中学生 未来の医学“夢”スクール -第11回-

投稿日:2021年12月25日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2021年12月25日
中学生 未来の医学“夢”スクール -第11回- 
「データにもとづく疾病予防 ~疫学でせまる食塩と血圧のdeepな関係~」
を開校しました。

東邦大学医学部では、ライフサイエンスに興味を持つ若い世代が医学研究に触れる機会として、中学生を対象に実習体験プログラムを提供しています。今年は、当分野と医療統計学分野(村上教授)とが共同担当いたしました。

COVID禍において対面開催できるか不安はありましたが、首都圏にお住まいの11名の中学生を本学大森キャンパスにお招きし、我々に身近な食塩と血圧をテーマに、
  ①血圧や身近な食べ物の食塩を測定し、データ解析!
  ②塩からくないのはどちらの食物かな、栄養指導体験!
など、疫学研究の一連の過程について実習を通して学んで頂きました。

参加者からは、
 ・中学では聞けない貴重な話が聞けた
 ・私が知っている医学のこととは違うので新鮮だった
 ・Excelを使った統計分析の基本が面白かった
 ・コロナ禍で実習体験の機会がなくなっていたので、貴重だった
 ・病気の治療ではなく、予防も医学の重要な課題と知ることが出来た
 ・減塩意識が高まった
 ・コレラの話が印象的だった
など、我々の励みになる感想を頂きました。良い年を迎えられそうです!

来年も当分野をどうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 

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「日本医師会医学研究奨励賞」を受賞しました

投稿日:2021年11月25日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2021年11月1日に日本医師会館大講堂で開催された日本医師会設立74周年記念式典並びに医学大会において、講師の道川が「日本医師会医学研究奨励賞」を受賞しました。

【研究題目】
環境疫学的アプローチによる大気環境の次世代影響機序の探究
(世界的にも注目を集めている大気環境の変化が周産期に与える影響についての研究が評価されました)

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目黒区区政功労者の表彰を受けました

投稿日:2021年11月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

教授の西脇祐司が令和3年度 目黒区区政功労者の自治功労部門において、表彰を受けました。

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SSM 第65回学術総会で発表しました

投稿日:2021年09月17日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2021年9月15日~17日にかけて、オンラインで開催されたSociety for Social Medicine & Population Health 第65回学術総会(リバプール大学)に参加しました。
話題の中心はCOVID-19関連でしたが、環境因子と健康(気候変動の影響)など多岐にわたる衛生学・公衆衛生学のトピックスが扱われていました。
 
イギリス夏時間9:30~のオンラインポスター発表に参加しましたが、発表は日本時間では18時過ぎ、1日の疲れも出ているところで画面の向こうの午前中のテンションに負けないようにするのが大変でした。
 
来年こそは!現地で国外の研究者と意見交換できるようになればよいなと思いました。
 
ポスター発表(道川)
Exposure to PM2.5 in early pregnancy was associated with abnormal cord insertion in a Japanese pregnant population.
 

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ISEE(国際環境疫学会)2021で発表しました

投稿日:2021年09月01日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2021年3年8月23~26日にかけて、ISEE(国際環境疫学会)2021;The 33rd Annual Conferenceが開催されました。

今回は新型コロナウイルス感染症の流行のためオンライン開催となったので、日本から夜間早朝にかけて参加しました。当教室からは大学院生の武田悠希がE-poster発表しました。
  
喫緊の環境問題である気候変動と健康影響に関する発表が多数あり、Zoomやチャットを通じた質疑応答・意見交換が活発に行われました。大気汚染(PM2.5)や経済格差など様々な社会環境要因を統合した研究もあり、我々の研究の参考になりました。
 
<発表演題>
武田悠希
Fetoplacental weight ratio in relation to PM2.5 exposure during the gestation in Tokyo, Japan

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第91回日本衛生学会学術総会に参加

投稿日:2021年03月26日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2021年3月6日-8日にかけて、オンライン開催にて第91回日本衛生学会学術総会が行われました。
准教授の朝倉敬子、講師の道川武紘、客員講師の長濱さつ絵、大学院生の武田悠希が発表しました。教授の西脇祐司は座長を担当しました。朝倉の発表はシンポジウムで行われ、武田の発表は若手優秀発表賞に選ばれました。

<発表演題>
朝倉敬子
シンポジウム3:エビデンスに基づく栄養と研究
「日本人の小児期~青年・成人期の栄養」
道川武紘
「妊娠中の微小粒子状物質濃度は早産と関係しているか;東京23区での検討」
長濱さつ絵
「健康経営調査票に示された健康診断結果集計値の業種別報告」(ZRF study 第20報)
武田悠希
「妊娠期間中の微小粒子状物質濃度と胎盤重量との関連」

<座長>
西脇祐司
「一般演題2. ストレス、行動科学等」

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大澤絵里先生 学位授与式

投稿日:2021年03月17日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2021年3月17日、大学院生(博士)の大澤絵里先生の学位授与式が行われました。

ご卒業おめでとうございます。

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第31回日本疫学会学術総会に参加

投稿日:2021年01月29日00時00分|投稿者:管理者|カテゴリー:未設定

2021年1月27日-29日にかけて、オンライン開催にて第31回日本疫学会学術総会が行われました。
講師の道川武紘、大学院生の武田悠希と森幸恵が発表しました。武田の発表は優秀演題賞に選ばれました。

発表演題:
道川武紘
「化学成分に着目した微小粒子状物質濃度と胎盤関連妊娠合併症との関連について」

武田悠希
「妊娠期間中の微小粒子状物質成分濃度と出生時体重との関連~妊娠3半期別の検討」

森幸恵
「小学生における体格申告値の正確性とそれに関する要因の検討」

また、道川は 学会奨励賞(大気汚染による胎児から高齢者に至る全世代の健康影響に関する環境疫学研究)を受賞しました。

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