神経内科
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東邦大学医療センター佐倉病院 市民講座

地域で考えるケアと治療 認知症と共に歩む “診断と治療” 第7回

21世紀は脳の世紀ともいわれます。各種メディアで「認知症」が大きく取り上げられ、社会的な関心が高まっています。佐倉病院でも、2009年秋、市民講座「地域で考えるケアと治療~認知症と共に歩む“診断と治療”」を初めて取り上げ、大好評を博しました。本年度、同7回目が2015年11月28日に行われ、150名と会場が満員になるほどの参加をいただきました。
佐倉病院では、2010年7月から、金曜午後に神経内科「ものわすれ外来」が開始され、病院内外でのわかりやすい窓口として活用されています(認知症患者さんは月~金の一般外来でも拝見しています)。メンタルヘルス月曜中野先生は、難しい患者さんの相談に乗って下さっています。2011年から、蕨(わらび)佐倉市長様が音頭をとって認知症「さくらパス」が始まり、当院の榊原先生、心理尾形さん、リハビリ治田さんによる、佐倉市ケアマネージャー講習会が3回行われました。その結果、佐倉市の地域包括ケアマネージャーさん全員が、心理認知検査(ミニメンタルテスト)をつけておられます。全国でも千葉県佐倉市で初めての試みであり、佐倉病院としてとても誇らしいことです。糖尿病患者さんで血糖を測るように、認知症の物差しであるミニメンタルテストを共有することによって、患者さんのケアがさらに進むものと思います。さらに2013年7月、佐倉病院神経内科・メンタルヘルスが千葉県より「認知症疾患医療センター」の指定を受け、医師会先生方と更なる連携を深めています。今回の市民講座は、佐倉病院の「認知症医療チーム」と広く関連部署が力を合わせ、初めて実現できたものだそうです。
榊原先生の総合司会の下、長尾院長先生、佐倉市健康こども部長山辺隆行様のご挨拶を賜り、会がスタートしました。第1部(診断)では、榊原先生から「認知症疾患医療センター」、ソーシャルワーカー鈴木さんから社会資源、榊原先生よりアルツハイマー病・レヴィー小体型認知症などの説明があり、第2部(治療)では、内科治療(相羽先生)、精神科治療(桂川先生)、脳外科治療(長尾先生)について説明がありました。第3部(ケア)では、体と心のリハ(小川さん)、看護(下吹越さん)、患者さんと家族の心理(尾形さん)について、心温まるお話がたくさん出てまいりました。最後に、お忙しい中、認知症の人と家族の会千葉県支部より、広岡成子様のご挨拶を賜りました。
参加された皆様には、認知症についての理解を深め、日頃の疑問点を解消し、当院が実施しているトータルケアを十分理解頂けたものと思います。当日のスライドとアンケート集計結果が、病院ホームページからアップされます。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
(文責 神経内科榊原隆次)

アンケート集計結果 pdf

市民講座の内容

市民講座の様子

左から長尾院長先生、佐倉市健康こども部長山辺隆行様、総合司会榊原
左から長尾院長先生  佐倉市健康こども部長山辺隆行様  総合司会榊原

左からソーシャルワーカー鈴木さん、内科治療(相羽先生) 、精神科治療(桂川先生)
左からソーシャルワーカー鈴木さん  内科治療(相羽先生)   精神科治療(桂川先生)

左から体と心のリハ(小川さん) 、看護(下吹越さん)、患者さんと家族の心理(尾形さん)
左から体と心のリハ(小川さん)  看護(下吹越さん) 患者さんと家族の心理(尾形さん)

認知症の人と家族の会千葉県支部より、広岡成子様
認知症の人と家族の会千葉県支部より、広岡成子様

会場の様子
会場の様子