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CNS実習の最終カンファレンス

投稿日:2013年12月25日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

CNSと院生

【CNSと院生】

本日、CNS実習の最終カンファレンスを行いました。
出席者は
・祖父江由紀子氏(大森病院 がん看護CNS)
・黒澤亮子氏(大森病院 がん看護CNS)
・堀 孔美恵氏(大橋病院 がん看護CNS)
・CNSコース院生2名
・村上

院生が、実習目標に対する評価を発表し、CNSから質問そしてコメントを受ける。

さすがは、CNS。コメントが鋭い。
いつものスタッフナースに対する指摘とは異なり、CNSを目指す後輩に対して、CNSだからこその基本を理解してもらうようなコメント内容で、さすがです。

しかし、院生が、コメント内容を「理解」するのは至難の業であり、時間を要するだろう。
「理解」を辞書でひくと、物事の道理や筋道が正しくわかること。意味・内容をのみこむこと。とある。

これが、新たに看護学を学んでいる学生であれば、今まで知らなかったことについて新しい知識を学び吸収していき「理解」することはシンプルなことなので、スムーズに進みやすい。
しかし、長年、看護師として働いてきた分だけ、自分の中にすでに「看護とは」「ケアとは」「自分が大事にしたい看護とは」などの思いがあり、それ以外のことに価値を見出すのは容易いことではない。

自分の今までを否定するものではないし、今までの経験を捨てる必要もない。
しかし、今もっているものをそのまま使おうとしてはだめなのである。
それを学ぶために大学院にきたのだから。
今の自分の中にあるものに対して、違う材料、違う調味料、違うエッセンス、などなどを取り入れて、新たに練り上げなければならない。
その際に、いろいろな化学反応が生じ、やけどをするかもしれない、そのやけどが治るのに時間がかかるかもしれない、そのやけどが周囲の人にも影響するかもしれない、いろいろおきる。
そうやって、ひとかわむけた時には、きっと成長しているでしょう。

まだ始まったばかり、期待しています。

大学院生募集に関するお知らせです

投稿日:2013年12月02日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 とうとう今年のカレンダーもこの1枚となりました。今年もあっという間にかけめぐってきた感じです。気持ちよく新年を迎えるための準備を行わねば、と思う日々です。

 閑話休題。
 東邦大学大学院看護学研究科では、博士前期課程(修士課程)は、年に2回試験を行っております。今年度のもういっかいの日程は下記の通りです。

 試験日 :2014年2月22日(土)
 出願期間:2014 年1 月31 日(金)~ 2 月14 日(金)必着

 村上が募集しているコースは、成人看護学(研究コース)、がん看護学(研究コース、CNSコース)です。ご興味のある方は、ご相談ください。相談をしたから受験せねば、と思わなくて結構ですので、お気軽に。お話を伺い、極めたい方向性によっては、他の大学院コースをご紹介させていただきます。

 私は、兵庫県立看護大学大学院(現:兵庫県立大学大学院)の修士課程(CNSコース)に仕事を辞めて、フルタイムの学生として進学しました。CNSコースでしたので、講義、演習、実習、そして兵庫は課題研究ではなく修士論文、と学問にどっぷりとつかった日々であり、至福の時間でした。許されるならば、こういう時間の確保は大事だなと思います。預金通帳が減っていく状況でしたが、修了すれば何とかなるさ~、と楽観的でしたね。

 以前も書かせていただきましたが、やはり学問を追及することってゆとりが必要です。それをどのように確保するのかは本人次第なのでしょうが、重要だと今でも思っています。

 東邦は、大学院の授業料はとても安いので、修士は70万/年、博士にいたっては20万/年なんですよ!日々取り組んでいる実践の意味づけを行ってみたいかた、新たな発見を行い看護界だけではなくサイエンスの領域に変革をもたらしたいかた、夢を一緒に実現してみませんか。

 ご連絡お待ちしております。