神経内科
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東邦大学医療センター佐倉病院 市民講座

地域で考えるケアと治療 認知症と共に歩む “診断と治療” 第8回

「認知症がすべてを壊してしまうわけでない。そこには素晴らしいものが残されていることが多いのです」
21世紀は脳の世紀ともいわれます。各種メディアで「認知症」が大きく取り上げられ、社会的な関心が高まっています。佐倉病院でも、2009年秋、公開講座「地域で考えるケアと治療~認知症と共に歩む“診断と治療”」を初めて取り上げ、大好評を博しました。本年度、同8回目が2016年11月26日に行われ、140名と会場が満員になるほどの参加をいただきました。
佐倉病院では、2010年7月から、金曜午後に神経内科「ものわすれ外来」が開始され、病院内外でのわかりやすい窓口として活用されています(認知症患者さんは月~金の一般外来でも拝見しています)。メンタルヘルス加藤先生は、難しい患者さんの相談に乗って下さっています。2011年から、蕨(わらび)佐倉市長様が音頭をとって認知症「さくらパス」が始まり、当院の榊原先生、心理尾形さん、リハビリ治田さんによる、佐倉市ケアマネージャー講習会が4回行われました。その結果、佐倉市の地域包括ケアマネージャーさん全員が、心理認知検査(スクリーニング検査[ミニメンタルテストといいます]と前頭葉機能検査FAB[ファブと読みます])をつけておられます。全国でも千葉県佐倉市で初めての試みであり、佐倉病院としてとても誇らしいことです。糖尿病患者さんで血糖を測るように、「認知症の物差し」であるミニメンタルテスト・ファブを共有することによって、患者さんのケアがさらに進むものと思います。さらに2013年7月、佐倉病院神経内科・メンタルヘルスが千葉県より「認知症疾患医療センター」の指定を受け、来年2017年に更新時期を迎え、医師会先生方と更なる連携を深めています。さらに来年2017年から、佐倉病院の「認知症認定看護師」育成が本格的に始まる旨。今回の市民講座は、佐倉病院の「認知症医療チーム」と広く関連部署が力を合わせ、初めて実現できたものだそうです。
榊原先生の総合司会の下、長尾院長先生、佐倉市役所福祉部高齢者福祉課課長 島村美惠子様のご挨拶を賜り、会がスタートしました。第1部(診断)では、榊原先生から「認知症疾患医療センター」、ソーシャルワーカー鈴木さんから社会資源、露崎先生よりアルツハイマー病・レヴィー小体型認知症などの説明があり、第2部(治療)では、内科治療(榊原先生)、精神科治療(加藤先生)、脳外科治療(淵之上先生)について説明がありました。第3部(ケア)では、体と心のリハ(小川さん)、看護(飯村さん)、患者さんと家族の心理(尾形さん)について、心温まる素晴らしいお話がたくさん出てまいりました。「認知症がすべてを壊してしまうわけでない。そこには素晴らしいものが残されていることが多いのです」という、飯村看護師の言葉には、心を打たれた方も多かったのではないでしょうか。
参加された皆様には、認知症についての理解を深め、日頃の疑問点を解消し、当院が実施しているトータルケアを十分理解頂けたものと思います。当日のスライドとアンケート集計結果が、病院ホームページからアップされます。ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
(文責 神経内科榊原隆次)

アンケート集計結果 pdf

市民講座の内容

市民講座の様子

左から 長尾院長先生、 高齢者福祉課課長 島村美惠子様、    総合司会 榊原
左から 長尾院長先生、高齢者福祉課課長 島村美惠子様、総合司会 榊原

左から ソーシャルワーカー鈴木さん、内科治療(露崎先生)、精神科治療(加藤先生)、脳外科治療(淵之上先生)
左から ソーシャルワーカー鈴木さん、内科治療(露崎先生)、精神科治療(加藤先生)、脳外科治療(淵之上先生)

左から 体と心のリハ(小川さん)、看護(飯村さん)、患者さんと家族の心理(尾形さん)
左から 体と心のリハ(小川さん)、看護(飯村さん)、患者さんと家族の心理(尾形さん)

会場の様子
会場の様子