呼吸器内科
東邦大学医療センター佐倉病院 内科学講座
東邦大学医療センター佐倉病院

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東邦大学医療センター
佐倉病院 呼吸器内科

〒285-8741
千葉県佐倉市下志津564-1
Tel:043-462-8811(代表)

よくあるご質問

通院中の皆様から寄せられた御意見、御要望に対してお答えいたします。

呼吸器内科に対して、皆様より、多くの御意見、御要望をいただいております。以下、過去に頂きました、ご意見、ご要望に対する当科としてのお答えをまとめましたので、参考に願います。(診療責任者 松澤康雄)

1. 待ち時間が長すぎる。 予約時間を守ってもらいたい。

予約時間が守りにくい原因は複数あります。患者様の絶対数が多いこと、病状により要する時間に大きな違いがあること、検査後に再び診察をする場合が多いこと、複数科受診の方が多いこと、などです。 予約時間を守るためには、あらかじめ決めた数以上の予約を入れないことが必要ですが、2,3のような希望もあり、枠を超過して予約を入れている場合が多いのも現状です。4のような要望もあります。 病状の安定している予約の方と具合の悪い予約外の方のどちらを優先すべきか迷う場合も多いです。 2-3ヵ月前からの予約の場合は、予約のキャンセルも多く、効率的に予約をとれない原因にもなっています。全ての患者様に対して希望どおりの予約をとり、それを守ることは不可能です。 今後は、当科の役割を考え、一般的な慢性疾患でおかかりの場合は、お近くの先生へ紹介させていただくことで対応したいと考えております。

2. 他の科と同じ日に受診できるようにしてほしい。

同じ日に複数の科を受診される方が多く、予約時間が守りにくくなる原因の一つにもなっています。どうしても、同じ日に複数科を受診しないとならない場合があるのは承知していますが、その場合、予約のあるなしに関わらず、待ち時間が大幅に長くなることはご了承ください。

3. 希望どおりの日、時間に予約してもらいたい。早い時間に予約を入れてもらいたい。

医師の診療日、予約枠は決まっております。それを守ることが、予約時間を守ることにもつながります。予約がなくても診療は致しますので、都合の合わない場合は予約外でお越し下さい。早い時間の予約を希望される方が多いですが、2-3ヶ月に1度の受診の方で早い時間の予約が埋まってしまうと、毎週のように受診しないとならないより病状の重い方が遅い時間の予約しかとれなくなります。 レストランの予約と異なり、「早いもの順」とするわけにもいきません。 早い時間の予約は、短い間隔で受診しないとならない方のために空けてありますので、診察間隔の長い患者さんにはご遠慮いただくようにお願いいたします。

4. 予約でなくても、具合のわるい時は、すぐにみてもらいたい。

「具合が悪い」という認識にも、非常に個人差があります。 一般の方の急性の呼吸器症状(発熱、咳嗽など)は、必ずしも優先対応とは考えません。 もともと元気な方の「高熱」より、難病、在宅酸素療法中などの基礎疾患のある方の「微熱」の方が医学的優先度は高い場合もあります。難しい問題です。我々も日々考え、悩みつつ対応しているのが現状です。

5. 十分な説明をしてもらいたい。

大事な御要望です。しかし、時間をかければ、あとの患者様の待ち時間が長くなります。各医師とも、悩んでいるところです。検査結果や疾患の緊急度、重要度によって、説明に割く時間に差をつけることで対応させていただく以外にはございません。軽度の疾患よりは重い疾患の方、異常がない方よりは異常のある方に説明時間を割くのは当然です。

6. 呼吸器疾患以外の症状についても対応してもらいたい。

呼吸器疾患の影響、薬の作用が、肺以外の場所に及ぶ事は珍しくありません。癌、難病の患者様につきましては、できる限り、総合的な診療を心がけております。しかし、それ以外の場合については、あくまで、呼吸器内科としての診断、治療に必要な範囲での対応とさせていただきます。また、健康診断、人間ドックなどは、別途、お受けください。たとえば、「気管支喘息で通院中の方に、定期的に胃の検査をする」などは、当科では行っておりません。

7. 軽症でも紹介状なしでも、診療してもらいたい。
8. 病状が安定しているから開業医に紹介すると言われたが、納得できない。

紹介状のない場合、軽症と思われる場合でも、待ち時間が長くなること、特定療養費を頂戴することの2点について、ご了解いただければ、今後も診療させていただきます。軽症と思われる方でも診療を行うのは、実際にみてみないとわからない事も多いからです。しかし、拝見して確かに軽症と判断できれば、当科の役割はそこまでです。昔から言われる「3時間待ちの3分診療」は、我々の責任ではないと思います。 軽症でも大病院を受診したいというお考えの方が多いゆえに起きている事です。 本来、診療所と病院が適切に役割分担を行う事が、病院の機能を守る上で、また、皆様の健康を守る上で、非常に重要です。初診でも、紹介状がある場合は、予約の取得が可能ですので、御利用ください。 
一般的な疾患、安定している疾患で当科に通院中の患者様につきまして、お近くの先生への紹介をすすめているのは担当医個人の考えではなく、呼吸器内科の方針、病院の方針、国の方針です。 癌や難病の患者さんは、開業医への紹介は困難です。急患や紹介患者への対応も当科の義務です。 長年通院してきた患者様を他院へ紹介することは、担当医としても心苦しいですが、地域における当科の役割を考えた場合、それが、我々に課せられた責務です。 どうしても、当科に通院継続される場合は、上述のように予約について、制限を設けさせていただきます。 紹介後も、カルテは半永久的に残ります。救急受け入れ、入院対応については、開業医に紹介後も、当科に通院中の方と同様に対応いたします。

9. 肺癌が心配だからCTを希望して受診したのに撮影してもらえなかった。
10. 希望したとおりの薬を処方してもらえなかった。
11. 薬のみでいいと言ったのに、診察が必要と言われた。

当院は保険診療機関であり、検査、治療の内容については、各健康保険組合により、厳しいチェックを受けます。健康保険診療の原則は、「検査は特定の疾患を疑う医学的根拠がある場合に行う。」「治療は診断が確定して行う。」「予防治療は認めない。」です。 医師の裁量で、多少は踏み越えた対応をする場合もありますが、診療は、様々な規約、法令により制約されるものである事をご理解ください。 無診察での投薬は法令違反となりますので、行っておりません。

12. ジェネリック薬品を希望したのに、医師に反対された。

国は、医療費削減のため、ジェネリック医薬品の普及を強力にすすめています。しかし、医薬品は成分が同じでも製造方法によって効果に差がでてくるのは常識であり、私(松澤)はジェネリック医薬品については、おすすめしませんが、どうしても、という場合は、対応いたします。

13. 診察時に聴診をしてもらえなかった。血圧を測定してもらえなかった。
14. (脱衣を要する)診察の必要性を疑問に感じた。女性の診察時には看護師が同伴すべきでは?呼吸器症状なのに、首やお腹や足を診察する必要があるのか?

身体診察が不十分という御意見と、過剰ではないかという御意見の両方が寄せられています。検査が発達した現代においても身体診察は重要です。呼吸器疾患は全身に影響します。呼吸器疾患の薬剤は呼吸器以外にも影響します。正確な身体診察をするためには、十分に脱衣してもらい、全身の診察をすべきです。しかし、限られた時間のなかで、問診、身体診察、説明、に時間を配分しないとなりません。脱衣や身体診察への不快感をあらわされる方もいらっしゃり、診察を簡略化したり、問診と検査のみですませようと判断する場合も現実にはあります。看護師の同伴の御要望は当然ですが、大学病院は医師数が相対的に多く、看護師の業務も多い事から、医師1人での診療が常態化しております。改善困難な問題ですが、様々な考えの方がいらっしゃる中で、各医師も、悩みつつ対応していることは、ご理解お願いいたします。また、診察時には、できるだけ、脱衣しやすい服装をお願いいたします。 

15. 他の病院の医師の意見も聞いてみたい。

特に、 癌、難病などの場合は、当然のご希望と思います。 遠慮なく、担当医にご希望を伝えてください。紹介状作成は通常、外来終了後に行いますので、後日、紹介状を受け取りにきていただく形になります。所定の料金がかかります。

16. 他の病院に通院中であるが、当科の医師の意見も聞きたい。

特に、セカンドオピニオン専用の外来としては行っておりませんが、通常の保険診療の範囲で対応しております。紹介状を持参いただく事が原則です。

17. 高齢者の父が一人で受診したときに、肺癌の告知をいきなり受けて、落ち込んでいる。先に家族に知らせるのが常識でないのか。

通常は、レントゲン等で癌の疑いをもち、CT、内視鏡などで、次第に確定していくのですが、定期的に行った検査で、癌であることが急にわかってしまう場合もあります。重大な結果であるからこそ、速やかに本人に伝えるべきなのか、曖昧な説明にとどめて、すこしづつ、話していくのか、大変、難しいところです。 曖昧な説明であったために重要性を認識できずに、検査や入院を断られるなどの問題が生じる場合もあります。誰に伝えるのかも難しい問題です。年令、判断力、精神面などを考慮し、家族に先に説明するようにする場合もありえますが、先に家族に知らせた事で、ご本人が立腹されることもあります。検査や治療についても、最も重要なのは本人の意思です。 高齢者であっても、決定権はあくまで本人にあります。癌でも癌以外でも、病気の説明は、真実を速やかに本人に告げるのが原則と考えます。

18. 長年、当院に通院しているのに、状態が悪化したときに、入院を断られた。

ベッド数は限られており、どなた様であっても、入院できないことはありえます。 当科通院中の方には、呼吸器の重い疾患をお持ちの方が多いので、その意味では優先対応するようにしております。 一般的な慢性疾患で通院中の方につきましては、開業医の先生におかかりの方と区別はしておりません。

19. 肺炎で救急搬送され救急病棟に入院したのに、1泊だけで、転院するように言われた。

当病院のベッド数は、近隣のほかの病院に比べて特別に多いわけではありませんが、特に夜間において、救急搬送を当院で断らずに受け入れてほしいという強い要望もあります。受け入れた方全員を、継続入院をさせるとなると、たちまちベッドは一杯になり、新たな救急搬送を受け入れられなくなります。 そのため、ベッドに余裕がなくても、できる限り、救急搬送は受け入れ、診断、初期治療のあと、病状に応じて、翌日以後に他院に紹介するというシステムをとっております。 患者さんにも家族にも、大変負担をかけることは承知しています。 夜間に救急搬送を受け入れ、翌日に転院先をさがすのは、我々にとっても、非常に負担の大きな仕事ですが、当地域の救急体制を守るためですので、ご理解いただければ、幸いです。

 

この文書の内容、この文書に書かれた方針に基づいての各医師の言動は、呼吸器内科診療責任者である私(松澤)の責任です。外来診療およびこの文書に関する御意見、御要望は、病院投書箱のほか、以下にて承ります。御意見は必ず私が熟読いたしますが、個別の対応はお約束しかねます。お手紙、メールの内容は個人情報が特定できない形で公開する事もございます。医師、看護師、事務員への、直接または電話での質問、苦情は、ご遠慮ください。 外来での言動、電話については、録音させていただくこともございます。

2012年7月31日

285-8741 佐倉市下志津564-1
東邦大学医療センター佐倉病院呼吸器内科 松澤康雄

naikamenko@sakura.med.toho-u.ac.jp