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新規迅速検査キットである脳脊髄膜炎起炎菌莢膜多糖抗原キット及びレジオネラキットの基礎的検討

肺炎球菌およびレジオネラ属菌による肺炎が疑われる患者様の残余検体
および情報の研究利用についてのお知らせ

この度東邦大学医学部微生物感染症学講座において、「新規迅速検査キットである脳脊髄膜炎起炎菌莢膜多糖抗原キット及びレジオネラキットの基礎的検討」を実施することになりました。
この研究の目的は、肺炎球菌あるいはレジオネラ属菌による肺炎が疑われる患者様の診断目的で実施される尿中抗原迅速検出キットについて、国内未導入のキットの性能を、すでに国内に導入されているキットの性能と比較することです。
肺炎球菌あるいはレジオネラ属菌による肺炎が疑われる患者様について、尿検体を用いた尿中抗原迅速検出キットによる診断は東邦大学医療センター大森病院の総合診療部・呼吸器内科・小児科の日常診療ですでに広く行われています。本研究では、この検査に提出された尿検体の余りを利用して、国内未導入のキットで検査し、その結果を他の検査結果と比較評価します。結果は患者様の年齢と性別のみを含みますが、それ以外の個人を特定できるような情報が外部に漏れることは一切ありません。
今回の研究で得られた結果に関しては、医学的な専門学会や専門雑誌等で報告されることがあります。
また、ご自身やご家族で当時の臨床データを研究に利用することを承諾されない方は下記にご連絡下さい。
この件に関しましてご質問などがございましたら以下にお尋ねください。

平成25年11月
東邦大学医学部微生物感染症学講座
研究責任者 舘田一博
連絡先 03-3762-4151(代表)