊髄障害医学会
第51回脊髄障害医学会のご報告と御礼
佐倉病院神経内科10周年・教授就任の会のご報告2017
東邦大学医療センター佐倉病院 内科学講座
東邦大学医療センター佐倉病院
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東邦大学医療センター
佐倉病院 神経内科

〒285-8741
千葉県佐倉市下志津564-1
Tel:043-462-8811(代表)

活動状況のまとめ

平成28年度(2016年度)の活動状況

皆さまのすこやかな心・技・体を守るため、神経の病気の早期発見と、先進的治療を行なっています。

講座の紹介

東邦大学医療センター佐倉病院神経内科は、榊原隆次(2016年4月から教授になりました)、岸雅彦(講師)、露崎洋平(助教)、舘野冬樹(ポスドク助教)、舘野広美(助教)、相羽陽介(レジデント後期研修医)の精鋭6名からなってございます。

佐倉神経内科は、地域への貢献(LOCAL)と発信(GLOBAL)の両面を備えた科を目指しています。救急・難病・加齢に伴う症状を幅広く扱い、患者さんファーストの開かれた医療、先進医療と頼れる医療をバランスよく提供しています。

佐倉神経内科は、地域の基幹病院として脳梗塞(急性期治療)、免疫性疾患(重症筋無力症、ギラン・バレー症候群等)、変性性疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病等)など神経疾患全般の外来診療・入院治療を行っています。当科の特徴として、脳血管障害の救急診断と治療、パーキンソン病/脊髄小脳変性症、認知症の早期診断と治療に力を入れています。

市民公開講座

神経内科担当市民公開講座は、2016年秋で第21回を迎えました。上記の中でパーキンソン病/歩行障害(第8回) (春)、身近な症状~2016年度はお酒とからだ(第1回)(夏)、物忘れ(第8回) (秋)について、佐倉病院市民公開講座年11回中3回をニューロ(神経)チームで担当し、広く市民の方にお伝えし、早期受診をお勧めしています。夏の会「お酒とからだの付き合い方」では、その内容(ホームページ 公開講座 をご覧下さいませ)と共に、神経内科、メンタルヘルスクリニック、脳外科先生方、看護、薬剤、リハビリ、心理に加えて、代謝科今村先生、消化器科高田先生との初めてのコラボが実現し、学内連携の大きな1歩になったように思います。秋の会「認知症とともに歩む」では、140名と会場が満員になるほどの参加を頂きました。「認知症がすべてを壊してしまうわけでない。そこには素晴らしいものが残されていることが多いのです」という、7階西病棟・神経内科の飯村看護師の言葉には、心打たれた方も多かったのではないでしょうか。下記は、参加者の皆様から頂戴した貴重なご意見です。大変ありがとうございました。

 

  • 今日の講座を聞いて認知症が身近に感じました。
  • 御院の医療に取り組む姿勢が分ります。
  • 東邦大学病院が佐倉に来てくれて大変嬉しいです。
  • 大学でこのように広く市民に講座を以って勉強させて下さることを有り難く思っています。
  • 「人間らしさを尊重する」を改めて思い出しました、ありがとうございました。

抱負

東邦大学医療センター佐倉病院内科学講座神経内科学分野は、佐倉病院内科の一員として、東邦大学大森病院大橋病院神経内科および各科の先生方と協調しながら、今後も、診療・教育・研究の3本柱を守り、治療法創出のための神経学(ニューロロジー)を世界に発信し、佐倉・東邦大学・神経疾患で悩んでおられる患者さんのために尽くす所存です。今後とも、どうかよろしくお願い申し上げます。

業績など

2016年度 研究原著15編(うち英文15編);著書6編; 総説21編; シンポジウム/特別講演等37編(うち英文7編); 一般講演46編(うち英文7編)でした。ニューロチームの中では、露崎くん舘野くん相羽くんを始め、薬剤; リハ; 心理; 生理検査部; 研究開発部から学会発表、論文が報告されました。詳細はホームページ、PubMedをご覧頂けますと幸です。
(文責 榊原隆次)

研究業績 (2016年度)

平成27年度(2015年度)の活動状況

皆さまのすこやかな心・技・体を守るため、神経の病気の早期発見と、先進的治療を行なっています。

講座の紹介

東邦大学医療センター佐倉病院神経内科は、榊原隆次(准教授)、岸雅彦(講師)、露崎洋平(助教)、舘野冬樹(ポスドク助教)、舘野広美(助教)、相羽陽介(レジデント後期研修医)の精鋭6名からなってございます。

佐倉神経内科は、地域への貢献(LOCAL)と発信(GLOBAL)の両面を備えた科を目指しています。救急・難病・加齢に伴う症状を幅広く扱い、患者さんファーストの開かれた医療、先進医療と頼れる医療をバランスよく提供しています。

佐倉神経内科は、地域の基幹病院として脳梗塞(急性期治療)、免疫性疾患(重症筋無力症、ギラン・バレー症候群等)、変性性疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病等)など神経疾患全般の外来診療・入院治療を行っています。当科の特徴として、脳血管障害の救急診断と治療、パーキンソン病/脊髄小脳変性症、認知症の早期診断と治療に力を入れています。

市民公開講座

神経内科担当市民公開講座は、2015年秋で第18回を迎えました。上記の中でパーキンソン病/歩行障害(第7回) (春)、身近な症状~2015年度はてんかん(第1回)(夏)、物忘れ(第7回) (秋)について、佐倉病院市民公開講座年11回中3回をニューロ(神経)チームで担当し、広く市民の方にお伝えし、早期受診をお勧めしています。下記は、物忘れの回(第7回) (秋)において、参加者の皆様から頂戴した貴重なご意見です。大変ありがとうございます(詳細は市民公開講座ページをご覧戴けますと幸です)。

  • 今日の講座を聞いて認知症が身近に感じました。
  • 御院の医療に取り組む姿勢が分ります。
  • 東邦大学病院が佐倉に来てくれて大変嬉しいです。
  • 大学でこのように広く市民に講座を以って勉強させて下さることを有り難く思っています。
  • 「人間らしさを尊重する」 を改めて思い出しました、ありがとうございました。

神経内科市民公開講座

抱負

東邦大学医療センター佐倉病院内科学講座神経内科学分野は、佐倉病院内科の一員として、東邦大学大森病院大橋病院神経内科および各科の先生方と協調しながら、今後も、診療・教育・研究の3本柱を守り、治療法創出のための神経学(ニューロロジー)を世界に発信し、佐倉・東邦大学・神経疾患で悩んでおられる患者さんのために尽くす所存です。今後とも、どうかよろしくお願い申し上げます。

業績など

2015年度主催シンポジウム1編(うち英文1編)、研究原著13編(うち英文12編);著書6編(うち英文3編); 総説9編でした。ニューロチームの中では、露崎くん舘野くん舘野さん相羽くんを始め、薬剤; リハ; 心理; 生理検査部; 研究開発部から学会発表、論文が報告されました。詳細は下記リンク、PubMedをご覧頂けますと幸です。
(文責 榊原隆次)

研究業績 (2015年度)

平成26年度(2014年度)の活動状況

皆さまのすこやかな心・技・体を守るため、神経の病気の早期発見と、先進的治療を行なっています。
東邦大学医療センター佐倉病院神経内科は、榊原隆次(准教授)、岸雅彦(講師)、露崎洋平(助教)、舘野冬樹(ポスドク助教)、相羽陽介(レジデント後期研修医)の精鋭5名からなってございます。地域の基幹病院として脳梗塞(急性期治療)、免疫性疾患(重症筋無力症、ギラン・バレー症候群等)、変性性疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病等)など神経疾患全般の外来診療・入院治療を行っています。当科の特徴として、脳血管障害の救急診断と治療、パーキンソン病/脊髄小脳変性症、認知症の早期診断と治療に力を入れています。

1.脳梗塞

(救急受診時に見えない脳梗塞。露崎先生より)
(救急受診時に見えない脳梗塞。
露崎先生より)
当院は急性期病院であり、脳卒中の大多数を占める脳梗塞は神経内科で、脳出血は脳外科で、緊急入院/救急車を365日受け入れています。当科では、脳MRIを用いて、脳梗塞の急性期診断を行っています。その結果、「見えない脳梗塞」(脳MRI拡散強調画像で発症4日後に可視化するもの)の存在を明らかにし、超早期治療を啓蒙してきました(放射線科寺田先生との共同)。当院神経内科での、脳梗塞の入院期間は2-3週間で、点滴治療・ケア・リハビリの急性期チーム医療により、意識障害があり寝たきりだった患者さんが、軽度介助歩行レベルにまで改善いたします。関連リハ病院との脳卒中連携パスにより、スムーズな転院治療継続が可能です。

2.パーキンソン病

パーキンソン病

パーキンソン病やその類縁疾患であるレビー小体型認知症は、病気が目立ってから初めて気付かれ、受診されることも少なくありません。当科では、ニューロメラニン脳MRI、DATスキャン、MIBG心筋シンチグラフィーを用いて、パーキンソン病の早期診断を行っています。その結果、便秘・寝言が「かくれパーキンソン病」の場合があること、「ふるえ・固さのないパーキンソン病」の存在を明らかにしてきました。パーキンソン病治療薬エルドーパの薬物動態(習志野薬学部との共同)、吸収を高める補助薬の開発、歩行解析、難治例での深部脳刺激療法(脳神経外科長尾先生との共同)により、車椅子で来られた方が歩行可能となる場合が少なくありません。

3. もの忘れ・しびれ・頭痛など

 (暮らしと健康より)
(左)第15回早期認知症学会    (右)(暮らしと健康より)
年齢相応のもの忘れと、病的な認知症との間を、軽度認知障害といい、「認知症の前ぶれ」として注目されています。神経内科とメンタルヘルスクリニックが共同して、「さくらパス」(認知症連携パス千葉県/佐倉市モデル事業)、「認知症疾患医療センター」(千葉県/厚労省指定)を、北総地域の認知症医療の中核となるべく行なっています。さらに、千葉県佐倉市ユーカリが丘のウィシュトンホテル・ユーカリで、第15回早期認知症学会(大会長:湯浅龍彦先生、副大会長:大島扶美先生、榊原隆次、大会顧問:桑原聡先生、旭俊臣先生他 http://www.15-jsed.com/)が、佐倉市の全面ご協力の下、盛会裏に開催されました。多大なご支援ご参加を賜り、この場を借りて深謝申し上げます。しびれ・ふるえ・頭痛・めまいは非常に多いものですが、中には、「かくれ脳梗塞」などの危険な病気が潜んでいる場合があります。当科では、身近な神経症状の治療薬のご相談に応じています。

第15回早期認知症学会


市民講座

神経内科担当市民公開講座は、2014年秋で第15回を迎えました。上記の中でパーキンソン病/歩行障害(第6回) (春)、身近な症状~2014年度は頭痛(第2回)(夏)、物忘れ(第6回) (秋)について、佐倉病院市民公開講座年11回中3回を神経内科で担当し、広く市民の方にお伝えし、早期受診をお勧めしています。

業績

2014年度研究原著18編(うち英文16編);著書6編(うち英文1編); 総説21編(うち英文2編)(e-pub含む); 特別講演/シンポジウム/ランチョンセミナー/パネルディスカッション等47編(うち英文2編); 一般発表56編(うち英文13編)でした。
(文責 榊原隆次)

研究業績 (2014年度)

平成24年の活動状況

地域への貢献LOCALと発信GLOBALの両面を備えた神経内科を目指します

神経内科

2007年3月、(前)白井院長先生により神経内科が開設され、はや6年が経過しました[榊原隆次(准教授、チーフ、神経内科全般)、岸雅彦(講師、免疫性疾患)、露崎洋平(シニアレジデント、2011年10月に君津中央病院から異動、脳血管障害、免疫介在性脳炎、パーキンソン病)、舘野冬樹(大学院生: 培養神経細胞とαサイヌクレイン髄液マーカー、髄液抗酸化物質など)]。2011年4月から、鈴木康夫内科教授の下、診療、教育、研究の3本柱を進めています。2012年12月から、強力な外来応援として、大木剛先生を迎えました。

診療

神経内科は、頭痛、物忘れ、しびれ、まひ、ふるえ、歩行障害、排尿障害、めまい、てんかんなどを対象としており、外来医師1人1日、60-70名の患者さんを診療しております。2010年7月から金曜午後に「もの忘れ外来」を開始、院外・院内の認知症の窓口として、患者数が急増しています。認知症の抗アミロイド抗体治験、髄液診断など、患者さんに返す先進医療を行っています。入院はパーキンソン関連疾患、脳血管障害、炎症・免疫性疾患が主な疾患で、平均在院日数は17.5日でした(診療実績をご覧頂けますと幸です)。パーキンソン病の深部脳刺激DBS治療は2007年から実績があり、薬剤のエルドパを減量でき、車いすの方が歩行可能となります(図1)。
ニューロチームによるパーキンソン病の深部脳刺激DBS治療
図1 ニューロチームによるパーキンソン病の深部脳刺激DBS治療(脳外科長尾先生より)。

教育

佐倉病院の卒前・卒後教育には定評があり、学生・研修医を大事にして親身に教える伝統があります。神経内科総合講義に加えて、2011年度から神経実技指導とOSCE評価で、榊原は3病院の神経6科[神経内科、脳神経外科]のとりまとめをし、無事に終了することができました。卒後教育として、大学院生 舘野冬樹くんの、大森医学部での講義等の時間を充分に作るべく、皆で外来・検査・病棟をサポートしています。2012年から、佐倉病院での若手医師の勉強会として佐倉神経・精神セミナー(年2回)が開始され、北総3大学病院の神経内科若手勉強会として、北総ニューロロジー研究会(年1回)が開始されました。

研究

(前)白井/田上院長先生、(現)加藤院長先生の’佐倉ハーバード構想’に基づき、神経内科から世界に向けて、英文原著19編(2012年度)を発信致しました。榊原は国際学会で座長、委員会委員を務めました。大学院生の舘野冬樹くんも、英文原著を4編報告致しました(研究について、をご覧頂けますと幸です)。研究内容は、佐倉病院の特徴を生かした、脳梗塞急性期症例の血液・髄液中の抗酸化物質測定とテーラーメイド治療法開発(抗酸化薬edaravone)、神経変性疾患の髄液診断と新規治療薬の開発(脊髄小脳変性症SCA6遺伝子診断例に対する中枢Ca channel阻害薬gabapentin)などを行なっています。その他、認知症、自律神経障害などを、患者さんの希望に応じて詳細に検査し、治療法開発を行なっています(起立性低血圧に対する抗コリンエステラーゼ薬治療など)。

地域

2012年度、'ニューロチーム'(仮称)は、佐倉病院市民講座年10回中、3回(4月「歩行障害」、7月「身近な症状」(しびれ・ふるえ)、11月「認知症」)を担当致しました。’しびれ・ふるえ’講座では参加214名を賜り(市民講座開始以来2番目に多かったそうです)、’認知症’講座では蕨(わらび)佐倉市長様を始め、本年から開始された佐倉市認知症医療介護ネットワークおよびさくらパス(佐倉病院認知症連携パス)ご参加のケアマネージャーさん、印旛・佐倉地区市民の方々のご参加を賜り、好評を博しました(図2)。榊原は、佐倉市認知症医療介護ネットワークの副幹事として、教育講演、市内ケアマネージャーさんへの認知症評価表(ミニメンタルテスト)の実技指導などを臨床心理士・言語療法士先生と一緒に行い、医師会先生方からも好評を頂きました。また、「ちば脊髄小脳変性症・多系統萎縮症患者と家族の会」の医療顧問として、微力ながら、お役に立てればと存じます。
ニューロチームによる認知症市民講座
図2 ニューロチームによる認知症市民講座(左: 蕨[わらび]佐倉市長様)。

抱負

今後も神経内科一同、診療、教育、研究の3本柱を守り、東邦佐倉内科学講座の一員として頑張り、病気で悩んでおられる患者様のために、力を尽くしたいと存じます。今後とも、どうかよろしくお願い申し上げます。

業績

2012年-2013年1月の東邦佐倉内科学神経内科の業績: 英文原著19編;著書4編(うち英文1編); 総説15(うち英文1編)でした(e-pub含む)(研究業績をご覧下さい)。

研究業績 (2012年度)

平成23年の活動状況

地域への貢献LOCALと発信GLOBALの両面を備えた神経内科を目指します

神経内科

21世紀は脳の世紀ともいわれます。大学病院で脳神経を扱う科は3つあり、神経内科、脳神経外科、精神メンタル科に分けられます。
神経内科の病気には、厚労省の特定疾患である重症筋無力症、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮症をはじめ、年配の方に多いアルツハイマー病や脳卒中、しびれの原因となる末梢神経炎、立ちくらみの原因となる自律神経障害、救急疾患である髄膜炎、ギラン・バレー症候群など、多彩な疾患があります。これらの患者さんは、1991年(平成3年)に当院開院後、大橋病院神経内科の(前)栗原照幸教授外来(週1日; 1999年小児科の舘野昭彦教授に交代)を受診されておられました。
2007年3月、(前)白井院長により神経内科が開設され、本格的に外来・病棟診療が開始されました[榊原隆次(准教授、チーフ、神経内科全般)、岸雅彦(講師、免疫性疾患)、露崎洋平(シニアレジデント、脳血管障害)、舘野冬樹(大学院生: 培養神経細胞とαサイヌクレイン、変性疾患の髄液診断マーカー、髄液抗酸化物質など)]、小川恵美奈(レジデント、2011年9月末退職)。
2011年4月から、鈴木康夫教授の下、診療、教育、研究の3本柱を進めています。

教育

内科は総勢50名強の大所帯で、2008年から2010年までの2年間、榊原が内科医局長を務めました。入院・外来・救急臨床と平行して、M5ベッドサイド・M6クラークシップ・初期研修医・後期研修医の教育、内科教授 鈴木康夫先生の御指導によるプロジェクトカンファレンスを中心に、内科5グループ(呼吸器、代謝、循環器、消化器、神経内科)が協力して疾患特異的研究を行っています。救急の場で、背中で教える医者でありたいと思います。

臨床

神経内科は、頭痛、物忘れ、しびれ、まひ、ふるえ、歩行障害、排尿障害、めまい、てんかんなどを対象としています。2010年7月から金曜午後に「もの忘れ外来」を開始、院外・院内の認知症の窓口として、患者数が急増しています。外来医師1人1日、60-70名の患者さんを診療しております(2011年10月から、週3日を2診体制へ)。入院はパーキンソン関連疾患、脳血管障害、炎症・免疫性疾患が主な疾患で、平均在院日数は14.7日でした。パーキンソン病の深部脳刺激DBS治療は2007年から実績があり、薬剤のエルドパを減量でき、車いすの方が歩行可能となります。

地域

2011年度、'ニューロチーム'(仮称)は、佐倉病院市民講座年10回中、3回(4月「歩行障害」、7月「身近な症状」(しびれ・ふるえ)、11月「認知症」)を担当致しました。’しびれ・ふるえ’講座では参加214名を賜り(市民講座開始以来2番目に多かったそうです)、’認知症’講座では蕨(わらび)佐倉市長様を始め、本年から開始された佐倉市認知症医療介護ネットワークおよびさくらパス(佐倉病院認知症連携パス)ご参加のケアマネージャーさん、印旛・佐倉地区市民の方々のご参加を賜り、好評を博しました。榊原は、佐倉市認知症医療介護ネットワークの副理事として、教育講演、市内ケアマネージャーさんへの認知症評価表(ミニメンタルテスト)の実技指導などを臨床心理士・言語療法士先生と一緒に行い、医師会先生方からも好評を頂きました。また、「ちば脊髄小脳変性症・多系統萎縮症患者と家族の会」の医療顧問として、微力ながら、お役に立てればと存じます。

業績

(前)白井教授のモットーであった佐倉ハーバード構想に基づき、神経内科から世界に向けて、英文原著23編(2011年度)を発信致しました。榊原は国際学会で座長、委員会委員を務めました。大学院生の舘野冬樹くんも、英文原著を8編報告致しました(研究業績をご覧下さい)。

研究業績 (2011年度)

抱負

今後も神経内科一同、診療、教育、研究の3本柱を守り、内科学講座の一員として頑張り、佐倉病院と東邦大学のため、病気で悩んでおられる患者様のために、力を尽くしたいと存じます。今後とも、どうかよろしくお願い申し上げます。

平成23年の活動状況の図

佐倉病院市民講座「地域で考えるケアと治療
佐倉病院市民講座「地域で考えるケアと治療 "ふるえ・しびれはこわくない"」のアンケート結果(平成23年7月30日開催)。詳しくはこちらをご覧下さい。

神経内科市民公開講座


平成22年の活動状況

内科

平成19年3月に、東邦大学医療センター佐倉病院内科学神経内科が誕生して早や5年目を迎えました[榊原隆次(准教授)、岸雅彦(講師)、小川恵美奈(レジデント)、舘野冬樹(大学院生: テーマ; 培養神経細胞とアルファシニュクレイン、変性疾患の髄液診断マーカー、変性疾患の自律神経障害など)]。佐倉病院内科は総勢50名強の大所帯です。2010年4月に榊原から代謝科遠藤先生に医局長交代。ベッド数451床の中堅大学病院である佐倉病院は、入院・外来・救急の臨床と平行して、M5ベッドサイド・M6クラークシップ・初期研修医・後期研修医の教育、白井厚治先生の御指導による細胞培養・遺伝子解析・酸化ストレスの他、疾患特異的研究を行っています。

臨床

神経内科外来では、平成22年度から週5日外来を開始、同7月から金曜午後に「もの忘れ外来」を開始、院外・院内の認知症の窓口として、患者数が増加しています。認知症の抗アミロイド抗体治験、髄液診断など、外来患者さんに返す先進医療を行っています。入院はパーキンソン関連疾患、脳血管障害、炎症・免疫性疾患が主な疾患で、平均在院日数は17.3日と、昨年度の19日を短縮しています。内容としては、脳卒中のMRI等による診断と急性期治療、認知症のMRI,髄液アミロイド・抗酸化物質等による診断と最良組合せ(カクテル)治療、パーキンソン症候群の髄液αサイヌクレイン等による診断とドパミン薬物モニタリング・深部脳刺激治療、神経難病である多系統萎縮症MSA,脊髄小脳失調症SCA6の治験、炎症免疫性疾患のサイトカイン等による診断と免疫治療を行っております。

他科連携

2010年度、'ニューロチーム'(仮称: 下記)は、東邦大佐倉病院市民講座年10回中、3回(4月「歩行障害」、7月「身近な症状」(頭痛)、11月「認知症」)を担当することができました。発表者の皆様方、この場を借りて深謝申し上げます。認知症の回では、蕨(わらび)佐倉市長様を始め、広く印旛・佐倉地区市民の参加を頂き、好評を博しました。
■'ニューロチーム''(仮称)のメンバー
脳外科 長尾先生; 整形外科 藤野、古府先生 (2011年青木先生); メンタルヘルス科 砂川、桂川、黒木先生; (神経)放射線科 寺田先生; (神経)小児科 舘野昭彦先生; 神経内科; 薬剤部 土井様; リハ部 小川、寺山、治田、秋葉様; 7階西看護師 京谷、山中、小泉様; 心理 尾形様; 医療連携患者支援センター 鈴木様; 総務課(会場) 涌井様; 教育支援室 渡邊様; 生理検査(受付) 高橋、坂本様。また、毎週月曜、神経内科カンファを、脳神経外科、(神経)小児科、(神経)放射線先生方と共同で行っています。

業績

2010年-2011年2月の東邦佐倉内科学神経内科/千葉大学神経内科排尿自律神経グループの業績: 英文原著21編; 症例報告1編、著書5編(うち英文4編); 総説14(うち英文1編)でした(in press含む)(研究業績をご覧下さい)。

研究業績 (2010年度)

平成22年の活動状況の図

佐倉病院市民講座「歩行障害と共に歩む~診断と治療」のアンケート結果
佐倉病院市民講座「歩行障害と共に歩む~診断と治療」のアンケート結果(平成22年4月3日開催)。詳しくはホームページをご覧下さい。

平成21年の活動状況

内科

平成19年3月に、東邦大学医療センター佐倉病院内科学神経内科が誕生して早や4年目を迎えました[榊原隆次(准教授)、岸雅彦(講師)、小川恵美奈(レジデント)、舘野冬樹(大学院生: テーマ; 変性疾患の髄液診断マーカーなど)]。佐倉病院内科は、平成22年4月に50名を突破する大所帯です。2008年5月~2010年3月の約2年間、榊原隆次が医局長をしておりました。佐倉病院は451床の中堅大学病院で、初期研修医1学年15名がローテートし、良い雰囲気の中、M5ベッドサイド、M6クラークシップが回ってくるので、そのアレンジをいたします。毎朝(私たちを含め)、救急カンファに内科各グループと外科先生方が集まり、当直明け先生から相談を受け、救急入院を各科に振り分けます。内科回診では、問題症例を指名し、続けて行われる症例カンファで提示してもらいます。

臨床

神経内科は、平成19年度と比較して、平成22年度は外来延患者数が1.5倍強、入院延患者数が7倍強に増加いたしました。入院はパーキンソン関連疾患、脳血管障害、炎症・免疫性疾患が主な疾患で、平均在院日数は19日でした。特に、近隣医師会医院からの紹介患者さんが急増しており、外来時間はAM8:15からPM18時過ぎまでを要しております。内容としては、脳卒中のMRI等による診断と急性期治療、認知症のMRI,髄液アミロイド・抗酸化物質等による診断と最良組合せ(カクテル)治療、パーキンソン症候群の髄液αサイヌクレイン等による診断とドパミン薬物モニタリング・深部脳刺激治療(近日MSA,SCA6の治験予定)、炎症免疫性疾患のサイトカイン等による診断と免疫治療を行っております。

他科連携

神経3科(神経内科、脳神経外科、精神科/メンタルヘルスクリニック)で、佐倉病院市民講座「認知症と共に歩む~診断と治療」を、平成21年10月に開催致しました。蕨(わらび)佐倉市長様を始め、広く印旛・佐倉地区市民の参加を頂き、好評を博しました。平成22年4月には整形外科と一緒に、「歩行障害と共に歩む~診断と治療」を予定しており、平成22年7月には頭痛関連諸科と一緒に、「頭痛の診断と治療: 頭痛はこわくない」を予定しています。毎週月曜、神経内科カンファを、脳神経外科、小児神経、神経放射線先生方と共同で行っています。

業績

2009年-2010年2月の東邦佐倉神経内科/千葉大学神経内科排尿自律神経グループ/の業績: 英文原著22編; 著書4編(うち英文3編); 総説14でした(in press含む)(研究業績をご覧下さい)。

研究業績 (2009年度)

佐倉病院市民講座 「認知症と共に歩む~ 診断と治療」(平成21年 10月31日開催)

平成20年の活動状況

東邦大学医療センター佐倉病院に神経内科が誕生し3年目を迎えました。2007年3月、榊原1名で外来・検査・病棟コンサルト・学生教育回診・カンファレンスを開始。2008年1月、(元)東邦大橋病院神経内科栗原教授のご紹介で、大橋出身の岸雅彦先生が来られ、神経内科病棟開始。2008年4月、東邦佐倉内科4年目の小川恵美奈先生が入局され、3人になりました。
外来初診患者数は年間1229名、内訳はパーキンソン病(PD)143名、脳血管障害全体102名、アルツハイマー病67名、レヴィー小体型認知症29名、重症筋無力症27名(MGFA1の方が多いです)などでした。入院は年間175名で、53%がPD・多系統萎縮症などの変性疾患でした。学内共同先端治療として、東邦大学としては初めて、脳外科長尾先生(DBSの専門家で、Montrealで機能的脳外科を行っておられました)との共同で、難治性PDの深部脳刺激治療を2007年10月佐倉病院内で開始しました。また、脳外科・薬剤部・理学療法部・看護部・MSWとの共同で、佐倉病院市民講座「パーキンソン病と共に歩む`診断と治療`」を2009年3月に開催しました。東邦大学医学部は大森病院、大橋病院、佐倉病院からなり、大森医学部(神経内科岩崎教授より)での講義、大橋神経内科(神経内科藤岡教授)との合同研究会を行いました。東邦佐倉神経内科/千葉大学神経内科排尿自律神経グループの2008年-2009年4月の業績は、英文原著17(in press含む)、著書3(うち英文2)、総説11でした。

平成19年の活動状況

平成19年3月に、東邦大学医療センター佐倉病院に神経内科が新規開設されました。1年間の活動状況をご報告申し上げます。

診療

平成19年の神経内科は、新患外来を榊原が行い、入院を代謝内分泌科・呼吸器科その他の先生方にお願い致しました。この場を借りて深く感謝申し上げます。神経内科外来診療を週2日(水曜、金曜の8時20分~16時前後、各々30~50名程度。問題の方は朝1番予約前に来て頂いております。)
疾患としては脳血管障害、パーキンソン病、アルツハイマー病、脊髄小脳変性症、多系統萎縮症、筋萎縮性側索硬化症、多発性硬化症、末梢神経炎、重症筋無力症などでありました。内科学講座の総合診療(初診外来)を隔週1日(木曜の患者受付から終わりまで。総合診療部を受診される方の約3割は神経内科的です。)
自律神経検査を週2日(火曜午後*1 11:00-16:00:排尿自律神経検査、数名*2; 木曜隔週午前中:排便自律神経検査、数名)
神経生理検査を週1日(木曜午後:針筋電図、神経伝導速度の問題例、数名(随時))を行い、救急外来・病棟入院患者の神経内科的診断・治療相談を行いました。
*1 現在は月曜
*2 現在は6名

学内共同先端治療

「難治性パーキンソン病の深部脳刺激DBS治療」~当院脳神経外科長尾先生との共同で、千葉県内3番目の施設として、佐倉病院内で機能的脳外科手術の第1例目が2007年10月に行われました。
(千葉県のDBSの第1例目は千葉県循環器病センター脳外科樋口先生の下で行われました。偶然その方も私の患者さまであり、症状が劇的に改善されました。千葉県内2番目の施設は日本医大千葉北総病院脳外科でした。)