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はやりめ

専門的には「流行性角結膜炎」、「急性出血結膜炎」などといいます。これは、ウィルスによって伝染(接触性感染)し、潜伏期間は1~2週間位です。つまり、感染しても症状が出るまでに1~2週間位かかることがあります。症状はシロメ(結膜)の充血、メヤニ、異物感などで、2~3週間でだんだんと治ってきます。中にはクロメ(角膜)の表面に濁りが出て、しばらく視力が低下することもあります。ですから、早めに眼科で診てもらいましょう。非常に伝染力の強い結膜炎ですので、他人に移さないように次の点に充分注意してください。
  1. 点眼する時以外、目やその回りに手を触れないこと。
  2. 手洗いを充分に行ってください。水道の水を流したままにしながら、石鹸で洗い流し、ペーパータオル等で拭き、捨てるようにしてください。
  3. 使用する物品(ハンカチ、タオル等)は、他の人とは別にしてください。それらを介してウイルスが伝染します。
  4. 触った物や、使用した物は出来るだけ消毒し、日光でよく乾燥させてください。
  5. 風呂は最後に入り、家族に伝染させないようにしましょう。
  6. 予防のための目薬はありません。他人の目薬を共通で使うと、これによって伝染しますので、目薬は必ず各人別々にしてください。
  7. 学校は、一定期間休むようにしてください。この感染症の場合、欠席扱いになりません。

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
佐倉病院 眼科

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千葉県佐倉市下志津564-1
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