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青山正志 「河川環境と淡水性カメ類の分布」

本州ではニホンイシガメ、クサガメ、ニホンスッポンの3種の在来カメ類が見られ、人為的な影響でミシシッピアカミミガメ、カミツキガメという2種の外来カメ類が定着しています。一般に、河川の上流にはニホンイシガメが多く、下流ではクサガメが多いといわれていますが、この2種は食性や生活史が良く似ており、分布が分かれる理由はよくわかっていません。この研究では2種の甲羅の形の違いに注目し、1)河川での分布調査、2)流速など河川の環境調査、3)甲羅の形の定量化と種間比較、4)どのくらいの水流に耐えられるかという実験、の4つの項目から、河川におけるカメ類の分布と河川環境について考察します。
河川の風景
河川の風景
クサガメ
クサガメ

調査地:千葉県北西部及び房総丘陵

青山正志

略歴

<学歴>
創価大学工学部環境共生工学科卒

東邦大学大学院理学研究科生物学専攻博士前期課程(在籍)

<職歴>
千葉県手賀沼親水広場非常勤嘱託職員

所属

日本爬虫両棲類学会
NPO法人カメネットワークジャパン