神経内科
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佐倉病院 神経内科

〒285-8741
千葉県佐倉市下志津564-1
Tel:043-462-8811(代表)

地域で考えるケアと治療 「お酒とからだの付き合い方」

 お酒を少量たしなむことは健康に良いとも言われます。一方お酒の量が相応をこえますと、いろいろな合併症が起きてきます。どのようにお酒と付き合うと良いのでしょうか? この点について今回、佐倉病院として初めて、2016年7月23日、東棟7階の病院講堂にて、お酒をテーマにした市民公開講座が開催され、116名と多数のご参加を頂き、会場は大盛況でした。
 榊原先生の総合司会の下、最初に、脳外科の原田先生から、「お酒とけが」について、慢性硬膜下血腫を含めたお話がありました。年配の方がお酒を飲んで転倒してしまうと、後から歩行障害や認知症が出ることがあるとのこと、注意しないといけませんね。続いて、代謝科の今村先生から、最新の実験を含めて、「お酒とポリフェノール」のお話がありました。ワインに多く含まれるポリフェノールが動脈硬化を予防する可能性があること、そのチェックにCAVI(キャビと読みます)検査が良いとのこと。続いて、消化器科の高田先生から、「お酒とかんぞう」のお話がありました。’休肝日’という言葉で広く知られているように、お酒を飲みすぎると、肝臓を悪くしてしまいます。これだけでも盛り沢山の内容でしたが、短い休憩をはさんで、神経内科の相羽先生から、「お酒とのうしんけい」について、お酒に酔うとはどういうことなのか(広い意味ではしんけいのまひ)、その病気の中にはアルコール認知症があり、Jカーブとして、少量までは良いが、1日摂取量がエタノール換算40g超を長期間摂取すると、認知症をきたすということが示されました。次に、メンタルヘルスクリニックの桂川先生から、「お酒と依存」のお話があり、続いて、精神科社会福祉士の鈴木さん、心理の尾形さんから、適切な対応についての丁寧なお話を頂きました。最後の質問コーナーでは、会場から多数のご質問・ご意見を頂き、参加された皆様方には大いにご参考になったのではないでしょうか。
 当日のスライドとアンケートの集計結果は、佐倉病院神経内科のホームページから見ることができますので、ぜひご覧ください。次回の市民講座の内容は認知症です。これもまた、興味深い内容で、最近話題の「物忘れ」について、病気と最新の治療・ケアについて、勉強するきっかけになるのではないでしょうか。次回もぜひご参加頂けますと幸いです。最後に、設営・受付・車椅子を含めた参加者の方の誘導をたまわったスタッフの方々に、この場を借りて心より感謝申し上げます。

(文責 神経内科 榊原隆次)

アンケート集計結果 pdf

市民講座の内容

第1部 お酒とからだ

第2部 お酒とけがとこころ

市民講座の様子

会場の様子                 神経内科 榊原先生      脳外科 原田先生

代謝科            消化器科         神経内科         メンタルヘルス
今村先生           高田先生         相羽先生         桂川先生

PSW 鈴木さん           心理 尾形さん

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