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東邦大学 理学部
生物学科
血液生物学研究室

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千葉県船橋市三山2-2-1
習志野学事部入試広報課
TEL 047-472-0666

研究紹介

 
丹羽和紀
 血液には有形成分の血液細胞の他に、液体の成分(血漿)があります。この血漿には、出血時に血液の流出を防ぐために、液体であった血液が素早く固まるという作用が備わっており、これを血液凝固作用といいます。高等動物ではこの血液凝固反応は数多くのタンパク質が関わった複雑な反応系です。私たちの研究室では、高等動物の複雑な反応系が進化上どのようにして獲得されてきたか?について、様々な動物種の血漿タンパク質の遺伝子やアミノ酸の配列を調べることにより解明しようとしています。また、遺伝子多型解析にも力を入れ、機能との関連についての研究を行っています。

松本紋子
 好気性生物は、生体内でレドックス反応を利用したエネルギー代謝により、エネルギーを産生しており、エネルギー代謝の副産物として、活性酸素種が発生します。生体内は抗酸化防御機構も兼ね備えており、抗酸化能を上回る活性酸素種の発生は、タンパク質や脂質、糖質、核酸などの生体成分を酸化修飾し、生理機能の低下、疾病の発症や進行、老化などの一因となることが報告されています。筋萎縮性側索硬化症(ALS)においては、スーパーオキシド(活性酸素種のひとつ)を消去する抗酸化酵素:スーパーオキシドジスムターゼ1(SOD1)の凝集体形成に着目して研究を行っています。また、パーキンソン病においてはミトコンドリア機能やαシヌクレインに着目して研究を行う予定です。