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東邦大学医療センター佐倉病院 市民講座

地域で考えるケアと治療~歩行障害とともに歩む"診断と治療"

去る2012年4月7日、東棟7階の講義室にて、歩行障害をテーマにした市民公開講座が開催されました。桜のつぼみほころぶ快晴の中、昨年度の150名を大幅に上回る、210名の参加を頂き、会場は追加椅子が必要になるほどの盛況ぶりでした。一言に歩行障害といっても「ふらつく」「小刻みになる」「足がすくむ」「腰や足が痛い」など症状は様々で、その原因は生活習慣病である脳卒中、神経難病、整形疾患、末梢神経など多種多様の要因が絡んできます。そこで今回は、神経内科、脳外科、整形外科、薬剤師、理学療法士、看護師、ソーシャルワーカーが集結し、佐倉病院で行われている歩行障害のトータルなケアについて、それぞれの専門的な立場からの講義が開かれました。
最初にソーシャルワーカーの鈴木さんから、介護保険や地域サービスについての説明がされました。続いて榊原から、脳卒中、神経難病についての説明がされました。続いて整形外科の青木先生から、腰痛を中心とした歩行障害について、神経内科の岸先生からは、糖尿病の末梢神経障害の診断や治療についてと、歩行障害を及ぼす様々な疾患や病態、対応方法に関する説明がされました。これだけでも盛り沢山の内容でしたが、理学療法士の小川さんから歩行障害を軽減させるストレッチや運動の方法について、続いて脳外科の長尾先生から、最近話題の脳深部刺激療法や正常圧水頭症、痙性麻痺について、さらに、薬剤師の土井さんからパーキンソン治療薬や痛み止めの服薬管理について、看護師の田野入さんから転倒やつまずきを予防する環境整備についての説明がされました。最後の質問コーナーでは、会場から多数のご質問・ご意見を頂き、参加された皆様には大いにご参考になったのではないでしょうか。
当日のスライドとアンケートの集計結果は、佐倉病院神経内科のホームページから見ることができますので、ぜひご覧ください。次回の市民講座の内容は「のうこうそく」についてです。これもまた、興味深い内容で、生活習慣を改めて見直すきっかけになるのではないでしょうか。次回もぜひご参加頂けますと幸いです。最後に、設営・受付・患者様の誘導をたまわったスタッフの方々にこの場を借りて深謝申し上げます。(文責:榊原・治田)

アンケート集計結果 pdf

市民講座の内容