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とうほう!

投稿日:2024年03月14日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 いくつになっても感動できる自分でありたい
この世の中、知らないことばかり
ネット社会だからこそ、こんなわくわくするものに出会える
はっとさせられる
同じ学校名というのも、奇跡かも
高校卒業式 (toho.ed.jp)



3.11を忘れない

投稿日:2024年03月11日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 2011年3月11日午後2時46分
あれから13年、と言われても、あの日の恐怖とそこから始まった生活の肌感覚は忘れていないし、つい先日のよう。

未だに約3万人の方々が避難生活とのこと、
衝撃的な事実です。
国の予算はこういうところに使うものではないのでしょうか。
世の中、いろいろなお金の動きがありますが、どこに使われているのでしょうか。

備えていても自然災害や緊急事態は起こります。
その後が大事だと思います。
「絆」の大切さを今こそ。


情報提供

投稿日:2024年02月29日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 今年はうるう年
ということはオリンピック開催の年
フランス大会楽しみです

さて、先日

ハカルテ(がん患者向け治療生活サポートアプリ)さん


ハカルテ(がん患者向け治療生活サポートアプリ)|note

のインタビューを受けました。

様々な方法で患者さんやご家族を支援できる時代になりました。
しかし、今でも情報にアクセスできない方々も多くおられることを忘れてはいけない、と再認識する機会になりました。
機会を頂きありがとうございました。



投稿日:2024年02月07日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 大森病院わきの梅が咲いていました
明日から国家試験が始まります
学生たちにも春が訪れますように
自分の今までの努力を信じて、がんばれ~~

2月8日:助産師国家試験
2月9日:保健師国家試験
2月11日:看護師国家試験

新年のご挨拶

投稿日:2024年01月09日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 2024年
新たな一年の始まりと共に、様々なことがおき、
気持ちがざわつきます

地震や事故などで被害を受けられた方々にお見舞い申し上げます
早い復興を願うばかりです

気持ちが揺さぶられますが、それぞれが為すべきことを為す、ことも大切です。
自分が課せられたことに、丁寧に取り組みます。
この一年が皆様にとって、実り多いものになりますように。





修了生が、がん看護CNSの認定合格しました!

投稿日:2023年12月22日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 修了生が、がん看護専門看護師の認定試験に合格しました!
患者さんやご家族のために、さらに質の良い看護を提供してください!

木村さん、おめでとうございます!



博士学位おめでとう

投稿日:2023年09月25日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2023年度秋学期 博士後期課程3名の方々の論文発表会があり、
学位が授与されました
おめでとうございます
協力してくれた患者さん、勤務調整してくれたみなさんのご支援があり、
この日を迎えられましたね
感謝を忘れずに
おめでとうございます!

思うこと

投稿日:2023年08月08日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 毎年8月6日は広島へ、8月9日は長崎へ、思いを馳せている

そして、今年は、同時に、沖縄や九州への台風の被害にも
まさか台風が90度方向をかえるだなんて

警報級の暑さに加えて、大雨の被害が大きくならないことを願い
原爆被害を忘れずに、思いを馳せます



立岩真也さん亡くなる

投稿日:2023年08月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 立命館大学の立岩真也教授が、7月31日に亡くなられたとのこと
62歳
早すぎます

『私的所有論』第1版第1刷を持っている
院生時代に、何度も読みました
当時は理解が難しかったことも、最近、ようやく理解できるようになりました

ご冥福をお祈りします


溶けそうな暑さを乗り切ろう

投稿日:2023年07月14日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 連日溶けそうな暑さでしんどいですね
そして、九州、山陰、北陸は大雨で大変なことに
これ以上被害が大きくならないことを祈ります

暑さが続きそうですが、熱中症など気を付けてのりきりましょう!



第10回日本CNS看護学会(京都)

投稿日:2023年06月10日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 第10回日本CNS看護学会(京都)に参加してきました
大会長は、大学院同級生の武用百子さん
かなりの参加者で、にぎわっていました

兵庫県立看護大学大学院(現兵庫県立大学)の大学院1期生が集合し、
やはり仲間に会えると元気をもらえます
(修了して25年もたつので皆ふけましたが)

以前勤務していた大学の教え子が、急性・重症患者看護専門看護師になっていて、
研究成果の発表もおこなっていて、立派でした
忙しい現場でも、こうやって成果を報告し続ける姿に元気をもらいました
私もがんばらねば




新年度開始

投稿日:2023年04月10日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2023年度始まりました。
気づくと、すでに4月中旬。
まずいです。
このままでは、あっと間に夏がきて、年末を迎えてしまいそうです。
切り替えねば。

今年度の目標
Step up です。

たゆまず前進を

今年度もよろしくお願いします

春!

投稿日:2023年04月09日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

春です
気分もあがります

 看護学部中庭の藤も満開です

あれから28年

投稿日:2023年03月20日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 あれから28年

1995年3月20日におきた地下鉄サリン事件
現場にいたわけではないが、ニュース映像を見ていたものとして、
忘れられない事件であり、まざまざと思いだす

この1995年は、1月17日に阪神淡路大震災があり、
3月にこの事件があり、日常生活ってなんだろうと考えさせられた

3月11日を迎えてあれから12年、と報道されるが、
時間の感覚がわからなくなる

何年たっても、経験したものとしては、つい昨日のことのよう
感覚が忘れていない

自然災害も戦争も起きませんように
合掌


鎮魂

投稿日:2023年01月16日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 明日は、1月17日

1995年1月17日阪神淡路大震災発生
6434名の方々が亡くなられた

1997年4月から兵庫県立看護大学大学院の院生となり、
明石市に引っ越した際にも、まだまだブルーシートで覆われた家が、
かなり多かったことを覚えています

この年は、3月に地下鉄サリン事件などもあり、
重苦しい空気が漂っていた記憶があります

街並みはきれいに復興されているので、
知らない世代の方々も増えているのかと思いますが、
被災した方々の気持ちは、今なお、
深い傷をおっているのではないかと思います

鎮魂


本年もよろしくお願いします

投稿日:2023年01月04日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2023年は、癸兎(みずのとう)です

「癸」は、「揆(はかる)」という文字の一部であることから「種子が計ることができるほどの大きさになり、春の間近でつぼみが花開く直前である」という意味だと言われています。
「卯」はもともと「茂」という字が由来といわれ「春の訪れを感じる」という意味、また、「卯」という字の形が「門が開いている様子」を連想させることから「冬の門が開き、飛び出る」という意味があると言われています。

これらより、癸卯は、「これまでの努力が花開き、実り始めること」といった縁起のよさを表している、とWEB上で多々述べられています。

皆様の一年が実り多きものになりますように
本年もよろしくお願いいたします



 

みんな生きている

投稿日:2022年12月26日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

Appleの信念
 アクセシビリティは、基本的人権である

運動障がいのある人を支える音声アシスタント
視覚障がいの人をサポートする音声ガイド
聴覚に障がいを抱える人を助ける文字案内……など

Apple」が、テクノロジーで障がい者の生活をサポートする様子を描いたショートフィルムThe Greatestを公開。

TABI LABOのサイト(TABI LABO (tabi-labo.com))にこんな記事があった。

ハッとさせられる。
「できるのか、できないのか」って考えてしまうのは、
できないことを想定している自分がいるからだ。
恥ずかしい。
みんな同じく生きているんだ
ぜひ、下記をみてほしい

 ↓

(66) The Greatest (Audio Descriptions) | Apple - YouTube

クリスマスツリー

投稿日:2022年12月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今年ものこり1ヶ月
早いですね
大学のホールに、いつものように巨大なクリスマスツリーが登場しました
いつも事務の方々がきれいに飾り付けをしてくださいます
忙しい中にも、季節感を味わえてうれしいです
走りますかね

神秘

投稿日:2022年11月15日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 2022年11月8日 皆既月食、神秘でした
そして、天王星が月を出入りする天王星食も同時におこりました
日本で皆既月食と惑星食が同時に見られたのは1580年7月26日以来、
442年ぶり、とのこと

1580年とは、いつの時代?
安土桃山時代
イギリス商船が平戸に来航した年だそうです
1582年には本能寺の変、があり
1600年には関ヶ原の戦い、があり

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康らも、この神秘な天体ショーを見るために空を見上げたのでしょうか

忙しさに忙殺され、マスクをつけての生活で下ばかりみて、
そんな日常だったのに、この日は、みんな足を止めて、
空を見上げて、笑顔で、写真をとり

なかなか窮屈な生活から解放されませんが、
自然の理は常にそこにあり、心が癒されます

次に同時におこるのは、2344年だそうです



広島、長崎に思いをよせて

投稿日:2022年08月09日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 広島と長崎に原爆が投下されて77年
8月6日と8月9日が何の日か、知らない若者が増えているそうです

経験していないことを知らない、というのは当然かもしれませんが、
ほんの70数年前に、日本で何が起きていたのか、
伝えていくことは大切なのではないか、と思うのですが、
こういう歴史について、丁寧に紡ぐことは行われていないため、
そういう若い方が増えているのでしょう

目の前のことに取り組むことは重要ですが、
この国の歴史を大切にすることも、もっと重要だと思います

COVID-19の状況が大変なことになっています
現場で対応されている医療関係者の皆様に感謝いたします

また広島や長崎に行ける日がくることを願っています

黙祷



大雨にご注意ください

投稿日:2022年07月19日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

梅雨に戻ったのかと思うような天気が続いています
欧州では、熱波だそうです
変な気候になってきました
夏休みに入っていきますので、お出かけの際はご注意ください

先月、学生と鎌倉円覚寺に研修にでかけたことが懐かしいです
次の週に、40度近い気温になって、タイミングがよかったと思っていたら、
今は大雨ですね


「慰霊の日」に思う

投稿日:2022年06月23日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 今日6月23日は「慰霊の日」
いつになってもこの地上から戦争がなくならない
テレビの中の映像と、自分たちの日常が普段通りに
すぎていくことのギャップにも慣れてしまっている
恐ろしい

そんな時に、桑田佳祐さんたちおやじたちが、立ち上がった
Char、世良公則、佐野元春、桑田佳祐、野口五郎
みんな66歳だそうです

歌詞がこころにしみます

「時代遅れのRock'n Roll Band」より転載

作詞:桑田佳祐
作曲:桑田佳祐

この頃「平和」という文字が
朧げに霞んで見えるんだ
意味さえ虚ろに響く

世の中を嘆くその前に
知らないそぶりをする前に
素直に声を上げたらいい

旅路の果ては空遠く
まだ夢叶わずに
冋り道を繰り返して

One Day Someday
いつの間にか
ドラマみたいに時代は変わったよ

目の前の出来がを
共に受け止めて
歌え Rock’n’Roll Band!!

我々が居なくなったって
この世の日常は何ひとつ
変わりはしないだろう

そんなちっぽけな者同士
お互いのイイとこ持ち寄って
明日に向かって
Twist and Shout, C*rnon!!
• • • Shake It Up, Baby!!

子供の命を全力で
大人が守ること
それが自山という名の誇りさ

No More No War
悲しみの
黒い雲が地球を覆うけど
カの弱い者が
夢見ることさえ
拒むと言うのか?

One Day Someday
いつになれば
矛盾だらけの競争は終わるんだろう?

この世に大切な
ひとりひとりが居て

歌え Rock’nRoll Band!!

闇を照らす

ダサい Rockn^oll Band!!

柔軟な思考

投稿日:2022年06月06日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 関東も梅雨入りです
アジサイが咲き始めました

さて、こんな記事を見つけました
とても反省しました
私も、ついつい、いろいろ考えてしまいます
よかれとおもって

しかし、この記事を読んで、反省です
小学生に大人たちの批判が1000件超【悲しい発売】|株式会社 悟空のきもち THE LABOのプレスリリース (prtimes.jp)
(2022.6.6 閲覧)

時間が経過すると、時代や環境も変わります
昔よかったことや優先されていたことが、今は違うかもしれません

柔軟な思考と
柔軟なこころを取り戻したいです


植村冒険館(板橋区)

投稿日:2022年05月09日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 連休中にうろうろしていたら、植村冒険館(板橋区)に辿り着きました
このような施設があること知りませんでした

1984年に冬期マッキンリー単独登頂後に消息不明になられたニュースは鮮明に覚えている
しかし、それ以外の功績は存じ上げず、若い頃からいろいろとチャレンジされていたことを、今回知った

犬ぞりによる単独北極点到達やグリーンランド縦断など、単独による冒険を行っているが、事前に長期間にわたり現地に滞在し、現地の人々の生活を知り、準備を整えていくなど、決して一人で達成できたものとは考えておられない

周囲の理解と協力があればこそ、と常々言われていたそうだ

本当にそうです
何事もひとりではできない
周囲への感謝の気持ちを私も大切にしたい

それにしても、子どものように笑う植村さんの写真
楽しそう
入館無料なので、ぜひ訪問してみてください


2022年度の研究室目標!

投稿日:2022年04月18日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 

2022年度の研究室目標は
「スキル up!」
です。

さあ、1年間頑張りましょう!


 

春、春、春!

投稿日:2022年04月10日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

春ですね
気持ちのいい季節になりました

歓迎!新入生

投稿日:2022年04月04日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

4月3日に幕張メッセで入学式が挙行されました
4月4日には、新入生歓迎を行いました
雨で天候は悪かったのですが、みんな晴れやかな笑顔でした

新年度スタートで、7月まで駆け抜けていきます

新年度スタートです

投稿日:2022年04月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 2022年度が始まりました
講義時間が50分に変更になることや、新入生から新しいカリキュラムが開始されることなど、変わっていくこともあり、少々ドタバタしていますが、
東邦看護の伝統は変わらず、脈々と受け継がれ、積み上げられていくものですので、
焦らず、おごらず、丁寧に取り組んでいきたいと思います。

皆様、今年度もよろしくお願いいたします。
そして、新しい環境での生活が始まった卒業生・修了生の皆様、大いに楽しんでください。


旅立ちにエール

投稿日:2022年03月31日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

明日は、4月1日
新たな年度のスタートです
みなさんの新しい門出を応援します
医大通りの桜も、医学部の桜も満開で、みんなを応援しています

祝!卒業式

投稿日:2022年03月16日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2022年3月16日
卒業式・学位授与式
幕張メッセにて挙行

みんな元気に巣立ちました
医療者としての一歩を楽しみながら進んでください
この仕事に誇りをもてるようになってください
楽しみにしています

投稿日:2022年03月14日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

近所の梅が満開
春ですね


命あることに感謝

投稿日:2022年03月11日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2011年3月11日午後2時46分
東日本大震災の発生

当日、15時からの会議のため東京医科歯科大学の高層階に到着したばかりでした。
体験したことのない大きな揺れとともに、窓外にみえる建物上層階に設置されていた貯水槽の破壊による大量水流出の状況を目にした時、ここで死ぬんだ、と思いました。
本当に恐怖でした。

でも生きている。
自分は生かされた、と思い、この命に感謝と思っています。
日々のささいなことに心がとらわれることもありますが、
あの日のことを思うと、元気に仕事ができ、好きなことに集中できること、
何よりの感謝でしかありません。

COVID19の影響で窮屈な生活を送っているとしても、
それでも命があることに感謝です。

命あることに感謝し、自分がやるべきことをやっていきます。
震災、COVID19、戦争、などでお亡くなりになられた方々、
負傷された方々に心を寄せて、今日を送ります。



桃の節句に願いを込めて

投稿日:2022年03月03日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

看護学部校庭の梅がきれいに咲き始めました

3月3日桃の節句
桃には邪気をはらう力があるといわれているそうです
また、桃には百歳(ももとせ)まで生きられるようにという
不老長寿の願いも込められているそうです

争いをやめてください
みんな仲良く協力して笑顔で生活しましょう
みんな地球の土地を間借りしている同じ立場なのですから
大切な命がこれ以上喪われないことを祈ります


お祝い

投稿日:2022年02月28日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日、大学院論文発表会が開催されました。
今年度修了する岡林くんも立派に発表しておりました。
論文作成に際して、多くの皆様からご支援を頂きました。
そして何よりも、2年間の院生時代に、どれほどの患者さんたちに
ご協力を頂いたか。
常に患者さんへの感謝を忘れずに、4月からまた新たな環境で頑張ってください。
そして、秋に行われるCNSの認定試験も頑張りましょう!
修了おめでとうございます。

アスリートたちに感謝

投稿日:2022年02月20日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

冬季オリンピックが閉幕しました
アスリートの皆様の躍動に元気をもらいました

最終日はカーリングの試合にくぎ付けでした
4年前も感動をもらいましたが、今回も各国すばらしかったです

そして、英国のサードの選手は、看護師との二足のわらじだそうです!
素晴らしい!!

【カーリング】英国ライトは看護師と二足のわらじで金メダル「サポートしてくれた」周囲に感謝 - カーリング - 北京オリンピック2022 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)

こんな働き方もあるのですね!

みなさん、おめでとうございます!
ありがとうございました!!


2月4日は、World Cancer Dayです

投稿日:2022年02月04日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

毎年2月4日は、World Cancer Day(世界対がんデー)です。

 これは、世界が一体となってがんに対する教育や意識向上を通してがんの予防とリスクの低減を図り、あらゆる人々が平等にがんの治療を受けられるように
なることを目指した、国際対がん連合(UICC:Union for International Cancer Control)が主導する世界的なイニシアティブです。

 国内外で、さまざまな企画が開催されてきましたが、このコロナ禍では今まで通りとはいきませんでしたが、それぞれに工夫されて開催されています。

 本学部でも、図書室の司書さんが展示して下さっています。




Professionalであるために必要なこと

投稿日:2022年01月19日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

先日、大坂なおみ選手の全豪オープン初戦勝利に関するスポーツニュースを
3本別番組で視聴し、興味深いことに気づいた。

結果は、6-3、6-3のストレート勝ちでした。
ある番組は、シンプルに、6-3、6-3のストレート勝ちだったことを伝えた。

ある番組は、6-3、6-3におけるセットの取り方、取られ方に少し踏み込んで、解説していた。
特に強調していたのは、第1セットが、5-0でリードしていたのに、
続けて3ゲームとられ5-3になった。しかし、今まではこういう状況で、
メンタルへの影響があり崩れることがあったが、冷静に対応していた、
大坂選手に成長がみられた、と述べていた。

この2番組の伝えた内容は、正確である。情報としては十分である。
しかし、結果や、ゲーム内容については、公式サイトにも発表されているので、
この番組を見なくても、入手することはできる情報である。

そして、感動したのが3つ目の番組である。
勝利したゲーム数やセット数の情報は当然伝えていた。
それよりも、どのように勝ったのか、についてより具体的に専門家の目線で、
内容を伝えていた。
これまでの大坂選手には見られなかったショットについて具体的に解説していた。
スローモーション映像をもとに、どういう返し方を行っているから、相手が対応できず、
ポイントにつながっていること。そして、そのショットは、新しく獲得したプレースタイル
であり、今までには見られなかったこと、ゆえにこの全豪オープンに向けて、
相当の練習を行ってきたのだろう、と解説してくれた。

解説に適したプレーに関するスローモーション映像とともに、専門家による
わかりやすい解説がなければ、素人には理解することは困難である。

今、1月末締め切りの論文提出に向けて、修士の院生が奮闘している。
専門家が、現象を説明するということは、こういうことなんだ、と再認識した。
そして、その現象で何が起きているのかを、専門家自身も理解するために、
研究というものが存在する。
やはり、実践家にとって「研究」はとても重要である。
研究を通して、みんなに伝えやすい新たな言葉を見つけることになり、
それを伝えることで、同じ実践家にも英知が周知されていき、
その結果、医療の提供を受けている患者さんや家族のQOLは向上する。

「実践」と「研究」は両輪であり、どちらも重要です。
どちらかに偏ることなく、両方を稼働してほしい。
今、研究を4つ掛け持ちしているが、現象をひもとくことは、
やはり楽しい。






震災障がい者へのサポート不足

投稿日:2022年01月18日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

毎年、1995年1月17日の震災を忘れずに、
黙とうを行ってきました

しかし、それは亡くなられた方々への思いであり、
震災後に生きてこられた方々はどういう生活を送っているのか、
ということを考えていなかった無知が恥ずかしいです。

ニュースで、震災により負傷し、障がい者となられた方へのインタビューを
拝見しました。
両足が建物や家具におしつぶされ、救助されてから数年間にわたり、
約8回もの手術を受けて、総額800万ほどの医療費は自己負担、
国からの援助はないとのこと。

震災により身体、こころ、社会生活などが被害を受け、
そのことを抱えながら生きてこられた方々はきっと大勢おられるでしょう。

自然災害が多く発生する日本にとって、緊急時の支援というのを、
柔軟に、十分に、行えるシステム作りが求められていると痛感しました。





鎮魂

投稿日:2022年01月17日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

阪神淡路大震災から27年たちました
1995年1月17日午前5時46分発生

関東地方に住んでいた私は、テレビに映し出される状況や、
刻々と増える死亡者数、そして立ち上がる火事の黒煙、など、
今でも鮮明に覚えていますが、「揺れ」を体験していないため、
実感がなかったのが実状です。

しかし、1997年4月に明石市にある兵庫県立看護学大学院に入学し、
まだまだ被災状況が残っていること、仮設住宅が多数あること、
ブルーシートをつけた家が多数あることなど、そこで初めて実感しました。
本当に大変なことだったんだと。

そして、いくら時が経ても、大事な方々を亡くされた人にとっては、
癒えることはないものです。
27年経過すると、震災を知らない世代の方々も増えていくと思いますが、
忘れずに伝えていくということを大事にしたいと思います。

6434人の方々
安らかにお休みください
鎮魂



今年もよろしくお願いします

投稿日:2022年01月04日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

皆様 新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

2022年は、「壬寅(みずのえとら)」です。
厳しい冬を越えて、芽吹き始め、新しい成長の礎となる、と言われています。
そのとおりに、COVID-19が収束し、みんなでいつも通りに
会えることを願ってやみません。

また、感染者数が増え始めています。
最前線の医療スタッフの皆様にご迷惑をおかけしないように、
感染対策を徹底したいと思います。

本年も何事もじっくりと取り組んでまいりたいと思います。
皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

1月4日
村上好恵

CNS認定合格!

投稿日:2021年12月10日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日、うれしい連絡が入りました。
2021年3月にCNSコースを修了された、小野寺恵子さんが、認定試験に合格しました!
おめでとうございます!

小野寺さんは、がん化学療法看護CNでもあり、薬物療法とその看護について卓越した知識と経験をお持ちなので、今後はCNSとして、さらにパワーアップされることと思います。

小野寺さんに看護してもらえる患者さんやご家族は幸せだと思います。
益々の活躍を期待しています!
後輩のこともよろしくね!


「夢」をもつこと

投稿日:2021年11月20日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

「夢」をもつことは、とても大事
目標になるし、生きる糧になるから
生あること、「生きているだけで丸儲け」ということも大事
でも、命を与えられ生きているなら、目標や夢をもって生ききることも大事
泣けた


「子どもの生きる力 手助けしたい」 研修医の熊谷さん 白血病克服し小児科医に 中3で発症 闘病支えた主治医に憧れ | 長崎新聞 (nordot.app)

2021年11月20日閲覧

立冬

投稿日:2021年11月07日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2021年11月7日立冬
二十四節気の1つ
冬の始まり

COP26でも問題になっているように地球温暖化により
子どものころに比べると、立冬といえども暖かい日が多いと感じます
「化石賞」を受賞してしまった日本ですが、個人でもできることは継続したいと思います

さて、現在、3年生は実習真っただ中
昨年に比べると、実習できることに感謝したいと思います
みんながんばっています

投稿日:2021年10月02日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

10月が始まりました
残すところ、暦が3枚
年末ももうすぐです

実習が開始となり1ヵ月が経過して、
学生は、みんな成長してきていてすごいなと思います
やはり現場での学びは深いです
担当患者さんやスタッフの方々の丁寧なご指導に感謝です
事例からでは学べないものをたくさん吸収してほしい
「実際」がそこにあり、「命」と向き合ってほしいです


私にとっての9.11

投稿日:2021年09月11日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

私にとっての9.11

2001年9月11日
今でも忘れない
ずっと、ずっとテレビを見ていました
飛行機がビルにアタックした瞬間も、
ビルが倒壊した瞬間も
あんなに悲しいことを繰り返してはいけない
しかし、世界では戦争が無い日はない
なぜいがみあうのか
仲よくしましょうよ

もうひとつは
2019年9月11日
尊敬する矢形寛医師が亡くなられた日
まだまだつらいので、先生は海外に転勤したと思い込ませている
でも、本当につらいのは先生ご本人であり、ご家族であり、
先生を頼っていた多くの患者さんたちである
先生に安心してもらえるような仕事をしていきます
みんなを見守ってくださいね

新しいメンバー紹介します

投稿日:2021年08月24日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

がん看護学研究室のメンバーを紹介します。

今年の4月に着任した講師の山下尚美先生(左)と、
今年の8月に着任した助教の酒井美香先生(中央)と、
村上です。

8月30日からは、3年生の実習が始まります。
このような状況ですが、実習を受け入れて下さる臨床現場に
感謝し、学生とともに一生懸命に取り組んでいきたいと思います。

連日、臨床現場は大変な状況にあります。
最前線でのご対応、本当にありがとうございます。
皆様がたの、身体は当然ですが、こころがつぶれてしまわないようにと
毎日祈るばかりです。



123便の事故から36年

投稿日:2021年08月12日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

36年前の1985年8月12日
520名の尊い命がなくなる飛行機墜落事故があった

当時高校生で受験勉強している中、夕食前の時間に
テレビが緊急ニュースに切り替わったのを今でも鮮明に覚えている

家族にあてた最期の手紙やその後のご家族の記事は
胸が詰まる

戦争のこともしかり、どうしたら風化せず、みなの記憶にとどまり、
教訓として次へ活かすことに繋げられるのか、悩ましい

こうやって、知っているものが、思い出し、伝えていく、
それしかないのかもしれない

鎮魂

76年前の長崎

投稿日:2021年08月09日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

1945年8月9日午前11時2分
長崎へ原爆投下されてから76年
多くの尊い命が犠牲になった日

長崎の原爆資料館
ながさきの平和【公式】 (nagasakipeace.jp)

ここには絶対に行った方がよい
広島に比べると遠方かもしれないが
一度は訪れるべきところ、と思う
いろいろ考えさせられる

また、世の中落ち着いたら行きたい

鎮魂


76年前の今日

投稿日:2021年08月06日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

1945年8月6日午前8時15分
広島に原爆が投下された

あれから76年の今日もやはり、暑い日になった
毎年思う
きっと、あの日は、もっともっと暑く苦しんだだろう

COVID-19の影響で出かけられず、しばらく平和記念公園に行けていない
あの場へ赴くと、気持ちが静になる
また落ち着いたら行こう

何もできないが
経験もしていないが
あの日のことを忘れないことが一番大事だと思っている

鎮魂

夏だ!

投稿日:2021年07月16日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

夏ですね
いろいろ、頑張ろうっと

西日本豪雨災害から3年

投稿日:2021年07月07日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

西日本豪雨
2018年6月28日から7月8日にかけて、台風7号と梅雨前線等の影響によって、西日本を中心におきた集中豪雨

亡くなられた方263人
行方不明の方8人
負傷された方484人

そして、3年経過した昨日のニュースで驚いたことは、
先月末の時点で、仮設住宅などで仮住まいを余儀なくされている方が、1000人以上もおられるということ。

このような報道は全然されていないため、知りませんでした。
岡山県732人、広島県93人、山口県5人、愛媛県223人

熱海伊豆山の被害も甚大で、まだ雨が続きますので、
どうにか早く復旧されることを願ってやみません。
そして、西日本で仮住まいされたいる方々も、早く元の生活が戻ってくることを願っております。


「慰霊の日」に立花隆さんの訃報届く

投稿日:2021年06月23日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 8月15日は、終戦の日ですが、
地上戦が行われ、多くの、こんな言葉では言い表せられないほどの
住民の命を巻き込んで、ようやく終わった沖縄戦
それが、1945年6月23日
そして、毎年6月23日は「慰霊の日」である
この日を知らない国民が大多数とのことにも衝撃を受ける

そのような日に、立花隆さんの訃報のニュースが流れた
政治に対する著書も多いが、
キャスターだった筑紫哲也さんと同様に平和を願い、そのような著書も数多い

「知の巨人」とよばれた立花隆さん
知的探求の尊さと面白さをその著書を通して教えていただいた

合掌




深キョン

投稿日:2021年05月26日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

深田恭子さん、適応障害にて、お仕事しばらく休業とのこと。

生きて、生活していると、誰もが心身のバランスをくずす時があります
そんな時、出来ていないことばかりに目が行きがちで、
さらに落ち込みますが、
いろいろあるのが人生なので、
焦らず休養するのは大事だと思います

デザイナーの中島ナオさんが、
2021年4月28日に38歳でお亡くなりになった
31歳で乳がんを発症されてから、病と共に歩みながら、
「deleteC」というNPO法人を設立されて、様々なことに取り組んでこられた
先日、TVでもその活動が放映されていた

今あるいのち、に感謝し
いのちあるものは、遺志を受け継ぎます



校庭の花がきれいに咲き始めました

投稿日:2021年04月08日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

校庭の花がきれいに咲き始めました
まずは、藤です
心地よい風になびいて、美しいです

卒業生のみなさん
入職して1週間ですね
元気かな?



新年度始まりました

投稿日:2021年04月02日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2021年度入職式、大学院ガイダンス、入学式など始まりました

研究室に新しく講師を迎えました
大学院は、博士前期課程がん看護CNSコースに1名入学者を迎えました
非常勤研究生にも、新たなメンバーを迎えました
(HPの更新はもう少し後らしい・・・・)

新たな年度が始まります
皆様、今年度も一緒に切磋琢磨していきたいと思います
どうぞよろしくお願いします

古賀稔彦さん逝去

投稿日:2021年03月24日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

古賀稔彦さん逝去
あまりにも突然の訃報に絶句した

なんで???
どうしたの???

古賀さんの、柔道家としての功績もすばらしいが、
やはりその人間性の素晴らしさに同じ年だが尊敬の念を抱いていた

原因が、がんであったとのこと
がん看護を専門としている立場から、
どれほど、大事な命を奪うのか、と悔しい
しかも、まだ53歳
これから、いろいろなことを成されたかったのではないか

悲しい
悲しい
心からご冥福をお祈り申し上げます

卒業式!

投稿日:2021年03月17日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2021年3月17日 卒業式・学位授与式
お天気もよく、桜もきれいに咲き始め、
学生たちのはかま姿も美しく、保護者の方々も笑顔で、
制限のある式でしたが、それでもみんな元気に巣立っていきました

医療者として、目の前におられる方々に対して、
つねに真摯に、誠実に、自分を偽ることなく、
歩んでいってください

卒業、修了、おめでとうございます

訃報

投稿日:2021年03月14日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

東京大学名誉教授の大橋靖雄先生が2021年3月11日に67歳でご逝去されたとのこと。
大橋先生は、疫学・生物統計学の専門家で、
先生の講義や講演は示唆に富むものばかりでした。
直接お話ししたことはありませんが、学会等で講演を伺うたびに、
難しいことを、大変わかりやすく、そして面白くお話しくださり、
興味関心をもち、わくわくしながら拝聴していたことを思い出します。

大変残念で悲しいお知らせですが、心よりご冥福をお祈り申し上げます。


あれから10年

投稿日:2021年03月11日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2011年3月11日午後2時46分
あれから10年・・・・・・・
当時、首都大学東京(現東京都立大学)に勤務しており、
当日は、東京医科歯科大学で15時から開催される会議のため、
16階か17階のエレベーターを降り、会議室に入った途端のできごと。

耐震建築だから大丈夫と言われても、経験したことのない大揺れに、
あー、倒壊してここで死ぬんだ、と覚悟はした。

未曾有の大災害
食料品の不足
計画停電
頻繁にくる余震
余震前の地震速報のアラーム音にストレスフル

しばらくの期間、いろいろあった
卒業式もしてあげられなかった学生たち

2011年の夏に行った陸前高田
あの風景は、今も忘れない
何もかもなくなっていて
ここからどうやて再建するのだろうかと心が痛かった

現地はまだまだこれから
あの時、みなが一致団結して過ごしていった
今のCOVID-19も、みんなで団結して収束させたい

昨日、10年を迎えご家族の遺骨が見つかるなどのニュースを拝見し、
きっと会いたかったのだろうなと思う
亡くなれれた方々、いまだに行方不明の方々
鎮魂




Webメディア『ナースときどき女子』に研究室が紹介されました

投稿日:2021年03月08日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

看護師、医療従事者向けのWebメディア『ナースときどき女子』に
研究室の紹介記事が掲載されました。
このように、目にとめて下さることは本当に嬉しいです。
ありがとうございます。

 

紹介記事
https://kango-oshigoto.jp/media/article/3341/


啓蟄

投稿日:2021年03月05日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2021年3月5日 啓蟄
寒さが緩んで春の陽気になってきたことで、土の中から虫たちが動き出す季節のことを指す。「啓」はひらく、「蟄」は土の中で冬ごもりをしている虫、のこと。

土の表面を覆っていた雪が解け、土自体に日があたるようになってくるため巣の中も暖かくなってくる。
土の中で越冬していた蛹が地上に出てきたり、冬の間は土の中でじっとしていたアリなど、春を感じた虫や、冬眠していた生き物たちが続々と動き出す季節のこと。

梅や桃が咲き始め、木蓮もふくらんできている。
街に色がつき始めている。
新たな出発です。

 

祝!論文発表会

投稿日:2021年02月26日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日は、CNSコースの小野寺さんの論文発表会でした。
大変すばらしい発表でした。
3年間(長期履修)よくがんばりました。
所属先での新棟建設の会議等もあり、何足も草鞋をはきながら、
本当によく頑張りました。
きっと、これからも患者さんやご家族にそのように真摯に対応してくれるのだろうなーと、
今後の活躍にも期待しております。
今は、いつものようにお祝い会を開催できませんでしたが、
小野寺さんを慕う方々からのお祝いでした。

国家試験の自己採点のようす

投稿日:2021年02月16日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2月11日助産師国家試験
2月12日保健師国家試験
2月14日看護師国家試験

自己採点の結果、うちの研究室の学生たちはみんないい感じ
コロナの影響もあり、自宅での自己学習という孤独な闘いを経て、
みんなの努力が報われたようでよかった

正式には来月の発表になりますが、
少しゆっくりして4月からの新しい生活に備えてください


飛び起きた

投稿日:2021年02月13日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

久しぶりになった携帯の地震速報とアラーム音
すぐに揺れ出して、大揺れ
10年前を思い出し、怖かった

けっこう長かった
また福島方面の被害が大きく
建物などの物理的な被害も心配ですが、
なによりフラッシュバックで心穏やかならざる状況になっていないかと心配

日常生活に影響が及ばないことを願います
そして、明日の国家試験にも影響が出ませんように


震災を忘れない

投稿日:2021年01月17日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

1995117日 阪神淡路大震災が発生
6,434名の尊い命が奪われた

大学院に入学し明石市に住むことになった1997年、
明石市にも、神戸市にもまだまだ多くの仮設住宅があり、
屋根にブルーシートがかかったままの家もあり、
まだまだなんだ、と映像ではなく、自分の目でみた現実と衝撃をいまだに忘れていない

いくら時間が経っても、大切な人を失った悲しみは消えない
コロナ禍でニュースも小さくなったけど、大切なひとを思う気持ちは小さくならない
その大切なひとたちを想う気持ちを糧にがんばろうと思う

鎮魂


新年あけましておめでとうございます

投稿日:2021年01月07日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2021年
新年あけましておめでとうございます
閉塞感との共存であった2020年が終わり、
少しは開放されるのかと思っていましたが、
まだまだトンネルは長いようでした

西浦先生のわかりやすい解説記事です
「飲食店の制限だけでは1ヶ月で感染者は減らない」 8割おじさんが厚労省“非公開”のシミュレーションを公開 (buzzfeed.com)

知り合いの病院もパンク状態だそうです
12月初旬から年末年始も休みなく対応に追われているようです

わたしにできることは、1つのベッドを占領しないように、
感染予防行動の徹底あるのみだと思っています

明けない夜はない、と思っていますが、
しばらくかかりそうですので、今だからできることをやりたいと思います

本年もよろしくお願いいたします
みんなで協力して過ごしていきたいです

感染症数理モデルとCOVID-19 稲葉先生の解説

投稿日:2020年12月21日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

東京大学大学院数理科学研究科教授の稲葉寿先生の解説
後半は専門的で難しいですが、理論的に明快で、とてもわかりやすい

感染症数理モデルとCOVID-19 | 日本医師会 COVID-19有識者会議 (covid19-jma-medical-expert-meeting.jp)


もう少し、日本においても論理的に、長期的に、ものごとの組み立てを行うようにならないものでしょうか
いつもいきあたりばったりな気がする
何事にも
自分の時代が終われば後は知らない、というリーダーが多すぎる



 

師走

投稿日:2020年12月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2020年もあと31日
今年は、いろいろなことがあり、閉塞感が充満しています

しかし、コロナ禍での遠隔講義を行うことによって、
内容を見直したり、様々な方法を勉強したり、適した機器を探したり、
と新たな発見もありました

何事も経験、と考え、来年に活かしていきたいです

今年も素敵なツリーが登場です
癒されます

みなさんも、リフレッシュできるといいなと思い送ります

ナイチンゲール展(WEB開催)

投稿日:2020年10月20日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

学生のころは、全然理解できていなかった
赤点たくさんの学生だったこともあり、ナイチンゲールの功績について、
本当に理解できていなかった

しかし、看護覚書もそのほかの書籍も、今なら理解できる
(勉強するのが遅すぎて反省、恩師たちよごめんなさい)

時代がかわっても、大事なことは変わらない
この特別資料館は、とても充実している
ぜひ、閲覧してほしい
https://www.nurse.or.jp/nursing/education/library/shozo/nightingale_webex.html?utm_source=whats_new&utm_campaign=20201001_02



お彼岸

投稿日:2020年09月22日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

故郷の北海道では彼岸花の自生を見たことがなかった
寒さに弱く越冬できないらしい
内地では、ちょうどお彼岸の時期に咲き、故人を思い出す
みんな、空の上でどうしているのかな


矢形寛先生を偲んで

投稿日:2020年09月11日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2001年9月11日、米国同時多発テロがおきた日
ずっとテレビにくぎ付けで見ていたことを、今でもありありと思い出す
青い空の中、飛行機がタワーに衝突する場面
本当に信じられない光景だった
それ以降も争いの絶えない地球
仲良くしてほしい


そして、
2019年9月11日は、矢形寛先生が亡くなられた日
あれから1年
さびしい
師匠であり、父親のような、兄のような、親戚のおじちゃんのような、
そんな優しい雰囲気をもった方でした
お互いに忙しいから、なかなかご一緒できないから、と言い聞かせ、
このことに直面できずにきたが、やはり向き合わねば、とは思う

矢形先生が好きだった歌がある
これをきいて、元気を出そう



「365日の紙飛行機」
作詞:秋元康    作曲:角野寿和・青葉紘季



朝の空を見上げて

今日という一日が
笑顔でいられるように
そっとお願いした


時には雨も降って
涙も溢れるけど
思い通りにならない日は
明日 頑張ろう


ずっと見てる夢は
私がもう一人いて
やりたいこと 好きなように
自由にできる夢


人生は紙飛行機
願い乗せて飛んで行くよ
風の中を力の限り
ただ進むだけ
その距離を競うより
どう飛んだか どこを飛んだのか
それが一番 大切なんだ
さあ 心のままに
365


星はいくつ見えるか
何も見えない夜か
元気が出ない そんな時は
誰かと話そう


人は思うよりも
一人ぼっちじゃないんだ
すぐそばのやさしさに
気づかずにいるだけ


人生は紙飛行機

愛を乗せて飛んでいるよ
自信持って広げる羽根を
みんなが見上げる
折り方を知らなくても
いつのまにか飛ばせるようになる
それが希望 推進力だ
ああ 楽しくやろう
365



人生は紙飛行機

願い乗せて飛んで行くよ
風の中を力の限り
ただ進むだけ
その距離を競うより
どう飛んだか どこを飛んだのか
それが一番 大切なんだ
さあ 心のままに
365



飛んで行け!

飛んでみよう!
飛んで行け!
飛んでみよう!
飛んで行け!
飛んでみよう!
 

看護フィジカルアセスメント論:エコー演習

投稿日:2020年08月25日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今年度の大学院科目 『看護フィジカルアセスメント論』では、
エコー演習を取り入れました。
(きちんと、三密対策をとって行っております)

ポケットエコーやシミュレーション機器をレンタルし、
講師からの講義を受けて、
さらには業者の方に来ていただき説明を受け、いざ実施。

短時間でしたが、取り扱い方、画像の見方、考え方、
どのような場面でこのアセスメントが活かされるのか、
などについて参加者でディスカッションを行いました。

何よりも、楽しかった!
普段、看護師は扱わない機器のため、食わず嫌いな先入観がありました。
しかし!!
演習を通して、実際に自分で取り扱うことによって、
この機器のメリットやデメリットが見えてきて、看護師が習得することの意義について
みんなでディスカッションしました。

身体内部を簡便に、しかも、侵襲なく、観察できる機器があるならば、
それは、医療者として、患者さんのためになることならば、修得する意義があります。
看護師は、診断をするわけではないので、そのようなポイントではなく、
症状を観察する一つの方法として導入できないだろうか、と模索しています。

これについては、またみんなでディスカッションを重ねていきたいと思います。
みなさんも、ぜひ、触れてみてください!
看護師ならではの活用方法が見つかると思います!
企画したら、またお知らせします。

それにしても、本当に楽しかったです。
知らないことを知るって、学ぶことって、本当に楽しいですね。



日航ジャンボ機墜落から35年

投稿日:2020年08月12日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

1985年8月12日 日航ジャンボ機が御巣鷹山に墜落
乗客乗員520名が犠牲に
それから35年

あの日の夕食時に、テレビから流れたニュースを未だに鮮明に記憶している
北海道の田舎者の高校生にとっては、飛行機にのる機会はまだなく、
ましてやジャンボ機というのもイメージがわかなかった
しかし、夜通し流れるニュース、連日の報道、新聞一面の写真など
いかに悲惨な状況であるのかを理解するのは難しくなかった

COVID-19の影響で慰霊祭は縮小へ
そして、何よりも遺族の方々が高齢化され、慰霊登山もままならなくなっている

8月は悲しい歴史がたくさんつまっているが、
これらを語り継ぐことが大事だと思う

慰霊登山はできないが、どこにいても祈ることはできる

合掌




長崎原爆投下から75年

投稿日:2020年08月09日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

長崎に原爆が投下されてから75年
広島と同様に、慰霊祭は縮小されての開催となった
2020年8月9日も暑い暑い日となった

長崎では、8月9日11時2分、誰もが足を止め、車も止め、
黙とうするのが当たり前の光景なのに、
東京では、8月6日も8月9日も黙とうのサイレンはならず、
みんな足を止めるでもなく、自分たちの過ごしてきた街とは全然違う、と
上京してきた友人が語っていた

経験していないけど、忘れてはいけないと思う
後世に語り継がねばならぬ大事なことだと思う
そして、ぜひ、長崎の原爆資料館に足を運んで欲しい
あそこは、一度は行くべき場所だと痛切に思う

合掌



広島原爆投下から75年

投稿日:2020年08月06日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

広島原爆投下から75年
2020年の今日も相当暑いですが、
あの日は、熱波でもっとあつくてあつくて苦しかったことでしょう

ベイルートでの爆発の映像をみてもすさまじいものがありますが、
あの比ではない、ということです

COVID-19の影響で例年通りの慰霊祭が行われないことはしかたないことでしょうが、
75年前の事実が記憶にのこり続けることを願います

合掌


ニホニウム

投稿日:2020年07月21日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2015年12月、理化学研究所仁科加速器研究センター 超重元素研究グループの
森田浩介グループディレクター(九州大学大学院理学研究院教授)を中心とする
研究グループ(森田グループ)が発見した「113番元素」を、国際機関が新元素であると認定した。

森田グループに発見者として新元素の命名権が与えられ、
2016年11月、元素名が「nihonium(ニホニウム)」、元素記号が「Nh」に決まった。
欧米諸国以外の研究グループに命名権が与えられたのは初めて、だそうです。
https://www.riken.jp/pr/fun/nh/ 理化学研究所HPより)

そして、和光市の理化学研究所前の歩道にシンボルプレートが埋め込まれています。
先日、散歩して、見に行きました。
元素記号1番から118番までのプレートが路面に埋設されていて、おもしろかったです。


生活上の規制も多く、しんどいこと、そして心が張り裂けそうなつらいことも多いですが、前を向きますかね。


突然の訃報に言葉が出ない

投稿日:2020年07月20日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2020年7月18日の午後
30歳俳優さんの突然の訃報に目を疑った
「え、なんで?」
それしか浮かばなかった

それを選択するぐらいにご本人は苦しんでいたのかもしれない
残された家族、友人、そして多くのファンのこころが凍り付いたのではないだろうか

生きているとつらいこそ、しんどいこと、逃げ出したいことはあります
「死にたい」と思ったら、誰かに伝えてください
他人の方が話しやすい場合は、いのちの電話もあります

「死にたい」と言われたら
友人や家族から、そして医療者は患者さんから言われることが多々あります
そういうときは、ついつい「そんなこと言うんじゃないよ」「がんばろうよ」
と言いがちです
それを言われたら、二度と話してくれません

そうではなく、そこを離れずに、そばにいて、「うん、聴くよ」と一緒にいてください
気持ちを伝えるエネルギーが残っている人は、その一瞬を大事にしてください

そのエネルギーさえもない人は、本当に本当に、周囲が気づかないことが多いです
だから、周囲の人は、自分を責めないでください

月曜日になっても、気持ちが追いつかないです
できることは、安らかに、と願うことのみです


九州の大雨被害

投稿日:2020年07月07日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

週末から九州での大雨による被害が拡大しています
あんな穏やかな川が氾濫するなんて、とのこと
想定外だったのかもしれません
これ以上被害が大きくならないことを祈っています

少し前までの、何事もない穏やかな日常が失われつつある現在

COVID-19についても、世界で、こんなに大変なことになろうとは、
昨年のラグビーワールドカップ日本開催時には、誰も予想していなかったと思います

今まで通り、といかないことが多くなっています
備えは必要ですが、その中から、次への対策も考えねば

あらゆることにおいて、いつも通りが、通用しなくなってきています
変化せねば


6月23日「慰霊の日」

投稿日:2020年06月23日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

75年前、沖縄戦の組織的戦闘が終わった日、6月23日は「慰霊の日」

世の中COVID-19のことでわさわさしているせいなのか、
毎年「慰霊の日」に行われる沖縄全戦没者追悼式が関係者のみでの開催のせいなのか、
報道されたのはごくごく一瞬であった

こうやって、忘れ去られていくのか、
語り継ぐことの片翼を報道がになってくれてもよいのではないか、
今はWEBニュースなど様々な方法で発信できるのだから

その日、23日だけの一瞬ではなく、前後1週間、1ヵ月にわたって、
国民に問いかけていってもよいのではないか

やはり発信し、知る、学ぶことは大事だと思う

【慰霊の日】沖縄戦75年、今こそ聞きたいモンパチ『ひめゆりの詩』
https://news.yahoo.co.jp/articles/df05ccabc4becd03df68e37d0cfc895d4a888b96

6月23日「慰霊の日」
鎮魂


アジサイが咲き始めました

投稿日:2020年06月08日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

街中のあちこちでアジサイが咲き始めました
いろいろな色、いろいろな形がありびっくりします

何をするにも「規制」から考えるようになり窮屈ですが、
明けない夜はない、ですので、今しばらくがんばります

そして、「規制」だからこそ、新たなヒントが見つかり、改善できることもあり、
悪いことばかりではない、と思っています

今は、力のためどきで、芽吹く前の土の重みと考えるとがんばれるかも
カラフルなアジサイを見て、気持ちをリフレッシュしています

尾身茂先生(専門家会議副座長)

投稿日:2020年05月19日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

尾身茂先生(新型コロナウイルス感染症対策専門家会議副座長)
連日、会議や国民への解説など、すごいなーとテレビや報告書を拝見しています

2019年8月17日「久米宏ラジオなんですけど」に出演された時の記事を見つけました
https://www.tbsradio.jp/400744
やはり素敵な先生です

様々な経験が、視野や思考を広めてくれる、ですね
いくつになっても、わくわくしながら仕事ができるのっていいですね

【訃報】キャンサーペアレンツ創設の西口洋平さん

投稿日:2020年05月14日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

ニュースをみて、涙が止まりません
キャンサーペアレンツ創設の西口洋平さんが亡くなられました
まだ40歳
https://news.yahoo.co.jp/articles/2db69c8da0746581dec2bb0112ee0e9b9b8d05ed
どうしてこんなことが起きるのでしょう

学会の会議でご一緒する機会が多々ありました
とても穏やかで、たおやかで、オーラがあり、いつも笑顔で

本当にいろいろお世話になりました
頂いたご助言は大切にしていきます

ご冥福をお祈りいたします

フローレンス・ナイチンゲール生誕200年

投稿日:2020年05月12日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

5月12日は「国際看護師の日」フローレンス・ナイチンゲールが生まれた日、生誕200年です
https://tenki.jp/suppl/hiroko_furuya/2020/05/12/29819.html

COVID-19に最前線で対応して下さっている看護師の方々
感染者へ一番初めに対応して下さっている保健師の方々
母親への感染を予防してくださっている助産師の方々

みなさんに感謝の毎日です


「体験」することの意味

投稿日:2020年04月28日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

4月12日、新型コロナウイルスに感染し、入院していたボリス・ジョンソン英首相が退院
とのニュースが流れた
一時、体調悪化のニュースも流れたので、この朗報に安堵した

そして、自分の命を救ってくれた医療従事者に感謝する動画を発表した
https://www.bbc.com/japanese/video-52267576

ぜひ見てほしい
どれだけ、医療者が賢明に命を守るために働いているか
そして、そのことを体験した人の言葉はとても意味がある

日本では、医療者が罵声を浴びる、感染した医療者の家族が被害にあう、など
悲しいニュースもある
医療者がいるから、こんな状況下でも、日常を送ることができることをわかってほしい


 

みなさん、お元気ですか?

投稿日:2020年04月22日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

みなさん、お元気ですか?
臨床現場は、本当に大変だと思います
ありがとうございます

そして、見えにくいですが、保健所は、相当に大変です
毎日、毎日、問い合わせへの対応、対象者への対応、検体の取り扱い、
追跡調査、データ分析、などなど
本当にありがとうございます

学部教育も遠隔で開始されました
環境が不十分なことを考慮してすすめていきます
非常時ですので、焦らずに、イライラせすに、
学びはいつでもできますので

敷地内の藤もきれいに咲いています

長期戦になることを覚悟します

投稿日:2020年04月15日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

感染者数は、なかなか減少しません
そして、医療者は、疲弊しています
われわれができることは、不要不急の外出を控えて、
感染者にならないことです
長期戦になることを覚悟して生活していきます

医療者の皆さん、本当にありがとうございます


日本の社会システムはすごいと思う

投稿日:2020年04月06日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

感染者数が増加し、非常事態宣言が出る模様
そうなると、また、スーパーの棚が空になりそう
3.11の時みたい

それでも、今朝も、この国のシステムに感謝
月曜日は、燃えるゴミの日
時間通りに回収されていきました

このような状況でも、こうやって回収して下さることに感謝
これが、そのまま放置されていったら、と考えると恐ろしい
コロナの感染も脅威ですが、街中にゴミが散乱したら、と考えると、
そこから新たな感染などを引き起こしかねないです

浄・不浄を保つことがきでることに感謝し、
早く収束することを願うばかりです

新しいメンバー

投稿日:2020年04月02日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日は、大学院ガイダンスでした
今年度は、
博士前期課程(がん看護CNSコース)に1名
博士後期課程に1名
のお二人が院生として入学されました

おめでとうございます

このような状況でしたので、ガイダンスに参加していたM2と4名でしたが
お祝いの記念写真をパチリ
では、みなさま、はりきってまいりましょう


科研Bが通りました!

投稿日:2020年04月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日、申請していた科研費の採択結果が通知されました
科研B通りました!

嬉しい
がんばろうっと

2020年度スタートします

投稿日:2020年04月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2020年4月1日
新しい年度が始まりました
あいにくの雨、日々増える感染者数、富士山が噴火した場合の想定、など
気がめいる状況が多いですが、それでも歩みを続けることが大事かなと思います

この4月から、
博士後期課程に1名:クリティカルの専門看護師の方
博士前期課程に1名:これからがん看護CNSを目指す方
新規研究生に2名:修了者とがん看護CNSの方
と、また研究室がにぎやかになりました

分野を限定せず、様々な人が研究室に関与してくれていることに感謝です
それゆえ、視点や発想が学際的で多角的になります
ディスカッションしているとワクワクします

また皆で有意義な時間をすごしていきたいと思います

志村けんさんのことは、親戚のおじさんを喪ったような感覚になり、とても悲しいですが、
いつまでもうじうじしていることは望んでいないと思いました
なので、前を向きます



志村けんさん逝く

投稿日:2020年03月30日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2020年3月29日に志村けんさんが亡くなったとのこと
今朝のニュースで知り、愕然とした
小学生のころ、毎週見ていた「8時だョ!全員集合」
最近は、HNKの「となりの志村」も楽しませてもらっていました
とても、とても残念です
みんなで感染予防に注意していきたいと思います
ご冥福をお祈りいたします



看護師・保健師・助産師国家試験合格発表

投稿日:2020年03月19日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日は、国家試験の合格発表日でした。
第109回看護師国家試験合格発表 5万8,514人合格
第106回保健師国家試験合格発表 7,537人合格
第103回助産師国家試験合格発表 2,093人合格

残念ながら今年はうまくいかなかった学生もいます。
これで人生が決まるわけではないので、前を向けるようになることを祈っています。

さあ、4月から医療者になる皆さん
皆さんを多くの方々が待っています
焦らず、おごらず、自分のペースで進んでください
そして、いつでも来てください
応援しています




祝!卒業式

投稿日:2020年03月15日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

卒業、修了おめでとうございます
青空晴れ渡る最高の日になりました
縮小での実施でしたので、ご家族が参列できず残念でした

みんな凛とした、清々しい顔をしておりました
春からの新しい生活にエールを送ります



あの日の支えあいを忘れずに

投稿日:2020年03月11日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2011年3月11日午後2時46分
9年前のあの日のことは忘れない
からだにもこころにもしみ込んでいるから
あれほどの恐怖を体験したのは初めてだから

連日連夜の余震に怯え
スーパーから食品が消え
計画停電で街から明かりが消え
様々な催しが自粛になり

それでも互いに支えあい、あの当時を乗り切りました

それなのに
最近の買い占め、奪い合い、ののしりあい・・・・・
どうしましたか、この国は

当時は、あんなに大変なことが起きたのに、整然と列を作り並び、
互いに譲り合い、声かけあい、毅然としていて、
世界各国から賞賛を受けたこの国の人々

それなのに
どうしましたか、ここ最近は
目に見えない敵との闘いにはかなり疲弊します
だからこそ、そんな時だからこそ、支えあう、譲り合う、ちょっとした配慮を

生きたくてもそれができなかった多くの人々に
次に会ったときに笑われないように
毅然として、凛として、この混乱をのりきたいです

鎮魂

感染予防対策のわかりやすい資料

投稿日:2020年03月03日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

COVID-19の感染予防対策について、九大の矢原先生の資料がわかりやすい
https://open-univ.org/archives/1345
新型コロナウイルス予防の科学.pdf

医療者としては、スタンダードプリコーションは身についています
今回のことで、世間の方々も、咳エチケット(手で受け止めない)が周知されてきた様子
小さい時から、親に「せきやくしゃみをする際は、口を手で覆いなさい」と言われて育った昭和世代としては、どうしても習慣が変えられないものです
しかし、今回のことでどうにか浸透するかしら

しかし、みなさんの手洗い・うがい、そして咳エチケットのおかげで
インフルエンザの罹患者数は激減です
いかに、感染予防行動が大切か、ということですね

早く収束することを祈っています

祝修了

投稿日:2020年02月25日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日、大学院博士前期課程の論文発表会でした
無事にお二人の発表が終わりました
ここに至るまで、様々な方に支えられて来たことを忘れずに、
また前に進んでほしいです

お世話になった方々に、心より御礼申し上げます
引き続き、本研究室にご協力賜りたいと存じます
よろしくお願いいたします

これでひと段落

投稿日:2020年02月07日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

学部の大事なお仕事、一般入試が終わりました
受験生の皆様お疲れさまでした
4月に会えるとよいですね

院内の梅がきれいに咲いていました

節分

投稿日:2020年02月03日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日は、節分
そして、明日は立春
しかし、立春のころは、寒の戻りもあるので、
体調管理には注意したいものです

第8回HBOCコンソーシアム学術総会終了

投稿日:2020年01月26日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2020年1月26日、第8回HBOCコンソーシアム学術総会が仙台国際センターにて
開催されました。

HBOCコンソーシアムの学術総会は、これが最後です。
今後、コンソーシアムは、
一般社団法人日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構(JOHBOC)に吸収されます。

登録事業、教育事業、そして広報事業などは継続される予定です。
患者さんむけの情報発信をおこなってきましたので、
これからも継続して皆様のお役にたてる情報を発信していきたいです。

今回の総会でも登録事業による報告がありました。
ニュースになっていますので、詳しくは下記をご覧ください。
https://www.asahi.com/articles/ASN1V6X67N1VULBJ003.html

徐々に、診療体制が変化してきています。
良い面もあれば、新しくなることで、混乱もあると思いますが、
医療者として丁寧に対応していきたいです。

そして、こういう選択を行う人がいることを知っていただき、
特別視や偏見、差別といったものが生じないことを願ってやみません。

1995年1月17日に起きたこと

投稿日:2020年01月17日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

1995年1月17日に起きたこと
阪神・淡路大震災 震度7
死者6434人

最近のニュースでは、「風化してきた」といわれている
たしかに、あれを体験していない人、あの場にいなくてもあの映像を見た人と
見たことのない人では、感覚が違うかもしれない

しかし、それはこの震災に限らず、縄文時代、弥生時代・・・・と続く
日本の歴史そのものも過去の話であるが、「歴史」として学習している。
特に「戦国時代」については、学校でも習い、ドラマでも取り上げられているため、
人々の興味関心は高い

経験したことがなくても取り上げ方によって人々の関心をひき、
記憶に残るものになる

今こそ、メディアの役割なのではないか
こんな大事な日に、朝から何等かの速報を伝えるよりも、
伝えなければならないものは何かを考えてほしいと思う

鎮魂


始動

投稿日:2020年01月06日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2020年 今年も皆様ご指導、ご支援のほどよろしくお願いいたします
わかっていたことですが、やはりオリンピックがもうすぐだ、という実感です
気持ちがわさわさしますが、その期間にゆっくりできるためには、
それ以外の時間をがんばります

1つ1つ、丁寧に丁寧に、取り組んでいきたいです
そうすると、自ずと結果はついてくるのではないか、と考えています

さあ、始動します

クリスマスツリー

投稿日:2019年12月25日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今年も、事務の方々が、ツリーを飾ってくれました。
今年は、ちょっと小ぶりな木なので、例年のように大きな大きな植木鉢ではなく、
サイズダウン感が否めません
でもでも、いつもありがとうございます。
これを見ると、また来年も頑張ろうと思えます。
感謝感謝です。


中村哲医師が襲撃され亡くなられた

投稿日:2019年12月04日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

アフガニスタンで中村哲先生が襲撃されたとの一報が伝えられた時は、
命には別条なし、だったので安堵したら、夕方には・・・・・

「医療だけでは、抗生物質では、飢餓や貧困は救えない」
とおっしゃられて、用水路の工事など生活基盤の再建に取り組んでおられた
「生活環境を維持する」本当に大切なことだと思います

なぜ、このような大事な命が奪われなければならないのか
毎日、車3台に別々に乗り、道も変えて移動していたとのこと
そのようなことをしなければ自分の命を守れない環境とは
せつない
悲しい
無念

中村哲医師のご冥福をお祈りします



JANS39の教育講演Ⅱ 無事終了

投稿日:2019年12月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

第39回日本看護科学学会学術集会の教育講演Ⅱを担当させていただきました
『がんゲノム新時代における看護の役割』
第1会場の石川県立音楽堂にて

そうです、コンサートホールという素敵な場所でした
2日目の午後でしたが、多くの方々に参加していただきました
感謝感謝です
まだまだ新たな技術革新で混乱しているのが現場の実情ですが、
患者さんやご家族とともに歩んでいきたいと思います

その石川県立音楽堂に「ガルガンチュア」くん、という部長がいるそうです
思わず、パチリ

歯周病とアルツハイマー型認知症との関連解明

投稿日:2019年11月15日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

すごい研究結果

『世界初ヒト歯周病の歯茎で脳内老人斑成分が産生されていることが判明
    〜歯周病によるアルツハイマー型認知症への関与解明の新展開〜』
https://research-er.jp/articles/view/83594

ヒト歯周病の歯茎からアルツハイマー型認知症の脳内老人斑成分が産生された

「口腔」内の手入れの大切さが伝わってくる
この疾患にかぎらず、口腔内の手入れは本当に重要である
こういう研究結果をみると、看護師が行っている口腔ケアはいかに重要かよくわかる

そして、研究成果を看護ケアに実装するのも大事ですが、
看護研究者が臨床疑問からプロトコールを立ち上げて
こういう基礎研究を実施して成果を出していく、
ということも必要だといつも思います


ご家族をどう支えるかも大きな課題です

投稿日:2019年10月30日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

がん患者さんの支援は大事
それと同時に、ご家族への支援も大事

家族は第2の患者さんです
患者さんとともに苦しんでいる方々です
そうは思っていても、知らないことばかりで心が痛みます
https://note.mu/mametaro63/n/n6400396ab90f

少しでも、がん患者さんとご家族を支援できれば、と思います


患者さんとともに歩むことを意識したい

投稿日:2019年10月29日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

情報提供

対談ー患者本位のがん医療とは(中日新聞より転載)
https://www.chunichi.co.jp/article/feature/iryou/list/CK2019102902000214.html

医療者からの支援はとても重要
それとともに、同じ体験をした人からのメッセージもとても重要

病気に限らず、だれもが、これは何だろう、みんなどう思っているの、と
自分におきたことを日々WEBで検索している
それと同じこと

これだけWEBが進化しているのだから、このあたりの情報集約と発信も
もっと発展していいはずなんだけど

卒研発表会!

投稿日:2019年10月19日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日、大森祭で、4年生の卒研発表会が行われました。
みなさん、自分の関心のあるテーマに取り組み、とってもよくがんばりました。
そして、論文作成も、プレゼンのパワポも、とても素晴らしい出来上がりです!!
おつかれさまでした~~~

お見舞い申し上げます

投稿日:2019年10月15日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

台風19号の影響を受けられた方々にお見舞い申し上げます。

自宅付近の荒川や大学付近の多摩川のライブカメラを
ハラハラしながらずっとくぎ付けでした

首都圏も被害はありましたが、長野や栃木の川の氾濫後の映像には絶句です
翌日荒川を見にいったところ、堤防上限ぎりぎりまでの水位を見て、
恐ろしくなりましたが、毎年堤防強化対策工事を行っているおかげで
決壊せずにすんだのだと思います

長野や栃木でも、このような工事がなされることを願います
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします

IPOSにて再会

投稿日:2019年09月23日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

International Psycho-Oncology Society(国際サイコオンコロジー学会)の年次大会が、
カナダのバンフで開催されました。
来年は、日本が開催国となり、国立がん研究センターの内富庸介大会長のもと、
京都で行われます。
会期:2020年6月16日~19日

そして、バンフで小山さんと再会しました。
元気そうでなによりでした。

しかし、寒かった・・・・・・


大学院合格者

投稿日:2019年09月19日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2019年9月14日に大学院のⅠ期入試が行われました。
がん看護学CNSコースに受験者がおり、無事に合格されました。
おめでとうございます。
これから新たに始まる人生を楽しんでください。

大学院Ⅱ期入試は、
2020年2月22日です。
受験をお考えのかたは、ご連絡ください。

千葉県の方々の生活が早く元に戻りますように

投稿日:2019年09月13日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

月曜日の台風の影響はすさまじく、通勤に5時間かかりましたが、
千葉県の方々の受けた被害に比べたら何のことはありません
いつになったら電気や水などが復旧するのか
一刻も早く元の生活にもどれますように


語り継ぐ

投稿日:2019年08月15日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

8月15日 この日のことを知らない人もいるらしい
自分も戦後生まれで、経験しているわけではない
しかし、この国で起きたこと、世界で起きていたこと、
いまだに紛争がなくならないこと、は知っていたいと思うし、
知っていないといけないし、関心を寄せていないといけないと思う
争ってもよいことはない
沖縄でひめゆりの塔などの戦跡をめぐったときにも思った
語り継ぐことの大切さを

鎮魂 長崎

投稿日:2019年08月09日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

74年前の8月9日11時2分
長崎に原爆が投下された
広島に続き、またしても多くの大事な命が奪われた

やはり若い世代にはこの日を知らない人がいるという
そして、広島よりもあまり多くを語られてこなかった

しかし、長崎の資料館は、一度は訪れたほうがいい
あそこに行くといろいろなことを考えさせられる
私たちが忘れてはいけない大事なものがある

今日もまた暑い
あの日はもっと熱かっただろうと思うと本当に胸が痛い
鎮魂



鎮魂 広島

投稿日:2019年08月06日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

74年前の8月6日8時15分
広島で何がおきたのか
若い世代では、この日が何なのか知らないひともいるという
それだけ平和になったともいえるが、本当にそれでいいのでしょうか
一瞬にして奪われた命
生きながらえながらも、苦難の道のりだった方々
きちんと知らなければいけない
眼を背けてはいけない
争いは、失うものばかりで得るものはないもない
絶対に二度と同じことをおこしてはいけない
毎年、暑い暑い日になる
74年前はもっと熱かったのだろうと思うと胸が痛い
鎮魂

 

夏をのりきろう

投稿日:2019年07月31日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

昨日、研究室の暑気払いを行いました
解散後でしたので、全員おらず残念
今回も、研究室にかかわってくださる皆さんにも参加していただき
楽しいひとときでした
連日ゆであがるような暑さですが、元気にのりきりましょう

研究室メンバー一言を更新しました

投稿日:2019年07月26日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

日照不足から一転しての真夏日
暑いですが、それでも太陽の輝きはありがたいです

さて、研究室メンバーの一言を更新しました
みな、気合の入ったコメントです
自分の目標が到達できるように、がんばりましょう

本当に心が痛い

投稿日:2019年07月22日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

京都での放火事件
犠牲者が増えて、34名もの尊い命が奪われました
そして、身元確認もままならない、とのこと
想像を絶する
本当に心が痛いです
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、
ご遺族の心のケアはどうなるのだろうか、と心配です
いわゆる、災害時のケアが動員される状況だと思います
専門家の方がた、よろしくお願いします

ご冥福をお祈りします

投稿日:2019年07月19日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

京都でおきた放火事件
33名もの尊い命が奪われてしまいました
昨日からニュースを見ながら、言葉になりません
恨み、だったのでしょうか
行ってきます、と出かけて行った大切な人が、帰ってこない、という現実
取返しのつかない事態に、言葉がでてきません
お亡くなりになられた方々の御霊が安らかなることと、
けがをされた方々の回復を願うばかりです

マギーズ東京に行ってきました

投稿日:2019年07月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今年も、4年生の統合実習の一環で、マギーズ東京を見学してきました。
いつ伺っても、あの雰囲気に癒されます。
学生にとっても、病院という施設ではない空間が、どのような役割を果たすのか、
実感できたのではないかと思います。

秋山正子さんから、直接お話を聞けたこともよかったです。
フローレンス・ナイチンゲール紀章の受賞、おめでとうございます。

学会無事に終わりました

投稿日:2019年06月16日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

第25回日本家族性腫瘍学会学術集会(6/14-6/15)が無事に終わりました
2日間で、1,002名の方にご参加いただきました
これほど多くの方々に参加していただけるとは思っておりませんでした
この場を借りて御礼申し上げます

プログラムも充実していましたし、慶應義塾大学医学部産婦人科学教室の皆様と
東邦大学看護学部がん看護学研究室関係者の皆様の丁寧な対応により
参加者の混乱もなく終えることが出来ました
本当にありがとうございました

がんゲノムは、ますます変化しています
患者さんやご家族にとって納得のいく医療の一端になるように期待するとともに、
その情報をうまくお伝えできるように、自己研鑽に励みます

今後ともよろしくお願いいたします

第25回日本家族性腫瘍学会学術集会始まります

投稿日:2019年06月13日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

明日6月14日から、第25回日本家族性腫瘍学会学術集会が始まります
いよいよです

2年前の理事会でご指名いただいた際には、身に余る大役と思いましたが、
青木大輔先生のご指導のもと、ここまで来ることができました。
青木先生は、いくつもの学会大会長をご担当されており、熟知されています。
その青木先生率いる慶應義塾大学医学部産婦人科学教室の先生方の力は大きく、
事務局長をお引き受けくださった小林佑介先生を筆頭にここまでご準備いただきましたこと、
御礼申し上げます。

そして、わが、がん看護学研究室関係者の多くの方々にも協力していただき
明日を迎えられますこと、皆様に、感謝申し上げます。

パネル検査が保険収載されるなど、がんゲノムを取り巻く環境は日々変化しています。
まさしく新時代到来です。
国内外から素晴らしい専門家をお迎えしておりますので、ぜひぜひ参加していただき、多くの方々との交流やディカッションを通して、明日、目の前の患者さんやご家族に何をすればいいのか試行錯誤していただく機会になればと思います。

2日間、大いに楽しんでください。
よろしくお願いします。

卒業生との再会!

投稿日:2019年06月06日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

6月1日に名古屋で開催された第6回日本CNS看護学会に参加してきました。
今回は興味深い発表が多かったです。
東邦のCNSの発表もあり、その実力をいかんなく発揮している内容で
さすがは専門家で、すばらしかったです。

そして今回、他にもうれしいことが。
13年前の卒業生と8年前の卒業生に再会しました。
二人とも、生き生きしていてとても頼もしい風格になっていました。
活躍ぶりはうわさに聞いていましたが、実際に会えると思っていなかったので
本当にうれしかったです。
ますますの活躍を期待しています!
また会いましょう~~

卒業生の活躍ぶりに感動!

投稿日:2019年05月31日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

5月27日から5月31日まで、1年生の初めての実習「看護学基礎実習」で、
大森病院、大橋病院、佐倉病院に一緒に行ってきました。
1年生は、緊張していましたが、とても積極的で、この先が楽しみです。

そして、3病院に行くことの楽しみの1つとして、卒業生の姿を見ることができること。
大森病院は近いので会う機会もありますが、大橋病院と佐倉病院で勤務する
卒業生には、こういう機会がないとなかなか会えません。

どこの病院にも、どこの病棟にも卒業生がいます。
そして、その姿は、本当に凛として頼もしい存在でした。
今回、実習指導を担当してくれている卒業生もたくさんいて、
後輩たちの緊張緩和にも役立っていたようです。

会えなかったひともたくさんいましたが、みなさんの活躍を楽しみにしています。
また、会いましょう~~~



とても興味深かった

投稿日:2019年05月20日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

先日、トルコ至宝展に行ってきました
入場はスムーズだったので、みんな興味関心が薄いのかしらと
思っていたら、出てきたら、入場制限されるほどの長蛇の列になっていて、
グッドタイミングでゆっくり鑑賞しました

装飾品、衣類、敷物、馬具、絵、などなど
イメージしていた中東のイメージそのものでしたが、
その物の意味や歴史がとても興味深かったです

世の中に目を向けると知らないことばかりで刺激的です
美しいものを見ると、うちから浄化される感覚になります

さあ、またがんばりましょう

再始動

投稿日:2019年05月07日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

長いお休み、時には必要ですね
デトックスできた感じです
さて、また頑張ります
そして、6月14日~15日の学術集会も目前ですので
気合入れなおします

運転者の自覚

投稿日:2019年04月21日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

この数日、車による悲しい事故が続いています
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします

車を運転するというのは、1トンの鉄の塊をうごかしていることなのだから
それが時に凶器になることを自覚しなければならない、と
以前どなかたが述べていました
本当にその通りだと思います

他者に被害を及ぼさないように気をつけねばと改めて思います



修復を祈念します

投稿日:2019年04月16日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今朝のニュースには驚きました
フランスのシンボルでもあるノートルダム寺院の火事の映像
そして尖塔が火災によって崩れ去る映像
とても衝撃的でした

現地で見たことはなくても、だれもがその名前や存在を知っている寺院
火災の原因は不明ですが、セーヌ川沿いからその光景を見る人々の
絶望や悲しみの表情には胸が苦しくなりました

9.11の映像がフラッシュバックしましたが、
パリ市民のこころが早く落ち着きますように
引き金となって、新たな混乱が起きませんように

大学の藤が咲き始めました

感謝感謝

投稿日:2019年04月11日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2019年度の講義がスタートし、慌ただしく1週間が過ぎようとしています
日曜日まで新入生オリエンテーションキャンプで、
月曜日の1限から講義、と長ーい1週間ですが、
学生の反応がよいので、疲れも吹き飛び楽しいです

そして、いろいろな方々が学生への教育にご協力くださるのも
本当にありがたいです
感謝感謝です
今年度もよろしくお願いいたします



出会いと別れ

投稿日:2019年04月08日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

出会いがあれば、いつか別れがおとずれる
心落ち着いたら、また一緒に歩みましょう




花には
散ったあとの
悲しみはない
ただ一途に咲いた
喜びだけが残るのだ

『念ずれば花ひらく』(坂村真民詩集)


新入生オリエンテーションキャンプ

投稿日:2019年04月07日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2019年度入学生に対する新入生オリエンテーションキャンプが無事に終わりました
お天気にも恵まれ、桜がきれいに咲く中で行われました

これが終わると、春学期がさあ始まる!と気合が入ります
まずは、春学期頑張りましょう

歓迎会

投稿日:2019年04月02日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

がん看護学研究室の歓迎会を行いました
新しい仲間が増え、にぎやかになってきました

仕事を続けながら研究を行うというのは本当に大変なことです
しかし、その成果は、患者さんやご家族へのよりよい看護を提供するため、
と考えると、元気がでてきます

それぞれの一歩は違うと思いますので、自分なりのスケジュールで、
自分と向き合って、自分に正直に、歩んでいってください

今年度もよろしくお願いします

始まります

投稿日:2019年04月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2019年度が始まります
助教として新しく稲垣先生をお迎えし
大学院博士後期課程にも2名の院生を迎え
今年度が、スタートします

新たな気持ちで始めていきたいと思います
皆様、引き続きご指導のほどよろしくお願いいたします

皇居乾通り一般公開に行ってきました
まだ満開ではありませんでしたが、お天気もよく気持ちよかったです

送別会

投稿日:2019年03月28日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

3月28日 今年度で退職される先生方の送別会でした
春からの新たな出発に幸多からんことをお祈りします
そして、われわれもまた、4月1日よりスタートします

今年度も、多くの方々にご支援、ご指導をいただきました
ありがとうございました
次年度もまたよろしくお願いいたします


国家試験合格発表

投稿日:2019年03月22日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2019年3月22日
第108回看護師国家試験の合格発表
第105回保健師国家試験の合格発表
第102回助産師国家試験の合格発表

嬉しい結果を得た人、今回は残念だった人
結果はいろいろでしょうが、それぞれががんばったことに胸をはってください
そして、4月からの新しい生活を楽しんでください

今年も、医大通りの桜が満開になりました
みなさんの門出をお祝いしているようです
風景に色がつくのは心も軽やかになりますね



卒業おめでとう

投稿日:2019年03月13日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2018年度の卒業式・修了式が無事に終わりました
お天気にめぐまれ、とても素敵な門出のお祝いになりました
4月からの社会人生活は、大変なことの連続かもしれません
しかし、自分で決めた夢にむかって、一歩ずつ歩んでほしいと思います
人生山あり谷あり、です
それもまた楽しです
そして、疲れたら、どうぞいつでも来てください

みなさんのこれからの人生に乾杯

(近くの中学校校庭に、大好きな木蓮が咲いていたのでパチリ)

あの日を忘れない

投稿日:2019年03月11日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2011年3月11日14時46分
当時、首都大学東京健康福祉学部看護学科に勤務していて、
当日は、15時開始の学会の会議で東京医科歯科大学の高層ビル会議室にいた

到着すると同時に大きなゆれに襲われ、眼下での様々な状況を
目の当たりにし、生まれて初めて「死」を覚悟した
本当に倒壊して死ぬんだと思った
震源地の方々はどれほどの恐怖だったろうか

余震がひどいなか、荒川キャンパスまで歩いてもどり、研究室で一夜を明かした
夜中中、携帯地震速報が鳴りやまず、ずっと余震もあり、生きた心地はしなかった
そして、翌日、入試を実施するとのことで、多摩地区までどうにかたどりついた

あれから8年、あの時の大変さ、電気を大切にしたこと、食料が不足したこと、
様々なことが通常にもどっており、記憶が風化していっているのではないかと危惧する

あの恐怖を体験したものとして、毎年、ちゃんと思い出したい
そして、いま、生かされていることに感謝をして

鎮魂
合掌


第33回日本がん看護学会学術集会に参加

投稿日:2019年02月24日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

第33回日本がん看護学会学術集会に参加してきました
熊本大学の国府浩子先生が大会長でした
先生は、多くの人が集まることを見越して交通の便や会場の大きさなどを
考慮され、博多での開催になりました

先生の予想はおおあたりで、なんと4700名を超える方々が参加されたとのことです
すごいことです
近年まれにみる参加者数です

その中で、ゲノムのことを取り上げてくださったセッションが多くうれしかったです
がん医療にどんどんゲノムのことが入ってきていますので、みなさんに
少しでも関心もっていただけるようにこれからも努力します

会場では、くまもんがお出迎えでした

何もいえない

投稿日:2019年02月13日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

昨夜の池江璃花子選手の白血病の公表について誰もが息をのんだと思います
そして、ご本人も「私自身、未だに信じられず、混乱している状況です。」と

この状況に対して、何と声をかければいいのか
言葉が見つかりません
何もいえません

ただただ、回復を願うばかりです



福はうち

投稿日:2019年02月03日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

福豆をいただき、厄払いしました
一歩一歩ですね


2015年1月17日を忘れない

投稿日:2019年01月17日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2015年1月17日を忘れない
今朝は、5時46分に黙祷しました

東京にいるものにとっては、テレビからの情報でしか知るしかなかったですが、
あの日のことを忘れないこと、は出来ます

自然災害とはいえ、悲しいことです
思い出したくない方もおられるかもしれませんが、
知っているものたちが語り継ぐことは大切だと思っています

あの日を忘れません
鎮魂

新年を迎えました

投稿日:2019年01月10日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

富士山と夕日(1月4日)
2019年(平成31年)を迎えました
皆様、今年も宜しく御願いいたします

年明け、1月7日から学部生の臨地実習が始まっていますので、
お正月気分もどこへやらです
今年は、本務を丁寧に行っていくことは、何よりも大事なことであります
そして、6月に大きな役割をいただいているため、これが無事に終えられるよう努力します

猪突猛進といいますが、焦らず、慌てず、じっくりと、考えながら歩みたいと思います
どうぞ宜しく御願いいたします

(富士山と夕日、1月4日撮影)

日本のニュースって何のためにあるのか

投稿日:2018年12月25日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

日本のニュースって何のためにあるのか
アフリカ中部のコンゴでのエボラ出血熱のアウトブレイクが終息しない
https://wired.jp/2018/12/23/the-drc-ebola-outbreak/

日本は遠く離れているから、違う国のことだから、自分に直接関係ないから、
関係ない
だから、報道もしないのだろうか
毎日報道されるアメリカの株価と比べて、そんなに無関心でよい情報なのだろうか




みなさんお疲れ様でした

投稿日:2018年12月12日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

研究室の忘年会を開催しました
体調不良者続出で、少々こじんまりとした会になりましたが楽しめました
年内にやり残したことを・・・・・と思っていると、からだに負担がかかりますので、
新年にまわしてよいものは、また今度、とケセラセラも大事かな

あっ!院生から自己紹介文を受け取ったのを、早速掲載しないと
近日中に、研究室メンバーを更新します(って、入学して、すでに9ヶ月もたっているんだけど)

今年もお目見え

投稿日:2018年12月06日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今年もクリスマスツリーがやってきた
毎年、きれいに飾っていただき感謝です
暮れも押し迫ると慌しくなりますが、これを見ると癒されます


教員公募しています

投稿日:2018年11月27日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

気がつくと今年も残す暦は1枚になってしまいました
あっという間に時間が経過していきます
しかし、焦らずに、ひとつひとつです

さて、2019年4月1日採用で助教を公募しています
ご関心のあるかたはご応募ください
https://www.toho-u.ac.jp/nurs/saiyo/20181127-2.html

エール

投稿日:2018年11月02日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今、まさに、どうにかしたいともがいている学生に送ります


本気

本気になると
世界が変わってくる
自分が変わってくる

変わってこなかったら
まだ本気になってない証拠だ

本気な恋
本気な仕事

ああ
人間一度
こいつをつかまんことには

(坂村真民 詩集『念ずれば花ひらく』より引用)


ナースってすごい!!

投稿日:2018年10月24日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

首都大の卒業生から連絡がありました
な、なんと、人命救助で表彰されたとのこと!
http://blog.livedoor.jp/koma3823/archives/51949048.html

パチパチパチパチ
素晴らしい~~~~~
ナースってすごいね~~~~

首都大を卒業後は、都立駒込病院に就職し、
子育てしながら仕事を継続しています
それも、すごいと思い、頭がさがります

なかなか、会えないのですが、こんな形で元気な姿を
見ることができて、うれしい~~

平田松吾教授の公開講座

投稿日:2018年10月21日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日、大森祭の2日目は、平田松吾教授の公開講座が行われました
「スキュタイ人のアマゾン神話-ヘロドトスの異文化理解-」

とても興味深く、拝聴しました
自分の専門分野ではないのですが、そういうものにもわかりやすく
お話しくださいました
難しいことをわかりやすく他者へ伝えることができるというのは、
理解や咀嚼が深いためであり、プロの証だと痛感しました

学問の本質ということを肌で感じ、学習することの楽しさがよみがえりました
平田先生は、来年の3月で定年退職されます
まだまだ教わりたいことがあります
時間よとまれ

2018年度の卒業研究発表会!

投稿日:2018年10月20日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日、10月20日は、大森祭でした
そして、この大森祭で、4年生は自分でテーマを決めてすすめてきた
卒業研究についてのポスター発表を行う日です

3月に研究室が決まり、そこから自分で取り組みたいテーマを決めて
絞り込むことに集中していきます
今までは、講義や実習など全て決められたカリキュラムを受けてきましたが、
卒業研究は、自分で取り組みたいテーマを決めなければなりません
誰も決めてくれませんので、自分で決心しなければなりません

そして、取り組みたいと考えていることを言語化、文字化することを通して
思考を整理することのトレーニングを行います

卒業研究は、演習科目の1つですので、全てのプロセスを通して、
様々なことを習得していく必要があります

したがって、自分自身との向き合いになりますので、受動的ではいられません
そういうことに取り組むことが、将来、社会人として物事に取り組むときの
思考や姿勢、探索能力の基礎を培うことになると考えて指導しています

その意味が伝わるのは、もっと先かもしれませんが、
今回の8名もとてもよくがんばりました
めげずに、丁寧に探求していました
頼もしい存在になるくらいに成長しました
一緒の時間を過ごすことができたことに感謝します


大学院合格者

投稿日:2018年10月15日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

10月6日に大学院第Ⅰ期入試が行われました
がん看護学研究室では、博士後期課程の受験者がおられ、合格しました
おめでとうございます
新たな仲間が増えることは大変うれしいです

博士後期課程は、働きながら学業をすすめていくかたが多いのですが、
そうすると仕事と学業の両立が難しくなります
しかし、それを選択したのはご自分ですので、おおいにがんばってもらいたいです

大学院の第Ⅱ期入試は、2019年2月23日です
受験希望の方は、ご連絡ください



男女平等なんだけどな~

投稿日:2018年10月10日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

朝から衝撃的なニュースが・・・・
「女子の大学進学率、男子と格差」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181009-00000067-asahi-soci
わが故郷の北海道は、堂々の2位・・・・・

なんでだろう
男女平等ではなかったのでしょうか、この国は

「大学」進学だけが全てではありませんので、
単に数字に一喜一憂することではないのですが
いろいろなことに挑戦する機会に恵まれるので
進学するというのは人生の選択肢を増やすと思うのです


私の宝物

投稿日:2018年10月05日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

私の宝物
それは、今まで関わってきた学生たち
(教え子、とはあまり使わない、
よく上司が自分の部署のスタッフのことを「うちの子が~」というが、いつも不思議に思う
大人を相手になぜ「子」と呼ぶのかな、ひとりの人格ある個人なのに、
まあ、それはおいておいて)

卒業後の成長した姿を見ると、本当にうれしい
それは、仕事の継続有無にかかわらず、人生を謳歌している姿に

先日も9年ぶりの再会
もともと優しくセンスがよかったけど、そこに知識と経験が加わり
磨きがかかっていた

すごいなー


ノーベル賞受賞で脚光浴びる「免疫療法」ですが・・・

投稿日:2018年10月04日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

ノーベル賞受賞で脚光浴びる「免疫療法」
この受賞は本当にうれしいことです
しかし、記事にもありますが、効果が実証されていない「免疫療法」が多くあります
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/nobelprize-opdivo?utm_source=dynamic&utm_campaign=bfsharetwitter&utm_term=.by9QxMbQzE

しかし、それを「がんが消えた」「こんなに効果がある」「身体にやさしい」などとうたい
高額な、本当に高額なお金をむしりとるクリニックがあります

どうぞ、どうぞだまされないでください
一縷の望みをかけて、わらにもすがる思い、というのはあると思います
ご本人もご家族も

しかし、実証されていないものに、高額なお金を使わないで下さい
お金を失うと共に、大きな期待を寄せていた気持ちまで奪われます
残るのは、家族に残せるはずだった大事なお金を使ってしまったという
後悔とわだかまりと、それを抱えたまま最後の日々を送る家族間の関係性

国立がん研究センターのがん情報サービスや、
がん診療連携拠点病院の電話相談は「無料」です
どうぞ、大いに活用してください





ノーベル医学・生理学賞 本庶先生受賞

投稿日:2018年10月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2018年のノーベル医学・生理学賞は、本庶佑先生(京都大特別教授)が
受賞されました。

「PD-1」の発見は、本当に創薬につながり、
患者さんの手元に届いています。
日本人の受賞、うれしいです




御嶽山の噴火から4年を経て

投稿日:2018年09月27日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2014年9月27日午前11時52分に御嶽山噴火

4年を経ても、まだ行方のわからない方がおられる
ご家族は、どんな気持ちでおられるのだろうかと考えると
何も言葉が出てきません

登山は自然を楽しむ醍醐味もありながら、自然の脅威に驚きます
4年前のあの晴れわたる空の青さが、ニュースの度に事の大きさとの対比で悲しい

合掌


貴乃花が、まさか

投稿日:2018年09月26日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

衝撃的なニュースでした
貴乃花親方が引退表明!
え??????
本当にびっくり

全盛期を知っているものとして、相撲界の繁栄にどれほど貢献したことか
そのような方が、どうしてこのような選択を行わなければならなかったのか

組織内のことは、当事者にしかわかりませんが、何があったのかしら
本当にこのまま受理してしまうのかしら


次年度の学会のお知らせです

投稿日:2018年09月24日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

第25回日本家族性腫瘍学会学術集会(2019年6月14日~15日)を担当いたします
テーマ:「がんゲノム新時代」
場所:コングレスクエア日本橋、ベルサール日本橋
大会長:慶応義塾大学医学部 教授 青木大輔先生
     東邦大学看護学部  教授 村上好恵

学術集会のHPが開設されました
HP:http://www.congre.co.jp/jsft2019/index.html
今後も、いろいろ発信していきます
皆様の御参加を御願いいたします

第31回日本サイコオンコロジー学会総会に参加してきました

投稿日:2018年09月22日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

第31回日本サイコオンコロジー学会総会は、9月21日~22日に金沢で開催されました
東京からは北陸新幹線1本でいけるため、とても便利でした
市内は、内外からの観光客でごったがえしていました

学会参加者も1000名を越え、大盛況でした
2日目は、事例検討の座長を担当させていただき大変勉強になりました
「対応の難しいがん患者・家族とのコミュニケーションを考える
 ~小児がん患者・家族の事例から~」

網膜芽細胞腫の患児とご家族とのかかわりはありますが、
小児がん全般は専門分野ではないため、大変勉強になり座長の特権だと痛感です
こどもをどのようにアセスメントするか、こどもとはいえ、その年齢での成長発達が
あるため、それらを尊重しながら、ひとりの人として対応する、というのが
基本であるということを痛感しました

看護師はどうしても勤務時間内の役割をきちんと全うしよう、と
熱い熱い想いがあるため、時に視野が狭くなることがあります

しかし、視野が狭くなればなるほど、なぜか物事はうまく進みません
そのような時こそ、少し冷静に、客観的になる必要があり、臨床心理士などの
他職種の視点からのコメントは、ハッとわれに返るよいチャンスです

自分ひとりではなく、チームで、みなで対応を考えていけばよいのだ、
と頼ると、視野も広くなり、違ったアプローチ方法が見えてくると思いました

いろいろなことを考えさせていただいた事例検討でした
皆様ありがとうございました


合掌

投稿日:2018年09月18日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

大事な家族が亡くなることは、どのような年齢になっても辛いことですが、
若ければ、なおさら、周囲の方々の喪失感を思うと、言葉がありません
ご本人も心残りがたくさんあるのではないかと思います
安らかにお休みください
合掌


北海道たいへん

投稿日:2018年09月06日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

未明の北海道での地震
土地は広いけど、大きな被害になっていて心配
電気がないのが大変
携帯も使えなくなると、本当に陸の孤島になってしまう
早急な復旧を願っています

「がん看護学実習」開始!

投稿日:2018年08月27日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2018年度がん看護学実習(3年生)開始しました
カリキュラム改正し、新たな取り組みです
どうなっていくかはわかりませんが、学生、病棟スタッフ、患者さんたちとともに
試行錯誤しながらつくっていきたいと思います

それにしても、学生がけっこうしっかりしているのに感動でした
頼もしい
がんばろうね


雑草魂に感謝

投稿日:2018年08月22日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

秋田県立金足農業高等学校、準優勝、おめでとうございます。
今回の甲子園、本当にわくわくさせていただきました。
東北在住者だけではなく、こうしてゆかりのある者にとっても熱い熱い数日間でした。

「昭和の野球スタイル」と揶揄されながらも、その実力は本物で、
それを培ったのは、愛情ある厳しさだったそうです。
褒めないお父さん、も話題でした。
たしかに、そのニュースをきいて、昭和だなーと共感しましたが、
ひととひとが交わるときに、大事なことなのではないかと思っています。

これから実習が始まりますが、学生たちは「褒めてくれ」と求めます。
昭和のものにとっては、大変な驚きです。
何もやってないのに、自分よりも優先すべき他者がいるのに、
それよりも自分を褒めろ、と。
悩ましい。

今はそういう時代だから、そういう社会や家庭環境に育ったから仕方ない、
と言われることもありますが、生きていくうえで、たくましさは重要であり、
それが生存力なのではないかと思っています。
たくましさと状況に対応できる柔軟性を身につけず、どうやって社会を生きていくのか、
そんな風に育てて親や社会は後悔しないのか、?ばかりです。

ということで、来週から始まる実習でも、指導スタイルは変わりありません。
それは、命をあずかる仕事につくものとしての責務を体験するためです。
学生時代にそれを体験せずに就職すると、あっというまに休んだり辞めます。
学生時代に大いに失敗し、悩み、挫折し、そして自分はどうすると立ち上がれるのか、
レジリエンスを身につけてください。
でも、その力があると見込んで期待しているからこそです。
半年間がんばりましょうね。

雑草魂!

投稿日:2018年08月20日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

雑草魂、見ているとわくわくします
今日も頑張ってほしい
でも月曜日なのが残念

さて、休暇明け、来週からの実習開始に備えて、準備運動開始しようっと


73年目を迎えて

投稿日:2018年08月06日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

1945年8月6日
戦争を知らないわたしたちも、この日を忘れてはいけない
あの日を迎えてしまうまでに、きっといくつもの転機があったはず
同じ轍をふまないように
願うばかり

そして、傷ついたのは人だけではない、と思う
わたしたちは、自分たちが住まわせてもらっている地球を
こんなにも傷つけてよいのだろうか
兵器による破壊だけではなく、自然災害がおこるような状況を作っているのも人間
これ以上大地が怒らないように、大切にしないといけないのではないか


『地球の悲しみ』

地球ほど
人間の極悪さを
知っているものはあるまい
時には造られた神さえ
憎んだこともあろう
とにかく地球の悲しみを
もっと知らねばならぬ
もっと聞かねばならぬ

(坂村真民:詩集 念ずれば花ひらく より)


世の中のこと

投稿日:2018年07月26日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

東京は少し気温が下がり楽になりました
といっても、30度あるのですが
感覚が麻痺します

さて、2018年7月は、世の中でいろいろなことが起きています
自然災害、失言、けじめ、など
そして、今日も驚くようなニュースがいくつも飛び込んできました

なんだか気持ちがわさわさしますが、大事なことは自分のやるべきことを粛々と
それが一番ですね

8月27日から新しく始まるがん看護学実習に向けて、様々な準備していますが、
始まってみないと見えてこないことも多々あります
それでも、実習施設の皆さんの協力体制の厚さや心意気に感謝しながら、
初日を迎える準備を行います
どうぞ宜しく御願いします


学生のちから

投稿日:2018年07月17日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日、秋学期から始まる3年生の専門領域実習に向けての実習オリエンテーションでした
普段の講義時とは違う面持ちで着座している姿をみると、不安を持ちながらもやる気がみなぎっていることを感じました
最近の学生は、修造さんのような「熱く」「努力」「気合い」などとは縁遠い様子を漂わせていますが、いえいえ、その内に秘めたる思いは、いつの時代も変わりません

たしかに、長期間にわたる実習はしんどいこともあるでしょうが、一番成長するときでもありますので、努力を惜しまず、時々休みながら、自分なりの歩み方で壁を乗り越えていって欲しいです

そして、今日、4年生の2名に今だから言える3年生時の実習の心構えを話してもらいました

すごい!
この一言に尽きます
ほんの2週間の実習で、どれほど成長したのでしょうか
あんなに他者にびしびし伝わる思いを発してくれるなんて
ちょー感動でした
3年生も教員が話しているときとは打って変わって、しーんとして聴いていました
先輩の言葉の威力だわ

こうやって成長するのですよね
しかし、成長するときには、骨の成長と同じで、痛みを伴います
それをいつまでも回避していては前に進めません
その壁に真摯に向き合って、正直になったからこそ、本来の自分のすごさに自らが気付くことができ、それを言語化できたのではないかと思います
本当に感動でした

だから教育ってすばらしく、やめられないのですよね
4年前に卵巣がんで亡くなった同い年の同僚を思い出します
教育が好きで、あつくあつく、中途半端なことをせず、学生に真正面から、でも私みたいな赤い炎ではなく、冷静にとても優雅に教育を行っていたひまわりのような友人です
志半ばで人生を終えなくてはならなかったその無念さを思うと、学生への対応に手を抜くことなんて考えられません
彼女に恥ずかしくないように私もがんばらねば

3年生もがんばろうね!
Fight!


マギーズ東京を見学してきました

投稿日:2018年07月09日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

4年生の統合実習の一貫で、外部施設の見学を行いました
「マギーズ東京」です
https://maggiestokyo.org/

本来なら全学生に経験してほしいのですが、それはかないませんので、
4年生でがん看護を選択した学生とともに見学に行って来ました
せっかく都内にある大学として、このようなリソースを体験しないというのはもったいないので

当日うかがうと、何と秋山正子さんがおられて、直接いろいろご説明くださいました
直接お話をさせていただくのは初めてでしたが、やはりすごい方です
いかなる時も相手を脅かさず、しかしご自身たちの信念や行っている看護について
熱く、深く語ってくださいました

学生にとっては、「施設内」の看護はピンとくるでしょうが、このような環境があり、
どこにでも看護は存在する、ということを実感したと思います
学生のうちにこのような経験をするのは大事だと思っています
百聞は一見にしかずです
今感じたことを大事にしてほしいです

そして、古くからの友人である栗原幸江さんもおられて、うれしかったです
駒込病院でも活躍されている心理療法士のエキスパートです
以前、静がんにいたころの記事を発見しました
とても素敵なかたです
http://sakuyahime.jp/?post_type=sakuyahime&p=2962

秋山さんが、ずっと「ヒューマンサポート」という言葉を使っていました
私が看護師として働いていたころは、ゆったりとしていたので、
じっくりと患者さんの話を聞く時間をもてていました
「今日、この人の話をきいたほうがよいな、時間をとったほうがよいな」と
思ったら、他の仕事を同僚に御願いして、時間を作る、ということも普通に行っていました

今のチェックリストだらけの作業は、本当に必要なのでしょうか
それで、目の前の方をみる、という本来の看護を行えているのでしょうか
私にはわかりません、時代が違うので
しかし、現場をみていると看護師は楽しくなさそうなので、きっと何かが違うと思います

今日の学生には、わくわくした今の気持ちを忘れずにいてほしいです



学生の成長

投稿日:2018年07月06日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

統合実習が外部施設の見学を残して終わりました
2週間という短い時間でしたが、学生はよくがんばりました
しんどくとも努力した成果は、実りあるものだったと思います

人が成長するためには、鍛錬が必要です
(鍛錬:体力・精神力・能力などをきたえて強くすること)

はいはいしかできない赤ちゃんも、物につかまり立ち、
頭の重さによろけて転んで、だからといって立つことを止めず、
痛い思いをしながらも体の平衡感覚を発達させていく、といったように
人は自分でもがきながら身につけていくことをずっと行ってきたのだと思います

では、「学習」においてこのような鍛錬や努力は不要なのでしょうか
そんなわけありません

知らないことを覚えていくためには、鍛錬が欠かせません
そして、人の命を守る医療職の場合は、常にこれを続けなければなりません
実習で指摘されないことの方が恐ろしいです
免許もない、経験だって少ない中で、いったい何ができるというのでしょうか

何もできないです
だから、自分では見えていない多くのことについて、先人から学んで
成長していくのだと思います

自分の知らないことを知るためには、新たなことを見ることができるようになるためには、
気付くようになるためには、相当の努力が必要です

それを実習の場で、トレーニングできる学生のうちに経験しなければ
4月からが恐ろしいです
4月からは、「命」を自分が守るのです、実習ではありません

学生のうちだからできるシミュレーションを行った2週間でした
学生はよくがんばりました
その結果、本当に成長しました
頼もしいです
そして、これからも努力するというのはどういうことなのかを忘れずにいてほしいです


日本列島では大雨の被害が拡大しています
これ以上、被害が大きくならないように祈るばかりです

実習1週目の学びの成果

投稿日:2018年06月29日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

4年生の統合実習の1週目が終わります
1週目は、外来化学療法センターで実習を行いました
はじめは、入院中の患者さんへの実習との違いに戸惑っていましたが、
さすがは4年生!
生活しながら治療を継続されている対象者の方に対して、短時間での看護を
提供するために何を知り、何をどうしたらよいのかを常に常に考えていました

そうそう、そうやってひとつずつ学んでいくのです
初めから、いきなり、ベテランにはなりません
皆、地道に、真摯に、日々の経験に向き合っていくしかないのです

さあ、また来週もがんばりましょうね

4年生の最後の実習がスタート!

投稿日:2018年06月25日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

4年生の最後の実習、統合実習がスタートしました
来春には看護職として仕事を始めるに向けての最後の実習です
3年生の実習とは違い、多角的に観察し、思考を整理して深めていくことを求められます
さあ、がんばりましょう!

朝からお天気もよく、気持ちの良い実習初日を迎えられました
ちょっと、暑かったですね
近いのですが、病院との往復で干からびるかと思いました



地震

投稿日:2018年06月18日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2018年6月18日朝、大阪を中心に大きな地震がおきた
またか、とヒヤッとしました
知り合いに大きな影響は出なかったようですが、亡くなられた方がおり悲しい
ニュース映像をみて、3月11日に延々歩いたことや断水、計画停電など思い出した
みなさまの日常生活が早くもとにもどりますように

がんを発症した人への総合的な支援の必要性

投稿日:2018年06月04日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

あっという間に6月を迎え、日々自転車操業なり
もう少し計画的にゆとりをもって取り組みたい
次年度こそ

さて、こんな記事を見つけました
https://withnews.jp/article/f0180603000qq000000000000000W07q10101qq000017386A

がんの治療法開発や新薬開発も大事です、当然ですが
しかし、「がんを発症する」ということは、どれほど、その人の人生そのものに影響を及ぼすかに
関心を寄せる必要がある

ようやく、がんを発症した人の就労支援などの社会的側面のつらさに着目されるようになってきた
しかし、こういうことってみんな知っているのかな

他の病気ですが、私が専門とする遺伝性疾患の方々の話
家族性大腸腺腫症と診断された夫に対して、家族は「お父さんをみんなで支えよう」と
一致団結することが多いです
しかし、これがひとたび妻が発症した場合には、周囲の方々の対応が180度違うことを目の当たりにしてきました
最悪な場合、離婚に至ることも

どうして、「男性」「女性」それぞれの立場でのその後が変わるのでしょうか
わからない
なぜ周囲は変わるのか

だからこそ、がん看護、がん医療において成すべきことが山のようにある
なかなか手がつけられませんが、地道にやるしかないですね

遺伝性乳がん治療の選択肢が増える

投稿日:2018年05月24日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

5月23日の厚生労働省の部会において、再発卵巣がんの治療薬として承認されている薬剤を遺伝性乳がんにも適用拡大することを了承した、というニュースが配信された。

約1カ月後に正式承認され、保険適用になる見通しとのこと。親から子に受け継がれた遺伝子の変異が原因で起きる「遺伝性がん」をターゲットとした治療薬の承認は国内では初めてとなる。

同時に、乳がん患者の遺伝子に原因となる変異があるかどうか血液を採取して調べる検査法を保険適用することも中央社会保険医療協議会で了承された、とのこと。卵巣がんの際には、これは適応にならなかったため、大きな決定である。

遺伝カウンセリングが、少し忙しくなりそう。

 

栗城史多さん亡くなる

投稿日:2018年05月21日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

登山家の栗城史多さんがエベレストで亡くなる
彼のやり方を「無謀」という人もいる

しかし、何をするのか、どう生きるのかは、自分が決めることであり、
他人がとやかく言うことではないと思う

エベレストに抱かれて亡くなるなんて、山と一体になったのかな...

彼は、以前「本当の登山でなくても、みんなに『地上の山登り』をしてほしい」
と語っていた

日本の若きチャレンジャーを失い、とても残念です
ご冥福をお祈りします

スター、星になる

投稿日:2018年05月17日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

スターが星になった
小学生のときに、Young Manが流行り、運動会でも体育でも大盛り上がりだったのを思い出します

背が高く、髪はロン毛で、さらさらしていて、パンタロンはいていて、
田舎者にとって、テレビの中のスターは本当に異次元の人のように輝いていました

63歳は早すぎます
残念です
ご冥福をお祈りします

中学生が大学訪問してくれました!

投稿日:2018年05月15日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日、かわいいお客様をお迎えしました。
山形県天童市立中学校のお2人が、修学旅行のため東京に来るにあたり、学習の一貫として訪問する大学を探していたところ、東邦大学がヒットしたようで、わざわざお越しくださいました。

中学生のお2人でしたが、挨拶もきちんとされていて、身だしなみも清潔感あふれ、高校生かと思うような凛々しさでした。
そして何より、事前に送られてきた15にも及び質問事項が、とても高度な内容であり、お2人の気付きや関心の深さと思慮深さに感動しました。

どうしてこういう思考ができるのですかと質問したところ、
答えは「本が好きで、1か月に1冊以上読んでいます」とのこと。

やはり、ここですね。
ぜひ継続してほしいです。


連休明けて

投稿日:2018年05月07日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

連休明けて早々に朝から電車が大遅延
職場まで3時間かかるってどういうこと
朝から疲れてしまった

そして、奄美地方は早くも梅雨入りしたそうです
ひゃ~~、もうそんな時期ですか
五月晴れを楽しむ間もなく、五月雨の時期になるかもしれませんね

でも、5月からいろいろなことが本番
がんばります

新たなメンバーを迎えて

投稿日:2018年04月04日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2018年度のがん看護学研究室はさらににぎやかになりました
新たなメンバーを迎えました

大学院博士前期課程のがん看護CNSコースに2名、研究論文コースに1名
現在の博士前期課程2名と後期課程2名、非常勤研究生2名をあわせて、
計9名になりました

教員は、講師に1名、助教に1名を迎えて、3名体制になりました

メンバーが増えると、それだけ化学反応が多様化しますので、本当に楽しみです
各自、目標をもって、この1年切磋琢磨しましょうね
(自己紹介用ページの更新はこれからです)


2018年度始まります

投稿日:2018年04月02日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今朝の電車には、新しいスーツに身を纏った新社会人らしき方々が大勢いました
みんな笑顔で、背筋も伸びて、新しい門出にふさわしい雰囲気でした
卒業生たちも今日を迎えてどんな感じかしら
これから始まる社会人生活、いろいろありますが、でも楽しいですよ
またいろいろ聞かせてくださいね
みなさんにエールを

国家試験の合格発表

投稿日:2018年03月26日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2018年3月26日14時
第104回保健師国家試験、第101回助産師国家試験、第107回看護師国家試験の
合格発表が行われました

結果はいろいろだと思いますが、それでも時間は過ぎていきます
4月から予定通りの新たな環境で社会人をスタートする場合、
今回の結果で、ちょっとだけ寄り道をする場合、
4月のスタートを考えると出遅れ感をもつかもしれません

しかし、1年後、3年後、5年後といった少しだけ先になると、
なんだかそんなことは全然関係なくなります

なかには、理由はいろいろなのでしょうが、1年ももたない人もいて、
意気揚々とスタートした割りには、あれれ?というこも多々あり、
スタートダッシュの1点にだけ気持ちを揺さぶられないようにしてください

これからの長い人生山あり谷あり
晴れの日も嵐の日も
凪だけではありません
ひとつひとつ自分なりに誠意をもって対応するしかありません

「命」があれば何でもできます
「命」あることに感謝をし
周囲にサポートされていることに感謝をし
ゆっくりと歩んでいきましょう

19歳で肝臓がんを発症し、その後の再発転移となり、がんばっておられた
山下弘子さんが3月25日にお亡くなりになられました
なんでこんな年齢でがんに、そして亡くならなければならないのか、
なんで、なんで、と考えずにはいられません
ご冥福をお祈りします
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6276608

平成29年度 東邦大学教育賞を頂きました

投稿日:2018年03月23日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

このたび、平成29年度 東邦大学教育賞を頂きました。
これは、「がん看護」(全5巻)という教育用DVDを作成したこと、そして、
その中の1本が、一般財団法人日本視聴覚教育協会において、最優秀作品賞(文部科学大臣賞)に選ばれたこと、そして、これらのDVDが新しく開始された本学部の「がん看護学」の講義において有意義な学びを促進していること、を認めていただき受賞に至りました。

作成するにあたりましては、本当に多くの皆様にご協力、ご支援をいただきました。
東邦大学医療センター大森病院、大橋病院の医師や看護師のエキスパートの方々、
これまで様々なお仕事を一緒にさせていただいた数々のエキスパートの方々、
そして長年にわたってお付き合いをさせていただいた患者会の方々、
みなさんが快く出演しますよ、と言ってくださり、このような成果につながりました。

講義だけでは伝えきれないものを、映像を通して生の声を聞かせていただくことで、
学生の関心をよび、学びが深くなっております。
深く深く感謝申し上げます。
今後とも頑張ってまいります。
みなさま、引き続き宜しく御願いいたします。

そして、学生には、いつかは自分たちもこのような教育に携わってみたい、と
考えてくれることを期待しています。


出野学部長とパチリ

卒業おめでとう!

投稿日:2018年03月14日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

看護学部4期生の皆さん
卒業おめでとうございます

卒業式・学位授与式では、彩りさまざまな袴スタイルで凛としていて、とても美しかった
謝恩会では、これまた違った洋装で、素敵でした

みんな晴れ晴れとした顔をしていて
これからの人生に幸多からんことを願い
大好きな詩を送ります


「本気」

本気になると
世界が変わってくる
自分が変わってくる

変わってこなかったら
まだ本気になっていない証拠だ

本気な恋
本気な仕事

ああ
人間一度
こいつを
つかまんことには

坂村真民 「詩集 念ずれば花ひらく」 より転記

あの日を忘れない

投稿日:2018年03月11日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2011年3月11日14時45分
あの日のことは絶対に忘れない
あの日、何が起きたのか
あの日を境に、どれほどの時間を要しても元には戻らないことがある現実

あの黒い袋のおびただしい数を映し出した映像に絶句
まるで、記念日のように、1年間の中で、この時期にしか報道されなくなった
日本のある地域でのみ毎日作業がすすみ、四苦八苦している人がいる
どうやって処理するのか
いや、処理できないではないか
最終処分場も、処分方法も決まっていない

これでよいのか日本

日本のリーダーたちよ
国会でやじの応酬、やじにせせら笑いで返答するリーダー、
本当にあなたがたはリーダーですか?

あなたがたがすべきこと、責任を負うべきことはもっと他にあるのではないですか
いつからこんな国になってしまったのか

自分のなすべきことをしよう
若い世代に「夢」をもってもらうために



第20回家族性腫瘍セミナー終了

投稿日:2018年03月04日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

3月2日から4日の3日間、第20回家族性腫瘍セミナーが、国立がん研究センター研究所で開催されました。
今回は、講師とファシリテーターとして参加しました。

大学院論文発表会終了後に、どたばたと出かけて、慌しい初日のスタート。

そして、講義とロールプレイ演習。
いつものように、グループのダイナミクスを参加者の言動、表情、口調、声のトーン、体の動き、目線、椅子の座り方、足の組み方、メモの取り方、相手の話の聴き方は、セッティング時の動き、資料への書き込み方、発言内容、観察内容、などからアセスメントして、このメンバーなら大丈夫かな~と思うと、設定どおりではなく、いろいろを変化球を投げるしかけをつくる。
これが結構大事。
臨床現場なんて、いつも何が起こるかわからない状況で。
それに対応することを求められるのが医療職。
できる、できない、ではなく、その場面について何が起きているのかを、考えてみることが大事。

今回もよさそうなグループと判断し、いろいろチャレンジしました。
やはり、参加者の方々は、すごい。
ちゃんとついてくる。
うんうん、いい。
楽しくなる。
やはり、グループダイナミクスはとても重要。
参加したからには、小グループ内で学びが深くなるように、と
ファシリテーターとしても気合が入る。
今回も楽しかった。
みなさんに支えていただき、みなさんの気づきが、私の学びにもなる。
本当にありがとうございました。
また参加してください。

近くのワイン食堂も、あいかわらずおいしかった。

アスリート凱旋

投稿日:2018年02月26日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

ピョンチャンオリンピック、楽しませていただきました。
時差がない分、期間中の徹夜はまぬがれましたが、ライブで見れないこともあり、
やきもき。

道産子なので、スキーとスケートはお手の物です。
しかし、カーリングが入ってきたのは、高校生ぐらいだったかな。
なので、やったことないですね。

本当に、カーリング女子チームの皆さんの笑顔や行動に感動したのと同時に、
多くのことを学ばせていただきました。
勝利を引き寄せていた、と思います。

それにしても、そだねー、が方言だったとは・・・・・
知らなかった、気づかなかった・・・・・


そして、小平奈緒選手の所属先、相沢病院
長野だけではなく、全国的に有名な病院です
20年近く前に、卒業生が「地元に帰って、相沢病院に就職します」と
言っていたのが懐かしいです
その頃から、相沢先生の手腕は有名でした
そして、「小平選手を、現役中の永久サポート」を公言されたそうです
さすがです



「地域でがんと生きる人と家族をささえる」セミナーのご案内

投稿日:2018年02月19日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

知り合いからセミナー開催のご案内をいただきました。

2018年3月3日(土)13:30~17:40(新宿)
「地域でがんと生きる人と家族をささえる」
http://hotmeeting.kenkyuukai.jp/event/event_detail.asp?id=28718
高橋都先生や辻哲也先生のお話が聞ける貴重な機会ですね。

このセミナーを企画し、ご紹介くださったのは、
東大宮訪問看護ステーションで作業療法士として勤務している佐治暢(みちる)さんです。
佐治さんは、クローズアップ現代にその仕事ぶりを取り上げられるほどすごい人です。
がん患者さんが治療後も自分らしく、自分がいたい場所で暮らせるように多職種でいかに取り組むかを大切にされています。

がんサポートにも記事がありました。
https://gansupport.jp/article/treatment/extra/extra03/14804.html 20180219閲覧)

ご興味があるかたはぜひご参加ください。
というか、今後、がん治療後の生活を続けていく方々の爆発的な増加を考えると大事な大事な内容です。




素晴らしい活躍

投稿日:2018年02月14日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

連日のオリンピックでの日本人選手の活躍、本当に素晴らしい!
元気をもらっています

でも、うちの教員もすごかった
丁寧に準備してくださり、あんなにわかりやすく説明ができるなんて
本当にすごかった!
ありがとうございます

そして、私はチョコレートをいただき、ご満悦なり

なんなんだ、この国は

投稿日:2018年02月05日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

「昔はよかった」という発想ではなく、時間は過ぎていっているのだから、
「今」をよしとして歩んでいこう、という考えはよくわかる。

しかし、しかし、いつからこの国では「食べ物を粗末にしてよい」となったのか。
https://www.asahi.com/articles/ASL214VDCL21UTIL01L.html 20180205閲覧)

「その時」に必要なところに配分し、将来を見据えた研究や教育の基礎作りに配当しなくなった国家予算。
廃棄食材のように、「その時」のトピックスだけに飛びついていたら、根幹を失う。
本当にこれでよいのですか、この国は。

 

ここはどこ?

投稿日:2018年01月22日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

恐ろしいほどに的中する最近の天気予報・・・・
でも、それ以上にすごかった・・・・
帰宅難民になるところでした
そして、電車からおりて、え?ここはどこ?雪国ではないよね・・・
でした。

これが溶けるのに結構かかります
自転車はしばらく使えない
でも、駅までの雪上歩行は、結構たのしい
なんたって、道産子だから
わくわく



鎮魂

投稿日:2018年01月17日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

1995年1月17日 阪神淡路大震災が発生
6,434名の尊い命が奪われた

当時、関東にいる自分にとっては、テレビの中の映像で知るしかなく、
1時間ごとに増えていく死者の数に圧倒され言葉を失い、
火の手が上がり助けたくても助けられない命があったことを後で知り、
ひとの力の無力さを感じたことを鮮明に覚えている

大学院入学し明石市に住むことになった1997年、
明石市にも、神戸市にもまだまだ多くの仮設住宅があり、
屋根にブルーシートがかかったままの家もあり、
まだまだなんだ、と映像ではなく、自分の目でみた現実と衝撃をいまだに忘れていない

いくら時間が経っても、大切な人を失った悲しみは消えない
そんなひとたちが、実は大勢いて、それでも、みんな日常生活を送っていることを
心にとめておきたい
そのことが、支えになる一歩かも


がん経験者とともに歩むことの大切さ

投稿日:2018年01月12日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

鏡開きもすみ、年度末までの怒涛の時間が始まりました。
冷や汗いっぱいです。

さて、こんなニュースを発見しました。

病院にピアサポーターが必要な本当の理由、がん患者を支える非医療職の実像」

http://www.medwatch.jp/?p=18191 20180112閲覧)

大きなニュースにはなっていませんが、国内では、実際に、少しずつこのような取り組みが増えています。
とても大事なことだと思っています。
私たちは医療者で、医療に関してはプロです。

しかし、がんと診断されて、様々な意思決定を行い、治療を受けたり受けなかったり受けられなかったり、からだのこと、きもちのこと、社会人としてのことなどへの影響を経験しているのは、
ご本人です。
われわれ医療者ではありません。
だからこそ、自分が体験して実感することができないことについては、体験者に話を聞かせていただき、教えを請う、それが普通なことなのではないかと思います。

そうして、医療者の医療に関するプロの知識と体験者の実体験による意見とをすり合わせていくことによって、幅広く現象をとらえることができ、解決できないことも多々ありますが、最善の選択に近づくことができるのではないかと思います。
たぶん、医療者が、体験者の方々の存在を脅威に思わず、共に歩む、と考えることができれば、少しずつ進展していくと思うのですが。

私たちの研究でも、ピアカウンセリングを担当している方々は、とても真摯で、謙虚で、われわれの知らないことをいっぱい知っていると痛感しました。

(浅海くるみ、村上好恵:がん体験者によるピアカウンセラーと医療者の有機的連携の促進に向けた探索的研究、がん看護学会誌、30(2); 1-8, 2016.)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjscn/advpub/0/advpub_soug1/_pdf/-char/ja


もっともっと、共に歩むことを考えていかなければ、どんどん増えていく体験者の方々へのケアが不十分なものになり、国としても大きな損出になっていくと思います。

と、言っている自分も、努力を続けねばと思います。

 


 


 

新年明けましておめでとうございます

投稿日:2018年01月05日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

新年あけましておめでとうございます
2018年戌年がスタートしました

今年は、4月から新たなに研究室にメンバーを迎える予定になっていますので、
新たな風にわくわくです
そして、新しく大学院生も加わります
しばらくぶりにCNSコース入学者がおり、気合をいれて38単位に取り組みます

学部教育では、昨年のがん看護学Ⅰ(講義)に続き、今年はがん看護学Ⅱ(演習)、
そしてがん看護学実習が始まります
全て必修科目であり、楽しみでなりません

教員だけではなく、多くの非常勤講師や実習指導者にご協力いただき
学生に様々な刺激を与えていきたいと思います
学生は、教員が思っている以上に興味関心をもち吸収していきますので
手を抜いたらそれこそばれます
本気で向き合います

今年も、新しい取り組みが始まりますので、焦らず、
ひとつひとつ丁寧に取り組んでいきたいと思います
皆様、今年も宜しく御願いいたします


Jimmie Holland passed away

投稿日:2017年12月27日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

Jimmie Holland passed away on December 24, 2017.

2015年の第17回IPOSでお会いした際には、とてもお元気でした。
本当に残念です。
20年前ぐらいに、国立がんセンター研究所にも来てくださったことがあり、
そこでお会いしたのが初めでした。
ピンクのスーツを着ていて、とてもチャーミングだったこと、今でも鮮明に覚えています。
(写真がどこかにあるはず探そう)

とても聡明で、優しく、包容力があり、そしてチャーミングな先生でした。
サイコオンコロジーがこれほど発展していったのは、先生の功績です。

学会でお会いした際に、もっとお話しすればよかった、と後悔です。
しかし、先生のような方に出会えて、この分野を知ることができ、幸せです。
ご冥福をお祈りします。


CNS認定おめでとう

投稿日:2017年12月15日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

大学院がん看護CNSコース修了生が、認定されました!
おめでとう!!
これからの活躍を期待しています。

もう12月!

投稿日:2017年12月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今年もカレンダー1枚となってしまいました
そうすると、わが看護学部には、こんな素敵なものが飾られます
いつも学事の方が丁寧にセッティングしてくださいます
看護学部は、人間性を養うことを大事にしていますので、このように学内で四季を感じられるのは、本当に大切だと思います

今年1年をそろそろ振り返り、また次へむけての準備をせねば

情報は誰のもの?

投稿日:2017年11月28日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

「遺伝性乳がん・卵巣がん症候群 患者へ医師の情報提供不十分」との記事
http://www.sankei.com/life/news/171128/lif1711280003-n1.html

上記の記事より
  • 適切な治療を受けるための基本情報となる、自身のがんが遺伝性かどうかについては、「情報提供してほしい」 62%
  • 遺伝性かどうかについて、実際に医師から「説明があった」22%
  • HBOCの遺伝子変異は50%の確率で受け継がれるが、患者以外の血縁者への遺伝リスクについて「説明を受けた」29%

米国女優のアンジェリーナ・ジョリーさんが検査を受けてリスク軽減のための行動をとったとTIMEに語って公表してくれたのが、2013年5月13日。
周囲の人々は、このニュースを忘れてしまったかしら

そして、今回のニュース
説明を受けた人がこれしかいないという事実に愕然
その大事な情報は、誰のものですか?
ご本人の情報にも関わらず、伝えるか・伝えないか、という選択する権利は他人である医療者にはないはず
本人にとって有益な情報を伝えることは大前提である、ただし、大事なことは「伝え方」である

わかりやすく、相手の反応を見ながら、受け取れているのか否かを考えながら
そう、情報を丁寧に当人へ渡す
相手のミットにちゃんとおさまるように、球種もスピードも考えて投げるのと同じ

情報は誰のもの?
当然、ご本人です
ゆえに、医療者が勝手に判断してはいけない

診療の手引きもでたし
「遺伝性乳癌卵巣癌症候群(HBOC)診療の手引き2017年版 」
編集:厚生労働科学研究がん対策推進総合研究事業研究班

こんな状況だから、学部生への教育に力がはいる


台風一過!でも木枯らし~

投稿日:2017年10月30日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

毎週、毎週台風がやってくる
でも、本日は、台風一過!
台風の影響で、富士山頂に積もった雪もすっかり消えてしまったとのこと
すごい威力でした

しかし、すでに木枯らし1号~、ひゅー寒い

もう11月
カレンダーも残り2枚
またまた1年があっという間でした
インフルエンザも流行し始めますので、体調管理には要注意です


2017年 卒業研究発表会

投稿日:2017年10月21日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日は、東邦大学 第56回 大森祭 FULL FORCE
アカペラは上手だったし、茶道部も健康セミナーも、わたあめ作りもがんばっていました

そして、大森祭は、卒業研究の発表会でもあります
3月に配属研究室が決まり、テーマの決定、文献検討、研究計画書の作成、研究の実施、
データの分析、そして考察を書き、論文の体裁を整え提出。
そして、すぐに発表会に向けてポスターの作成。
怒涛の8ヶ月

毎年のことながら、学生はよくやっています
そして、その発想力、持久力、分析力の高さには脱帽です
通常の研究者であっても、大学院生であっても、たった8ヶ月で仕上げるというのは相当の能力が必要です
それを学生はやってのけます
本当に素晴らしいです

当然ひとりの力だけでたどり着くものではなく、メンバー相互のディスカッション、同じ学年の友人との意見交換、他の研究室での指導内容の共有、そして叱咤叱咤叱咤叱咤、ときに激励の担当教員からの助言を受けて、それぞれが自分の興味関心をもったテーマについて掘り下げていく

本当にすごいことです
外部に発表しても遜色ない内容です

日々の看護実践を行うには、当然研究の視点や思考が車の両輪のごとく必要です
これからも忘れずにいてほしいです
お疲れ様でした
よく頑張りました

「未来への投資」はどの分野でも重要

投稿日:2017年10月10日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今日は、10月10日
以前は「体育の日」として祝日で、晴れの高確率の日というデータあり
しかし、新たな「体育の日」も結構「晴れる」
昨日は、熱中症で搬送された方もいましたが、運動日和のすがすがしい1日でした

閑話休題

先日、このニュースを読んで衝撃を受けました

https://news.yahoo.co.jp/feature/766

本当に日本はどこに行こうとしているのでしょうか
「未来への投資」がとても重要なことであることは、誰もが認知しているはず
だがしかし、現実としてこんなことがおきている
本当にこのままでよいのでしょうか、わが国

一方で、任期もなく、研究論文を書かなくても研究費が自動的に毎年支給されるという教員も山のようにいる

たしかに、教育者なので「教育」は重要視されます
しかし、その「教育」を行うためには、自分を磨かなくては、「学問」を知っていなければ教えられません
教科書に書いてあることは、すでに10年、20年も古い話
変わらないこともありますが、日進月歩の医療、そしてなんといっても対象者の意識や考え方や価値感など、多々変化しているので、同じではいられません

そのために、研究を行い、学問を構築していき、学生に伝える責任があるはず
学生に教育しても、卒業するまでの2~3年で、その情報も変化して、学生が就職するころには、エビデンスが変わるかも知れない

だからこそ、探求し続ける必要性と責務を身を持って伝えるのが役割だと思う
 


生命の誕生

投稿日:2017年10月06日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

うれしい出来事!
昨日、知り合いの子どもが誕生しました
本当にうれしい、うれしいよ
うれしくてじわーっとこみあげてくる
生命の誕生って、本当に周囲にとてつもないエネルギーを与えてくれる
これからが楽しみ



赤ん坊のように

どうでもいいという
人間からは
なにも生まれてこない
そういう生き方からは
なにも授かりはしない

祈るのだ
願うのだ
赤ん坊のように
いのちの声を
はりあげて
呼ぶのだ

(坂村真民「詩集 念ずれば花ひらく」より引用)

体験で気づくことは大きい

投稿日:2017年09月26日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

何事も体験すると、気づくことが大きいです。
結論から言うと、単なる捻挫なのでご心配なく。

先週金曜日に、研究室で足首をひねりました。
え?研究室?
と不思議だと思います。

集中するときに、椅子の上で正座することが多く、この日もそうしていて、しびれが回復しないうちに歩き始めて、ひねりました。グキッ、すってんころり。ギャー、いたーい。
自分の足のしびれ具合も判断できないのか、と自己嫌悪です。

帰宅直前だったので、これからどうやって帰宅しようかと思案。
まずは、靴。
足が腫れてきたので、当然履いてきたパンプスは入らず。置きスニーカーがあって良かった。

そして、歩行。
平坦は、痛いけど、まあなんとか。
しかし、階段の下りが、いたーい。
駅等にエスカレーターがあって、本当に嬉しかった。感謝感謝。
しかし、ひきづって歩いていても、帰宅中の方々の勢いは容赦なく襲ってきて、あー私もこんな風に優しくないんだろうな、と反省。

電車は席とりに命をかけ、しかし、端っこだったので、混み始めると足やカバンがあたるのでは、と、ヒヤヒヤ。
乗り換えも、ノロノロ歩いていたら、何本も見送り。

どうにか自宅にたどりつき、予想はしていましたが、やはりサポーターになっていたストッキングを脱いだ瞬間、一気に腫れて、足首周辺が野球ボールぐらいに!
そして、痛みも!いたーい。

骨折しているかも、そうだったら、この先1、2か月の予定変更しないと、あせあせ。

そこから、夜間救急を探し、電話かけまくり。
たらい回しとは、こういうことかと実感。
生命にかかわるような重病ではないので、体験談で済みますが、そうでなければ大変です。

・今晩は呼吸器専門の医師なので無理です
・整形の医師はいるがレントゲンとれません
・(問われるままに状況と症状を伝えると)確認しますので少々お待ちください、から、どれだけ待たせるのか。で結局は、足の指先は動きますか、はい動きます、では明日来てください。えーー
などなど

仕方なく、家にある期限切れの湿布をはり、なるべく足を高く上げて、でも痛くて眠れなーい。
こんなとき、安楽肢位の知識あって良かった、と痛感。

土曜日朝を迎えて、近くの整形外科に開院時間に行くも開かず。
??なんで??
しばらく待って、あー今日は祝日だ(昔は、旗日と呼んでましたね)と気づく
ということは、休日と同じ。
また、電話かけまくり、ようやく発見。

しかし、みんなが、殺到するので、大混雑。
診察に1時間まち
レントゲンに1時間まち
レントゲン後の診察に1時間まち

救いは、診察時に、医師が丁寧に足首のアセスメントをして下さったこと。
おかげで、骨と靭帯の解剖学、症状の出方を改めて勉強しました。

結論として、骨折はしていないと思うが、靭帯が損傷しているので、3週間は安静に。
とほほ。

週明けて、かなり歩けるようになりました。
つくづく、健康のありがたさを痛感しました。

でも、しばらく、そろりそろりします。

 

ご縁に感謝

投稿日:2017年09月14日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

最近、大事なのはひとの縁だなと思うことしばしば
知識、学歴、才能、などなど、あればよいのはわかります
鬼に金棒です

しかし、それだけでは、物事はスムーズに進まないです
協力したりしてもらったり
今回は我慢して譲ったら、次回反対に譲ってもらったり
相当大変なときに何も言わないのにサポートしてくれたり
人づて人づて人づて、がつながって元にもどってきて恩恵を受けたり

最近、これまでのご縁がつながることが多々あり、感謝感謝感謝です

夢がふくらんだり、期待が大きかったりするので、取らぬ狸の・・・が多いのですが、
そういう時にはよいめぐり合わせにはなりません

見返りは求めず、無我夢中で行った行為のときほど
後から利になることがあり、不思議だなと思います

本日も感謝でした
具体的にはまだ言えませんが、本当にありがたいです
ご縁に感謝、を忘れずにいたいです


命とはなんだろう

投稿日:2017年09月05日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

技術開発はどこまで進むのだろうか
よいこともあれば、それでよいのだろうか、と悩ましいこともある

9月5日のニュースを読んで、「えっ?」と驚いた
前日に、下記のニュースがあったからだ

「命」とはなんだろう
「生きる」とはなんだろう
「生きる権利」とはなんだろう

答えはでないが、気持ちが悶々として、表現できない感情が渦巻いている


☆ 勤続32年-ダウン症女性の退職の日、100人以上の人々が店を訪れた
https://irorio.jp/jpn_manatee/20160904/348738/
(2017年9月4日のニュース)

☆ ダウン症のマウス、生まれる前に症状改善する化合物発見
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170905-00000011-asahi-soci
(2017年9月5日のニュース)

 

感謝

投稿日:2017年08月25日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

昨日24日と本日25日が、今年度の最後のオープンキャンパスです。
昨日は、759名もの受験生と保護者の方々にご来場いただきました。
大変暑い中、本当にありがとうございました。

そして、本日も暑い中、多くの方々がお越しくださっています。
ぜひ、東邦大学看護学部の良さを知っていただき、こんなところで勉強したいな~
と選んで頂けましたら幸いです。

このオープンキャンパスの一番の立役者は、在校生たちです。
連日、丁寧な対応を行ってくれて、暑い中、街頭に立っての道案内にも文句を言わず、
本当に本当に学生たちに支えられています。
ありがとうございます。

特に3年生は、来週月曜日から本格的な臨地実習が始まるという
直前の時期にもかかわらず、積極的に参加してくれています。
頭が下がります。

きっと、座学や実習などのカリキュラムでは学びきれないものを
得てくれていると思います。
そういう社会性が人間性を高める基盤であり、医療人たる前にひととして
律することができる素敵な卒業生になっていくのだろうなと頼もしいです。

また悲劇が

投稿日:2017年08月19日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

また、世界のあちこちテロが起きています
なぜ争いはおさまらないのでしょうか
わかりません
無差別に人を殺すのをやめてほしい


"No one is born hating another person because of the color of his skin or his background or his religion..."

Barack Obama氏のツイッターより転用)

 




三回忌

投稿日:2017年08月13日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2015年8月13日に五島瑳智子先生が亡くなれ、三回忌を迎えます。
あの夏も暑かったです。

最後にお会いしたのが、東邦大学90周年記念式典。
体調を崩されていることは全然知りませんでしたので、随分とお痩せになられて
大丈夫かしらと心配していましたが、今思えばそのような状況だったのですね。

先生が先見の明をおもちであったゆえに、本学部のカリキュラムはとても興味深い内容です。
時代とともに改訂も必要ですが、遺すことに価値のあるものもあります。
他大学にはないものばかりですので、もっとアピールしたいですし、
現代の若者たちに知ってもらいたいですね。

なにより、もっとお話がしたかったなと残念です。
合掌




8月9日

投稿日:2017年08月09日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

1945年8月9日
なぜ、非人道的な攻撃が繰り返されたのか
なぜ、武器をもたない人々が狙われたのか
上空からは、人々の穏やかな日常の生活は、見えないのでしょう
やりきれません

長崎の資料館は一度は必ず行くべきだと思います
あの場にいって、何が起きていたのかを目の当たりにし、
自分のこととして考える時間をもつべきです

今年も、雲ひとつない青空の広がる暑い日となりました
合掌


鎮魂

投稿日:2017年08月06日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

8月6日
なぜか、毎年、この日は暑い。
しかし、あの時の暑さ、いや熱風や破壊力はこんなものではなかったはず。
戦争を知らない世代ですが、絶対に忘れてはいけないことだと思っています。
どれだけの尊い命や未来が奪われてしまったことか。
しかし、世界のどこかで今も続いています。
もうやめましょうよ、争いは。


日野原先生のご冥福をお祈りいたします

投稿日:2017年07月18日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日、聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生が105歳でお亡くなりになられました。
午前中にニュースで知りました。

私が聖路加看護大学で教員として勤務していた時に、いろいろな場で先生の話を伺う機会がありました。
さまざまなことに造詣が深く、そしてウィットもお忘れにならず、聞いていて本当に楽しかったことが思い出されます。

先生は、110歳まで生きる、とおっしゃっておられました。
そうはなりませんでしたが、先生の遺されたものはとてつもなく大きなものです。
足元にも及びませんが、同じ医療人として努力を続けたいと思います。
ご冥福をお祈りいたします。

バリアフリー化は進んでいるのか?

投稿日:2017年07月03日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

世の中の物理的な不便さは、若いころはあまり気にならなかったことの一つである。
例えば、駅の階段の幅や長さ、手すりの有無、エスカレーターの有無、道路の歩道との段差や傾斜、街中にある標識や道案内の見やすいさと見にくさ、資料の文字の大きさと小ささ、スライドの色使い、などなど、上げるときりがない。

今は、視力も瞬時の判断力も理解力も下半身の筋力も、・・・が本人の自覚よりも下降傾向にあり、不便さを感じるようになって初めて気づくことが多くなった。

ショッピングセンターでこれを見つけて思わず写してしまった。
昔はなかった。
今は、こうやって多機能トイレが多くなり、きちんと表示されているので、外出しやすくなったとのこと。
そりゃそうですよ。
人間は生きていく中で、食事と同じく排泄も大事なことなので、そのことで心配があれば、外出する気もおきないし、楽しみもなくなってしまう。

しかし、食事や排泄などの基本的欲求だけが充足されればそれでよいのだろうか。
人生において、Fun、は大事だと思う。
どこまで出かけるかは、その人の好みなので、ショッピングセンターの人もいれば国内外の旅行を満喫したい人もいる。
そういう楽しみを求めるのは普通のことだと思う。
なんだか、寛容さがなくなっていないかしら?

大学院説明会へのご参加ありがとうございます

投稿日:2017年06月26日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

週末は、何度も放映されるまおちゃんの元気な姿や、海老蔵さんの会見模様などを見ては涙、涙、涙でした。
どれほど無念だったか。心残りだったか。
しかし、立派に生き抜かれた、と思います。
生かされていることに感謝し、私も前を向きます。

さて、6月24日(土)に大学院説明会を開催しました。
今年度も多くの方にご参加いただきありがとうございました。
短時間でしたが、東邦大学大学院看護学研究科が大事にしていることをお話しさせていただきました。
終了後のアンケートを拝見し、わたしたちの考えや思いは伝わっていたようでうれしいです。

がん看護に興味関心をもっておられる方も複数名きてくださりありがとうございました。
これからも重要な分野だと思いますし、まだまだ手付かずになっている課題が多々あります。
一緒に日本のこれからのがん看護について考えていけるとよいなと思います。

説明会は終わりましたが、大学院に興味関心をお持ちの方は、いつでもご連絡ください。
お待ちしております。

心よりご冥福をお祈りします

投稿日:2017年06月23日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

フリーアナウンサーの小林麻央さんが、34歳の若さで亡くなられました。
ニュースを聞いて、涙が止まりません。
若すぎます。
早すぎます。
がん看護を専門としているものとして、本当に無力感です。

若くしてがんで亡くなった友人たちがいますが、今回も同じように悲しいです。
やせ細った、体力の落ちた姿でも、写真をとってブログを更新して、みなに生き抜いている姿を見せてくださったいましたので、毎日毎日拝見していました。
小さなお子さんの成長をずっと見ていたかっただろうなと考えると言葉になりません。

麻央さんが伝えてくださった多くのことを、大事にしていきます。
本当に本当にお疲れ様でした。
心よりご冥福をお祈りします。


「看護」って何だろう

投稿日:2017年05月29日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

『看護のアジェンダ』(井部俊子著、医学界新聞)
<第149回>
本当の看護を求めて (第3225号 2017年5月29日)
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA03225_05

読んで気持ちもやもや。
納得する気持ちもあれば、納得したくない気持ちもある。
たしかに、現場の実情かもしれないが、そこをテコ入れできないアカデミアの責任も大きいと思う。
これではまずい、と思いつつも何も出来ない自分がいる。
忸怩たる思いである。
最終講義を終えられた先輩たちに頼るのではなく、現役が奮闘せねばと思う。

しかし、一方で、相変わらず学生の白いキャンバスは豊かである。
本日から1年生の看護学基礎実習が始まった。
よく勉強するし、発想するし、思考するし、疑問をもつし、素直だし。
1年生が始まったばかりで知らないことは多いが、ヒントをだすと一生懸命に統合しようと思考する。
吸収力も抜群である。レセプターの芽もにょきにょき出そうで頼もしい。

それなのに、どうしてこのまま育たないのか。
学生時代から就職後、そして先輩になっていくプロセスで、何が待ち受けているのか。
きっと我々の時代とは違うはず。
何かがあるのだとう思う。
井部さんではないが、このままではまずい。
まずい、まずい、本気にならねば。




草間彌生展にいってきました

投稿日:2017年05月20日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

展覧会にいってきました
国立新美術館開館10周年:草間彌生 わが永遠の魂

ううーーん、「芸術は爆発だ」と同じく、すさまじいエネルギーを感じる。
美術2の自分には無理ですが、こういう才能って本当にすごい。
感じたことを何と表現したらよいのか、言葉が見つからない。
ただ思うのは、自分の好きなことに情熱をもってまっしぐら、かしら。
それって、大事なことだけど、なかなか出来ないことでもある。
でも、それをやってのけているので、やはりプロなんだ。
私もそうあらねば、いや、そうありたい、と思った一日でした。

しかし、入るまでの長蛇の列には参りました。30度あったらしいので、ひからびそうでした。
モナリザよりは短かったかな。

教員公募しています

投稿日:2017年05月19日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

卒業生が就職して早1か月半。
昨日、都内の病院に就職した卒業生の近況が写真とともに送られてきて、がんばっている姿が見えてほっとしました。
「学生」から「社会人」になったんだな~と感慨深いものがありました。

今は、現場は相当に忙しいので、日に日に課題が増えて大変になってくると思いますが、体調を崩さずに続けてほしいと願っています。

そして、研究室にも新たな風です。
この4月に、大学院修士課程に1名迎えました(昨年に続いて、HP上でのメンバーの更新が滞っており、はやくやらないと、と焦り)。
そして、医学科修士の院生さんも一緒にゼミをやったりと、バラエティ豊かな面子になりつつあります。
経験がちがうと、気づくことやこだわりポイントが違うので、良い刺激になりますね。


お知らせです!

がん看護学研究室では、201841日採用で、教員を公募しています。
講師1名、助教1名
どうぞ関心のあるかたは集ってきてください。
宜しくお願いします。

 

http://www.toho-u.ac.jp/nurs/saiyo/20170516-2.html


Spring!

投稿日:2017年04月25日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

気持ちのよい季節になりました。
新たな年度が始まったかと思ったら、もう4月も下旬です。
連休を越えると、なぜか、あれよあれよと時間が過ぎていくので、今のうちに紀を引き締めねば。

でも、春は気持ちがよいですね。
北海道にしか咲かないと思っていたライラックを見つけて、ちょっとうれしい。


アウトプットの難しさ、でもそれができると面白いのです

投稿日:2017年04月12日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

新入生の声が学内に響き渡り、元気のよさ、初々しさがまぶしいです。
いいねえ。
こちらも元気がでます。

さて、頭の中で考えていること、実践で大事にしていることは多々あるけれども、それらを言語化し、文字化することの何と難しいこと。
本人の意識下に、無意識下には、これまでの経験値からの豊かな現象があり、それをアウトプットして表現していると思っているのですが、なかなか、どうしてそれが他者に伝わるアウトプットにはなっていないのです。
他者に伝わらないというのは悪いことやダメなことではなく、この世の中、自分以外は他者なので、自分だけがわかっているのではすべてのことが成立しません。
他者へ伝え、わかりあうことが大事なので、まずは表現してみることが必要です。
そうすることによって、他者に伝わっていないのだ、それはどこなのか、どうしてなのかが明確になり、学習していきます。

さらに、自分が、自分の頭の中で思い描いていることは、すべてが「頭」という一つの袋に入っていますが、それらを整理して、いくつかの引き出しに分けることができると、他者へ説明するときにわかりやすく伝えられます。
そのような思考を整理するのが、大学院で学ぶことであり、実践を行う中でとっても大事なことです。

現場で働いていると、「私は臨床が好きでおもしろいから、大学院へは行く気がありません」ということを耳にします。
それは、間違いです。
以前も同じようなことを書きましたが、実践と学問は両輪です。

思考の整理ができると、自分の頭の中のことを、患者さんやご家族、上司や同僚にわかりやすく伝えられます。
実践はとても重要です。それは明らかです。
しかし、思考の整理ができる医療者とそうでない医療者は、歴然と差があります。
自分の大切な家族は、どちらの医療者にケアされたいですか?

どうぞ、新年度が始まりましたが、日々の実践が流れていく、ではなく、日々行っている実践や現象を自分はどのように捉えているのだろうか、実際に捉えられているのだろうか、それは自己満足ではなく対象者のニーズを満たすものになっているのであろうか、などを考えてみてください。
そして、そういう思考の整理の紐解きには、大学院での学びが一歩になります。
そんなことも考えながら、新たな春をお過ごしください。

大学院をお考えの方は、いつでもご連絡ください。


新入生を迎えて

投稿日:2017年04月03日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

東邦大学は、4月3日が入学式でした。
なんだか、初々しい姿をみると、わくわくしますね。

そして、迎える在校生が、とっても大人にみえます。
いえ、見えるだけではなく、中身も伴い、大人になっています。
不思議です。後輩ができると、急に成長します。役割意識が芽生えるのですね。

新たに112名を迎えて、看護学部もスタートです。


さあ、スタートです

投稿日:2017年04月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2017年4月1日、始まりました。
昨日、長きにわたる功労者とのなごり惜しい別れもありましたが、われわれは前進せねば、です。
新たなメンバーを加え、スタートです。
卒業生も新たな環境に身をおいて、これから始まる世界に一歩踏み入れたところでしょうか。
先は長いので、焦らず、でも、たゆまず努力を続けて、一歩一歩自分の人生を歩んでください。

エールを。

「鳥は飛ばねばならぬ」

鳥は飛ばねばならぬ
人は生きねばならぬ
怒涛の海を
飛びゆく鳥のように
混沌の世を
生きねばならぬ
鳥は本能的に
暗黒を突破すれば
光明の島に着くことを
知っている
そのように人も
一寸先は
闇ではなく
光であることを
知らねばならぬ
新しい年を迎えた日の朝
わたしに与えられた命題
鳥は飛ばねばならぬ
人は生きねばならぬ

(坂村真民「詩集 念ずれば花ひらく」より引用)


院生が表彰されました!

投稿日:2017年03月29日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

1月27日に「大学院生が人命救助で大活躍!」と書きましたが、これです、これ!!
本当にすごいことです。
https://faculty.toho-u.ac.jp/portal/hp/event/keiki/20170329_1.html
学内専用だから、下記にテキストを貼ります。

法人本部看護企画室の佐藤美和看護師長に、船橋東消防署から感謝状が贈呈されました

法人本部看護企画室の佐藤美和看護師長に、このたび船橋東消防署から感謝状が贈呈されました。

これは今年1月、東葉高速線(千葉)の車内で心肺停止状態に陥った男性に心肺蘇生処置を施し、到着した次の駅で駅員と共にAEDを実施。適切な処置で人命を救った功績に対して贈られたものです。

佐藤さんは、「病院では当たり前の行為が、病院外で行ったことで感謝状をいただくことに違和感を抱いていたので、消防署長にそのことを伝えると『この感謝状には感謝の意味と、急病者が出た際、周囲にいる人がいち早く救命処置をすることで助かる命が増えることの啓蒙活動でもある』と言われ納得した。今後もバイスタンダーとなった場合、医療者として人として貢献していきたいと思う。」と話しています。





 

国家試験100%合格、そしてうれしいこと2つ!

投稿日:2017年03月27日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2017年3月27日、今日はうれしいことが3つもありました!

まずは、なんといっても100%合格したこと。
第106回看護師国家試験 全員合格!
第103回保健師国家試験 全員合格!
4年生が、ずっとずっとがんばって勉強している姿を見ていたので本当にうれしいです。
仲間と一緒にスタートを切れるというのも、とても心強く、新たな一歩を踏み出せますね。
4月からは社会人として新たな環境での、そして給与をもらうという責任ある立場になります。
苦しくも、でも対象者さんとともに在る時間は、かけがえのない貴重なものです。
新人のいまだからこそ見えるもの、いまでしか見えないもの、感じられないものがたくさんあります。
どうぞ、大いに羽ばたいてください。

2つ目は、知り合いが、博士の学位を取得したこと。
仕事との両立で大変だったと思います。でも、嫌な顔ひとつせず、大変な仕事も率先して担当してくださって、どれだけすごい人か、と感動すら覚えます。
ホカホカのうちにpublishもしてしまってくださいね~。
本当におめでとうございます!

そして、最後は、これまた知り合いが修士の学位を取得したこと。
やはり、仕事を続けながら頑張っていました。論文作成時は、時間のやりくりに本当に大変だったと思いますが、そんなことは周囲に感じさせず、静かにまい進していました。
こうやって大学院に進むことによって、学位の取得もできますが、それよりも、視野が広がり、自分の強さや弱さも素直に見つめることができるようになり、人間として大きくなるのではないか、と私は思っています。
これからも、ますます素敵に輝いて欲しいな~と思います。
本当におめでとうございます!!





沖縄研修いってきました

投稿日:2017年03月17日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

選択科目として海外研修があるが、昨今のヨーロッパの情勢不安により渡航できず、昨年に引き続き今年も沖縄研修を行った。

2017年3月13日~17日の期間、宮古島の池間島での島の暮らしから看護を考察することと、沖縄県立看護大学にて、戦前前後の看護教育の歴史、島嶼看護についての講義を受け、戦跡をめぐる、という研修である。

事前学習を行っていたが、現地で肌で感じる体験は何にもかえがたく、学生の気づきは深く、良い学びになっていました。
それを実行するために多くの方々からのご支援をいただいていることにも感謝です。
感謝、しかありません。
皆様ありがとうございました。
体調不良等もなく元気に帰京しました。

写真は、池間島で染物教室です。とても貴重な織物である宮古上布を作成されている地域の方にご指導いただきながら、色付けに用いる草木の伐採から行い、各々1枚のハンカチを染めてみました。できばえはどうかな~。



卒業おめでとう!!

投稿日:2017年03月03日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

卒業おめでとうございます。
この学年とは、自然体験学習を一緒に経験した仲なので、あの雨の中で一緒に登山したこと、下山後の温泉で癒されたこと、今でも鮮明に覚えています。
東邦大学の教育の原点は、自然、生命、人間、であることはいうまでもないのですが、
教育理念を具現化することの難しさは各大学が思うところではないでしょうか。
しかし、本学は、やっています。
3泊4日の体験学習の時間を共にできたことは、学内の教育よりも大きなものがあります。
臨地実習での教育と同じですね。「今、ここで」です。
こういう基礎作りの教育ができる大学にいることに幸せと誇りを感じます。

そんな教育を受けた卒業生のみなさん。
どんな4年間だったでしょうか。
でも、これからの人生のほうがもっと長いので、もっともっと予期せぬ体験をいっぱいしてください。きっと、そこから得ることは大きいので。
嬉しい経験も、しんどい経験も、いろいろ遭遇すると思います。
しかし、それが成長の糧です。
決して逃げ出さず、自分なりの解決の路を探してください。
あくまでも「自分なり」です。
他者とは違います。違って当たり前です。
人と比較するのではなく、昨日までの自分と比較して歩んでください。

卒研に関して厳しい指導をするので、村上研究室に配属されて大変だったと思います。
でも、よくがんばっていましたよ。
よくできました!花丸!!
そのあきらめない精神で、これからの人生を歩んでください。

そして、息抜きに、いつでもどうぞ。
 

修了生がCNS認定審査に合格しました!

投稿日:2017年03月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

修了生が、がん看護専門看護師の認定審査に合格しました。
現在、東邦大学医療センター大橋病院に勤務している田中雄大さんです。

2013年に大学院がん看護CNSコースに入学し、勤務しながらの長期履修で学修し、無事に2016年3月に大学院を修了しました。
そして、2016年度第26回専門看護師認定審査に合格しました。
おめでとうございます。
大学院進学にあたってご協力くださった職場の皆様、院生時代にご支援をいただいた皆様やご家族に感謝し、今後ますますの活躍を期待しています。

そして、先輩に続くように、がん看護CNSコースで勉強したいかたは、ぜひご連絡おまちしております。


坂村真民に学ぶ

投稿日:2017年02月14日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

最近、これでいいのか日本、ということが多々ある。
電車の中でのイヤホンからもれる大音量。
電車の中で、前に人がたっていても平気で足を組んでいるひと。
電車の乗り降りで、交わすことなく、体をぶつけてくるひと。
老若男女問わずである。

しかし、他者に文句をいってもはじまらない。
要は自分はどうするか、である。


「何かをしよう」坂村真民 

何かをしよう

みんなの人のためになる

何かをしよう

よく考えたら自分の体に合った

何かがあるはずだ

弱い人は弱いなりに  

老いた人は老いた人なりに

何かがあるはずだ

生かされて生きている御恩がえしに

小さいことでもいい

自分にできるものをさがして

何かをしよう

一年草でも

あんなに美しい花をつけて

終わってゆくではないか


(坂村真民「詩集 念ずれば花ひらく」より引用)



大学院生が人命救助で大活躍!

投稿日:2017年01月27日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2017年1月27日、大学院のゼミ開催
院生が今朝、電車内でおきたことを話してくれました。
なんと、目の前で倒れた方がいて、人命救助をしたそうです!
すばらしい!!
自分では、アセスメント力が落ちていた、と言っていましたが、いやはや。
倒れた姿を見たときに、「これはまずい」という嗅覚がはたらいたそうです。

なんでしょうね、この感覚。
臨床家であれば誰もが持っている、とはいえないと思う。
どれだけ長く働いていても持ち合わせていない人もいるし、新人看護師でも鋭い人はいる。
どこから生まれてくるのだろう。
そして、どうして人によって持てる人と持てない人がいるのだろう。

と、考えていると、ミッシェル・セールの「五感-混合体の哲学」を読み直したくなった。

遺伝がん看護の交流集会アナウンス

投稿日:2017年01月15日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2月4日~5日に高知で第31回日本がん看護学会学術集会が開催されます。
関心のある分野について仲間と学びあう活動である「SIG」というのがあります。
遺伝がん看護グループでは、2日目の2月5日の9時50分~10時50分(高知市文化プラザ)に交流集会を開催します。
これからのがん医療では、遺伝に関することは避けては通れません。
一緒に学び会いましょう。
ぜひお越しください。

日時:2017年2月5日(日)、9時50分~10時50分

場所:高知市文化プラザ かるぽーと大会議室(第11会場)

テーマ:遺伝カウンセリング開設にむけて動き出した施設の取り組みと課題
     -SIG遺伝がん看護グループメンバーからの報告-

プログラム:交流集会のねらい(東邦大学看護学部 村上好恵)

       報告1:兵庫県立がんセンター(がん看護専門看護師 日下咲)

       報告2:JA愛知厚生連 江南厚生病院(がん看護専門看護師 宇根底亜希子)

       全体討論

新年おめでとうございます

投稿日:2017年01月04日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

新年おめでとうございます。
2017年、平成29年、丁酉がスタートしました。

さて、この一年はどのような年になるのか。
いえ、どのようにしたいのか、が大事ですね。

今年は、がん看護学のカリキュラムが本格的に始動します。
わくわくしながら準備をすすめていますが、あれもこれもやりたくて詰め込んだら、規定回数をかなりオーバーして困ったことになっていました。
あれもこれも、も大事ですが、何が本質かを見極めて、精錬させることも大事でした。

また練り直さねば。
しかし、そんなことを考えるのもまた楽しです。

新たなことへ挑戦の一年になりますが、がんばっていきます。
試練があれども、笑顔とゆとりを忘れずに、邁進します。
今年も宜しくお願いいたします。

「ではまた明日」

投稿日:2016年12月20日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

「ではまた明日」
(西田英史、草思社文庫、2014)

平成5年12月に脳幹部グリオーマのため18歳で亡くなられた西田英史さんの日記をお父様が自費出版されたものを出版された本。
1年弱の西田英史さんの闘病生活がつづられている。
最後まで生きることに真摯に向き合っていた。

時々「患者の気持ちがわかる看護師になりたい」という学生や若い看護師のことばをきく。
その思いはわかるが、現実的に、私たちは自分の「命」が脅かされているわけではないので、「わかる」のは無理だと私は思っている。
そう、わかるはずはない。自分の身の上に起きたことでないかぎり、安全地帯から見ているにすぎない。「病気」や「死」に限らず、相手が体験していることは、その人自身の体験であるため、他者は代われない。

しかし、代われないが、同じ体験は出来ないが、どのように考えているのか、どのように捉えているのか、どんな思いでいるのか、を「わかろう」とする努力は必要である。
たぶん、それが看護の原点かなと思う。

今回、拝読し、「生きる」とは何か、をまた考えさせられた。
英史さんは、生きていた。
そして、その英史さんにうそをつかず、病状についても真実を伝え、そのことを共有しながら歩んでいくご両親と妹さん。
だからこそ、互いに気持ちを言い合えていたのではないかと思う。
最期の最期に、大事なひとたちと気持ちを共有できないことほど、患者を孤独にさせてしまうことはないのではないだろうか。
これを読ませていただき、やはり大切なひとたちと率直に気持ちを語り合える、というのは最期の支えになるのではないかと考えた。

何で紹介されていて購入したのかは思い出せないが、英史さんの体験を通していろいろなことを考えさせられた。素敵なものを遺していただきありがとうございます。
しかし、生きたかっただろうと思うと、無念です。


師走

投稿日:2016年12月05日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今年も残すところカレンダー1枚になりました。
今年は何に取り組んだかしら。
う~ん。これといったプロダクトは・・・・。
悩ましいけど、一歩一歩進むしかないですね。
これも自分の実力なので。

今年も、事務の方々がクリスマスツリーを飾ってくださいました。
大きな鉢に、本物のもみの木。
医療者は、朝から晩まで施設内にこもりきりですし、年中半そでスタイルなので、つい、季節感をわすれがちです。
でも、こうやって学生のうちから、四季や季節感といった当たり前の感覚をみにつけておくことは大切です。

週末には素敵な音楽を堪能してきました。
五島先生もどこかで聞いておられるかしら、と考えていました。
ちゃんと皆で受け継いでいきます。

思考する

投稿日:2016年11月25日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

現在、大学院博士後期課程には2名の院生が在籍しています。おひとりは、佐藤さん、もうお1人は今年入学された渡邊さん。自己紹介が未記載なので急がないと次年度になってしまう、あせあせ。

この2人と非常勤研究生の浅海さんとのゼミが楽しい。
さすがは、後期の院生。
博士前期課程とは異なり、スケジュールは自分で組み立てないと物事がすすんでいかない。
仕事と両立しながら、自分のペースも考慮して、しかし若干焦り気味に、いろいろなことをこなしていっている。

やはり、経験値が豊富なため、ディスカッションしていると様々な発想が言語として出てくる。
時として自分の発言内容がいかにすごいことなのかを自覚していない姿も見受けられ、人間って戦略的に発言するときよりも、自由な発想の中の思考をたどたどしくも、思うがままに発言するときのほうが、とてつもなく鋭い本質をついたことがポロッとでてくるのかもしれないな~と実感します。

一緒にディスカッションしていると、私の思考も刺激されて毎回充実したゼミになっています。
学位取得の道のりは容易くはないのですが、試行錯誤しながら納得しながら進んでほしいです。

卒論発表会終了!

投稿日:2016年10月22日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日、学部4年生の卒業研究発表会が行われました。
毎年、大森祭(大学の文化祭)にあわせて、発表会を開催しています。
3月ごろに配属されるゼミが決定し、指導する教員と自分が取り組みたいテーマにそって進めていきます。初めは、3~4行ぐらいしか書けなかった文章(しかも箇条書きだったり)が、どんどん書けるようになっていく様は、圧巻です。

途中では、教員から厳しい指摘やしごき(?)を受けて、つらい思いもしているのですが、文句も言わずに(いや、きっと言っている。そう、言っていないほうがおかしい。普通は皆で愚痴るはず。それが普通。)、よくぞ最後までついてきてくれました。

いろいろ、本当にいろいろ言いましたが、「研究指導」をしているというよりも、卒業研究という考え方や勉強や作業や対象者との対応や執筆などを通して、社会人になるための人間力の形成に力を注いでいます。
だからこそ、しんどい思いをするわけですよね。今まで言われてこなかったこと、自分でみていなかったこと、避けていたことなどに直面化させられるので、本当にしんどかったと思います。

しかし、学部生は本当に優秀だなーと思います。
今は、何色にも染まっていない「白」なので、どんどん吸収するし、変化も遂げるし、自分で開拓もしていきます。
こんな時は、人生の中でほんの少しです。その純粋なところは、本当にうらやましい。
どうぞ、どうぞ、今の気持ちを忘れずに歩んでください。
初心忘れるべからずです。
自分にも言い聞かせています。

もう5ヶ月も過ぎると社会人です。
どうぞ、この最後の自由な時間を、国家試験の勉強だけではなく、学生時代にやり残したことへの挑戦や、大いに見聞を広める時間として有意義に過ごしてください。この「自由な」時間もまた、二度と来ませんので。

とにかく、発表お疲れ様でした。
立派な論文、立派な発表、そして惚れ惚れする質疑応答の姿勢でした。

学会賞いただきました

投稿日:2016年09月23日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

9月22日から開催されました第29回日本サイコオンコロジー学会にて、学会賞をいただきました。
学会賞は、「サイコオンコロジー領域における研究、臨床、教育などの分野において多大なる貢献が認められたものにおくる」とされています。
これまで、この分野をリードされてこられた多くの諸先輩方が受賞されており、本当に光栄なことです。
そして、今回は、リエゾンナースとしてその分野のパイオニアである杏林大学付属病院の川名典子さんと看護の2名が選ばれたことも大変光栄なことです。

思い返せば、大学院修了後の1999年から当時の国立がんセンター研究所支所精神腫瘍学研究部の内富庸介先生のもとで研究をあらためて学び始めたことが、サイコオンコロジーを極めていく入り口でした。

大学院を修了したといえ、研究者としてスタートラインに立つための素地がまだまだ不十分であった自分の未熟さに愕然としたことを覚えています。
大学院での指導教員は丁寧な指導をしてくださっていましたが、それを咀嚼する、自分のものにするための知識や能力がなく、スタートラインから程遠い位置にいたのです。

そのような状況にあるにもかかわらず、内富先生をはじめ、当時在籍されていた岡村仁先生、明智龍男先生は、熱心にあきらめずにご指導くださいました。
特に、岡村仁先生には本当にお世話になり、今研究者としての私があるのは岡村先生のご指導の賜物と言っても過言ではありません。本当に感謝しております。

同時に、精神腫瘍学研究部を通して知り会えた先輩、後輩の多くの仲間たちにも感謝であります。いつもありがとうございます。

このような大きな賞をいただきましたが、まだまだ隠居するような時期ではなく、もっともっと精進せよというエールでもあると受け取っています。
この先、どれほどのことが出来るのかわかりませんが、少なくとも、自分が受けてきた教育をこれから看護界で研究を担っていく若手に伝えていきたいと思います。

皆様、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
このたびは、本当にありがとうございました。
 

内富先生、岡村先生と記念撮影です。
金屏風の前は緊張しました。挨拶も、若干感極まり、ぐだぐだでした。まだまだ、修行が足りませんね。

桜井なおみさんと

投稿日:2016年09月22日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

9月22日から第29回日本サイコオンコロジー学会総会が開催される。
講演に来てくださった桜井なおみさんとぱちり。

彼女に初めて会ったのは、2013年のアンジェリーナ・ジョリーさんの予防的手術のニュースがセンセショーナルに取り上げられ、世の中が大騒ぎになった際に、CSの「ニュースの深層」に呼んでいただき共演したときでした。

お名前は存じ上げていましたが、初めてのご対面。
サバイバーとしていろいろな活動をされておられるし、発言する内容は偏ったものではなくニュートラルな方だな、というのが第一印象でした。

その後も、学会等でお会いすることがあり、最近は、現在作成中の「がん看護」の教材DVDへの出演をお願いしたこと。
そろそろ秋ごろには完成すると思うので見ていただきたいと思いますが、大変わかりやすく話してくださり、しかも看護師へエールをくださっている。

われわれも、ちゃんと考えを言語化していかねば、そして行動をおこさねば、と奮い立たせてくれる存在です。
大変ありがたいです。

引き際の美しさ

投稿日:2016年07月31日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

元横綱千代の富士の九重親方が、すい臓がんのため亡くなられました。
とても残念です。
昔は、北海道出身の力士が強く、相撲を見ていても、同郷の方々の活躍が誇らしい時代でした。特に、千代の富士は「ウルフ」と呼ばれ、小さいからだなのに、本当に強くて、子どもながらに毎回楽しみにしてみていたことを覚えています。

しかし、どんなに強くてもいつまでも持続することは不可能です。
北の湖に勝って初優勝し、先代貴乃花に勝って引退の花道をつくる立場になったかと思うと、今度は、その息子の貴乃花(当時は貴花田)に負けて、自分が引退を決意することになりました。

引退に際しての記者会見は、本当に今でも鮮明に覚えています。
なぜか。
それは、見事な引き際だ、と感動したからです。

日本人は、わび、さびを尊び、さくらのように散りゆく中にも美しさがある、という価値観をもっていると思っています。
そんな日本人のもっている誇りを、千代の富士関の引退の会見に垣間見たからだと思います。
まさしく、「引き際の美しさ」でした。

4月に就職した皆さんはいかがでしょうか。
きちんと勤務しているでしょうか。
周りに迷惑をかけていないでしょうか。
本人はあまりわからないかもしれませんが、皆さんのサポートに労力を割かなければなかない同僚や先輩の方々は、本来の力を注ぐところではないところに力を使っています。
もし、そういう状況にいるならば、皆さんも本当に対象としなければいけないところへ力を注いでいないと思います。

その迷惑は、単に一時のことで、来年の4月からは解消されているものであればよいと思います。それは「成長」するために必要なプロセスなので。
でも、そうではない場合は、「辞める」ことを真剣に検討する必要があります。

あなたのサポートのために同僚がいるわけではありません。
そんな状況では、だれも幸せではなく、あなたは陰口の対象でしかありません。
その場所でなくても、他で人生を咲かせればよいのです。

「引き際」というのは本当に大事です。
専門職であれば、自分や自分の周囲に起きていることを客観的に観察しアセスメントしましょうね。




さすが4年生

投稿日:2016年07月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

気づけば、すでに7月。前回もそんな出だし。
大雨で九州地方は大変なことになっている。
どうして、こうも重なって起きてしまうのだろうか。
みなさんが早くもとの生活にもどれることを願っています。

新1年生と実習にいき、その原石にふれ、将来が楽しみと思ったのもつかのま、今度は4年生と実習にいった。

初めはどうなることかと思った。
しかし、それは仕方がないと思っている。
3年生の1月末に実習が終わってから、卒業研究、就職試験、国家試験対策などと、やや実践から離れた思考を鍛えている時期が続いたので。

短期間の実習なので、のんびりしていられない。学んだこと、気づいたことを翌日には早速修正して活かしていかなくてはいけない。
ある意味、来年の4月以降は医療者としてそのような環境に入っていくので、そのシミュレーションと思ってくれたらと考えていた。

初めは実践感覚を取り戻すのに苦労していたが、さすが4年生。
既習の知識や新たな学びを統合していくことが短期間でできる。
3年生までの学びでは、ひとつひとつを丁寧に真剣に取り組んでいくことを求められる。
しかし、今回の実習では今までの集大成なので、「統合力」を求められる。
これが出来るんですね。すごいですね。
頼もしい。
学生の成長を実感したスタッフにとっても良い刺激になっていたようである。
何より私が楽しかった。

将来楽しみな新入生

投稿日:2016年06月08日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

気づけば、すでに6月。梅雨入りもした。
怒涛の4月と5月。
こんな時間の使い方ではいけない、いけない。気を引き締めないと。

さて、先日、新1年生と実習にいった。
いやあ~~~~、頼もしい。
4月に入学して、専門科目の勉強はこれからとなるが、柔軟な発想力、すさまじい吸収力、そして何より品行方正な学生たちでした。
一緒に時間をともにして私にとっても良い刺激になったし、実習先のスタッフにとっても良かった。

さらに、最近の学生は、コミュニケーション力が高い。
スマホやゲーム三昧で、ひとと話すのはうまくいくのか、という心配もあるかもしれないが、いやいや微塵も感じなかったです。
すごいですね~~。
将来が楽しみです。


お見舞い申し上げます

投稿日:2016年04月18日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

熊本・大分が大変な状況になっています
木曜日の段階では、まさかこんな事態が続くとは誰も想定していなかったと思います
本当にこころが痛みます
救援物資が思うように届かず、送るほうも受け取る側もはがゆいと思います
避難されている方がストレスから不整脈が出たり、急性心不全でお亡くなりなったり
どれほどの心労か、想像を絶します
そして、DMATとして派遣待機中の方々も、いつ指令がくるかと落ち着かない日々を送っていると思います、ありがとうございます
一日も早く復旧することを祈るばかりです
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします

あの日を思い出す

投稿日:2016年04月14日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

熊本で大きな地震が起きました。
5年前を思い出します。
出先で被災したため自宅に帰れず、前職場の研究室で一晩明かしました。
夜中中、携帯の地震速報も鳴り止まず、ずっと大きな余震が続き、一睡もできなかったことを思い出しました。
きっと、熊本の皆さんも、夜だったため朝まで不安と恐怖でいっぱいだったのではないかと思います。
知り合いも多く居ますので、みんなが無事でいてくれればと祈るばかりです。
お亡くなりになられたかたのご冥福をお祈りします。


 

始動

投稿日:2016年04月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

「中学生からの大学講義Ⅰ 何のために「学ぶ」のか」
(桐光学園+ちくまプリマー新書編集部・編、2015)

外山滋比古、前田秀樹、今福龍太、茂木健一郎、本川達雄、小林康夫、鷲田清一らが、それぞれ執筆している。

何かを学んでいこうとするとき、「好き」という感覚ほど強い味方はない。一方、「嫌い」という感覚は、学びにブレーキをかける。好きなことはいくらでもできるが、嫌いなことはやりたくない、と。(小林康夫、p.164より抜粋)

確かに指摘の通りである。好きなことややりやすいことは、先に実行でき、苦手なことや嫌いなことは後回しになり、さらに面倒になってきて、時間もなくなり自分を窮地に追い込む原因になる。
しかし、ここで大切なのは、小林氏もその後に記載しているように、なぜ「好き」なのか、なぜ「嫌い」なのかを考えることである。どちらかが良い、悪いではない。

自分の思考をよくよく見つめる、考えることが大切である。
そうすると、自分、を知ることになり、自分の強みも弱さも自覚できるようになる。

他者を理解することは難しい。何と言っても他者なので。
しかし、大事なのは自分をよくよく知ることだと思う。

自分を知っていたら、他者との無意味な争い、無意味な敵対心、乱暴な行動、にはつながらないのではないかと思う。
自分の足元を丁寧にみること、を大切にし、始動しようと思う。
原点回帰である。

新社会人、がんばれ。焦らずに。



春がきた

投稿日:2016年03月31日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2015年度もおわる
あわただしい日々だったが、今も続いており、このまま4月に突入するのかと思うと悩ましい。
切り替えねば。

医大通りの桜も満開で、みなを応援してくれているようだ。
初めてこの桜を見たとき、なんとも言えないほんわかした気持ちになった4年前を思い出す。
ソメイヨシノとは、また違ったよさがある。
ピンク過ぎる、と言われもするが、私は好きだ。
はかなさの趣きをたたえるソメイヨシノとは違い、活力を感じる。
さあ、新たなスタートに向けて、少し蓄えねば。


ケアされるよろこび

投稿日:2016年03月19日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

ケアって、医療者だけが行うものでなければ、病院でないとできないものではない。
とは理解していても、まさか、そのようなケアが自分に向けられるとは。
しかも電車内です。

10年ぐらい前から春先になると、両親指関節の皮がぼろぼろむけ薄くなり、関節を曲げるとバリっと裂け出血するのが春のイベントのようになってきて、最近は慣れてきました。痛いですが。

先日も電車内で出血してしまったので、とは言っても米粒大より小さめですが、かばんの中からゴソゴソとハンカチやティッシュを取り出して拭き、バンドエイドを探したが、あいにく持参せず、まあそのうち止まるだろうとぼんやりしていました。

そうしたら、目の前に座っている女子大生風の方が、なにやらかばんをごそごそし始めましたが、私はその行動を気にも留めずぼんやりしていました。

次の瞬間、「はい、これどうぞ」とバンドエイドを手渡してくれました。

一瞬、間が空き、「あ、ありがとうございます」と頂き、早速使わせていただきました。
おかげで、ティッシュでおさえずにすみました。

たまたま目の前に立っていた私の行動を見て、判断して、自分の持ち物を提供してくださるなんて。
とてもとても感動したのはいうまでもありません。
ケアが、日常の中に自然にあり、こうやって営まれていること、そして、期せずして自分に向けられたときの感動、ケアされると心地よいのだ、と痛感しました。

ご本人にとっては、たかがバンドエイド1枚かもしれませんが、私の感謝の気持ちをお伝えしたく、どうしようと思ったら、なんと引き出物のお菓子がありました。
降りる際にお渡ししたら、とてもびっくりされていました。
そりゃそうですよね。
お菓子に化けてしまったので。

必要なときに、手助けが自然にできる、そんなあたたかさにふれた瞬間でした。
本当にありがとうございました。



鎮魂

投稿日:2016年03月11日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

5年前の2011年3月11日、午後2時46分のことは絶対に忘れないだろう。
こうやって生きていることに感謝し、日々を送りたい。

まだまだ仮設住宅で生活されている方々がいる。
いつになったら、みなさんが普通の生活に戻ることができるのだろうか。
早く解消されることを願ってやまない。

亡くなられた方々、そしていまだに行方のわからない方々のことを忘れずにいたい。

祝 修了!

投稿日:2016年03月05日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

大学院がん看護CNSコースの2名が、無事に修了しました。
おめでとうございます。
働きながらの3年間は、いかがでしたでしょうか。

入学前には想像していないような苦労の連続だったと思います。
後半になればなるほど、毎回ダメだしを受ける。
にもかかわらず、よくふんばりました。

ダメだしする側が言うことではないと思いますが、私のダメだしなんて大したことないのです。
考えてみて下さい。
自分たちが看護を提供しようと思っている方々のおかれた状況を。
世の中に一つしかない、何にもかえられない、「いのち」を脅かされています。

いかなるときも思います。
苦しいのは誰か。
自分ではない。
それは、この仕事を選び、国家資格を取得した時点で自らに課したことだと思います。

病める方々に対して自分は何ができるのか。
わからない。
代わりにはなれない。
でも、何かはあるはず。
そのために惜しまず努力をする。
でも、どんなに努力をしても、支えにならないかもしれない。
代われないから。
でも、でも、やはり何かあるはず。
でも、答えはない。

だからこそ、ずっと考えなければいけない。
ずっと、勉強しないといけない。
自分がわかっていないことが多々あることを認めなくてはいけない。

支えを必要としている方々と共に歩む時間を大切にしてください。

修了、おめでとうございます。





祝 卒業!

投稿日:2016年03月04日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

みんなの門出を祝福するかのような晴れ渡った青空
4年間は、どうでしたか?
長かった?短かった?

私は4年前に東邦大学に異動してきたので、みんなと一緒に東邦ライフをスタートさせました。
そんな「同級生」が卒業するのは、ちょっぴりさびしいです。
卒業式で満面の笑みで未来にむかって羽ばたく姿をみていたら、おいてけぼりな感じ。

いやいや、そんなことはない!
ここは巣なので、羽休みのために整備しておきます。
(あくまでも、羽休みね)

新たな生活、楽しいよ。きっと。
責任もあるけど、自由もあり、やりがいもあり、まかされるし。
当時の私は、「自由になった」という感覚が大きかったです。

これから、どんな人生を歩むのか、誰にもわかりません。
だから、わくわくするのだと思います。
存分に人生を謳歌してください。

卒業、おめでとうございます。


みんなファイトだ!

投稿日:2016年02月13日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

明日は、看護師国家試験受験日です。
今年度は、看護師の試験が最初です。保健師は17日、助産師は18日。
楽しい新生活が待っているよ。
大学入学が看護への道のスタートであったのと同じく、合格はあくまでも通過点なので、
気負わず、いつもどおりで。

今日の強い春風に後押しされて、いってらっしゃい。

学ぶとは

投稿日:2016年01月25日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本学の看護学研究科の博士前期・後期課程の論文提出締め切りは、今週末の1月30日です。
他の大学院も今月末が締め切りであることが多いのではないでしょうか。
最後の段階になりました。
もう、ここまできたら、収束に向けて整えていく方向にならないと終わりません。
今あせるのなら、もっと半年前に、1年前に努力すべきです。
この数日で出来上がるものではないので、どれほどの時間をかけて、計画書を作成し、調査を実施し、それを分析し、まとめ、論文として書いてきたか、のプロセスを振り返ると、全てが積み重ねです。
一瞬でできあがるものではないです。
だからこそ、「あの時に・・・」というのは、相当前のことになるので、後悔は深いですよね。
でも、仕方ないです。それは自分の歩んだ道だから。

誰もが通る試練の道。
修士課程での初めての研究は試行錯誤の連続で、満足のいくものには到底及ばないです。
だからこそ次の作戦を練ることにつながるのでしょうね。

そうやって全てが学びで、研究者としての基盤をつくることになる。
日々の努力しかない。
でも、日々努力していたら-当然、方向は違ってはいけないし、自己中心でもいけないが-、必ず道は開ける。
だからこそ、日々の学びが大切になる。

そして、それが出来るのは生きているから。
生きていれば、自分がやりたいように、自分が望むように、自分で自分のことを決めていける。
生命は尊い。
事故によって未来ある15の若い命が奪われた。
病気によって優秀なひとの命が亡くなった。
生きていれば、どれほど新たな知恵が生まれたことか。
13回忌を迎えても、いつも思う。
友人が生きていたら、病に冒されなければ、どんな仕事をしていただろうか。
どれだけ看護界に影響を及ぼし、発展に貢献しただろうか、と。
尊い命を大切に、亡き友人に恥じぬように、約束を果たすために努力せねば。
合掌。


第4回HBOCコンソーシアムに参加

投稿日:2016年01月24日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2016年1月24日、第4回HBOCコンソーシアムが品川のKOKUYOホールで開催されました。
立ち見の方もでるほどの大盛況でした。
http://hboc.jp/index.html

HBOC=遺伝性乳がん卵巣がん症候群、の略です。
今、遺伝性のがんが解明されてきて、HBOCもその一つです。
米国の女優さんの記事、と言えばおわかりになるかもしれないです。

BRCA1/2という原因遺伝子が同定されたことにより、ハイリスク者の遺伝学的検査が可能になり、治療方針を決定するためのひとつの情報として活用されています。

この検査で全てが解明、確定するわけではないのですが、重要な情報にはなります。
そのため、がんに対する遺伝診療を行う施設が増えました。今までは、小児や周産期の遺伝医療はすすんでいましたが、ようやくがんの領域でも遺伝が注目されるようになりました。

その結果、認定遺伝カウンセラー(学会認定)という新たな職種も誕生し、患者さんや家族を支援しています。
しかし、それだけでは不十分です。
やはり、がんの治療やその後の経過、どのようなニーズがあるのかを把握しているのは看護師です。
看護師が少しでいいので、遺伝に関する関心と知識をもっていたら、救われる命は多いです。
そして、何より、看護師は、身体的な支援を行いながら、心理的・社会的な支援を行える、対象者をまるごと把握して対応することができる、という全体を見ることができる技をもっています。
だからこそ、がんの治療を受けている患者さんの中の、遺伝についても関係してくるひとの支援にどうぞ力を貸してください。
誰かが気づかなければ、その方々は、いずれ、進行がんとなり受診することになります。
もしかすると、できることがなく、残りの時間も短いかもしれないのです。
そんな状況を回避するためには、医療者が知識をもつことが必要です。

医療者が知識をもち、患者さんやご家族に情報提供を行う。
そして、本人たちがどのような選択を行うのかを一緒に考え、支援する。
これは、遺伝に限らず、医療者の責務だと思います。

がん医療の中で、遺伝に関することがどんどん進んでいます。
どうぞ、関心と知識をもって、命を救ってください。

2016年2月20日、21日に第30回日本がん看護学会学術集会が開催されます(幕張メッセ)。
今回、2日目の2月21日(日)11:30~12:30(第11会場:ホール8)に、
「遺伝性腫瘍の患者や家族への看護
-日常診療の中でハイリスクな患者を見極める基礎知識と遺伝カウンセリング体制整備の実際と課題-」
をテーマに交流集会を開催します。

現在、遺伝カウンセリングに携わっている3つの施設の看護師に現状をお話しいただき、皆でディスカッションしたいと思っています。
短い時間ですが、明日へとつながらエッセンスをお持ち帰りいただければと思います。
どうぞ皆様のご参加をお待ちしております。



黙祷

投稿日:2016年01月18日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2016年1月15日未明の長野県軽井沢町でのスキーバス事故。
どうしてこんなことが起きてしまうのか。
大切な大切な命が喪われてしまった。
楽しみに出かけたはずなのに、無言の帰宅になるなんて。
どれほどご家族やご親族、友人の方々はショックを受けておられるか、はかりしれない。

日本って「安全」について世界各国から賞賛されてきませんでしたか?
いつからこんなことが起きるようになってしまったのでしょうか。
産業廃棄物のニュースもしかり。

私たちは医療者である。
この分野では、「安全」が優先されなければ命をまかせてもらえない。
愚直でも、愚鈍でもいい。
学生には、安全を提供できると「信頼」される医療者になってほしい。

喪われた尊い命に合掌




新年あけましておめでとうございます

投稿日:2016年01月04日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

新年あけましておめでとうございます。
2016年申年がスタートしました。

今年はどのような年になるのか。
各地でおきている争いごとがなくなることを祈る。

東邦大学の創立者のお一人の額田晉先生の「自然・生命・人間」の一節を引用させていただく。

「われわれ人類は無限なる大自然のうちの小さな一つの惑星の上に生存しつつ、太陽系における最高の知性として輝かしい未来を約束されているのである。かような人類共同の概念のもとに地上の全人類は永遠に融合され、どこまでも平和に統一されていかなければならぬのである。」

国や生まれた地域は違えども、同じ「地球」という住所に住む同じ人間として、争いをせず、平和に、愛のもとに、協力し合いながら生きることができればと願ってやまない。

さあ、始動である。





メリークリスマス

投稿日:2015年12月25日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2015年も残すところ1週間となりました。
この1年を振り返ると、達成できたこともあれば、できないこともあれば。
全てが満足いくようには進められていないけれども、それもまた実力かもしれない。
もう少し計画的に前進できるように心機一転しなければ、と思う。

今年も、大学のナイチンゲールホールに、巨大なクリスマスツリーがお目見えした。
いつも、事務の方々が飾ってくださる。感謝。
学内の絵画や彫刻や置物など季節ごとに飾ってくださり、毎日の生活に潤いを与えてくださる。感謝。
先日の石狩鍋も超美味でした。感謝。

いろいろなことが起きても、でも、生きていることに感謝。


「妻と私」

投稿日:2015年12月02日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

「妻と私」
(江藤 淳、文藝春秋、1999)

病いで妻を喪う江藤さんの気持ちがひしひしと伝わってくる。
その後のご自身の病気の影響もあり、みずから命をたち、愛する妻のもとへ旅立たれる江藤さん。

先日、妻を亡くされた方とお話しした。
お話しする前に、江藤さんの本をあらためて読んだ。
江藤さんと同じように、ぬけがらのような状態からようやく復活された。
一番大事なものを喪うとき、ひとはバランスを崩すのだろう。
そして、その後、何を選択するのかもその人それぞれである。

しかし、医療者としては、自死の選択ほどつらいものはない。


祈り

投稿日:2015年11月30日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

またもや、突如として、予期せず、意に反して、無差別に命が奪われた。
どうしてこんなことが起こるのだろうか。
どうして止められないのか。
どうして、どうして。

2015年11月13日フランスでの無差別テロ。
130名もの尊い命に祈りを。



情報とは

投稿日:2015年11月14日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

大学にとって、秋は入試シーズンの始まりで、どこも良い学生に来て欲しく、がんばっています。
しかし、悲しくなる情報もとびかっていて、こういう情報って、受験生の方々は信じてしまうのかしら、と疑問です。

どこかは明記しませんが、某塾のHP上に「らくらく合格、推薦受験穴場大学」なる一覧が掲示されていました。倍率が低ければ簡単だと考えているのでしょうか。いったい、どれだけの受験生が、こういう情報を信じるのでしょうか。
評定、倍率、点数などはあくまでも「数字」でしかありません。
看護のような医療系は、人となりも大事にしているため、面接でその受験生のよさを見出そうと教員は必死です。

穴場と言われる大学の学生の素晴らしいこと。
受験生には、いろいろな情報が流れるでしょうが、自分に合った学風を見極めて欲しいです。


自分の看護とは

投稿日:2015年09月11日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

このたびの雨台風による甚大なる被害には、言葉もありません。
被災された方々が、少しでも早くもとの生活に戻れることを祈っております。


さて、看護師免許をとってから26年。
果たして、自分の看護とは、と問われたら。
今は、教員であるので、学部生や院生、現場の看護師への教育が中心であるが、
自分の専門分野の遺伝カウンセリングでの実践も含めて、何を大切にしているか。

それは、「相手のささやかな変化を見逃さず、認める」かしら。

教育でも実践でも、対象となるひとびとが、何らかの刺激や各自の学習により成長する。
特に、学部生の成長はすばらしい。
まだまだ原石で、何色にもそまっておらず、スポンジのように吸収していく、そのプロセスは、見ていて頼もしい。

そんな成長を、変化を見逃さないために、常にいろいろなことを観察し、アセスメントし、その都度対応を修正している。
学生相手に、看護過程を展開しているようなもの。

だからといって、初めからこれを行っていたわけではなく、出来ていたわけではない。
試行錯誤しながら、大学院や、教育現場で実践しながら培ってきた。
みな、そうやって、自分を成長させているのだと思う。

東邦大学看護キャリア支援センターでは、プロフェッショナルナースにインタビューを行っている。
第3回は、大橋病院のがん看護CNSの堀 孔美恵さん(ほり くみえさん)が登場!
ぜひ、読んでほしい。
http://www.lab.toho-u.ac.jp/nurs/career/katudo/2015/project/20150904.html

特に注目したのは、「自分の看護を立て直す」だ。
大学院は、カルチャースクールではないので、教材も教育内容も「与えられる」のではない。
課題について、全てを考える。
そんな経験を通して、それまでの自分の看護を振り返り、立て直すのだ。

堀さんは、本当に素敵なCNSです。
一緒にいろいろ仕事をしていると、本当によくわかります。
なんといっても、懐が深く、器が大きい。
こんなCNSに看護してもらいたいといつも思う。

毎日の実践では、どうしてもその日に行うことが優先される。そうすると、自分は何をやっているのか、これでいいのかと考えるときもくる。
そんなときは、少し目線を変えることが大事で、それがきっと大学院での学びなのだと思う。
大学院に来て、修了してみないとわからないと思うが、本当に目が覚める思いをする。
見ている世界が違ってくるのを実感できる。
そうすると、自分にも少し自信がつき、またがんばろう、と思えるのだと思う。

みなさんの、自分の看護とは何ですか?


「天地明察」

投稿日:2015年09月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

「天地明察」
(冲方 丁、角川書店、2009)

遅ればせながら、今頃読みました。
475ページもあるので、なかなかの重量感。
様々な書評を読むと、天文学や暦学については勉強不足で記述内容に異論あり、というのも多い。
それについては専門家ではないので、よくわからず判断できないが、
当然のように使用している「暦」というものの奥深さを知った。
そして、何より、こういう日本人がいた、ということを知る良い機会になった。

ひとつのことに打ち込み、成果が出るまでに20年。
途中、失敗や、挫折や、喪失や、さまざまなことを経験しながらも、あきらめずに、
とにかくひたすら取り組む。
本人の才と周囲の方々の協力があり、達成されることになるが、なによりも
本人の努力、辛抱強さ、丁寧さ、に感服です。


Jimmie C. Holland 先生と

投稿日:2015年08月03日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2015年7月29日~8月2日の期間、International Psycho-Oncology Society主催の
The 2015 Word Congress of Psycho-Oncology に出席するためワシントンに行ってきました。

久々の国際学会出席で、大変刺激を受けてきました。
やはり、定期的に出かけることは大切ですね。
新たな発見や、学び、そしてネットワークが生まれ、本当に有意義でした。

なかでも、久しぶりにJimmie C. Holland 先生にお会いし、パワフルなそのお姿に
元気をいただきました。
Holland先生は、サイコオンコロジーという学問領域を牽引され、確立された先生です。
20年弱前に、国立がんセンター研究所支所精神腫瘍学研究部(当時の部長は、内富庸介先生)へ来てくださったことは、まるで昨日のように鮮明に覚えています。
当時も、その発想の大きさとともに、お人柄の深さも垣間見、本当に素敵でしたが、
今回も、何もお変わりになっていなく、Chairをされたセッションでのきりもりも、
本当に学ぶことばかりでした。

当時、素敵なピンク色のスーツを着てお越しになったことも思い出します。
とてもお似合いで、とてもチャーミングでした。
今回も10人のお孫さんの顔のついた手作りのネックレスを付けられていて、かわいかったです。

一緒にうつっているのは、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の自殺予防総合対策センター適応障害研究室長 の藤森麻衣子先生です。
藤森さんとは、内富先生の指導のもと研究所でご一緒した仲です。
私の出会った範囲内にしても、これほど優秀な方はなかなかいません。
国立がんセンター研究所では、コミュニケーションスキルの開発と検証の研究に
取り組まれ、その成果は、JCOに掲載されています。
JCOに採択されるって、どれほどすごいことか!
Fujimori M, et al.: Effect of communication skills training program for oncologists based on patient preferences for communication when receiving bad news: a randomized controlled trial.J Clin Oncol. 2014 Jul 10;32(20):2166-72

でも、全然えらぶっていなくて、そこが藤森さんの素敵なところです。
久々に会えてうれしかったです。
これからも、いろいろご指導宜しくお願いします。

「多忙」を理由に、身体の奥底に追いやっていたものに火がつきました。
ちゃんと、やらねば。
がんばります。






看護の原点

投稿日:2015年07月28日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

「看護計画の立案」

学生にとっては、その意義よりも、「実習記録を書かなくてはいけないので大変」というイメージが強いかもしれない。

 

しかし、「看護計画の立案」には意味があることを再認識した。

情報収集、アセスメント、関連図の作成、看護問題の抽出、長期目標・短期目標の設定、具体的な計画(観察項目O-P、ケア項目T-P、教育項目E-P)の立案、そして実践後にはSOAPを記載することにより計画の修正を行い、そしてまた実践する、の繰り返し。

 

現在、多くの病院が電子カルテを導入し、看護計画は自分で書いて(手を動かして)立案するというよりも、カルテ内の項目にチェックを入れる、という「作業」になっていないでしょうか。

 

チェックはしていても、思考も回転させている看護師は、きっと学生時代に身についた看護計画の立案のスキルは維持され、経験値とともに向上していっていると思います。そうすると、看護の能力が上がるということです。

 

しかし、「作業」になってしまっていると、思考能力はあっという間に落ちます。

教員だから看護計画を書かない、ということはありません。

複数の学生と受け持ち患者さんの状況を把握し、全てが同時進行で、その中でピンポイントに指導を行う、というのは相当にスキルが必要です。

そのためには、自分で看護計画を立案するというのは欠かせません。実際行っています。

自慢することではないので、あまりここに書くのもいかがなものか、と思いましたが、自分の思考の整理を振り返ると、若い頃は、全て書いていました。自己学習ですね。

 

それを繰り返しているから、今は、書かなくても、頭の中で複数名の患者さんの状況を整理できます。でも、それでも、思考の整理をする際には、やはり書いて、手を動かして、現象を分析し、客観的に把握する努力をしています。

 

コンピューターは便利ですが、やはり手を動かすと、頭が動きます。そして、紙に書き出すと、パソコン画面のような小さな視点ではなく、紙をどんどんつなげて大きくもできるので、全容把握がしやすいのは事実です。

 

今回、いろいろな場面で気づかされましたが、どんな立場になっても、看護の原点を忘れてはいけないのだと痛感しました。気づかせてくれてありがとう。でも、がんばってね。

 

「ソフトランディング」

投稿日:2015年07月24日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

「ソフトランディング 末期がんをどう生きる」
(柴田岳三、BFP、2000)

北海道の外科医である柴田医師が、担当された患者さんの生きざまを書いている。
「担当された」と書いたが、たぶん、そのような関係ではなかったと思う。
主治医ではあったが、互いに信頼し、心通じあい、医療者-患者関係ではなく、
ひととして亡くなるまでの時間をともにしていたのではないだろうか。

病を発症すると、医療機関に命をゆだねることになる。
どのような医師に、どのような看護師に出会うか、患者にとっては大きなことである。
医療に期待しつつ、医療に失望することもあり、ジェットコースターのように気持ちにゆれが生じる。
われわれ医療者は、本当に患者さんのことを理解できているのだろうか。

このような医師に出会えると幸せである。

志し

投稿日:2015年07月11日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

友人の一周忌。
10年前に出会って、本当に優秀で、やさしくて、繊細だった。
こんな別れがくるなんて、出会った時には思いもしなかった。
だから、離れていても、いつでも会える、と思っていた。
そうやって、先延ばしにしてはだめだったのだ。
会いたいときに会わないと。

仕事も、学問も真っ最中だったのに。
どれほど悔しかったことか。
あんな優秀な人が、看護界を牽引してくれたら。

学問に真摯に向き合えること、それは本当に至福のときである。
失いそうになって初めて、そのことに気づくのかしら。

友人のように優秀でも、志しが高くても、もう出来ない人もいる。
没頭できることに、感謝し、がむしゃらにくらいつく、どうしてそれが出来ないのかな。
不思議だ。

ひまわりのような人だった。
ポジティブで、常に凛としていて。
夜なのに元気欲咲いているひまわり。
恥じぬように生きねば。

教育の奥深さ

投稿日:2015年06月11日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

「教育」とは、辞書によると、
教え育てること
知識、技術などを教え授けること。
人を導いて善良な人間とすること
人間に内在する素質、能力を発展させ、これを助長する作用

とある。

その人のうちに秘めたる何らかの素材、その本人も気づいていないかもしれない素材、
そこを何らかの方法で刺激し、その人にとって意義あるカタチになって表出される、というか、
自分の才能、能力に気づいて自信をもって歩める、というか、
自分が自分であることに誇りをもてるようになる、というような関与をすることなのかもしれない。

これが難しいが、大変におもしろく、奥深い。
なかなかうまくはいかないが、日々格闘なり。

昨日、古くからの友人たちの職場を訪問し、そのプロのわざを聞かせていただいた。
ひとりは、がん看護専門看護師。
もうひとりは、小児看護専門看護師であり、小児がんをsubspecialityとしている。

おふたりとも、大学院での学びを基盤として、現象を言語化されていた。
しかも、その内容は、誰にでもわかるように。
聞いていて、その情景が映像となり自然にイメージできていた。

久々に、プロフェッショナルに出会った。
すごい。
ここにいたるまでに、ご自分の努力もあるし、受けた教育の影響も大きい。
大学院だけがその場ではなく、さまざまな局面において、教育を受け、
その教育内容を自分の中に吸収して活用されている。

話を聞いていて、久々に震えた。しびれた。
これもまた内なる思いを活性化させてくれる教育そのものだと思う。
自分ももっとがんばらねば、と思わせてくれた。


そして、もうひとり。
東邦大学医療センター大森病院の看護師、四本さん。
詳しくは、看護キャリアセンターの記事を読んでほしい。
この方は、本当にすばらしい人だ。
不思議な魔力、いや、「間力」をもっている。

http://www.lab.toho-u.ac.jp/nurs/career/information/20150608.html

つくづく、教育ってすばらしい、と思う。










芒種

投稿日:2015年06月07日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今年も、近所のアジサイがきれいに咲いている。こんなにきれいに咲いているのに、見る余裕がなくなっていた自分にきづいて、いかんいかんと思う日々なり。

週末は、第21回日本家族性腫瘍学会学術集会があり参加した。
ややもすると、遺伝カウンセリング学会と何が違うの?と疑問に思うこともしばしばあったが、
今年は、基礎研究から、病態生理、手術方法、そしてカウンセリングと多岐にわたり大変勉強になった。
特に、やはり術式は患者さんのQOLを左右するため、とても重要なので、こういう内容はよいですね。
解剖生理や術式を理解できると、看護の視点はさらに広まり、深まる。
もっと勉強しよっと!

さて、六月は、水無月。
そして、二十四節気では、芒種、夏至、小暑と続いていく時期である。

実際の種まきの時期は、もう少し早いが、暦上は今頃が芒種。
今年ももう半分が終わろうとしているが、どれだけ種をまいただろうか。
秋には収穫にこぎつけるだろうか。
秋ではなくても、いずれ芽がでるであろうか。
悩ましい。
でも、努力するしかない。
日々これ精進なり。


今週の土曜日、6月13日は学部のオープンキャンパスが開催される。
同日の16時30分からは、大学院相談会も開催します。
http://www.nurs.toho-u.ac.jp/graduate/index.html

ぜひ、のぞきに来て頂きたい。
そうすることで、自分がこの先どのように進みたいのかが、明確になるかもしれないから。





戴帽式がおわりました

投稿日:2015年05月08日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

厳粛な戴帽式が終了しました。
大学ですが、戴帽式を行っています。
学生は、半年間ずっと歌や誓詞の作成にとりくみ、本当にこの道に進むのか、
自己の決意を確認します。

個、の行動が多い、個、を好む人が多い、と言われている時代ですが、
いえいえ、109名の連携のとれた姿や声に感動しました。

この先も期待しています。







山あり谷あり

投稿日:2015年05月05日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

端午の節句

鯉のぼりは、江戸時代に町人階層から生まれた節句飾りです。鯉は清流はもちろん、池や沼でも生息することができる、非常に生命力の強い魚です。その鯉が急流をさかのぼり、竜門という滝を登ると竜になって天に登るという中国の伝説にちなみ(登竜門という言葉の由来)子どもがどんな環境にも耐え、立派な人になるようにとの立身出世を願う飾りです。
(一般社団法人 日本人形協会より引用)

たしかに、のぼりゆくこと、を期待するのでしょうが、でも、のぼりがあれば必ず下りもあります。
登り続けて、気がつかないほど高くなっていたら、そこからの下りがいかに急激であるか。

のぼってくだって、のぼってくだって。
人生は、その繰り返しですね。

ちょうど風がふいて、泳いでいますが、風がなければ、だらん、と。
まあ、人生も、山あり谷あり、ですね。






大学院相談会を開催します

投稿日:2015年04月27日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

ようやく春らしい陽気になってきましたが、気がつくとすでに4月が終わろうとしています。
困った、困った。
こんな調子では、例年のような後悔の日々になりそうです。
気合を入れなおさねば。


さて、大学院入試に関するお知らせです。
2016年度大学院入試の日程はすでに決まっております。
Ⅰ期:10月3日(土) 博士前期課程、博士後期課程
Ⅱ期:2月20日(土) 博士前期課程

本学には、
博士前期課程:11コース
博士後期課程:11コース
があり、
現在の学生数は、43名です。

コース

 

 人数

博士前期

1

2

22(長期履修・CNS・助産含む)

博士後期

1

2

3

11


*研究論文を作成するコース
*CNSを育成するコース
*助産師国家試験受験資格を習得するコース
など多彩なコースがあります。

そして、これに先立ち、大学院相談会を開催します。
6月13日(土)16時30分~18時
予約不要です。
http://www.nurs.toho-u.ac.jp/graduate/index.html

大学院のご紹介とともに、現在学んでいる大学院生と気軽に相談できる時間も準備しております。
相談会に来られたからといって、必ず受験しなければいけない、ということはありません。
検討されている研究の方向性によっては、他の大学院をお勧めすることもあります。
もし、大学院で学んでみたいなとおもわれていましたら、まずは、お気軽にお越しください。
そして、それから、いろいろ検討してみてください。
お待ちしております。


新入生オリエンテーションキャンプでの発見

投稿日:2015年04月09日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2015年度が始まり、新たに「がん看護学研究室」が生まれました。
学部教育から大学院教育まで一貫して、がん看護に関する教育を行っていきます。
がんと診断される人が2人にひとりの時代です。
身近な病気です。

治療法が進んでいるとはいえ、診断されると奈落の底に突き落とされる気持ちになられます。
どう対応したらよいのか、日々模索です。
一歩一歩がんばっていきます。


さて、4月7日から9日までの新入生オリエンテーションキャンプが終了しました。
学生のみなさんは、入学間もない落ち着かない時期に他者との共同生活に疲れたでしょうね。
お疲れ様でした。

発見①
そんな緊張した時間だったでしょうが、学生はとても成長していました。
最後のまとめの発表は、聞いていてほれぼれしました。
キャンプの目標である「自立・自律する」、「共同生活を通して社会性をみにつける」、「自己の目標を明確化する」ということの必要性に気づいて、言語化できていました。

4年間、充実した生活ができることを願っています。


発見②
木更津はまだ桜が咲いていて、新入生を迎えてくれました。
さらに、地方自治体で特有のものがありますが、木更津には、こんなマンホールがありました。
かわいい



スタート

投稿日:2015年04月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2015年度始まります。
がんばります。


2014年度の新たなスタートに管子を引用した。
やはり、今年度もこれ尽きる(一節を引用)。

  一年之計 莫如樹穀
  十年之計 莫如樹木
  終身之計 莫如樹人


そう簡単なことではないが、それが使命。
できるときに、機を逸することなく、実行するのみ。

毎年思う。
桜を見ると、誓いを新たにできる。
今年も桜を眺めながら、もう夢をおいかけられない、桜が大好きだった亡き友人たちに恥じぬように生きねば、と。

春、春、春!

投稿日:2015年03月27日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

春ですね。
東邦大学のバス通りの桜が満開です。きれい。

4月から新たな道をすすまれる皆さん。
がんばれ~。

今回実力を発揮できず、結果を出せなかった皆さん。
次だ!
モチベーションを維持するのは、相当しんどいことです。よくわかる。
でも、それを実行することが、きっと自分のこれからの人生の一番の源になります。
みんなが、応援しています。
みんなが、見守っています。
前を向いて、あるいていこう。



アンジェリーナ・ジョリーさん卵巣卵管切除術を選択

投稿日:2015年03月24日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

アンジェリーナ・ジョリーさんが、リスク低減のための卵巣卵管切除術を選択したことを、New York Timesに投稿しました。

2年前の2013年5月に遺伝性乳がん卵巣がん症候群の関連遺伝子である「BRCA1」を保有していることを公表し、リスク低減のための乳腺切除術を受けたことを公表された際には、全世界も、日本国内も一気にこのニュースがかけめぐりました。
そして、遺伝カウンセリング部門の電話問い合わせや予約はパンク状態でした。

その際にも、いずれ卵巣卵管切除術を受けたいと言われていましたので、今回、この決断をされたようです。

国内でも、ようやく遺伝性のがんがあること、そこにはある特有の遺伝子変異が関与していること、そのことについて遺伝子検査が行えるようになったこと、その結果を受けてアンジーと同様のリスク低減のための手術を受けられる施設があること、などが知られるようになってきましたので、前回のときのように、大騒ぎにならないのではないか、と思うのですが。

ですが、インターネット上の書き込みをみてみると、やはり、何にも理解していない方々の無責任な発言がとびかっていて、やはり悲しくなりました。

ある特定の遺伝子変異を保有していることが、どれほどがん発症のリスクを高めているのか、その恐怖と毎日向き合って気が狂いそうになるような思いをしておられる方々が実際にいること、などはご存知ないのでしょうね。残念です。

もし、ご自身の大切なかたが同じ立場だったら、同じことをいえるのでしょうかね。

2013年5月にも書きましたが、私は手術を強制しているわけではありません。
あくまでも、選択するのはご本人です。
http://www.lab.toho-u.ac.jp/nurs/spec_cancer/blog/arc201305.html

どのような情報を知りたいと願うのか、そして得た情報をどのように活用するのか、は本人の選択です。決して、医療者の判断ではありません。
遺伝子検査を行って特有の遺伝子を保有していた場合には、がんの早期発見のために定期的に身体的検査を受けることは推奨します。
しかし、その際に生涯にわたる検診を続けるのか、手術を受けるのかは本人次第です。

アンジーも書いていますが、いろいろな情報をきちんと考え、いろいろな人に相談し、意思決定しています。
それは、こどもたちのために、卵巣がんで死なないこと、です。
ご自分がお母様を卵巣がんで亡くしているからです。
母親はひとりしかいません。かわりはいません。いくつになっても、ずっと元気でいてほしい。
ずっとずっと、見守っていて欲しい、と子どもは願うものです。
きっと、早くに親を亡くしたことがないと、この気持ちはわからないのかもしれませんね。
いるのが当たり前とおもうのでしょうかね。

アンジーは最後に 「Knowledge is power.」と書いています。
(全体もわかりやすい英語なので、ぜひ読んでみてほしいです。)

自分の健康を守るためだけではなく、自分自身が生きるために、自分の人生を後悔しないために、どのような局面においても、「知識」は必要です。
「知識」を得て、自分で判断する。
当然のことです。

その人の人生は、そのひとのもの。
誰にも侵害されるものではないと思います。


東邦大学医療センター大森病院で、遺伝カウンセリングを担当しています。
ご相談ご希望の方は、お気軽にご連絡ください。
http://www.lab.toho-u.ac.jp/med/omori/mamma_surgery/patient/idenshi.html


春ですね

投稿日:2015年03月24日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

続々と桜開花のお知らせがあり、ようやく春だなーと思います。
職場や自宅近くの桜も、今にも花が咲きそうなくらいに蕾が大きくなり、ピンク色になり、待ち遠しいです。
桜は咲いているときも可憐で美しいですが、やはり桜が舞う散り際は本当に感動です。
弘前大学に通っていましたので、私の中では、弘前城の桜がいちばんですね。
本当に見事です。

春は、新たな出発のときです。
新しい環境にはいるかたも、同じ場にいるかたにとっても、4月はスタートの時期。
春から看護師として働く皆さん、焦らずにっゆくりとね。
新人の期間は、1年間ありますので、自分のペースで成長し、来年の4月1日に、後輩を迎えられる先輩になればよいので、この1年間は大事にしてくださいね。

4月から学びの場に身をおくかたがた。
「学ぶ」って楽しいですよ。
こどものころのようにノルマがあるわけでもなく、答えがないことも多く、「五里霧中」とは、こんな状況なのかしら、と苦しいことも多々あります。
しかし、やはり楽しいですよ。
自分の無知に気づくことができ、そのことで、新たなものを吸収できるのですから。
なので、まずは、無知であることを「自覚」することが大事なのですが、これがまたやっかいでして。
なかなか、おとなにとって、自分が無知であることを認めることはしんどい作業です。
奈落につきおとされた感覚になります。

でも、自分で選んだ道ならば、そこを進むしかないのです。
そこを進みたくないならば、それは自分の決断なので、自分で違う道を選ぶだけです。
おとななので、誰も強制しません。誰も導いてくれません。
目の前にレールはひかれていないので、自由です。だから面白いのです。

私も含めて、同じ場で新年度を迎えることは、変化なし、ではなく、やはり新たなスタートと考えています。
自分で納得のいく時間を過ごしたいですね。
そのためには、努力が必要なんですよね。
さて、がんばります!

ある医師の告白

投稿日:2015年03月20日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今日は、3月20日。
先ほども記載しましたが、20年前の今日、サリン事件が起きました。

知り合いの医師が、その場にいた体験を記録されました。
貴重な記事ですので、ぜひ皆さんにも読んでいただきたいと思います。

http://nkatsuma.blog.fc2.com/blog-entry-813.html


私たちが存在する意味を、あらためて考える一日となりました。




どうなっているのでしょう世の中は

投稿日:2015年03月20日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今日は、3月20日。
20年前の、1995年3月20日に起きたこと。地下鉄サリン事件。人の命を何だと思っていたのでしょうか。

このとしは、1月17日に阪神淡路大震災がおきて、そして3月20日のこの事件。
自然現象によって奪われたいのち、と、ひとにふみにじられたいのち。

そして、つい先日、3月18日にチュニジアの首都チュニスのバルドー博物館でおきた襲撃事件。
尊いいのちが、また勝手に奪われてしまった。

どうなっているのでしょうね、世の中は。
たった一つしかないいのち。
一度喪ったら、二度と復活しないのに。

同じ人間なのに。いさかいはやめませんか。
いのちを、自分のも、ひとのも、大事にしませんか。



亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。






生きるとは

投稿日:2015年03月11日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2011年3月11日午後2時46分、東日本大震災がおきた。未曾有の被害を被った東北地方。
4年前のあの日も、今日のように、午前中は天気が良かった。

3月11日や1月17日が近くなると、報道も増え、全国が関心を寄せるが、普段はどうだろうか。
あのときに、計画停電を経験し、スーパーから食品が消えた光景を目の当たりにしたものとしては、街中のネオンが復活し、クリスマスのイルミネーションは賑やかさをまし、エスカレーターやエレベーターは通常通りに全てが作動している今がとても不思議でならない。

電力不足は解消したのだろうか?
あれだけの事故をおこして避難生活を余儀なくされている方々がいる一方で、再稼動が決まっていく。
再び何か生じたときの代償を、みんな忘れてしまったのだろうか。
今のきらびやかな電力を生み出す動力の後処理には、どれほどの時間を要し、どれほどの土壌が汚染されていくのか、は考えなくてよいのだろうか。

電気がない時代に戻り、生活を見つめなおそう、とは言わない。
このメッセージも電力があってこそ届けられるのだから。
しかし、自分たちがどのような行動をとるべきなのか、どんな省エネであれば出来るのか、自分なりに考えていく必要があるのではないだろうか。

「もったいない」を大事にしてきたわたしたちが、今すべきこと。
生きることは、生み出すこともあるけれど、いろいろなものを消費する。
そのことを少し考えてみてはどうだろうか。

いま、生きているものの責任として、これ以上、地球を汚さない、地球を削らない努力をすべきではないだろうか。

被災地で仮設住宅での生活を余儀なくされている方々は、いろいろなものの消費を我慢されている。
我慢が続くとこころは疲れてくる。
早く、本来の生活をとりもどせることを、祈ってやみません。




春近し

投稿日:2015年03月05日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

3月に入り、少しづつ暖かな日も増え、春が近づいてきていますね。
大学の敷地内の梅もきれいな花を咲かせています。
いつも、これを見ると春を感じます。

さて、明日は、卒業式です。
新たな一歩を踏み出すみなさん。
きっと、仕事をするということは、いろいろなことに出会います。
楽しいことも、そうでないことも。
人生はそんなことの連続です。
だから、人生は楽しいのです。

自分の人生をつくっていってください。
卒業おめでとうございます。


卒業生の活躍!

投稿日:2015年02月15日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2月15日に長崎で開催された日本生殖医療心理カウンセリング学会 第12回学術集会に参加してきました。今回は、がん患者さんへの生殖に関する演題が多かったので勉強してきました。

がん患者さんの妊よう性については、まだまだ充分に対応できていません。特に、若年でのがん発症により、抗がん剤治療や放射線治療を受けることでの生殖機能への影響は、重要な問題です。

がんになったからあきらめなければいけない、というのではなく、限られているかもしれませんが、どのような選択肢があって、その中でご自分がどのように選択していくのかを支援したいと思っていますが、生殖についての知識がないので勉強になりました。

主な内容は、不妊治療に対する支援でしたので、命の期限の恐怖にさらされながら、でも子どもを持ちたいというがん患者さんのおかれた状況とは少し違うところもありましたが、新たな命を授かりたいという思いは一緒だと思います。
もっと、もっと勉強しないと、と思いました。

そんな会場で、見たことある顔だな~~と思っていたら、なんと卒業生でした。
2014年3月に卒業し、現在は病院で看護師として働いていて、ポスター発表を行っていました。
「臨床は楽しい」と言ってくれたその笑顔が素敵で、充実した日々を送っているのだな~と嬉しくなりました。一緒に参加されていた先輩看護師からも「ちゃんと関連図をかけるようになって、すごく成長しています!」とお褒めの言葉もありました。(本人から写真掲載の許可は頂きました)

臨床で働きながら、このように学会発表を行っていくというのは、本当に大事なことです。
臨床と研究は別ものではなく、連動していますので。
臨床での疑問を研究によって明らかにし、そしてまた臨床に還元する、とずっとずっとつながっていくものです。

卒業生のみなさん、もしこのHPをみてくださっていたならば、卒業研究で花咲かせたアカデミックな視点をぜひ継続させてくださいね。そのために必要であれば、相談にものりますし、ぜひ大学院へもどってきてください。待ってま~~す。

「がんリハビリテーション」の講義を受けて

投稿日:2015年02月09日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日は、慶應義塾大学医学部 腫瘍センターリハビリテーション部門/リハビリテーション医学教室の辻哲也先生にお越しいただき「がんリハビリテーション」について大学院生への講義を行って頂きました。

がん医療において「リハビリテーション」の考え方は、とても重要なものであります。その領域を牽引されておられる辻先生にお越しいただけるとは、なんと光栄なことでしょうか。
辻先生からは、がんリハビリテーションを普及するための院内活動、対外的な研修会活動、そして国への働きかけなど多岐にわたる具体的なお話と、がん腫別によるがんリハビリテーションの知識をエビデンスとともに講義していただきました。

短時間でありましたが(先生、すみません、短くて)、本当に内容の濃い、貴重な時間でありました。最先端の知識を学べるのは、本当にわくわくします。

せっかくの機会でしたので、大森病院のリハビリテーション部門の方々や大橋病院のがん看護専門看護師の堀さんにもご参加いただきました。

がんと診断されて、治療をうけながら生活を送っていく方々が増えています。そして、がん治療の発展に伴い、その時間は以前からは考えられないぐらいに伸びています。その時間を患者さんやご家族や周囲の方々が、いつもとかわらず、ふつうの生活を送れるように、どのように工夫することができるのか、を模索するのは医療者としての責務だと思います。加えて、ご本人達も、どうしたいのか、どう生きたいのか、どう暮らしたいのか、について自分なりに考え、医療者と相談しながら、ともに歩んで欲しいと思います。

私は、学部生への教育に取り入れていきたいと思います。

早すぎる

投稿日:2015年02月02日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2015年が始まったと思っていたら、もう1月が終わってしまった。
なんと時のたつのは早いことか。
のんびりしていて、気がついたら12月、というのは避けたい。

人生は、長さではなく、質だから、ということを言う方もいます。
たしかにそうかもしれないのですが、そうは思えないです。
大切なひとを失うのは、どんなときであってもしんどいことです。
ご冥福をお祈りします。

国際土壌年

投稿日:2015年01月05日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2015年羊年 あけましておめでとうございます。
今年もがんばります。

年々、時が過ぎるのが早く感じ、昨年もあっという間でした。
今年は、更に加速するのでしょうね、きっと。

今年は、2013年12月に行われた第68会期国際連合総会において決議文が採択されました、
国際土壌年です。
私たちの食物の大部分が土壌を通して生産されています。
ここが失われるということは、生命の危機を招くということに他なりません。
しかし、すでに、土壌が劣化していっているとのこと。
国連総会の決議文から引用すると、地球上で陸地は30%、そのうち森林30%、砂漠25%、草地24%、氷に覆われた部分10%、そして農地は11%のみ。
この農地において、作物を育てるのに大切な土の部分は、表面から15~20cmまでで、それ以下は砂や岩などであるとのこと。
この土が年々減っている。量は、250億トン。具体的には、日本国土面積の厚さ5cmの土の量に匹敵する、たとえて言うなら毎年日本列島が5cmずつ削られていっているということです。
原因は、風や雨で侵食されていること、重金属汚染で使用できなくなっていること、重い重機での農耕作業が多くなり土が固くなっていること。

年々、アスファルトで覆われる箇所が多くなり、土が見えなくなってきています。
それによって、様々な異常気象ももたらされています。
ブレーキをかける転換期なのではないでしょうか。

地球上に本来存在する土壌、酸素、二酸化炭素などの自然に感謝し、
大切にしていきたいと思います。

そして、自分がたっている土壌を丁寧に耕し、
よい生産物を作り出せるように努力していきたい一年ですね。




I wish

投稿日:2014年12月24日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今年もあと1週間です。本当に12月は走り過ぎていきますね。
看護学部の正面玄関を入ったところのナイチンゲール像の横に、毎年巨大な、ナイチンゲールよりも高いクリスマスツリーがお目見えします。
いつも、学事の方々が早々に飾り付けをしてくださるので、12月はこのツリーを眺めながら日々を過ごしてきました。

今年もいろいろありました。嬉しいこと、楽しいこと、大変なこと、しんどいこと。
しかし、どれもが私の大切な人生。
それは生きているからこそ体験すること。

司馬遼太郎の「二十一世紀に生きる君たちへ」という子どものために書いた本が好きでよく読み返します。その中で、司馬遼太郎は、君たちだけが持っている大きなもの、未来、それを自分は年齢的に持ち時間が少なく、21世紀を見ることができない、とても残念である。と述べている。
「生きている」ことは、すばらしい。命あるからこそ、今がある。本当にそうだ。
10年前には大切な友人が40歳という若さで亡くなった。そして、今年も大切な友人が40代半ばで志を果たせず亡くなった。
本当に、本当に、悲しい。
でも、一番悲しいのは本人だと思う。きっと生きたかったにちがいない。
だからこそ、命あることに感謝をし、友人に恥じないように前に進もうと思う。

これらを乗り越えてそう考えられるのは、なんといっても周囲の方々の暖かい支援があったからである。どれだけの方々に支えていただいたことだろう。
感謝の気持ちは言い尽くせない。きっと自分が前を向いて歩むことでお返しできるのではないかと思う。

司馬遼太郎は、下記のように書いている。

自然物としての人間は、決して孤立して生きられるようにはつくられていない。
このため、助け合う、ということが、人間にとって大きな道徳になっている。
助け合うという気持ちや行動のもとのもとは、いたわりという感情である。
他人の痛みを感じることと言ってもいい。
やさしさと、言いかえてもいい。
「いたわり」
「他人の痛みを感じること」
「やさしさ」
みな似たような言葉である。
この三つの言葉は、もともと一つの根から出ているのである。
根と言っても、本能ではない、
だから、私たちは訓練をしてそれを身につけねばならないのである。
(司馬遼太郎 『二十一世紀に生きる君たちへ』p.19-21より引用)

本当にその通りである。
ひとりではない、しかし支えあうためには、互いに自立していることも必要である。
自己が確立していたら、相手を思うこころも広く、深くなる。そうやって自己を磨いていくことが大切である。
先日のニュースに、感電し意識を失ったサルを仲間のサルが懸命に介抱し無事に生還した、があった。
他者から支えようと思ってもらえるように自己を磨き、互いに支えあい、一歩一歩前に進んでいきたい。

巨大なツリーを前に、サンタさんには、様々なことに対応できるしなやかさが身につくように、と願った朝でした。

ゼミ風景

投稿日:2014年11月07日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

久々のブログ更新となりました。秋学期は、いろいろ多忙な時期でありまして、情報発信がおろそかになっておりました。

さて、本日は、大学院ゼミ風景をお知らせします。
院生紹介は、メンバーページを作成中でありますので、そちらをご覧ください。

現在は、M1が1名、M2が2名です。
本学は、フルタイムの学生でも、働きながらの学生でも受け入れておりますが、この3名は、働きながら学びを深めています。仕事、家庭、そして学問との向き合い、という様々な課題に一生懸命に取り組んでいます。
この努力には、いつも頭が下がります。

今年の大学院入試は、Ⅰ期は終了しましたが、Ⅱ期入試が2月21日にあります。例年は、博士前期課程のみですが、今年度は、博士後期課程もⅡ期に入試を行います。
http://www.nurs.toho-u.ac.jp/graduate/index.html

私学ですが、授業料は高くありません。
このような先輩たちと学びを深めてみませんか。

お見舞い申し上げます

投稿日:2014年08月27日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

このたびの広島や北海道礼文島での土石流被害にあわれた方々にお見舞いもうしあげます。

未来ある小さなこどもたち、新婚夫婦のかた、高校球児のかた、ご両親とそのお子様、金婚式をむかえるまで共に歩まれた配偶者を亡くされたかた、避難所でのストレスフルな生活を送っておられるかたがた、連日のニュースを見て、本当に胸が締め付けられる思いです。

一日も早く、皆様が穏やかに生活を送ることができるようになることを祈っております。

文部科学省の『課題解決型高度医療人材養成プログラム』に選定されました!

投稿日:2014年07月28日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

文部科学省の『課題解決型高度医療人材養成プログラム』に選定されました!

東邦大学の事業名は、【都市部の超高齢社会に挑む看護師養成事業】です。

文部科学省のHPをご覧いただければわかりますが、全国の看護系大学から申請が66件(国立30件、公立13件、私立23件)あり、選定されたのは5件(国立3件、公立1件、私立1件)でした。

東邦大学は、私立で唯一選定された1件です!
すごいことです。

具体的な事業の内容や進捗状況は、本学のHPでお伝えしていく予定です。
早くみなさんにお伝えし、我々も活動していきたいです。
こういうのって、本当にわくわくしますね。

がん看護CNS&施設のトップリーダー 角田直枝さん

投稿日:2014年07月08日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

今日は、大学院講義の看護コンサルテーション論に、茨城県立中央病院の看護局長であり、がん看護CNSである角田直枝さんに来ていただきました(講義については、担当講義科目を参照してください。)。

 

施設のトップリーダーとしてご多忙の中、蒲田まできてくださいました。2コマ3時間はあっという間でした。自称漫才師と言っておられますが、本当に楽しい内容でした。

しかし、楽しいだけではなく、本当に「プロ」です。すべてのことが、とても丁寧であり、緻密であり、先を予測する能力にも長けておられて、考えている視点も多角的、俯瞰的であり高度であり、それでいて本当に優しいです。

 

角田さんとの出会いは、もう10年以上も前のこと。すでに、角田さんはCNSとしてご活躍されていたので、当然私はそのお名前は知っていました。期せずして、共通の大切な友人を介して初めてお話しさせていただくことができ、それからは、いつも気さくに声をかけてくださいます。その友人が亡くなった後も、ずっと仲良くさせていただいています。人と人をつないでくれた友人に本当に感謝しています。


私は、いろいろな職場をわたってきていますが、後悔したことはなく、すべてが貴重な経験であり、いろいろな職場を経験したからこそ得られるものがあり、それは今とても役立っています。

角田さんもいろいろご経験されており、いつも、CNSとして初めて取り組むことばかりだったので、当時は結構指摘もあったようです。しかし、ご本人は、様々な経験を楽しんでおられます。その懐の深さは想像を超えます。こんなリーダーが、日本の看護界にいることに、本当に感激です。

プロのワザの「見える化」

投稿日:2014年06月26日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

家の近くでは、アジサイが元気よく、その色彩を放っていました。毎朝見ていると、気持ちが晴れ晴れします。

好きなので、連日のワールドカップを、可能なかぎり視聴しています。瞬時にいくつもの選択肢を想定し、その中での最良のものを実行するという「プロ」の技を目の当たりにし、どこの分野も同じだわと思いました。

サッカーのように看護も中継されると、自分の行っていることが良くも悪くもクリティークされ、次のステップへの課題がみえてくるのかしら、とか考えていました。

自己評価は当然大事なのですが、他者評価も必要ですよね。昨日のニュースで、今まで創業者一族が代々社長を歴任していた大手企業が、社外取締役を導入するようになった、と言っていました。これも、馴れ合いの関係性ではなく、組織としてよい方向への改善を目指す方法のひとつなのだろうと思います。

医師は、治療成績などが数字として明らかになるので、自分の「プロ」としての評価が見えやすい領域だわ、と思っていましたが、外科医の手術テクニックなども、現象として具体的に披露されていたりするので、看護も方法論を駆使すると「見える化」が可能なのではないかと考えたりします。

研究を行ってデータを出していくことは、学問の発展のために絶対に必要です。さらに、この「看護」「ケア」という客観的に示すことが難しい現象については、「実践」「技」「テクニック」などをダイレクトに披露できる場(方法論)があってもいいのではないか、と模索しています。
例えば、医師は、学会の発表や講演で、手術時のビデオを用いたりしますね。そのような「見える化」から発信していく方法もあっていいのではないか、とか、ワールドカップでの世界の一流選手のワザを見ながらいろいろ妄想しています。

大学院での「出会い」

投稿日:2014年06月06日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

とうとう、梅雨本番ですね。西日本の大雨は気がかりです。皆様、お怪我のないようにと願うばかりです。

さて、2014年度も始まりすでに2ヶ月が経過しました。
村上研究室では、がん看護CNSコースのM2の2名が、ますます忙しくなる課題と葛藤しております。
今年度入学された研究コースのM1の1名は、社会人ながら2年間での修了を目指していますので、自分の研究課題はなんだろうか、との問いに向き合う日々です。

そして、看護コンサルテーション論では、感染看護CNSコースのM2の2名も含めてのコースワークが4月からスタートし、皆、村上からの厳しい追求に悲鳴をあげているようです。(そうだ、講義の記事も近々アップします)

さらに、昨日は、旭川医科大学大学院のがん看護CNSコースの院生さんが講義を受けに来てくれました。
毎年、旭川医科大学大学院の特論の講義(遺伝性腫瘍の患者さんやご家族への看護)を担当させていただいており、いつもは旭川に出かけておりました。
今回は、この院生さんが、他の講義や実習等で東京にこられるとのことでしたので、では、うちの院生とともに講義を受けて一緒にディスカッションをしましょう、との提案に濱田教授がOKを出してくださり実現しました。

いやはや、他流試合はいいですね~~~。
大学院は違えども、目指す目標が同じ院生同士が交わると、いろいろな化学反応が生じます。教員が教えるというのは教育の中では通常のことですが、それよりも同じ院生仲間からの学びは、もっともっと意味があり、自分の中にずしんと残るものです。
こういうのが、本来の「学び」なんですよね。

特にCNSは、時には意図的に距離を置く立場にならないといけないので、孤独にもなります。
そこで支えてくれるのは、やはり同じ仲間です。
私も、大学院生時代の横のつながりが、今でも一番の宝物です。

どうぞ、この出会いを大切に、そして、今後もいろいろな方との化学反応を楽しんでくださいね。
期待しています。

春爛漫

投稿日:2014年04月13日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

八重桜
春ですね。
近くの荒川沿いを散歩すると、春の息吹を感じました。

気がつくと、すでに4月も半ばにさしかかり、ぼやぼやしていたら、5月の連休も過ぎてしまうのではないか、と少々焦っています。

日々、やるべきことに追われていますが、オンとオフのバランスが大事だなとつくづく思います。
今年は、仲間が増えたので、いろいろ計画は浮かぶのですが、絵空事にならないように成果も出していきたいと思います。
ご期待ください。

HPにアップしていませんが、東邦大学医療センターのCNSとの勉強会もゆっくりと実施しています。
CNSの皆様、今年もよろしくお願いします。
菜の花

新年度始まります

投稿日:2014年04月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2014年度が始まりました。ちょうど、桜が満開で、新たな門出のお祝いにふさわしいですね。

昨年度はどんなプロダクトを残しただろうか、と考えると、悩ましい。
ここ数年、教育への比重が大きいから、と言い訳をしてきたような気がする。

たしかに、管子が(一節を引用)、
  一年之計 莫如樹穀
  十年之計 莫如樹木
  終身之計 莫如樹人

と、述べているように、今注いでいる教育への比重を否定するものではない。

しかし、この教育の中身を充実させるためには、私自身の切磋琢磨があってこそである。

昨年度は、遺伝性腫瘍に関する看護について話をする機会を多々いただきましたが、それに甘んじてはいけないと思う。

この4月から、新たな教員メンバー、新たな大学院生を迎える。
ひとりでは何もできない。
いろいろな人の経験と感性が融合されて、道は開けていくと思っている。
新たなチームとして活動していきたい。
昨年サポートしていただいた講師陣や新たなメンバーの皆さんもいずれご紹介します。

この晴れ晴れした天気のように、気持ちをあらたに取り組んでいきたい。
桜を見ると、誓いを新たにできる。
今年も桜を眺めながら、もう夢をおいかけられない亡き友に恥じぬように生きねば、と。

感謝、感謝、感謝

投稿日:2014年03月18日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

本日、次年度、CNS実習でお世話になる病院へ伺い、実習について打ち合わせを行ってきました。
そこは、私自身も16年前にCNS実習でお世話になった施設でした。そして、あの時と同じがん看護CNSの方が出迎えてくださいました。

あの頃と変わらず、つねに大きな視点でみてくださる姿勢に、本当に癒されます。
がん看護CNSとして超ベテランであり、なんといってもエキスパートであられるため実習依頼も多いのですが、本学のコースを受けてくださいました。
本当に、感謝、感謝、感謝であります。

私たちが大学院生だった当時は、国内にがん看護CNSは5名しかおらず、いろいろなことをこの方々から教わりました。そして、領域を超えて、精神看護CNSの方々にもお世話になりました。

大学院で学ぶということは、「学問」を修めにきているので、そこにはボーダーはありません。就職してしまうと、なかなか他施設へ出入りするには難しいのですが、「学生」としてですと、それがパスポートになり自由です。

せっかくの機会ですので、いろいろな人と出会い、いろいろなことを経験し、いろいろなことを学んでほしいと思います。すべては財産になるので。
当時は大変でしたが、やはり「学生時代」がうらやましいですね。
また、4月がきます。新たな出発ですね。がんばりましょうね。

今日、この日を

投稿日:2014年03月11日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2014年3月11日、あれから3年の時間が経過しました。

2011年3月11日午後2時46分、忘れられない、あの恐怖。当日、とある高層ビルの17階にいた。初めは高いから揺れるのかと思っていたら、そうではなかった。このビルが崩れて、自分はこれで死ぬんだと思った。恐怖のあまり思考回路が止まっていた。それでも、最後に家族の声を聞きたいと思ったが、携帯電話はつながらない。さよならも言えずに死ぬのか、と考えると、最後に何を話したかな、と思い起こそうとしても、やはり思考がまとまらない。死ぬかもしれないと思っているのに、今後は高いビルには行かない。飛び降りても骨折ですむような高さにしか行かない、と今後について考えている自分がいる。冷静ではいられなかった。

第1波、第2波、第3波ぐらいで、ようやく揺れがおさまってきて、急いで非常階段をかけおりた。外は人でいっぱいで、ガス臭く、かなり慌てていたが、地上に足がついていることを確認でき安堵したことは鮮明に覚えている。

翌日は、入学試験日(前任校)であった。自宅は埼玉で遠いので帰宅することはかなわないだろうと思い、まずは職場に戻らなければと歩き始めた。道路は車で渋滞し、歩道は人であふれていた。歩いて、歩いて、歩いて、途中でコンビニにあるだけのおにぎりなどを調達し、また歩いた。

3時間ほど歩いて、ようやく職場についた。大学内も混乱していた。幸い、研究室内の棚の向きが功を奏したのか、本棚は倒れていなかった。すでに、下見に来ている受験生がいるので入学試験は実施予定であるとのこと。

大学についてワンセグを見せてもらって、ようやく地震がどこでおき、津波の被害が大きいこと、などの情報を得ることができた。歩いているときは、何もわからなかった。携帯もつながらなかったので、渦中にいると情報が得られないことを痛感した。

調達した食料を皆で分けて食べて、研究室の椅子を並べて横になった。が、眠れない。夜中もずっと大きな揺れが続き、地震速報で携帯電話が常に「ギュッ、ギュッ」と鳴っていた。本棚は倒れないだろうか、建物は崩れないだろうか、と神経が高ぶっていた。

朝になって試験会場(東京西部)まで、動いている路線を乗り継いで3-4時間かけて向かった。仕事を終えて、4-5時間かけてようやく帰宅した。携帯がつながり、単身赴任中の家族の声をようやく聞けた。安堵した。

私の長い30時間は終わった。しかし、日本はそこからが始まりであり、まだ終わっていない。
医療者として、国民として自分は貢献できているのかわからない。
あの日、ビルが倒壊せず生かされたことに感謝し、人生の時間をきざむことができていることに感謝である。

大学院講義 看護フィジカルアセスメント論が終了しました!

投稿日:2014年02月19日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

大学院生の皆さん、お疲れ様でした。
講師の方々、本当にありがとうございました。

【看護フィジカルアセスメント論】のページを見ていただければわかりますが、院生がよくがんばりました。たぶん、こんなにダメだしされたのは初めてではないでしょうか。担当の指導教員からも、こんなに言われていないかもしれませんね。

最後までやり遂げた自分をほめてあげてください。
逃げ出さなかった自分をほめてあげてください。
皆さんの努力はすばらしかったです。

熊本大学医学部附属病院に講演会でいってきました

投稿日:2014年01月31日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

熊本大学医学部附属病院の遺伝カウンセリングチームにお声をかけていただき、講演会にてお話しさせていただきました。
 チームリーダーの安東由喜雄先生をはじめ、本尚美看護部長、三渕浩先生には大変お世話になりました。そして、特に、今回の講演会を企画し、お声をかけてくだいました遺伝カウンセリングチーム看護師の坂井美和さんに感謝の気持ちでいっぱいです。事務部の前田さんにも大変お世話になりました。

 先日、宮崎大学でも講演をさせていただきましたが、九州のみなさんの知識の探求への積極性に頭が下がります。今回も大勢の方にご参加いただきました。遺伝の話になると、参加者が多くないのはいつものことなので慣れているのですが、反対に大勢の方がおられますとびっくりしてしまいます。

 今回も90名の方が、仕事の後によってくださり、後半には席がなくなり立って聞いてくださる方がおられて、本当にうれしかったです。
 いつも同じですが、講演の中でも強調しているのは、遺伝性腫瘍に関する知識を少しでも医療者が知っていれば、救われる命は多いです。医療者全員が「遺伝性腫瘍」の専門家である必要はありません。しかしながら、遺伝性腫瘍の特徴を少し、本当に少しでも知っていただき、「あれ、へんだな?」「誰か専門家に相談したほうがいいかな?」と立ち止まって考えてくださるだけで、十分なのです。
 そうすれば、必ずや誰かにつながっていきます。その結果、若くしてがんで命を落とす患者さんが減り、そのことで悲しむ家族も減り、そして家族もご自分の遺伝のリスクの可能性を正しい情報とともに考えてくださるようになり、豊かな人生を送ることにつながっていくのではないか、と考えています。

 ぜひぜひ、皆様にも知っていただきたいですので、もしご興味のおありの方がおられましたら、お声かけください。遺伝の話でしたら、どこへでも参上です。
 ちなみ、来週の2月8日、9日に新潟で開催される第28回日本がん看護学会学術集会においても、教育講演「生命の継承-遺伝性がん看護-」を担当させていただきます。
 また、2日目の午前中には、学会のエキスパートナース育成事業である「遺伝性がん患者のケアをデザインする-知ることを支えるケア-」の教育企画の一部を担当させていただきます。
 学会ご参加の皆様、どうぞお越しください。

講演会終了後に送って頂きました資料などを添付させていただきました。

日 時:平成26120日(月)17:3018:45

場 所:熊本大学医学部附属病院
講 師:村上好恵(東邦大学看護学部教授、聖路加国際病院遺伝診療部)

テーマ:がんの診療、看護に役立つ遺伝の知識
参加者:90

H26.1.20講演会_アンケート集計結果 pdf

新年あけましておめでとうございます

投稿日:2014年01月08日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2014年 新年あけましておめでとうございます。
すでに、七草粥も過ぎ、正月気分もどこへやらです。

大学では、学部3年生の最後の臨地実習がスタートしました。さすがに、この時期になると、3年生は立派に成長しており、たくましい存在です。自ら調べることができ、何がわかって、何がわからないのか、を明確にできます。

これは、とても大事なことなのですが、学部生はすんなりとこの考え方ができます。すごいですね。
スポンジが水を吸収するかのように、様々な経験を通して成長していることがよくわかります。

そして、1年後には、2015年の春には、医療職として巣立っていくのかと思うと、時間が過ぎていくのはあっという間ですね。

今年は、教育も研究も実践もさらに充実させたいです。
時間の使い方を考えつつ、Qualityの高い成果を見出せるようにがんばります。

CNS実習の最終カンファレンス

投稿日:2013年12月25日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

CNSと院生

【CNSと院生】

本日、CNS実習の最終カンファレンスを行いました。
出席者は
・祖父江由紀子氏(大森病院 がん看護CNS)
・黒澤亮子氏(大森病院 がん看護CNS)
・堀 孔美恵氏(大橋病院 がん看護CNS)
・CNSコース院生2名
・村上

院生が、実習目標に対する評価を発表し、CNSから質問そしてコメントを受ける。

さすがは、CNS。コメントが鋭い。
いつものスタッフナースに対する指摘とは異なり、CNSを目指す後輩に対して、CNSだからこその基本を理解してもらうようなコメント内容で、さすがです。

しかし、院生が、コメント内容を「理解」するのは至難の業であり、時間を要するだろう。
「理解」を辞書でひくと、物事の道理や筋道が正しくわかること。意味・内容をのみこむこと。とある。

これが、新たに看護学を学んでいる学生であれば、今まで知らなかったことについて新しい知識を学び吸収していき「理解」することはシンプルなことなので、スムーズに進みやすい。
しかし、長年、看護師として働いてきた分だけ、自分の中にすでに「看護とは」「ケアとは」「自分が大事にしたい看護とは」などの思いがあり、それ以外のことに価値を見出すのは容易いことではない。

自分の今までを否定するものではないし、今までの経験を捨てる必要もない。
しかし、今もっているものをそのまま使おうとしてはだめなのである。
それを学ぶために大学院にきたのだから。
今の自分の中にあるものに対して、違う材料、違う調味料、違うエッセンス、などなどを取り入れて、新たに練り上げなければならない。
その際に、いろいろな化学反応が生じ、やけどをするかもしれない、そのやけどが治るのに時間がかかるかもしれない、そのやけどが周囲の人にも影響するかもしれない、いろいろおきる。
そうやって、ひとかわむけた時には、きっと成長しているでしょう。

まだ始まったばかり、期待しています。

大学院生募集に関するお知らせです

投稿日:2013年12月02日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 とうとう今年のカレンダーもこの1枚となりました。今年もあっという間にかけめぐってきた感じです。気持ちよく新年を迎えるための準備を行わねば、と思う日々です。

 閑話休題。
 東邦大学大学院看護学研究科では、博士前期課程(修士課程)は、年に2回試験を行っております。今年度のもういっかいの日程は下記の通りです。

 試験日 :2014年2月22日(土)
 出願期間:2014 年1 月31 日(金)~ 2 月14 日(金)必着

 村上が募集しているコースは、成人看護学(研究コース)、がん看護学(研究コース、CNSコース)です。ご興味のある方は、ご相談ください。相談をしたから受験せねば、と思わなくて結構ですので、お気軽に。お話を伺い、極めたい方向性によっては、他の大学院コースをご紹介させていただきます。

 私は、兵庫県立看護大学大学院(現:兵庫県立大学大学院)の修士課程(CNSコース)に仕事を辞めて、フルタイムの学生として進学しました。CNSコースでしたので、講義、演習、実習、そして兵庫は課題研究ではなく修士論文、と学問にどっぷりとつかった日々であり、至福の時間でした。許されるならば、こういう時間の確保は大事だなと思います。預金通帳が減っていく状況でしたが、修了すれば何とかなるさ~、と楽観的でしたね。

 以前も書かせていただきましたが、やはり学問を追及することってゆとりが必要です。それをどのように確保するのかは本人次第なのでしょうが、重要だと今でも思っています。

 東邦は、大学院の授業料はとても安いので、修士は70万/年、博士にいたっては20万/年なんですよ!日々取り組んでいる実践の意味づけを行ってみたいかた、新たな発見を行い看護界だけではなくサイエンスの領域に変革をもたらしたいかた、夢を一緒に実現してみませんか。

 ご連絡お待ちしております。

静岡県立 静岡がんセンターに行ってきました

投稿日:2013年11月14日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 昨日、大学院がん看護CNSコースの演習の一環で、大学院生2名と一緒に静岡がんセンターに行ってきました。
 大学院の同級生である、がん看護専門看護師の遠藤久美さんに外来化学療法センターの見学と講義を行っていただきました。

 大学院生の2名にとっては、自分の勤める病院以外を見学する機会は貴重であり、がんセンターの正面玄関を入るなり様々なことに感動していました。
 まずは、玄関ホールが広々していて、10年経過したいえども、すみずみまできれいに清掃されていて、清潔感がありました。
 
 そして、外来化学療法センターの見学。ベッドとリクライニングのスペースにわかれており、数も抱負でした。ベッド周囲の環境は、患者さんが長時間の点滴に耐えられるような配慮がなされていました。また、トイレの数も豊富であり、扉は外からも中からも簡単に押すだけで開くスィングタイプとなっており、本当に患者さんのことを考えて設計されていることがわかりました。

 遠藤さんからの講義は、実際の事例の紹介や、がん看護CNSとしてのコンサルテーションの事例や、CNSとしての心構えなど、多岐にわたり、大学院生は熱心に、積極的にディスカッションを行っていました。

 大学院生の2名のサブスペシャリティは、緩和ケアとリハビリテーションです。いずれも、これからのがん看護の領域では重要なものです。修士1年生ではじまったばかりの大学院での学びですが、様々なことに触れて、習得して、成長してほしいなーと思います。

 私は、久々に友人に会えて楽しかったです。 

宮崎大学にいってきました

投稿日:2013年11月03日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 宮崎大学がんプロフェッショナル養成プランとがん看護研究会の皆様にお声をかけていただき、宮崎大学へ行ってきました。
 講演のテーマは「遺伝性腫瘍の患者さんやご家族への看護」とし、家系図作成の演習も取り入れながら行わせていただきました(下記の通り、終了後に送って頂きました資料から抜粋させていただきました)。また、いただきました感想の一部を掲載させていただきました。

日 時:平成25112日(土)13:3016:00

場 所:宮崎大学医学部総合教育研究棟プレゼンテーションホール

講 師:村上好恵先生(東邦大学看護学部教授、聖路加国際病院遺伝診療部)

テーマ:遺伝性腫瘍の患者さんやご家族への看護を考える

参加者:40名(うち会員22名、非会員18名)

内 容:①遺伝情報提供に関する文献レビューと研究結果、②遺伝がん看護における看護の専門性、③遺伝性腫瘍の患者や家族への看護について、研究結果や事例を織り交ぜながらの講義があった。また、21組になって、家族歴を聴取する演習もあった。

共 催:がん看護研究会、宮崎大学医学部附属病院遺伝カウンセリング部

16:2017:40 遺伝性乳がん・卵巣がん症候群や、その他の遺伝性腫瘍の患者家族へ対応について、どのような看護を行い得るかディスカッションを行った。参加者は13名であった。

<感想>

・看護師としての存在意義や患者家族の命を救えるんだということを改めて感じ、自分自身のすべきことがより明確になった。

・看護師の立場として、どのように考えていくべきか方向づけにもなり得た。遺伝は、とてもデリケートな問題である。人として、看護師として、倫理的な働きかけができるようになりたい。

・「遺伝性腫瘍の患者さん・家族への看護」を考えるということで、看護師としての役割が明確になった。遺伝については、大学病院等では知られるようになってきたが、一民間の病院では情報的にもまだまだのため考えていく必要がある。「医療者が知っていると助かる命がある」という先生の言葉にとても共感がもてました。

・なかなか患者さん自身の家族歴を聞く機会があっても遺伝に関連ということに気付くことができなかった。今後目を向けていきたい。

・遺伝に関する研修ということで難しいイメージがありましたが、看護師としてできる話を見つけることができました。

・アナムネを聴取するときに遺伝性疾患なのか否か、疑われるのかなど、踏み込んで推測できるようにしたい。勉強になった。

・看護職が遺伝の知識を持つことは重要だと思いました。

 

皆様からこのような感想をいただき、私のほうが元気をいただきました。
いつもお伝えしているのですが、遺伝性のがんに限らず、医療者が知識をもっていないと患者さんを救えません。特に看護師は、目の前の患者さんが困っていることの解決に全力を尽くしていますので、そんな看護師が「ほんの少し」でいいので、遺伝性腫瘍の特徴を知っていただき、「あれ、いつもと違うな」とキャッチしていただければ、若くして亡くなってしまうことを少しでも守れるのではないかと思っています。
そんなメッセージが伝わっていたとしたら、本当にうれしいです。
少しずつ、浸透していくといいなと思い、これからも地道に活動を続けたいと思います。
 

中国行ってきました

投稿日:2013年10月21日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 先週1週間、10月14日から中国の昆明大学に出張でいってきました。昆明大学、チェンマイ大学、プリンスオブソンクラ大学と東邦大学の4大学ジョイントセミナー(2年に1回開催)があり、参加させていただきました。
 
 4大学の研究者が集まり、Biomedical Sciences というテーマにそくした研究成果を発表されていました。分野が多岐にわたりますので、理解しやすいものもあれば、分野が違いすぎてわからないこともありましたが、大変勉強になりました。

 セミナーの内容もさることながら、中国に初めて行ってみて、驚きの連続でした。本当に中国は勢いがあると感じました。都市部の人口の多さ、車やバイクの多さ、などなど。
 そして、その交通事情に関することも。
 車線も、方向性もあまり関係なく、はみ出しや逆走行は日常茶飯事でした。車にのっていると、はらはらします。そして、マンホールの蓋がないことも多々あり、あそこにはまったらどうなるのだろう、と戦々恐々でした。
 
 車同士は、常にクラクションを鳴らしながら走っていて、少しのすきまでもあろうならわれ先にと割り込みます。全てが日本とは違って、衝撃的でした。
 しかしながら、よくよく見ていると、クラクションは追い抜くときや割り込む時に鳴らしていました。そう、「私は今から抜くから車線をはみ出してこないでね」と言っているかのようでした。
 日本では、なぜか、車のボディという物体を通して、あうんの呼吸で、互いに譲りあうという、テレパシーをもっているのではないかと思うほどの「察する」感覚で運転していると思います。本当に、この感覚ってすごいと思います。これに慣れてしまうと、他の国の状況がまるで「だめなこと」と思ってしまいます。初めはそう思っていました。
 しかし、よくよく考えると、コミュニケーション方法はいろいろあり、クラクションで自分の位置を伝えるというのも一つですし、もしかすると、サイドミラーやバックミラーをみることを習慣化しているというよりも、「音」で互いに理解しあっている、と思うとこれらの現象には納得でした。

 今回は、外国の現象でしたが、国内でも、医療の中でも、コミュニケーション方法は多岐にわたっていて、いつも自分が行っている方法がすべてではないのではないか、とあらためて思いました。
 あくまでも、自分は自分で、他者は他者なので、どういうコミュニケーションがフィットするのかは、それぞれ異なるのでしょうね。だからこそ、互いに理解するための歩み寄りも必要なのではないかな、と思いました。

 また、今週から学部の実習が始まります。大学院生も実習に行っています。それぞれが、その時その場所での出会いや感じたことや思ったことを大切にしながら、学びを深めてほしいなと思います。当然、自分も常に初心わすれずにいたいです。

教員を公募しています

投稿日:2013年10月12日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 今日から、大学院共通科目の看護フィジカルアセスメント論がスタートしました。大森病院のエキスパートな看護師の方々にご協力をいただきシラバスを作成しました。
 内容は、本当に高度看護実践という素晴らしさです。そして、何より、履修の大学院生がまた良い!
こんな積極的な院生と共に学べるのは本当に楽しいです。
 毎回楽しみです。


 さて、成人看護学研究室では、講師や助教を公募しています。成人看護学やがん看護学を専門としている方、一緒に教育を担って頂ける方、東邦の教育に興味関心を持ってくださる方、大歓迎です。
 

大学院入試終了

投稿日:2013年10月05日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 本日、看護学研究科博士前期課程および後期課程の入試でした。
 受験生のみなさま、雨のなか、お疲れさまでした。力は出し切れたでしょうか。

 入試の度に、自分の時のことを思い出します。今思えば恥ずかしい限りですね。何もわかっていないのに、気持ちだけはまっすぐで、がむしゃら(死語かしら?)でした。
 でも、大学院に入学して、新たなことも学びましたが、自分がそれまでにやってきたことを振り返ったり、理論や概念を用いてその意義を見つめなおしたり、そんな日々がとても楽しかったですね。狭まっていた視野が広がっていく感覚は、今でも忘れられないです。

 一つのことに一生懸命になることは大事ですが、ふと、それを別の角度からみる時間をもつのは本当に貴重な機会だったなーと思います。知的好奇心って大事ですね。

 入試の結果は来週でますが、それが人生のすべてではありません。受験を通して、またさらに皆さんがパワーアップされることを願っています。

学びについて考える

投稿日:2013年08月16日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 連日の暑さで、溶けてしまいそうですね。外で働く方々は大変だなと、つくづく思います。看護師として病院で働いていたころは、当時はこれほどの酷暑ではなかったと記憶していますが、早朝に病院に入ると夜になるまで建物の外に出ることがないため、ほとんど四季の移り変わりを感じずに過ごしていたように思います。それはそれでさびしいものがありました。
 もっとさかのぼると、実家は北海道ですので、気温が25度を超えることは滅多になく、そんな日が数日あるともう大変でした。それでも、夜になると気温はぐっと下がり、なんと8月でもストーブをつけていたのです。そしてお盆が過ぎると、すでに秋でした。
 幼少時は、四季ではなく、春・数日の夏・秋・冬の三季だったように思い、暑い夏、海で泳ぐことに憧れていましたが、こうも連日の暑さが続くとさすがにしんどいですね。

 閑話休題。
 最近、大学院の講義を行うようになってからいろいろ考えます。「教育」ってなんだろう。「学ぶ」ってなんだろう。「大学院で学ぶ」ってなんだろう、と。
 私は、兵庫県立看護大学大学院(現兵庫県立大学大学院)の看護学研究科修士課程の1期生でした。当時は、パトリシア・ラーソン教授を筆頭に、内布敦子先生、足利幸乃先生、和泉成子先生などのそうそうたる方々にがん看護について学んでいました。
 
 今もそうですが、学びを咀嚼して自分のものにするまでに時間を要するタイプなので、大学院時代に学んだことは、即時ではなく、今頃になってようやく、じわりじわりと効いてきています。そういうことを考えると、大学院生の学びは、やはり成人教育(自らの動機があって学ぶもの、他者におしつけられるものではない)なので、提供はできるが、それをどのように活かすのかは本人次第となる。そして、各自の学び方も咀嚼スピードも異なるので、どこで花が開くかは未知。

 看護師として最前線で働いていると、年々できないことが少なくなっているように思い、指摘もされなくなり、頭の中の柔軟性も眠ってしまい、全てが即時に解決できると思いこんでしまう。
 でも、「学ぶ」って違うんですよね。
 世の中には、知らないことがたくさんあるし、今まで関与してこなかったから知らないこともたくさんあり、それらを「知る」って本当にわくわくして、知的好奇心って次々とわいてくるので、楽しい。
 でも、こと専門分野のことになると、しらないと「恥ずかしい」って気持ちが先にくるので、「知らない」「わからない」って言えない。
 言えないから、身体の中にたまってつらくてつらくて。
 大学院での学びは、未知のことについてより、あるがままの「自分」に素直に向き合えるのか、ということで葛藤しましたね。できない、って認めたくないのですよね。

 修了しての一番の糧は、「私には知らないことだから教えて」と言える勇気と仲間ができたことですね。知らないことは恥ずかしいことではなく、その現実を直視できない自分の弱さのほうが残念ですね。
 まあ、でも、それができるようになるには時間は要しますね。なんたって、社会的にも自律している「成人」が学ぶことですから。

 博士前期課程(修士)は、年に2回試験があり、そのうちのⅠ期と、博士後期課程の試験がもうすぐ。
 それが、10月5日(願書締め切りは、9月27日必着)です。
 そろそろ試験の時期だな、と考えていたら、「学ぶこと」について振り返ってみました。

大学院生を募集しています

投稿日:2013年07月22日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 今日は、土用の丑の日ですね。酷暑もどこかへいってしまい、気温30度と言われても涼しいと感じてしまうような変な感じですね。

 昨年の9月から月に1回、東邦大学医療センター大森病院と大橋病院に所属する「専門看護師」の方々との勉強会を開催しています。
 本日も開催しましたが、今日はとてもうれしかったです。地道な勉強会だけではなく、ご本人の能力の高さや、成長しようとする真摯な考え方の結果、今日発表して頂いた事例は本当にがん看護CNSとして素晴らしい内容でした。そして、それをプレゼンされている姿も堂々としていて、本当にうれしかったです。

 東邦には、多くの専門看護師がいます。しかも、いろいろな領域の方がいて、一緒に勉強会を開催しています。これって、本当に貴重な機会です。

 これから、大学院の募集が始まりますが、村上研究室では、論文コースとCNSコースと募集しています。専門はがん看護ですが、成人看護も受け付けています。

 現在、2013年4月に入学した2名のがん看護CNSコースの院生は、とてもがんばっています。きっと、今までとは違う思考過程をたどらなくてはならず四苦八苦していますが、着実に成長しています。すばらしいですね。

 こんな仲間がいますので、どうぞ受験してみませんか。

アンジーの選択を皆さんはどのように考えますか?

投稿日:2013年05月22日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

「アンジェリーナ・ジョリーが乳がんを発症するリスクが高いことから、予防的に乳房を切除する手術を受けた」というニュースが、全世界をかけめぐりました。

 皆さんは、このアンジーの選択をどのように考えますか?

 私は、がん看護の中でも、まさしく今回注目の的になっている、遺伝性のがんに関する看護を専門としています。現在も、聖路加国際病院で遺伝カウンセリングを担当しています。

 「BRCA1」と「BRCA2」は、遺伝性乳がん・卵巣がん症候群の発症に関わっている遺伝子として、1994年、1995年に同定されました。BRCA1は、日本人の三木義男先生(現がん研究所  遺伝子診断研究部  部長)によって同定されたのです。これは、素晴らしいことです。

 そして、現在、その遺伝子の変異を有するか、有しないのかについて、遺伝子検査を行うことができ、変異をもっていることでの、乳がんや卵巣がんの発症リスクを推定できるようになってきました。
 
 その結果、「いつか発症するかもしれない」と思いながら日々を苦悩とともに過ごされる方にとっては、がんになる可能性が高い部分を手術で切除する、ということは、貴重な選択肢の一つになるのだと思います。

 ニュース番組を見ていますと、多くの方々は、「がんになっていないのに切除するなんて」、「早期発見できれば治るのだからそれからでも遅くない」といった主旨の発言をされていました。

 たしかに、一般的に考えると、がんになっていないのになぜ手術するのか、と思うでしょう。あまりに衝撃的な対処法と捉えるのかもしれません。

 遺伝カウンセリングでは、遺伝子検査や予防的な手術を「勧める」ことは、絶対にしません。遺伝カウンセリングで一番大事なことは、乳がんや卵巣がんを発症しやすいと思われる方々に、現時点での情報を包み隠さずお伝えして、そこからどのように選択していくのかを一緒に考えていくことです。
 情報を知ることでお辛いこともあるかもしれません。しかし、「知らされない」で、限られた情報からの選択ではなく、必要な情報はきちんとお伝えすることは必要です。
 以前、がんの告知がご本人には行われず、家族にだけ伝えて、本人の自己決定はなく、家族も真実を告げられず、最期まで「さよなら」を言えずにいた、という時代がありました。
 替えのきかない「命」についてですので、隠すことなく、共に考えたいのです。

 そして、「がんになってからでも・・・」と発言される方は、きっとあの治療の苦痛をご存知ないのかもしれませんね。風邪のように一過性の治療で済むものではなく、ひとたびがんと診断されると、今度は再発するのではないか、転移したのではないか、と不安とともに過ごされる方がおられます。
 
 そんな思いをしたくないから、がんを発症する前に切除してしまいたい、という思いを、私たちは否定してはいけないのではないでしょうか。
 
 何度も言いますが、遺伝性腫瘍の遺伝カウンセリングを担当している医療者は、誰も、予防的な手術を勧めてはいません。
 しかし、新たな医療情報を丁寧に伝え、一緒に考えていっています。そして、遺伝性ですので、ご家族にも関係することですので、ご本人を中心にご家族も含めて、世代を超えて長期的に対応する覚悟で、誰もが取り組んでいます。
 情報の良しあしを判断するのは、ご本人ですので、あたたかく見守っていただける世の中であってほしいと切に願います。

大学院のオープンキャンパスを開催します

投稿日:2013年05月13日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 2014年度の東邦大学大学院看護学研究科の入試にむけて、オープンキャンパスを開催します。

 開催日時:2013年6月22日(土)、16:00-17:30
 場所:東邦大学看護学部
 ≪予約不要≫

 当日は、看護学研究科に関する説明、奨学金について、入学試験や過去の問題の閲覧、そして在校生との質疑応答などを予定しております。
 
 ・大学院ってどのようなところなのか知りたいかた
 ・大学院入試の前には、どんな勉強をしたらよいのか
 ・現在、大学院に通っている方々はどのように生活しているのか、などなど

 具体的に受験を考えておられる方も、そうではない方も、お気軽にお立ち寄りください。
 まずは、寄って来ていただいて、東邦大学の大学院について知ってください。
 
 そして、受験してみようかなーと思われましたら、該当する教員と個別に面談を行ってみてください。
 予約は不要ですので、まずは寄ってみてください。

 大学院HPにも掲載しています。
 http://www.nurs.toho-u.ac.jp/information/info2013_index/news20130510.html

戴帽式が終わりました

投稿日:2013年05月13日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 看護の日を迎える前の、5月10日、本学では戴帽式を挙行いたしました。大学では行われないセレモニーかもしれませんが、東邦大学看護学部では、毎年粛々と行われます。
 学生は、半年以上も前から、歌を決め、自分たちの思いを込めた誓詞を作成し、何度も何度も自主的な練習を行い、5月10日を迎えました。当日は、それはそれは厳かで、参加されたご家族や来賓の方々、先輩や後輩、そして教職員など会場をうめつくしたみなさんに、2年生の力強い思いが伝わった素敵なものでした。9月には臨地実習もありますが、患者さんの前にたつ責務と自覚を培っていってほしいですね。この先の成長も楽しみにしています。

「がんと生殖に関するシンポジウム2013」に出席してきました

投稿日:2013年04月24日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

「がんと生殖に関するシンポジウム2013 -妊孕性温存の診療を考える-」(日本がん・生殖医療研究会主催)に出席してきました。

・がんに対する集学的治療の進歩により、多くの患者が病気を乗り切ることができるようになってきました。
・その結果、若年患者に対するがん治療は、性腺機能不全や妊孕性の消失、そして早期閉経などを引き起こすことになります。
・「命」だけが助かればよい、ではなく、これから受けるがん治療によってどのような影響があるのか、それに対して前もっての手だてはあるのか、など現時点での医学情報を提供し、ご自身で納得のいく選択ができるように支援することが必要です。
・その支援には、様々な診療科の医師や看護師、薬剤師、ソーシャルワーカー、心理職、など多職種によるチーム連携が必要ですので、みなで結束しましょう。

聖マリアンナ医科大学の鈴木直教授の声かけに、多くの医療者が賛同し、集結しました。
朝から晩まで、あらゆる領域の最新情報が網羅されており、大変勉強になりました。
 そこで、では看護師は何ができるのか、何をやらなければならないのか、と心新たにした次第です。「精神的ケアを行います」としても、対象者のおかれた状況、治療方法による身体的影響、長期的な予後や見通しなど、多角的にアセスメントを行い、そして「今」この方にどのような精神的ケアを行うのがベストなのか、を考えますと、そうそうたやすいことではありません。
 奥が深く、答えはない問いとの直面化、しかしどこかの時点で決断しなければならない、という時間的猶予のなさ、など看護の卓越した技を求められると思います。

 私は、がん患者さんのこころのケア、というサイコオンコロジー(Psycho-Oncology)を専門としています。このような妊孕性を検討しなければいけない患者さんやご家族への看護について、今後も考えていきたいと思いますし、きちんと実践しなければいけないと思いました。

2013年度 大学院がん看護専門看護師コースに入学者2名!

投稿日:2013年04月03日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 2013年度も始りました。今年の桜は早く咲きましたが、意外にながもちでしたね。

 さて、この春、大学院がん看護専門看護師コースに2名の入学者をお迎えしました。おふたりとも、仕事を続けながらの長期履修コースですので、3年間かかりますが、専門看護師教育課程も38単位に増えましたので、3年間ぐらいがちょうどよいのかもしれませんね。

 早速、様々な講義が開始されます。仕事との両立ですので、忙しいとは思いますが、「学問にどっぷりと浸る」時間を大切にしてほしいと思います。
 少し立ち止まらねば見えないことは多々あります。物事を多角的にとらえること、今までのように自分が好む角度だけではない見方があることを再確認していただきたいなーと思います。

 一緒にがんばりましょうね。

第2回がんリハビリテーション看護セミナー終了

投稿日:2013年03月30日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 3月2日に第2回がんリハビリテーション看護セミナーを開催しました。
今回も、内部・外部の方をあわせて30名弱の方がご参加くださいました。ありがとうございます。

 安藤牧子氏(慶應義塾大学病院リハビリテーション科 言語聴覚士)からは、「摂食・嚥下、発声障害、高次機能障害をもつ患者へのリハビリテーションの実際」について講義をおこなっていただきました。講義では、科学的根拠に基づいたデータや画像を提示してくださり、直視できない体内の動きについて理解が深まりました。

 手術や疾患によって嚥下機能を失う場合もありますが、人間は必ず年をとります。加齢によって機能は徐々に衰えていきます。人間の生理的機能の変化について、基本的なことを学び、知識として得て、ケアを提供することは国家資格をもつものの責務であると、痛感しました。他のことについても、このように知識に基づいて理解していきたい、と心新たに感じました。

 お二人目は、佐治 暢氏(東大宮看護ステーション 作業療法士)から、「がん患者の在宅ケアとリハビリテーションの実際」について講義を行っていただきました。利用者さんの状況について、データをもとにお話しくださいましたので、どのような方々が利用されていて、どのようなケアを提供しておられるのかがよくわかりました。

 とても印象的だったことは、「療法士は運動だけではありません。体力がなくなってきたのでリハビリは終了にします、と言われるのはとても悲しいです。もっと療法士と協働してください。」とおっしゃっていたことです。

 在宅ケアを受けている患者さんだけではないですが、みなさん、ご自分で歩くことを希望されますし、最期までトイレには自分でいきたい、とよく言われます。寝具の工夫や、手すりの工夫(腹水や浮腫のあるがん患者さんの場合の、在宅での手すりの位置は少し違うそうです。だからこそ専門家の介入は必要ですね。)、そして起居動作の指導など、専門家である作業療法士さんだからこその知識をおもちです。
 
 在宅でも施設内でも、もっともっと多職種での連携、チーム医療がすすんでいくことの必要性を痛感しました。そうすると、患者さんやご家族が納得されるケアを提供することができ、QOLの向上に少しでも役立つことができるのではないでしょうか。

 2回にわたって開催しましたがんリハビリテーション看護セミナーですが、大変好評でした。また、いろいろ企画したいと思いますが、みなさんのご希望もお聞かせください。
     

第2回がんリハビリテーション看護セミナー開催のご案内

投稿日:2013年02月26日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 今週の土曜日、3月2日の13時から第2回がんリハビリテーション看護セミナーを開催します。
 今回の講師は、下記のお二人の専門家です。

 誤嚥などは日常の現場で問題の多いテーマですし、がん患者さんに対して在宅ケアとしてどのようなことを提供できるのか、という最近のトピックスです。
 短時間の講義となりますが、どうぞご参加ください。

   「摂食・嚥下、発声障害、高次機能障害をもつ患者へのリハビリテーションの実際」
     安藤牧子氏(慶應義塾大学病院リハビリテーション科 言語聴覚士)

   「がん患者の在宅ケアとリハビリテーションの実際」
     佐治 暢氏(東大宮看護ステーション 作業療法士)

  http://www.lab.toho-u.ac.jp/nurs/spec_cancer/seminar/seminar_rehab.html

修士、博士の発表会が行われました

投稿日:2013年02月26日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定、未設定

 本日は、朝から夕方まで一日かけて、本学の修士論文、博士論文の発表会でした。どの研究もすばらしく、聞かせていただき本当に勉強になりました。
 やはり、素敵な研究というのは、しっかりとした研究仮説と計画書からなっていて、おのずと結果もすばらしいです。そして、それが研究のための研究ではなく、看護実践に還元させるとどういうことか、という次のステップにつながっていて、聞かせていただきわくわくしました。

 看護実践と研究の両方の視点を大事にする、これが基本ですよね。私も研究頑張ろうっと!

第1回がんリハビリテーション看護セミナー終了

投稿日:2013年01月27日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 本日、HP上でもお知らせしておりました第1回がんリハビリテーション看護セミナーを開催しました。
講師は、慶應義塾大学病院リハビリテーション科理学療法士の上迫さんと鈴木さんでした。参加者は、東邦大学医療センターの看護師14名、理学療法士5名、外部所属の看護師8名、医師1名、看護学部教員2名の計30名でした。
 
 日曜日にもかかわらず、多くの方にご参加いただきうれしかったです。そして、講義は、やはりがんリハビリテーションを実施されているトップランナーの方々ですので、本当にわかりやすく勉強になりました。

 新たに知識を学べることはうれしいですが、施設を超えて、職種を超えて、がん患者さんを支える医療者としてネットワークができるのは本当に宝物ですね。施設によっては、治療期には安静にしているもの、という考え方のところもあるのも事実です。しかし、治療がいったん終了して、日常生活を送る患者さんの立場になると、ご自分の生活を立て直すための手だてがあるのならば、知っておきたいし、自分で取り組みたいと思われると思います。

 医師が理解してくれない、と責めて嘆くのではなく、われわれコメディカルスタッフが声をあげて動いてもいいのではないかなと思います。病気を治すことの使命を委ねられた医師の立場を考えると、すべてがその肩に振りかかっていくのは、本当にしんどいのだと思います。だからこそ、患者さんを支える医療職や院内のあらゆる職種の方々で協働し、チームとして活動を行えば、誰かひとりの責任となったり、誰か一人だけの肩に負担がのしかかることなく、一歩ずつ前へすすめるのではないかと、あらためて感じた時間でした。
 
 私も自分のできる範囲から行動をおこそうと思います。
 4月に着任し、9月からがん看護専門看護師の勉強会を立ち上げて開催してきました。そして、大森病院では、新たに他領域の専門看護師が誕生しましたので、領域は違えども一緒に勉強会に参加していただくことにしました。明日は、その初回です。楽しみですね。

第1回HBOCコンソーシアム学術総会出席

投稿日:2013年01月22日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 第1回HBOCコンソーシアム学術総会が1月20日に開催され出席しました。
 HBOCとは、遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(Hereditary Breast and Ovarian Cancer ; HBOC)のことです。http://hboc.jp/index.html

 近年の分子遺伝学の発展により、がんの中でも遺伝するものがわかってきました。このHBOCも、原因遺伝子(BRCA1、BRCA2)が、1994年に解明され、現在では遺伝子診断ができるようになりました。BRCA1遺伝子は、日本人の三木義男先生(がん研究所 遺伝子診断研究部部長)によって発見されたものであります。

 しかしながら、遺伝子検査で何でもわかるのか、わかるならどんどん検査を行おう、というものではありません。私は、大学院時代から10年以上、家族性腫瘍の患者さんとご家族への看護に関わらせていただいており、現在は、聖路加国際病院で遺伝カウンセリングを担当しています。この学術総会でも、「日本におけるHBOCへの取り組み -カウンセリングの立場から-」と題してお話しする機会をいただきました。

 遺伝子検査を行うために遺伝カウンセリングがあるわけではなく、遺伝性の可能性がある患者さんやご家族に対して、現時点でのわかっていること、まだまだわかっていないことについての情報を提供させていただき、その中で選択肢の一つとして遺伝子検査という方法があることをお伝えします。
 
 この方法を活用する方も、活用しない方もいらっしゃいます。遺伝性腫瘍の医療に関与する医療者として私が望むことは、患者さんやご家族、ご親族の方々に医学的な情報を知っていただき、ご自身の人生設計を納得のいくように選択して歩んでいただきたいということです。そして、それを支援させていただきたいと考えてカウンセリングを担当しています。

 遺伝医療は、新たな分野で難しいイメージもありますが、がん看護に携わる看護師の方々には、ぜひとも知っていただきたい内容です。患者さんに接することの多い看護師が、このような知識を少しだけでも知っていたら、救われる命はたくさんあります。手前味噌ですが、2013年2月号の臨床看護に特集が組まれておりますので、ぜひとも目を通していただけますと幸いです。

がん看護研修

投稿日:2013年01月21日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

 せっかくブログを作っていただいたのに、半年も運用せず放置しておりました。

 1月19日に、東邦大学医療センター大森病院看護部主催のがん看護研修に参加しました。講義もさせていただきましたが、内部・外部あわせて30名ほどの看護師の方々が、熱心に聞いてくださったり、意見を述べてくださったり、と有意義な時間でした。
 
 がんを患うかたが増え、高齢化社会になり、施設と地域の連携についてもっと考えねばと痛感しました。皆さんと何か活動できればなーと思いをはせておりました。

ブログ公開のお知らせ

投稿日:2012年09月13日09時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

ここでは、研究についての紹介や日々思うことなどを綴っていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。