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教育指導者研修開催レポート

平成22年度 教育指導者研修スタート!

10月1日(金)~2日(土)の2日間に渡り、教育指導者研修を開催しました。
この研修は、新人看護師研修の努力化に伴い、その新人研修の要となる配属部署の教育担当者の養成が大きな目的です。キーワードは、【ビジョン】と【教育計画】です。
1日目は、新人看護師の教育に必要な教育についての基礎的知識、新人看護師教育ガイドライン、メンタルヘルスの講義です。そして、新人教育の根幹となる"部署のビジョン”について、臨床現場で大切にしている看護について、熱く語り、有意義なループワークでした。その結果の一部は、下記に掲載しました。
2日目は、ビジョンから具体的な看護師像へ、そして、教育内容へと結びつける作業でした。この一連のグループワークを通じて、なぜ新人が、この知識、技術を学習するのかという根拠が明確になり、ビジョンと結びつける事ができたようです。
午後は、指導技術の一つとして”コーチング“は体を使って、演習しました。
研修後は、部署で、"ビジョン“を話し合うという大きな課題が待っています。

1日目

東邦大学医療センターの特徴と求められる役割について

医療センター大森病院看護部
伊東和子 副看護部長

新人看護師教育ガイドラインについて

看護キャリア支援センター
鈴木康美 副センター長

教育の基本的知識及び新人看護師の理解について

看護学科基礎看護学
野崎真奈美 教授

新人看護職員の看護技術習得状況について

医療センター佐倉病院看護部
高橋初枝 副看護部長

ビジョン・教育計画についてのグループワーク

新人看護師及び指導者自身のメンタルヘルスについて

職員カウンセリングルーム大橋
カウンセラー 中村有先生

2日目

グループワーク発表

ビジョンについてのグループワークの結果

ポジショニング

看護キャリア支援センター
竹内 千惠子センター長

ことばのキャッチボール

研修を終えてのアンケート結果

参加者の声

■ビジョンから教育計画を導き出す方法を実施してみての感想は?
  • どんな看護師になって欲しいかが、より具体的となり計画が立てやすいと思った。
  • 「どうして」この勉強が必要なのかという根拠となる。
  • ビジョンの必要性がとてもよくわかった。
  • 指導者にとって大きな変化になると思う。
■コーチングの感想は?
  • 実際に体験することで今までの自分が相手に与えていた印象を自身で実感することがで きました。
  • 自分の振り返りにもなって明日からの自分の行動について考えることができました。
■今回の研修を通して自分の部署の新人教育に取り入れたいことは?
  • 前向きに教育するという気持ち。可能性を信じてゆっくりでも慌てずに育てたい。
  • 新人の特徴を理解し関わる。できないところに目を向けるのではなく出来るようになる には、どうするかを一緒に考えている。可能性に期待していく。
研修後は、この学びを実践の場で、活用する活動に入ります。
次回の研修は各施設で行います。

研修を終えてのアンケート結果