呼吸器外科
テーラーメイド医療の実現に向けて
当科では、1年間に約100例の肺・縱隔(じゅうかく)、甲状腺の手術を行っています。原発性肺がん、転移性肺腫瘍、肺良性腫瘍、炎症性肺疾患、縦隔疾患、気胸、甲状腺がん、甲状腺良性腫瘍などの疾患の診断と治療が中心です。
現在、肺がんは増加の一途をたどり、年齢別にみた罹患(りかん)率、死亡率は、ともに40歳代後半から増加し始め、高齢になるほど高くなります。がんで亡くなった人数を部位別にみると、肺がんは男性で第1位、女性で第2位です。
毎週、呼吸器内科、および病院病理部と合同でカンファレンスを行い、正確な診断に基づき、個々の患者さまに最適な治療法を選択しています。早期発見と早期治療を目指し、「身体にやさしい治療」を実践することによって、患者さまが早期に社会復帰できるよう努力しています。
また、研究活動にも積極的に取り組んでいます。抗がん剤の臨床試験に参加し、肺がんの集学的治療の向上に貢献しています。遺伝子変異解析や免疫組織化学染色を用いて、個々の症例のがん細胞の特性を把握し、実地臨床への応用を試みています。



