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東邦大学医療センター佐倉病院 市民講座

脳梗塞はこわくない~診断と治療 2

盛夏の中、7月27日に開催された講座には,160名を超える多数のご参加を頂きました。最近では、脳梗塞がテレビでも取り上げられていますが、「半身が重い」「しびれる」「口が重くなった」など、症状は様々で、その原因は生活習慣病という全身の状態が大きく絡んできます。昨年に引き続いて今回が2回目となる「脳梗塞はこわくない~診断と治療2」では、脳梗塞医療チームすなわち神経内科、脳神経外科、放射線科、薬剤師、理学療法士、看護師、臨床心理士、ソーシャルワーカーが集結し、当院で行われている脳梗塞のトータルなケアについて、それぞれの専門的な立場から講義して頂きました。神経内科の露崎・舘野先生から「脳梗塞と生活習慣病」についての説明があり、肥満・メタボリック症候群や喫煙が、脳梗塞の引き金になることが示されました。これはちょっとこわい話ですが、気をつけると予防も可能です。治療については「血液さらさらの薬」が有効ですが、胃を荒らすことがあるとので注意が必要です。また、当院ならではの「血管治療」について、脳神経外科の羽賀先生から説明があり、その他、各専門家から脳梗塞に対するチーム医療が丁寧に説明されました。最後の質問コーナーでは、会場から多数のご質問・ご意見を頂き、参加された皆様には大いにご参考になったものと思います。
私たちは年3回の講座を担当しておりますが,このような機会を通して病気に対する知識と予防、さらに佐倉病院とその医療を知り、了解と親しみを持って頂く事で、受診しやすい環境、早期発見の増加・予防につながると良いと考えております。今回のテーマである脳梗塞では、特に「まえぶれ脳梗塞」である一過性脳虚血発作(TIA)の時期に、すぐに当院を受診して頂き、一刻も早く適切な治療が始められると良いと思います。さらに、公開講座は医療チームとして皆様と接することが出来ますので,我々のチーム力向上にも大いに役立っています。
当日のスライドとアンケートの集計結果は、病院のホームページから見ることができますので、ぜひご覧ください。市民の皆様に安心して受診して頂けるよう、今後も、東邦大学佐倉病院は、診療内容を充実させてまいります。次回の神経(ニューロ)チームの講座のテーマは「認知症」で,11月30日に予定されております。大きな社会問題となっておりますので,皆様と一緒に考えて行きたいと思います。

文責: 神経内科 榊原隆次

アンケート集計結果 pdf

市民講座の内容