トップページ > 研究紹介 > 2013年度 > 塩崎大「モリアオガエルの地理的変異」
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 両生類は移動分散能力が低く、局所個体群間で遺伝的差異がみられ、形態的,生態的な変異が生じることもある。

本州と佐渡に生息するモリアオガエル(Rhacophorus arboreus)は平地から標高2170mの山岳域までの幅広い環境に適応している。モリアオガエルには模様の有無などの地理的変異があることが知られているが、これまでの潜在的分布予測を用いた研究から生理的にも地理的変異が生じていることが示唆された。

本研究では、本州各地の個体群の遺伝的・形質的差異を比較し、両生類の局所適応機構を明らかにする。