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平成24年度 フィジカルアセスメント研修を開催しました

平成24年9月6日(木)7日(金)の2日間、フィジカルアセスメント研修を、「患者の正確な情報収集が出来る技術や判断能力を育成し、自部署でのアセスメントの能力向上させる」目的で、実施しました。

 

4ブース(①呼吸器系②循環器系③神経系④消化器系)に分かれて、基本的知識の講義、フィジカルアセスメントの技術の演習を実施しました。

①呼吸器系 講師:四本竜一看護師(大森病院)

②循環器系 講師:清田和弘看護師(佐倉病院)

頚動脈の観察
頚動脈の観察

③神経系 講師:堀孔美恵がん専門看護師(大橋病院)

④消化器系 講師:黒澤亮子がん専門看護師(大森病院)

【研修生の声】
  • 観察の基本を習い、その後で実際に行うことで分かりやすかった
  • 演習(腹部)の時間が短かった もう少し時間があると良かった
  • グループに分かれましたが、講師に方の声が時々聞こえづらかったときもありました

午後から3つ事例検討(情報収集の後、個人・グループでアセスメント)を行いました。

【研修生の声】
  • 実例を用いた演習であり、リアルで本当に勉強になった。現場で使える知識スキルをしっかり学ぶ事ができたので、すべてを統合して上手くアセスメントできるように頑張りたい
  • 事例では、問題となりそうな部位の情報を主に集めていたので、全身を系統立てたアセスメントが難しかった。また、自分自身でも演習した内容を整理しきれていなかったので戸惑った
  • 自分からデータ、所見を意図的に聞く方法が良かった
  • 時間が足りなかったが、短い時間で考えられることは、現場での実際かけられる時間と同様で、良い練習になったと思う。また、様々な分野の事例をやることで、自分の知識の足りない分野が浮き彫りになったと思う
2日目は、医学部シュミレーションラボで4人の患者さんに実際にフィジカルアセスメントを実践して、その解説を聞いてみました。

事例①消化器系

事例②循環器系

事例③神経系

事例④複合事例

事例④では、呼吸音、心音、血圧、意識レベル、不整脈の観察もできる高機能モデルで、緊張しながら実践しました。
【研修生の声】
  • 実際の状況のように演習することによって、イメージつきやすかった。 緊張して、思ったとおりにできないこともあったが、実際はもっと緊急性が高くなると焦りやすいので、本番でしっかりフィジカルアセスメントできるように訓練を重ねることが大切だと感じた
  • 実際に呼吸音や脈拍が分かる高機能の人形で体験することで、リアリティーがあった。 事例に基づいて、実際に観察、アセスメント、報告する事で、実践できる内容についての理解につながった。また、他の人の実施を見ることで、自分では気づいていない視点にも気づくことができた
  • 経験年数が6年になり、勉強する意欲も低下していましたが、いかに自分が知識、技術不足か思い知らされました。頭でわかっていたりしても、実際に動けなかったり、他の人の動きを見て学ぶことも多く、もっと勉強しなきゃダメだなと意欲がわきました
  • 参加して、本当に良かったです。とても良い機会となりました。 知識の活用の仕方を学ぶことが出来ました。新たに目標が出来たので、これからの看護人生にも生かせそうです
  • 沢山の内容が詰め込まれすぎていなくて分かりやすかった。報告の方法や事例を通して、どのような観察が必要か学べた。症状に対しての観察になりやすいが、全体を診ることの大切さを学べた

 

これから研修生は自分の所属部署へ戻り、その現場に必要とされるフィジカルアセスメントの研修を開催します。是非一緒に参加して学びましょう。

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