活動内容

全人的医療人教育の学外実習の充実、医学部1年生から6年生までの生命倫理やプロフェッショナリズムに関する教育に携わっている。その中には、他学部との共同学習や薬害の被害者の声を直接聞く講演会の開催も含まれている。また、2010年からシミュレーションを体験できる施設（臨床技能学修センター　Clinical Skills Laboratory; CSラボ）の運営も行っている。また、東邦大学医療センター大森病院で定期的に開催される専門医機構認定講習（臨床倫理）の企画・運営を支援している。

医学教育に関するテーマで学外演者を招聘し、年7回前後の講演会を企画している。また、PBLテュートリアル教育に不可欠なテュータを養成するため、学内教員や大学院生を対象とした「テュータ養成ワークショップ」を原則年2回開催している。夏には、教職員70～80人を対象に「医学教育ワークショップ（TOHO-WS)」を2日間にわたって開催し、教育マインドを共有している。このような教育者養成の支援も業務の一環となっている。

2006年度から共用試験CBTとPre-CC OSCEが本格実施となり、本学の運営に協力している。CBTやOSCEの成績の分析や卒業試験成績の分析、6年生を対象としたPost-CC OSCEの運営にも携わっている。

模擬患者（Simulated　Patient,　Standardized Patient; SP）は授業やテストに参加するボランティアである。授業やテストに参加するために必要なスキルを習得した模擬患者を育成するために、定期的に模擬患者養成講座を開講している。

本学の教育に関する計画・立案や意思決定を支援するための情報提供を目的として、IR活動も行っている。入学試験・共用試験・医師国家試験に関する調査研究を担っている。