トップページ > 沖縄県妊婦・乳幼児健診データ利活用研究

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東邦大学 医学部
社会医学講座衛生学分野

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沖縄県における妊婦健康調査データ・乳幼児健康診査データ等の解析及び利活用方法についての検討

 

研究概要

沖縄県の出生率は全国1位ですが、低体重児出生率も全国1~2位で推移しており、長期にわたり解決できない課題となっています。この課題を解決するために、現在、沖縄県では沖縄県と県内全市町村が共同で、「妊婦健診・乳幼児健診等データ利活用による妊産婦・乳幼児支援体制整備事業」を実施しています。
本事業の主な目的は以下の通りです。
  ①低体重児出生の要因分析
  ②妊婦健診未受診妊婦の状況や乳幼児への影響等の分析
  ③分析結果に基づいた保健指導案の作成と実施
  ④市町村や保健所管内の母子保健の課題分析
当講座では沖縄県等県内市町村が共同で実施している本事業のうち、妊婦健診・乳幼児健診データの分析やデータ分析結果に基づいた保健指導案の作成に、主に携わっています。
研究期間 平成26年3月~平成29年3月
研究責任者 田中太一郎
実施地域 沖縄県
対象 平成21年度以降に沖縄県内各市町村で妊娠を届け出た妊婦およびその児
調査項目 妊婦健診データ(喫煙・飲酒の状況、健診時の体重、血圧値、尿検査結果など)
乳幼児健診データ(出生時身長・体重、ヘモグロビン値、健診時の身長・体重など)
問い合わせ先 衛生学教室 田中太一郎
本研究の実施にあたっては疫学研究の倫理指針を遵守し、東邦大学医学部倫理委員会の承認を得て実施しています。

研究成果