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平成22年度臨地実習指導者研修開催しました

11月15日(月)~18日(木)の4日間にわたり、研修を開催しました。

看護教育のカリキュラムの歴史、現在の実習に対する考え方、学生・指導者のメンタルヘルス、指導方法ではロールプレイと学生へのフィードバックの方法を具体的に学びました。

コーチングでは実践的に自己の日頃のコミュニケーションを取る時の態度、表情などを振り返り、グループワークでは、他施設との交流と図りながら、学生指導と看護教員との連携をどのように取っていくかを熱心に討議しました。

はじめに

看護企画室 出射明子
臨地実習指導者研修

「看護教育における臨地実習の位置づけ」「実習のありかた」

基礎看護学 野崎真奈美 教授
臨地実習指導者研修

参加者の声

  • 看護教育がどのように変遷してきたが理解できたので、今教育に求められていることが分かり、実践に役立てると思った。
  • 指導者と教員の連携をとることが大切。学生が主役となれる実習にしていきたい。

「コーチング」

看護キャリア支援センター
センター長 竹内 千惠子 教授
臨地実習指導者研修
臨地実習指導者研修
  • 言語以外で相手に与える印象がとても強い事が分かった。まずは、聴く姿勢を改善していくようにしたい。
  • 学生は指導者である看護師をよく見ているということ。関わる上での指導者の姿勢(視線や声の調子、態度を含む)が与える影響も大きいということが良くわかった。

「臨地実習における指導のストレスと対策」

横浜市立大学 塚本尚子 教授

参加者の声

  • ストレスコーピングを知ることでストレスに対する対応が分かった。
  • ストレスに感じることを抑制して次の仕事をしていたと気づいた。そのため今回はストレスに感じていることを自覚して問題解決していきたい。
  • バーンアウトスケールをやってみて、思ったよりも結果はよく、安心しました。

「教育って何だろう」

東邦大学理学部 教員養成課程 新保幸洋 教授
  • 否定的フィードバックだけでなく肯定的フィードバックも使用して効果的な指導をしていきたい。
  • 振り返りのフィードバックに自信がなかったが、これからは少し自信を持ってできる。
  • 人を理解するためにその背景を理解するということが大切だとわかった。
  • 学生とスタッフの視点が異なるのは当然であり、視点移動によって理解に繋がることを学んだ。

「学校と臨床の連携」「ワークショップ」

埼玉県立大学 川畑貴美子 教授

参加者の声(研修を終えて)

  • 学生、教員、指導者との関係性がわかり、お互いに連携が取れるように、人を巻き込んで行きたい。
  • 自分だけではなく、どこも同じようなことで悩んでいた。コミュニケーションの大切さを再認識した。

「発表・ディスカッション」

あるグループの発表から。

  • 短期的目標への具体策を一つずつ行なう事で今よりもよい実習環境になると感じた
  • 教員と私たち指導者との関わりが学生の実習達成度へとつながると学び、今後教員の方達とのコミュニケーションを図っていきたいと思う

研修のアンケート結果