呼吸器外科
東邦大学医療センター佐倉病院外科
東邦大学医療センター佐倉病院

【お問い合わせ先】

東邦大学医療センター
佐倉病院 呼吸器外科

〒285-8741
千葉県佐倉市下志津564-1
TEL:043-462-8811(代表)

診療の特色

1.呼吸器外科と内科が連携し、急性期の呼吸器疾患に迅速に対応しています

東邦大学医療センター佐倉病院では、呼吸器内科と呼吸器外科が「呼吸器センター」というひとつのチームとなり、重症度・緊急度の高い呼吸器疾患を中心に診断・治療を行っています。
当呼吸器センターの大きな特長のひとつとして、呼吸器内科の医師が365日24時間体制で勤務していることが挙げられます。休日や夜間も医師が交替で当直し、救急の患者さんの受け入れに備えています。
急性の呼吸器疾患には主なものとして気胸や肺炎、呼吸器不全などがありますが、どんな症状に対しても内科がまず適切な初期対応を行い、さらに手術などの外科的な治療が必要な場合には外科が迅速に対応しています。

佐倉病院 呼吸器内科

2.各診療科との緊密な連携により、合併症や肺がんなど重症度の高い病気に対するきめ細かな診断・治療が可能です

呼吸器外科と内科の連携だけでなく、院内の関連診療科すべてとの協力体制が整っていることも当院の特色のひとつです。
例えば肺がんの治療で当科を受診される患者さんの中には、心臓病や腎臓病、糖尿病などの合併症がある方も少なくありません。このような場合には循環器センター、内科、糖尿病・内分泌・代謝センターなどの専門医が合併症に対する診断や治療を行います。
また肺がんについては、手術をはじめ、抗がん剤などの化学療法、放射線治療、分子標的治療薬、免疫療法なさまざまな方法を組み合わせて治療方針を決定します。患者さん一人ひとりにとって最適な治療法を見出すため、呼吸器内科および外科、放射線科、病理診断科の医師が集まり、毎週定期的に合同カンファレンス(症例検討会)を開催しています。このようにしっかりした連携体制を築くことで、より精度の高い診断と治療が可能になっています。さらに緩和ケアが必要な患者さんに対しては、がんの治療と並行して緩和ケアチームが患者さんのサポートを行います。
一人の患者さんが抱える症状は、決してひとつだけとは限りません。複数の症状に対してスムーズな診療を行うことができるのは、さまざまな分野の専門医がそろっている総合病院の大きな利点です。とくに当院の場合は各診療科同士の垣根が低く、普段から緊密な連携がとれていることから、患者さんにとっても診断や治療を受けやすい環境が整っていると自負しています。

3.肺がんの遺伝子診断において、全国をリードする施設のひとつです

当院は地域の中核病院であると同時に、研究機関を有する大学病院でもあります。当科はその両面を生かした診断および治療に常に努めています。
大学病院の呼吸器外科としてとくに近年力を入れているのは、肺がんの遺伝子診断です。EGFRALKKRASROS1RETなど遺伝子変異のタイプを確認することで、患者さん一人ひとりに最適な「個別化治療(テーラーメイド治療)」を行うことが可能になっています。
とくにEGFR遺伝子変異、ALK融合遺伝子の検査は現在では多くの医療機関で行われていますが、当科では全国に先駆けて研究に取り組んできました。これまでには1%あるかないかという非常に稀な遺伝子異常を当科の症例で発見したケースもあります。その際には、その特殊な遺伝子異常に対して特効薬となる分子標的治療薬を投与し治療を行うことができました。このように研究の成果が臨床にフィードバックできている例も多数あります。
当科は、こうした先進的な研究に積極的に取り組み、臨床の向上に努めている全国でも有数の施設のひとつです。

4.体への負担が少ない低侵襲手術で、患者さんの早期社会復帰をサポートしています

当院では、呼吸器外科をはじめ、消化器外科、心臓血管外科、乳腺外科が一体となった「大外科制」をとっています。内科と外科との連携は先に述べたとおりですが、各分野の外科医同士もチームとして協力し合っていることも当院の大きな特徴です。こうしたチーム力によって、幅広い手術に対応しています。
とくに外科全体として力を入れているのは、患者さんの体への影響や負担をできる限り少なくする低侵襲手術です。呼吸器外科においては胸腔鏡下手術を積極的に行っています。標準開胸の手術に比べて術後の傷が小さく、痛みも少ないのがこの手術のメリットです。患者さんのQOL(クオリティ・オブ・ライフ=生活の質)を高め、患者さんが早く通常の生活を取り戻すことができるようサポートに努めています。

佐倉病院 外科

呼吸器外科が対象としている疾患や主な治療については下記ページをご覧ください。

対象疾患