対象疾患
心身症
心療内科では、一般に「心身症」といわれる病状がある患者さんに対して、心身両面からのアプローチを行なっています。
過敏性腸症候群
腹部膨満感、慢性の腹痛あるいは腹部不快感、便通異常(便秘、下痢、硬い便、軟便)を主体とする症候群のことで、ストレスと関連して発症することが多いものです。
頭痛
頭痛もちで悩まれている方は、たくさんいらっしゃると思います。
身近な症状ですが、中には、吐き気、肩こり、不安感やイライラ感等を伴い、日常生活が制限されたり、仕事の能率が下がったりする方も多々認められます。
摂食障害
読んで字のごとく「たべること」にまつわる困難を主とする病気といえます。 いわゆる拒食症(神経性食思不振症)と、いわゆる過食症(神経性大食症)に大きく分けることができます。
パニック障害
パニック障害は、大きく「不安の病気である」と括ることができます。
ある日突然、息苦しさ、動悸、めまい、手足のしびれ、冷や汗などが起こり、同時に「このまま死んでしまうのではないか」という強烈な不安感に襲われることから始まります。
社会不安障害
いわゆる「あがり性」の極端なかたち、といえるかもしれません。
大勢の人の前で話をしたり、人から注目されるような場面で強い苦痛を感じ、場合によっては動悸や息苦しさ、冷や汗、ふるえなどのパニック発作様の症状を伴います。
うつ状態
仕事や学業への集中力が落ちてしまった、何でも自分が悪いように感じてしまう、などの気持に関する症状もありますが、食欲がなくなってしまった、よく眠れない、だるい、などの身体の症状をともなうこともあります。
身体化障害・心気症
身体の痛み、異常感覚、ふらつき、だるさなどがあるにもかかわらず内科や他の身体科で調べても、大きな病気が見つからない方がいます。
考えられる身体疾患がすべて除外された上で、身体化障害と呼ばれます。