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魚類皮膚における組織恒常性メカニズム
環境変化に応答しつつ組織の恒常性を維持する仕組み
成熟した動物の組織・器官は発生過程を経てつくりあげられたもので、その外観は常に変わらないようにみえます。しかし、実際には、細胞や基質が頻繁に更新されることで組織の形態や機能は積極的に維持されており、環境変化への順応や傷の修復などを可能にしています(組織の恒常性)。私たちは、環境からの多様な刺激に対してダイナミックに応答する魚類の皮膚を研究対象として、組織恒常性メカニズムの解明をめざしています。