上野真太郎 「流速に対する淡水性カメ類の反応」
ニホンイシガメ Mauremys japonicaとクサガメ Chinemys reevesiiは、日本の河川で見られる最もポピュラーなカメ類です。この2種は生活史や食性が似ており、同一水系上で共存していることも珍しくありません。本研究ではこの2種の流速に対する反応を調べ、実際の河川における共存様式を考える上で流速がどのような要因になっているのかを明らかにしようと考えています。
2011年度
- 武田広子「コウノトリ(Ciconia boyciana)の採食生態」
- 伊藤珠実「ナナフシモドキの食草選択について」
- 多田さと美「アゲハチョウ類の群集生態学」
- 平岩将良「花形質に基づく送粉ネットワークの予測」
- 柊雅実「三宅島2000年噴火が地上系及び土壌系無脊椎動物に与えた影響とその回復過程」
- 藤田薫「伊豆諸島とその周辺本土におけるヤマガラの集団構造」「キブシをめぐる生物間相互作用」
- 近藤めぐみ「千葉県北総地域における市民による自然観察を里山保全に向けた調査・研究へつなげる試み」
- 伊藤美信「死体に集まる昆虫群集の遷移」
- 上野真太郎「流速に対する淡水性カメ類の反応」
- 小沢尚子「エラブウミヘビ(Laticauda)属の色素細胞の比較」
- 関本真樹 「三宅島におけるオカダトカゲPlestiodon latiscutatusの現状」
- 千葉由美子「白亜紀最末期の恐竜の多様性 —サンディサイトの恐竜たち」
- 筒井優「里山の景観要因が及ぼすクモの多様性、個体数への影響」
- 中島悟「八丈島におけるニホントカゲの個体数の増加要因」
- 村上新「新島におけるシマヘビの色彩の遺伝様式」
- 栗山武夫「オカダトカゲの色彩パターンの進化」