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東邦大学医療センター佐倉病院 市民講座

地域で考えるケアと治療 歩行障害とともに歩む"診断と治療"

去る2014年4月26日、東棟7階の講義室にて、歩行障害をテーマにした市民公開講座が開催されました。120名強の参加を頂き、会場は大盛況でした。一言に歩行障害といっても「ふらつく」「小刻みになる」「足がすくむ」「腰や足が痛い」など症状は様々で、その原因は生活習慣病である脳卒中、神経難病、整形疾患、末梢神経など多種多様の要因が絡んできます。そこで今回は、神経内科、脳外科、整形外科、薬剤師、理学療法士、看護師、ソーシャルワーカーが集結し、佐倉病院で行われている歩行障害のトータルなケアについて、それぞれの専門的な立場からの講義が開かれました。
最初に神経内科の露崎先生から、パーキンソン病、脳卒中を含めた、歩行障害全体についての説明がされました。続いて、学会会期中でお忙しい中、抜けてご参加を頂いた脳外科の長尾先生から、最近話題の脳深部刺激療法や正常圧水頭症、痙性麻痺について、説明を頂きました。次に、ソーシャルワーカーの野口さんから、高額医療費補助、介護保険による補助、難病補助についての説明がされました。続いて、神経内科の岸先生から、糖尿病の末梢神経障害について、整形外科の高橋宏先生からは、大腿骨頚部骨折を中心とした病気についてと、歩行障害にかかわる様々な疾患や病態、対応方法に関する説明がされました。これだけでも盛り沢山の内容でしたが、薬剤師の土井さんからパーキンソン病・骨粗鬆症治療薬の服薬管理について、続いて理学療法士の寺山さんから歩行障害を軽減させるストレッチや姿勢の矯正方法について、さらに、看護師の下吹越さんから転倒を予防する環境整備についての説明がされました。最後の質問コーナーでは、会場から多数のご質問・ご意見を頂き、参加された皆様には大いにご参考になったのではないでしょうか。
当日のスライドとアンケートの集計結果は、佐倉病院神経内科のホームページから見ることができますので、ぜひご覧ください。次回の市民講座の内容は「頭痛は怖くない2」です。これもまた、興味深い内容で、身近な頭痛の中にさまざまな病気が隠れている場合のあることを、勉強するきっかけになるのではないでしょうか。次回もぜひご参加頂けますと幸いです。最後に、設営・受付・患者様の誘導をたまわったスタッフの方々に、この場を借りて心より感謝申し上げます。
(文責 神経内科 榊原隆次)

アンケート集計結果 pdf

市民講座の内容

市民講座の様子

会場の様子
会場の様子

左から、榊原先生、リハビリ寺山さん、薬剤土井さん、看護師下吹越さん
左から、榊原先生、リハビリ寺山さん、薬剤土井さん、看護師下吹越さん

左から、岸先生、ソーシャルワーカー野口さん、脳外科長尾先生、露崎先生
左から、岸先生、ソーシャルワーカー野口さん、脳外科長尾先生、露崎先生
(高橋先生、写真がなくてすみません)