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東邦大学医療センター佐倉病院 市民講座

地域で考えるケアと治療 歩行障害とともに歩む"診断と治療"

去る2016年3月26日、佐倉病院東棟7階の講義室にて、歩行障害をテーマにした市民公開講座が開催されました。171名と非常に多くの方々のご参加を頂き、会場は大盛況でございました。一言に歩行障害といっても「ふらつく」「小刻みになる」「足がすくむ」「腰や足が痛い」など症状は様々で、その原因は生活習慣病である脳卒中、神経難病、末梢神経など多種多様の要因が絡んできます。そこで今回は、佐倉病院歩行ケアチーム、すなわち神経内科、脳外科、薬剤師、理学療法士、ソーシャルワーカーが集結し、佐倉病院で行なわれているトータルな歩行ケアについて、講座が開かれました。(今回は、残念ながら整形外科の先生が学会でお休みされました)。
榊原先生の司会のもと、最初に神経内科の若手、露崎先生から、パーキンソン病、脳卒中を含めた、歩行障害全体についての説明がされました。次に、ソーシャルワーカーの野口さんから、高額医療費補助、介護保険による補助、難病補助についての説明がされました。続いて、脳外科の原田先生から、最近話題の脳深部刺激療法や正常圧水頭症、痙性麻痺について、説明を頂きました。続いて、神経内科の岸先生から、糖尿病の末梢神経障害についてと、歩行障害にかかわる様々な疾患や対応方法に関する説明がされました。これだけでも盛り沢山の内容でしたが、薬剤師の土井さんからパーキンソン病治療薬の服薬管理について、続いて理学療法士の寺山さんから歩行障害を軽減させるストレッチや姿勢の矯正方法について、臨床心理士の尾形さんから、歩行障害をもつ患者さんとご家族の心理について、温かいお話がございました。最後に、大変お忙しい中、全国パーキンソン病友の会副会長の米谷富美子様が、会場にお越しになられ、友の会の活動について、丁寧なご紹介を頂きました。質問コーナーでは、会場から多数のご質問・ご意見を頂き、参加された皆様には大いにご参考になったのではないでしょうか。
当日のスライドとアンケートの集計結果は、佐倉病院神経内科のホームページから見ることができますので、ぜひご覧ください。次回の市民講座の内容は「お酒とからだの付き合い方」です。これもまた、興味深い内容で、お酒とかんぞう・しんけい・こころの関係と、その治療について、勉強するきっかけになるのではないでしょうか。次回もぜひご参加頂けますと幸いです。最後に、設営・受付・患者様の誘導をたまわったスタッフの方々に、この場を借りて心より感謝申し上げます。
(文責 神経内科 榊原隆次)

アンケート集計結果 pdf

市民講座の内容

市民講座の様子

会場の様子
会場の様子

左:榊原 右:露崎先生
左:榊原 右:露崎先生

左からソーシャルワーカー野口さん 脳外科原田先生 岸先生
左からソーシャルワーカー野口さん  脳外科原田先生  岸先生

左から薬剤土井さん リハビリ寺山さん 心理尾形さん
左から薬剤土井さん  リハビリ寺山さん  心理尾形さん

全国パーキンソン病友の会副会長米谷富美子様
全国パーキンソン病友の会副会長米谷富美子様